「余命わずかなお父さんがつなげた三姉妹の絆」喪う ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
余命わずかなお父さんがつなげた三姉妹の絆
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大好きなエリザベス・オルセンが出演しているのが鑑賞動機です。
三姉妹による会話劇ですが、
みなさんのセリフ量に圧倒されるとともに、
不満が爆発する姉妹それぞれの思いに共感しました。
地に足がついているというか、すごくリアルなんですよね。
三姉妹ともに、どこにでもいそうなキャラクターなのに好感が持てました。
思いをぶつけ合いながらも、お互いを理解しようと努力する姉妹たちですが、
父の死の間際に、父の霊(?)が発する三姉妹それぞれへの思いを語るシーンが
実に刺さりました。
現実世界では亡くなる直前・直後なので、ファンタジーではあるし、
きっと三姉妹には見えていないし、聞こえてもいないのだけれど、
父の死がきっかけで三姉妹がお互い理解し合える仲になったのは間違いなさそうです。
実に良い作品。
年末のこの時期に観れたのは良かったです。
エリザベス・オルセンのワンダではないキャラクターによる魅力あふれる演技が素敵でした。
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