アトラスのレビュー・感想・評価
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Netflix「アトラス」人類に反乱したAIにデータアナリストとA...
Netflix「アトラス」人類に反乱したAIにデータアナリストとAIロボのコンビが立ち向かうというバディ物語。すべてのものは繋がっている、死は終わりではないとAIの方が仏教的な視点を持っていたりというところは面白かったし、命の定義とはという哲学的な話もでてくるけど、うーん、やっぱりB級。
ロペスとメックのアンバランス
ロペスがセレブ生活の代名詞のような存在であることに加えてアナリストという設定だからとはいえエステから出てきたかVogueのインタビュー直後のようなソバージュでメックを操る姿ははなはだしく不釣り合いだった。
役作りの要点は庶民化や一兵卒化やダメージであると思う。しっかりと汚すことでリアリティがでる。たとえばTo Leslie(2022)のライズボローのように生活環境に落とし込んだ人物像がダイナミズムへつながる。ホラーやSFであればなおさらそうだろう。
しかしジェニファーロペスともなればもはや役とはいえ庶民or兵卒化が難しいからマリー・ミー(2022)のようなセレブのまま演じられるような役が巡ってくるわけである。そういう立ち位置を勘案せずに、製作も主演も自分でこなした結果・・・
アトラス(ロペス)はとうてい星間戦争のプロパーには見えない。軍人役ではないとしてもVFXが縦横するハードSFの主人公には見えない。オール・ユー・ニード・イズ・キルのエミリーブラント──とまでは望まないがキャラクタライズに再考が必要だった。
主人公の立地はAIと人間をつなぐ神経リンクの開発者である母親と、その神経リンクによって結果的にハーラン(シム・リウ)という反乱AIが創り出されてしまったこと、その呵責および子供時代のトラウマ体験である。
ハーランの生け捕りという無謀なミッションで部隊が敗滅し孤軍となるも、その窮状から戦闘の素人にもかかわらずむしろ一騎当千な立ち回りを見せるのはご愛敬だった。
またメックの搭載AIである「スミス」との会話がことごとく白ける。
おそらく本作の勘所のひとつは、戦いなれていないアトラスとAIスミスとのオフビート会話であろうと思われるが、それがめっさ白けまくる。
この会話は、世にある「まじめなAIとふまじめな人間」の会話を踏襲しているばかりでなく、現実世界で有数のセレブであるジェニファーロペスが、いろいろと困ってみせるのが柄になさ過ぎで、山頂から麓まで滑落しまくった。
結局キャラクタライズの再考というよりはぶっちゃけロペスがミスキャストだった。(と思う。)ついでに言うとシム・リウの悪玉も似合っていなかった。
ただし──
アトラスとAIスミスの間に友情が芽生えていく展開はよかった。かえりみて現代社会、人間よりもスマホやPCのほうが好きだと感じてしまうことはないだろうか。
そのような社会背景を風刺しているかどうかはわからないがアトラスとAIスミスの愁嘆場は臭すぎるとはいえちょっとは胸にくる。
いわゆるエナジーバーが角砂糖に爪楊枝を刺したみたいなやつで最期にコーヒー風味のそれを支給したときすこしホロッとした。
ハインラインの月は無慈悲な夜の女王を愛読してきたじぶんはシャットダウンして永遠に目覚めなくなった行政府コンピュータ「マイク」のことを思い出した。
そうはいっても根本的に人間vs機械というテーマに興醒めしてしまうのは否めない。
これはエクスマキナ(2016)とかザクリエイター(2023)とかよくあるSFテーマだが、人間vs機械なんてありえるのだろうか。
スマホやPCが反発して襲ってきますか──という話。
さらにこのテのSFにはつきものの「未来っぽいグラフィカルユーザーインターフェース」がB級ムードを加速させた。マイノリティリポートのごとくグラフィカルなページがぱらぱらと現出するのを手で繰っていくのだがいつもながらほんとにそれ便利なん?と思わざるをえなかった。またコーヒーが飲みたくなる映画だったのも寝る前だったのでやや困った。w
imdb5.6、RottenTomatoes17%と51%。
『死者に平安を』『長寿と繁栄』をじゃないの?
愛の無いAIに魂なんて無い。
「死んだらそこで終わり」
つまり、唯物史観に至る訳たが、宗教を改め、新たなる社会主義者を構築しようと言う示唆的なファンタジーなのか?
ここで登場する悪役のAIは、宗教的には「ノアの方舟」で選民的な生き残りを目指す。それを悪役としていると言う事は、ユダヤ教を否定して、キリスト教的な近現代の経済哲学(?)になり、それに唯物史観が加わると、新たなる社会主義者を構築しようと言っている。早い話が『マルクス哲学』に近い。
それで良いのか?
まぁ、それをこの映画の中で、右往左往するわけだから、新たなる『キャピタリズム』の再生を願っているのだろうなぁ。と感じた。
勿論、こんなク◯社会はやって来ない。
AIの無い愛の社会が望まれる。
イオン爆弾って何?
悪役のAIがなにゆえに東洋系なのだろう。
このスミスと言う乗り物は核燃料で動いているんだね。やばくない。爆弾を『イオン爆弾』にしたんだらから、燃料も『イオンなんとか』にすべきだった。
禁断の惑星のロビー宇宙家族ロビンソンのフライデーそして2001年宇宙の旅のHAL9000 スター・トレックのデータ少佐スター・トレックVOYAGERのセブン・オブ・ナインって歴史かなぁ。
僕も『◯ソ甘いコーヒーは嫌いだ』
ベタなSF映画を見たい人はぜひ!
面白かった。
ビジュアルは凄い
スミス最高じゃん!
アトラスとスミスのコミカルな
かけあいが楽しい!
しかし、あれだけの衝撃はコックピットの
中の人は死んでしまうだろうと
まあ、映画ですからね。
タイタンフォールばりの熱い戦いでした。
続編あるかな?
脅威か平穏か
AIが進化した昨今。人類とAIを描いた作品は昨年だけでも『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ザ・クリエイター/創造者』など。
何も今に始まった事ではなく、それこそ『2001年宇宙の旅』の頃から。
半世紀以上を経ても未だ、人類とAIは共生の道を探り続けている。
本作でもまた。
AIが人間社会に浸透した近未来。
一体のAI“ハーラン”が人類に反旗を翻す。多くの人類が犠牲になり、ハーランは仲間のAIと共に地球外へ。
28年後。仲間のAIを捕え、ハーランが潜伏する惑星を突き止める。
ハーランに因縁を持つデータアナリストのアトラスはハーランを捕える任務に参加するが…。
AIらの迎撃によって部隊は壊滅。
窮地を逃れたアトラスはAI搭載ロボット“スミス”を頼るしかなかったが…、アトラスは人もAIも信用していなかった。
図らずもスミスと行動を共にする事になったアトラスに、ハーランの罠が迫る…。
大抵こういう作品の場合、敵の反逆には何か真意あり。
が、ハーランの反逆に何か一捻りあるのかと思ったら、特に無く。
唯一の捻りは、アトラスとハーランの過去の因縁。結局、AIを暴走させるのは…。
“AIテロリスト”の呼び名が新しい。もし将来、AIが進化して犯罪を犯すようになったら、本当にそんな通称もあるかもしれない。
AIキャラが印象残す。ハーラン役のシム・リウがクールに演じるが、本作の立役者はスミスだろう。新たな名AI誕生。
一方の人間キャラは…。ジェニファー・ロペスはギャーギャー喚き、スミスに怒鳴り散らすだけ。こりゃまたラジー賞ノミネートだね…。
人もAIも信用していなかったアトラスがスミスとの交流や共闘を通じて…。お約束ながら一定のドラマ要素はあり。
『カリフォルニア・ダウン』『ランペイジ 巨獣大乱闘』でVFXエンタメの手腕を発揮したブラッド・ペイトンが迫力のバトルを活写。
近未来、他惑星、ロボット、AI…。特筆すべき斬新さはなく、B級でもあるが、SF好きには堪らない要素たっぷり。
本作でも提示する人類とAI。
“クソッ!”な脅威となるか、平穏で信頼築ける関係(=バディ)となれるか。
悪役のシム・リウが「どう演じればいいのか?」と悩んでるように見える
特に期待せず、ネットフリックス新作ということで見てみた。
「AI」という今どきのテーマを盛り込みつつ、「スカイネットじゃん!
」とかツッコミを入れつつも、SFとして楽しめる作品。
ただ、悪役のシム・リウが苦しいというか、無理してる、というか「どう演じればいいのか悩んでる」ように見えた。それがもどかしいな。
彼は「シャン・チー」と「バービー」の明るいキャラのイメージが強いので、それを正反対の役に挑戦する意図もあっての出演だと思うが、正直成功してるとは思えない。
まあ、別の役者が演じていても、難役だったと思う。
(2001年宇宙の旅の)「HAL」(ターミネーターの)「スカイネット」だからね。
だが、また若いのでいろんな役に挑戦するのは良いこと。
主役が頭良いのか悪いのか、、、、、
最近流行りのAIをテーマにしてるのはおもろかった。
エキセントリックな主人公に感情移入できなかった。
あんたアホなのか?というシチュエーションが多く、まぁ色々あるんだろうけど最後にそれをネタバラシされてもなー、、、、、、
あと敵役がもろ中国人でなんか笑ったw
主人公とAIロボットとの友情
反乱するAIを倒す!
続く?続きそう…これは続くな!
ワーワー騒ぐ人間と冷静なAIロボット
よくできている
ユーモアがだいじ
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