ヒットマンのレビュー・感想・評価
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グレン・パウエルの七変化だけじゃない
同じ日に「スオミの話をしよう」を観たから、今日は七変化映画をはしごしたことになる。本作はグレン・パウエルの七変化映画。でも、印象はだいぶ異なる。こっちの方はちゃんとした話だったから。
おとり捜査のために殺し屋の役をしていた男が、夫の殺人を依頼してきた女性に恋してしまうという本作。とにかくグレン・パウエルとアドリア・アルホナがとても魅力的。グレン・パウエルは今年だけでも3作目。いろんなタイプの映画に出演するようになった。若干大物感すら漂っている。アドリア・アルホナは中村アンっぽくて日本でも人気が出そうな感じ。その2人がお互いの本当の姿に不安を感じながら互いに恋していく姿が、スリリングだけどとても微笑ましい。それでいて少し緊迫感のあるシーンもあったりして、クライムサスペンスとしてもラブコメとしても楽しむことができた。
殺人を依頼してきた人間を逮捕するためのおとり捜査があることにも驚きだが、そのために殺し屋になりきる捜査官がいたことも驚く。しかもそれがいわゆる警察官でなく大学で教鞭をとっていた教員が担当していたことにも。さらにはおとり捜査をしていたから当然なんだろうけど裁判での証言もしなきゃいけないなんて大変だ。相当にスリリングな人生。たしかに映画にしたくなる。とても面白かった。
グレン・パウエル七変化
最初は、冴えない文系オヤジだったのに…
殺し屋というミステリアスでワイルドなキャラを演じるうちに、素の自分も作ったキャラに寄っていく。
相手の望む殺し屋像を作り上げ、公私共にキャラ変していく過程を楽しむのがこの作品の見どころですね!
…しかも、脱いだら凄いんです!(笑)
実話ベースのお話が、見事なクライムコメディ?に仕上がってました。
アメリカの映画館なら大ウケしながら観るんだろうな
大学で心理学と哲学を教える一方、地元警察に技術スタッフとして協力していたゲイリーは、ピンチヒッターとして殺人依頼犯のおとり捜査官となる。
普段目立たず個性のないゲイリーだが、持ち前の観察眼と心理学を生かしてあらゆる殺し屋に成りすまし役に没頭していく。
しかしあるきっかけから、おとり捜査官の自分と殺し屋ロン役を共生しながら生きていく事に…。
これ、アメリカなら大ウケしながら観るんだろうな。
日本人の私には、よくできた映画って感じ。
終わり良ければ全て良し。
グレン•パウエルは最高!
題材のキャッチーさからラブコメ好きとしては『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』のような軽妙なテンポ感や会話劇を期待していたんだけどややもったりしていた……
個人的なワガママだけど、もっと観客を信じて置いて行ってしまうようなスピード感と、結末に至るカタルシスが欲しかった。
最後良い話風に終わってますけど二人も死んでるんですけど!!
あと最初に飼っていた猫は!?猫は最後どこにいましたか……??
なりたい自分を見つける事
哲学と心理学を教えている大学教授が、思わぬ事からバイトで勤めていた警察の情報収集・整理要員としての役目から囮捜査員として本格的に協力する事になり、新たな業務の中で自分探しを深めていく話。
ストーリー内容としては、仮にシリアスな映画に纏めたとしても、平凡な男が危険な女と知り合い徐々に落ちていくサスペンス映画にもなるが、今回はサスペンス・ベースの明るいラブコメに仕上げている(でも本当はとても怖い話)。
この手の作品は脚本がしっかりして無いと上手く纏まらないが、非常に良く出来ている。ただコメディ調でも光と影をもう少し表した方が作品に深みが出たように思う。
今回、ニューオーリンズにアラン・トゥーサン通りが有るのは初めて知ったが、
If I don't do it, you know somebody else will (俺がやらなかったら、わかってんだろ? 他の誰かがやっちまうと)
And it's such a night,(で、その日はそんな夜…)
ラスト・テロップのドクター・ジョンの選曲も流石でセンスが良い。ブラック・ユーモアたっぷりの映画。
嘘も貫き通せば真実となる
まずグレン・パウエルの演技力は凄い!
これからどんどん売れていくのだろう。
内容だが人生、波瀾万丈、何かをきっかけに一転することはある。それにどう冷静になり対処するか。これが大事だと思い知らされた。
この作品が決して正解ではない事はわかるがその説得力は感じられた。
愛の力は偉大である。
All pie is good pie.
主役のグレン・パウエルが製作と脚本にも名を列ねているだけあって、グレン・パウエルの魅力いっぱいな作品。
冴えない大学教授からイケてる殺し屋まで、なんでも似合っちゃう。いい俳優さんですね。
殺しの依頼人があんなに美人だったら恋に落ちちゃうよな。
ラストは実話じゃないんだろうけど、あんな終わり方でよかったのかな。
「スオミの話をしよう」に続けて観たので、相手のなってほしい人になる、なりたい自分になるってのがよくわかった。
タイトルなし
話は早いし、自己変革と囮捜査バイトがあいまる手管もそれなりにスマートなんだけど、セクシー人格とセクシー元主婦のセクシー絡みがトゥーマッチすぎて疲れた。殺人を肯定する諧謔的な強みも欠けていたような。
おー、やっとレビュー書ける!
もうすぐ「ツイスター」という主演作が公開予定のグレン・パウエル…。売れっ子過ぎやしませんか?www
ダウンタウンの大きな劇場で公開してすぐに観ましたが、北米ランキングにも入らないコケっぷり。えー、結構面白かったですけど?
ただ、「ヒットマン」というタイトルの割に、実はほとんど誰も死んでないので、激しいアクション映画を期待すると肩透かしを喰らいます。
その意外さが良かったんですよね、私には。流れがパターン化すると思いきや、ラストの大どんでん返し!
さすが「6ボク」を作ったリンクレーター監督、ストーリーがなかなか新しい感じで、ちょっとエロい展開があるけどデートムービーとしても、可愛いエンディングでしたーw。
…なかなか興味深い内容でしょ?w あー、つまんないと思う人もいるのかな?少なくとも、「恋するプリ…なんちゃら」よりは面白かったです!
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