「楽しく見られる作品ではあろうが、字幕がやや難解か」ヒットマン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しく見られる作品ではあろうが、字幕がやや難解か
今年353本目(合計1,445本目/今月(2024年10月度)4本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 時間調整のために「シティハンター」を見てからになりますが、アニメ系作品(派生も含む)は憲法論が絡まない限りレビュー対象外です。
さて、こちらの作品です。
最近、いわゆる「*し屋」を扱う映画が増えてきましたが、まぁ全体的にそうであるわけではなく、「ベイビーわるきゅーれ3」や今日(10/4)からの「~ドキュメンタリー」等、一時的に「あたかも多く見える」というのに過ぎないのでしょう。
本映画もそれを扱った映画ですが、シリアスなアクションものというより笑いを誘うコメディものの扱いで、そこは同じ「*し屋」を扱う映画の中でもよい具合に「すみわけ」ができている点は良かったです。同じ理由でそうした「ちょっとどうか」と思う職業を描きつつもその表現の幅も色々で、この手の映画でありがちな「表現が残酷すぎる」という点についても本映画はコメディ系(お笑い系)に偏っているので見やすいのが良かったところです。
ただ、それでも全くないわけではないわゆる「マシンガン等のシーン」も数は少ないとはいえありますので、耐性がない方(いわゆるちかちかシーン)は後方推奨といったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.4/「アズイフ構文」が何を指すか理解しがたい)
これはそのまま出てくるのですが、より分かりやすく書くと「as if構文」です。as if には「あたかも~であるように」の意味が主にあり、「この意味では」その後には仮定法現在(接続法)が来ます。
一方で相手の表情や話し方などから「~(状況から)~のように見える」の意味では直説法が来ることもあります。例えば、
>> You talk as if you're angry (怒っているような話し方だね)
…の場合には as if 以下は直説法です(ここが接続法なら as if you << be >> になる)。
映画でいう「as if構文」はこのことを指している(ネイティブでも誤用が多く、正しく使えるかどうかが「教養のある話し方」「書き方」ができるかのバロメーターとして使われることも多い)のですが、このことは一定の英文法の知識があればわかりますが、当然映画内ではこの単語がいきなり出てくるだけで英文法の話にも一切飛ばないので、そこがちょっと好き嫌い分かれるかなといったところです(多くの方には多分理解が難しい。ただ、一度出てくるだけでこのことはトリックになっていないし、これがわからないと理解ができないという趣旨の映画でもないので、減点幅はある程度多くは見ても調整済み)。
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