「奇妙奇天烈」キラー・ナマケモノ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
奇妙奇天烈
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脚本のブラッドリー・ファウラーが思いつく限りの最も馬鹿げたホラーを作りたいとひねり出したのが殺人ナマケモノ。
冒頭、パナマのジャングルで木にぶら下がったナマケモノをワニがパクリ、てっきり食べられたと思ったら死んだのはワニの方、腹には爪痕が・・、と主人公が只者ではないことを紹介して始まりました。
そのナマケモノが密漁され女子大の寮のマスコットになることから、猟奇事件が勃発、サイドストーリーは女子大の社交クラブの会長の座を巡る内輪もめ、余りにもふざけ過ぎたと思ったのか、ペット動画でフォロワー数を増やそうとするSNSの傾向や密漁の批判、動物は自然の中で暮らすべきと真面目なテーマっぽいことも言っていました。
たしか森泉さんも飼っていましたね、日本では80万円くらいだそうですがアマゾンでは13ドルくらいで取引されているそうです。
確かに長い爪は危険に見えるが、ホラー映画の主役になるほど怖くはないし、見た目が可愛らしいから無理っぽい、映画では刺されても撃たれても死なないし、パソコンを使ったり車まで運転するから、姿はナマケモノでも中身は宇宙から来たプレデーターかもしれませんね。真相不明、奇妙奇天烈と言われたくて作られたような映画でした。
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