「どういった感想を書くのが難しいけれども…。」こころのふた 雪ふるまちで yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
どういった感想を書くのが難しいけれども…。
今年235本目(合計1,327本目/今月(2024年6月度)35本目)。
(前の作品 「スリープ」→この作品「こころのふた 雪ふるまちで」→次の作品「こWALK UP」)
北陸、それも新潟県を舞台に高校生がその進路を考え、地元に残るか進学するか就職するか、あるいは大学などで都会に出るか…ということを描いた映画です。
それ自体としては理解ができるし、中には「別の悩み」を抱えている子もいますが(ネタバレ防止)、話題があまり展開せずずっと新潟市内(燕三条?)でだけで進むのがどうかなぁ…といったところです。
本来的には当人がどのような進路を取ろうと、それは学問の自由や職業選択の自由、あるいは居住移転の自由として憲法として保障されているのであり、展開の誘導として「何がなんでも新潟に住むことがハッピー」というような描き方は(実際に住まわれている方は不快かもしれませんが)、それでいいのか…といったところです。
ただ、この映画は初監督やそれに準じる方の作品集という扱いで、限られた映画館で放映回数も少なく流れているものである程度のそうした論点があることは指摘してもそれをどうこういうのもどうか…ということで採点上考慮してフルスコアにしています。
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