「泣きました」余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 ゆゆひめさんの映画レビュー(感想・評価)
泣きました
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自分が持病持ちというのもあってこういう余命系の話は好きじゃなくて見ないんだけど、闘病シーンはほぼなくて心が重くならずに見られた。春奈が秋人の余命のこと知らないまま逝ってしまったのか…ちょっと気付いてる風だったよね、と思いながら観てたらしっかり気付いててそれでも秋人の優しさに応えようと気付かないフリしてたんだね。分かっていて海岸で秋人が病気のこと言おうとした時に「今は幸せな話しか聞きたくないから」って普通の関係でいようとしたの切ないなあ。最後に残した文章ですら自分たちは「親友」だと。言えない気持ちをもしこの文を見つけてくれた時には、とその時でさえ言葉にせずにガーベラの花言葉にこめた春奈のことを考えると切なすぎた。
お互いに言葉を告げるための時間があれば、花火も2人で笑って見れたなら、と涙が止まらなかった。
永瀬廉くんも出口夏希ちゃんも普段元気なのに言葉を胸に秘めた表情が秀逸でした。映像が終始美しかった。
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