「ビジネスとファミリー」アメリカン・フィクション 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
ビジネスとファミリー
黒人作家のビジネスサイドと彼の家族を描くファミリーサイドが交互に展開します。
ビジネスサイドは作家たちも編集人も映画関係者もみんな自分が一番イケていると思い込んでいて周囲の人をニコニコしながらバカにしているトーンで軽妙に演出されています。
一方ファミリーサイドは結構まともにゲイや介護問題の「少しだけ」もめるサマが深刻ぶらずに描かれます。
要するにコメディとして軽くスラスラと話は進むワケですが、セリフには関係者でなくてもドキッとさせられる毒が含まれて、さすがオスカー脚本賞だけのことはあります。
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