「環境、時代が違うと常識も変わるという普遍性を冷酷に描いた傑作」デビルズ・バス minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
環境、時代が違うと常識も変わるという普遍性を冷酷に描いた傑作
B級ホラーにみえるタイトル、キャッチコピー、ポスタービジュアル、予告動画に騙されないで!
こういう映画が観たかった!
圧倒的な絶望感しかないラスト。
絶望の末に、わかりやすく牛の生皮を着せられるという畜生道に落ちる主人公に対し、観客を神の視点におき、赦せるか?と突きつける。
鑑賞後、どこかのブログに監督、脚本のヴェロニカ・フランツが今村昌平監督が好きって書いてて納得した。「楢山節考」も日本の村の因習の話。
時代が違うと常識も変わるという普遍性。そしてそのことがもたらす残酷さ。誰かが狂ってるとかじゃない。現代に通じる人間の危うさがそこにある。
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映画LOVEさんのコメント
2025年10月9日
今晩は^ ^ 宜しくお願いします。
レビューにイイネ有難う御座います☆
重い映画でしたが小さな村で逃げ場がない苦しさ等、仰る通り今の社会でもありますねorz

