「悪魔のお風呂じゃなかった」デビルズ・バス みきさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔のお風呂じゃなかった
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18世紀半ば、小さな村の陰鬱とした物語は
実話に基づくと言うのだから恐ろしい。
あらすじにあるような場面あったかなぁ。と
鑑賞後頭を悩ませた。
義母の執拗なイジメがあったわけではないし
村民から虐げられてた訳でもない。
夫も勃起不全だが決して意地悪でもないし
妻の味方もしてくれる。
ただ、夫が抱いてくれない=子供ができない=義母からの嫌味が増える。
それで心を病んでしまったのか。
そもそもアグネスは「死」を美しいものと
捉えていたようにも思える。
告解することで、罪は許され天国に行ける
だから赤ん坊を滝に落とした女の指も清いもの?
ラストの祭りも告解した後だから
神に仕えたものの血として有難がっていたのかな。
よくわからんけど、そんな解釈をしてみた。
鬱ってこの頃は「悪魔憑き」とされたのだから
魔女狩りの犠牲者になった多くの人たちは
鬱だったかもしれないな。とも思った。
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