「邦題に思い込みで勘違いしてはいけない。」デビルズ・バス t2lawさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題に思い込みで勘違いしてはいけない。
18世紀を舞台のコスチュームもの。グロテスク、メンタル崩壊、宗教的狂乱、閉鎖的因習、捕らわれる村。キーワードだけでキワモノっぽいが、時々『薔薇の名前』のような傑作が出現するジャンルでもある。
本作は史劇で鬱病を描く珍作。とっても真面目に地味に淡々と、新妻が鬱を拗らせ、遂には『自殺』は教会が許してくれないので、殺人を犯して死刑になる事を企図するに至るお話。邦題では『浴室スプラッタホラー』なイメージとなるが、死を望むほどの鬱状態を『悪魔の浴槽』と欧米では呼ぶそうだ。邦題のミスリードを期待してるのか?絶叫ホラーと勘違いして来る客いるかも。
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