劇場公開日 2024年8月23日

箱男のレビュー・感想・評価

全117件中、61~80件目を表示

3.0安部公房は『砂の女』『方舟さくら丸』が好きで、『箱男』は昔一度読ん...

2024年8月29日
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安部公房は『砂の女』『方舟さくら丸』が好きで、『箱男』は昔一度読んだきりで詳細までは覚えていないが、う〜ん見ておこうかなと最寄りでも40km離れた劇場(シネコン)まで出掛けた 滑り出しこそモノクロだったが、流石に原作の時代設定のままではなかった 登場人物も結構割愛された(一部では追加されていたようだ) 贋医者が病院を出てからの最終30分程が、どうもしっくり来ない 葉子と“わたし“と贋医者の残像などが、安部公房のイメージからもかけ離れた、入り組み合いが続いて、新鮮味のないクロージングに至る 5度程強調された「意識すると箱男になる」のディテールを、説得力豊かに、上手に掘っていって欲しかった 外部を観察し、丹念にノートを綴り、更なる克明な箱の内部描写が有効だったのでは? 段ボールの仕様も何故画一化されてしまったのか----“天地無用”のエフの貼り方まで合わせ込んでいたようだが、なぜ? 劇伴というか安直な効果音的音響が耳障りで安物ホラー風にありきたりな感じで、これなら無音の方が余程良かったのに 葉子役の白本彩奈さんは、なかなか堂に入った演技で、またお目に掛かれそう

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守井 象

2.0不発のアートシネマ。

2024年8月29日
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美術(箱の中)と照明は秀逸だったと思うけど、カメラがいちいち隔靴掻痒感あり。演技も日本のテレビドラマみたいなリアリティを欠いたセリフ読みが大半で、この監督たいして俳優に踏み込んでないよね? 80年代くらいまでの日本映画の黄金期を、なつかしく年寄りが反復してるような映画。それを頑張って今風にアップデートしてやるぜという心意気は買うけどさ、ただ空回りしている。 なんか朝日新聞の映画レビューで北小路なんとかさんがしょっちゅう書いてるような浅い感想文をそのまま映像にしたようにしか見えないんだよね。とくにエンディング。あのレビュアーならこういう映画をこう言うだろうなあと思いながら見ていたら、それがそのままセリフに出てきて思わず失笑。要するに原作に対する監督の理解が、その程度だったってことですな。

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milou

4.0たぶん、何も考えないで観た方が楽しい

2024年8月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

難しい

初日、敢えて「箱男と視界を共有しよう」という謎の使命感に駆られ、最前列で鑑賞。 視界、狭かった…… 内容は、たぶん何回観たとしても理解不能。 だけど大御所の役者さん3人の迫力が凄い。 白本さんの瑞瑞しい存在感とのコントラストも最高でした。 「最初から最後まで理解不能だけど、サイコー」というのが鑑賞後の個人的な感想。

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ken

4.0箱男

2024年8月27日
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知的

あまりに酷い評論?などが見られるので、観てきた私の印象を書きます。 基本的に安部公房が好きではない人には わかりにくいのは仕方がないと思います。私はよくぞ映像にしたものよ!と感心いたしました。自身の内面を見つめ思考する作品を映画にしたものなので、常に外を向いている人にはわかりにくいだけの作品なのかもしれません。女優さんの「本心がどこにあるのか知ってます?」というセリフをきっかけに考えながら鑑賞していくと少しはわかりやすくなるかもしれません。曝け出して見られることに慣れている人、一方的に見ているつもりの人の対比をしつつ考えるのも良いと思います。監督の才能に感服いたしました。

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マイク

3.0箱男になりたいという気持ちが、今一つ理解できない

2024年8月27日
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支離滅裂な物語だが、これは、箱男がノートに書き留めた「妄想」という解釈でいいのだろうか? ただ、写真家が箱男になった経緯や、謎の女性の経歴や、ニセ医者と軍医の関係性などは分かりやすく描かれているし、箱男のモノローグや画面に映し出される文字などで、その心象等も逐一説明されるので、それほど「難解」という印象は受けなかった。 箱男の動きは予想外に機敏だし、箱男同士のバトルアクションも、わざわざ箱を被って戦うところがバカバカしくて、人を食ったような面白さがある。 その一方で、肝心要の箱男が、それほど魅力的には感じられず、箱男に執着し、本物の箱男になろうとする男たちの話に、今一つ入り込むことができなかったのも事実である。 確かに、存在を消し、完全に匿名で、外の世界を覗き見るだけの存在というのは、一つの理想なのかもしれないが、箱を被って動き回っていたら、かえって目立ってしまうだろうし、何よりも狭いし、暗いし、暑苦しいし、そうした環境が苦手な者にとっては、苦行でしかないだろう。 それよりも、どうせ令和の時代に制作したのであれば、時代設定も現代に移し替えて、映画を見ている観客ではなく、匿名のSNS利用者の無責任さを糾弾するようなエンディングにしてもよかったのではないかと思えるのである。

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tomato

3.0観終わった後からジワジワ来る▪▪

2024年8月27日
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怖い

知的

完全な匿名性を獲得して、箱をかぶって街角に佇む欲望は私にもあることは否定できない▪▪。でも、箱の中で「書くこと」が止められないのは作者独自の発想なのでしょうか▪▪。 映像は吉田喜重+70年代ポルノみたい。またストーリーも一応ある。でも、それよりも▪▪。 匿名性を獲得したはずの男が自由になるのではなく、書くこと=発信を止められないのは極めて現代的、エンディングの映像や最後の一言で納得出来るところです。このわかりやすさが唯一この映画を「娯楽」にしている。 あと、偽医者が放った殺し屋が箱男を攻撃する場面は、郊外のコンビナートで、「狂い咲きサンダーロード」みたいでしたね!

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笠部翔

0.5理解不能

2024年8月27日
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すみません。 わたしには全く理解できません。 クソつまんないです。 日本の映画の未来が不安です。

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ピピ

3.5私は好きですが、レビューはちょっと逃げ腰です。

2024年8月27日
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サービスデイのTOHOシネマズシャンテ、不安定な天気ですが平日午前中のわりには客入りも多めです。ただ、詳しくは見ていませんが評価は割れているようですね。解る気はしますが、私は結構楽しめました。ちなみに私、石井監督の作品は『逆噴射家族』『蜜のあわれ』しか観られていなかったので、直前に『高校大パニック』他、観られるもの6作品を配信で観てからの鑑賞です。なお、安部公房作品は未読。原作映画も本作が初めてになります。 さて、いきなり関係ないところから入りますが、私、映画『インターステラー』に登場するロボット「TARS(ターズ)」と「CASE(ケイス)」が大好きなのですが、本作のトレーラーで「箱男」観たときの印象はまず「可愛いw」。フォルムがこれ以上なく武骨で、ただ動いているだけでも微笑ましいのに、案外機敏で果敢に格闘する様子で本編で観るのを楽しみにしておりました。そして、本日実際観て気づいたのは、走ったり戦ったりしている最中の「オジサンの息遣い」や「悪態つく」様子。(私好みの)見た目とのギャップで更に萌えますw 本作、何といっても豪華な俳優たちが皆さん素晴らしい。メインキャストの男性3名は端的に言って三人三様に狂っています。ただ、それは究極までいった最終形だからこそ特殊に見えますが、本を正せば(主に男性の)誰しもが内包する狂気とも感じ、話が進むにつれてそれぞれのキャラクターに一層の興味が湧きます。原作も是非読んでみたい。 まずは“わたし”(永瀬)。自分なりの理論をあたかも哲学のようにして捏ねくり回して拗らせるキャラであり、その存在感はまさに「ミスター箱男」。物語を難解にする根源でありつつも、常にバランスを取ろうとするところなどは案外一番「まとも」かもしれません。そしてまた、疑問や迷いを「書く」ことで昇華させるところなどは作家的で、原作者・安部公房に通じるものがあるのかもと思えます。更に、役名が“わたし”である意味についても観終わって感慨深く感じます。永瀬さんの一見ミステリアスと思わせ、実はピュアな感じが“わたし”というキャラクターに違和感どころか共感?と思わせてくれる説得力を感じます。 次に“軍医”(佐藤)。シーンはけして多くないのに、常に印象に残って気にならざるを得ないキャラクター。勿論、登場からすでに怪しいのですが、観ていて判る「小出しに狂っている感じを出す」ことでより一層ヤバい奴に見えて、言わずもがな流石の浩市さん。歳を取られて癖のある役が増えてきましたが、連太郎さんにも引けを取らず欠かせない役者さんです。素晴らしい。 そして“ニセ医者”(浅野)、私が一番お気に入りのキャラクター。特に中盤はほぼ独壇場で、ずっと笑わせてくれます。「似非」にも拘らず本人は至って真面目且つゆるぎない正義感で、箱男に立ち向い物語を展開させます。浅野さんは北野監督の『首』でも黒田官兵衛を可笑しく演じていたのが記憶に新しいですが、ハリウッドでも活躍する知名度で、海外でも評価される邦画の普及に欠かせない役者さん。本作も是非、ベルリンだけでなく他の映画祭や映画賞でもフックアップされてほしい。 さらに、この3名の男に絡んでキーとなる役“葉子(aka葉ちゃんw)”(白本)が秀逸。私、白本彩奈さんを本作で初めて存じ上げたのですが、何といっても表情が良いですね。低温な雰囲気で男を翻弄しつつ、情けなかったり奇怪だったりする彼らを、憐れんでも決して蔑まない。まさに「親父殺しの鏡」として大きく機能しています。早速、映画.comでCheck-inし、今後の活躍に期待したいと思います。 と言うことで、作品の内容について触れず役者評価に終始しました。荒れ気味の評価もあって正直ちょっと逃げてますが、作品に好き嫌いは避けられないことですし、特に本作は結構特殊な映画です。その点を踏まえ、鑑賞するかは自己責任でどうぞ。とは言え、やはり観るなら映画館ですかね。全般、暗いシーンが多いためTVでは所々見にくいのではないかと思います。参考まで。

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TWDera

2.0やっぱりダメだった

2024年8月27日
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知的

久しぶりのハシゴ鑑賞 (箱男→恋を知らない僕たちは) こんな展開だろうなと思って観たが全くハマりませんでした。美しい裸体だけが網膜に焼きつく作品。 ハシゴの2作目に期待です。 98

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タイガー力石

3.0良くわからないけど

2024年8月27日
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永瀬さんと浅野さんがそっくりで! ラストの音楽が良かったです!!

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Billy

1.5ずっと何言ってるのかわからない

2024年8月26日
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2024年劇場鑑賞215本目。 内容もキャストも知らずに観に行ったのでサイコパス殺人鬼が殺しまくるホラーかと思ってみていたら最初からもう何言ってるか何やってるか分からない状態。なんか高尚そうなこと言って女性の太もも覗き見てるだけじゃねぇか! 永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市の豪華キャストですが、永瀬正敏出てる映画って大抵わけ分からないんだよなぁ・・・。 ただエロシーンだけはめちゃくちゃエロいのでうとうとしてたら美女の全裸で目が覚めるみたいな感じの映画でした。 最後のシーンでまさか最後のセリフこれじゃねえだろな、と思っていた通りのセリフだったのでうっわと思って終わりました。

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ガゾーサ

2.0デキの悪い戦隊ものを見たような…

2024年8月26日
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単純

難しい

たぶん、そうだろう。期待値はハナから低かった。見終わって、「やっぱり」の感である。 安部公房の小説は、代表作であり、世界文学と目される「砂の女」をはじめ何冊か読んでいる。40年以上前、高校~大学生のころだ。 本作の原作も…たぶん読んだはず。だが、内容は覚えていない。 したがって、この映画が原作小説とどこが同じでどこが違うのか、まったくわからない。 僕の中では、「箱男」がおり、…それが徘徊する、街の中を―というイメージだけだ。 それについて、理解する必要はなく、箱男を除いた世間の人間は、無視しておけばよい話なのだ。 この映画も、わざわざ見に行くほどのものではない。無視しておけ。 箱男VS箱男のバトルが何シーンかある。 それが、本レビューのタイトルに書いたとおりなのである。 「スーパー戦隊シリーズ」の東映のスタッフが入っているのか? 原作そのものが、物語的なものを拒否している(らしい)のだし、映画もそうであったほうがよかったんじゃないか。 箱男である段ボール箱にも工夫がない。 どれも一緒じゃないか。 多様性の時代だ。男が女が、老人が子供が、LGBTが一律に同じ形、大きさの段ボール「箱」に入っていなくてよいのだ。 「箱」をすべて同じ外見(最終盤に出てくる)にした段階で、この監督の限界がはっきりしているのだ。 東京都心のミニシアター風シネコンで日曜午後に鑑賞。7-8割の入りだったろうか。観客の空気からは共感も感動もなかった印象。

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町谷東光

2.5安部公房の作品を映画に…

2024年8月26日
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怖い

難しい

複雑怪奇 難攻不落?な安部公房の作品を映画化 意外にも観客が多かったが、高齢者ばかり… 一抹の不安を抱えながら拝見 やっぱり難解 箱=自分の世界(価値観や他人に理解されない物事)といったことは解るのだが… やはり賢い人間の頭の中は… よほどの安部公房好きにはオススメ

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ろくさん

0.5酷い

2024年8月26日
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難しい

話にならない よいところが皆無 こんなものをよくメジャーで配給するな 呆れるよ

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HAL1953

3.0意外にかわいい箱男

2024年8月26日
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安部公房の不条理な原作を石井岳龍監督がパワフルに映画化。 閉鎖的で、変態的で、文学的で、エヴァ的で、観た事ないアクションシーンも有りで、そして、現代のSNSにも通じるテーマで、訳分からない感覚もあるし、人は選ぶと思うけど、何だか面白い。そして、ちょっと長い😅 ヒロインが「アマゾンズseason2」のイユと知りビックリ!あの頃から存在感ある娘やったけど、キレイな女性になったなぁ。 #箱男

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naichin

4.5タイトルなし

2024年8月26日
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安部公房はあまり興味がなく読んでないが、独特の世界であることはわかるし、27年前より、ある意味、世界が作品に近づいている。エンドロールの様々なケータイ音。ラストシーンは素晴らしい。ジェンダーの描き方他には古さもある。27年前の永瀬で見たかった。きっともっと敏捷だし、浅野ももっと不気味だし、佐藤ももっとセクシーだったろう。 箱の美術は素晴らしい。 葉子役も良かった。

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えみり

0.5What is this!

2024年8月26日
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27年前の企画を掘り返して、これですか!私には、正直「なんじゃこりゃ!」です。 レビュー採点をつけるために120分間耐えに耐えましたが、苦痛でした!

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aki007

4.0誰かがそう書いてるだけかも

2024年8月26日
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あの箱が象徴しているものは、価値観とか偏見とか物差とかパラダイムとか色々に解釈できると思うが、他評者数人がご指摘のようにSNS上の匿名性に安住して垂れ流される独善性,という見方が現代社会にハマるだろう。そういう意味では一旦頓挫して今まで寝かせていたのは「正解」かも。 後半,ノートの記述と現実との区別が曖昧になるあたり,物語の記述法が「誰それがこう言った」みたいな客観的・俯瞰的な観察者目線なのか,登場人物の「わたし」目線なのか,という小説作法談義っぽくなるところが個人的には面白かった。 落ち着きのない浅野忠信はなかなか新鮮だったし,白本彩奈の劇エロまではいかない寸止め感も品があってよかった。 残念ながら万人にお薦めはし難いが訳のわからなさに翻弄されてみるのも一興。

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ひろちゃんのカレシ

2.020年後に蠍座で回顧してみろ!

2024年8月26日
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安部公房原作。かつての『日劇文化』の跡のシャンテシネマ劇場なので、まあ間違ってはないだろうが、70年代以降のATG作品のような雰囲気。蔵原惟繕や松本俊夫や吉田喜重の難解トリオみたいに、作家性が強すぎて、観客おいてけ堀の『芸術的なのをありがたがれ』というレトロ感。そんな前時代のデジャヴと目眩を覚える作品だった。早い話が、独りよがりでワケのわからないモノ。かつては、安部公房は勅使河原宏の監督作品というイメージだったが、当時から前衛を拗らせていた印象。まったくもって、頭上に?マークを光らせて新宿文化劇場を退出した無数の観客たちの連帯、あの頃へフラッシュバック。何年か前にルイ・マルの「死刑台のエレベーター」を日本でリメイクして、ヤラカシちまったどん底駄作があったが、同じようなイメージだな。

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t2law

3.0顔面判別能力の欠如が災いして……

2024年8月26日
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難解でした。 箱に入っちゃうと永瀬正敏と浅野忠信が見分けられないあたしの脳のバグ…… だから途中から箱と箱が戦う謎映画として楽しむ方向に切換えました、とさwww

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らまんば