このハンバーガー、ピクルス忘れてる。のレビュー・感想・評価
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屁理屈も恋バナもエンターテイメントです
木村聡志さんの作品、好きなんだろうなぁ、僕。 そして大好きな女優さん、石川瑠華さん出演。 最強でしょ?本作。 作品中で繰り広げられる会話が楽しすぎです。 会話劇は見事な脚本ありきではありますが、 実力がある演者さんあればこそ。 その点考えても十分な本作です。 本作ではいくつかの男女関係が描かれますが 時間の見せ方を工夫してるんですよね。 カップルエピソードの時間の縦の関係が生む 多角的な見え方がより話や人物に深みや豊かさ を生んでる気がします。 ん?この子は恋愛偏差値あがったのか? 変わってないのか???なんて思いながら。 時間を同じくして多角的に見せたのが 「違う惑星の変な恋人」なのかなぁ?なんて。 「違う惑星~」を観たときも思いましたが、 犬も食わないようなどうでもいい他人の 他愛もない恋バナを微笑ましくも滑稽な 物語に昇華させるって・・・監督の手腕、 すごいなぁって思います。 あ、ベンジーさん出てきてうれしかったなぁ。 なんか、知人が出てきた感覚w 「この人、変わってないなぁ~」ってww
安定のベンジーさん
「違う惑星の変な恋人」が面白かったので鑑賞 おもしろかったのですが、 ちょっと先輩の会話がたとえが多くて ウザイというかクドイというか・・・ 最初の告白から、映画館のシーンになったときの展開がびっくりで ちょっとついていけませんでした 中島歩のダメ男役はやっぱり最高です。 木村聡志監督の次回作もぜひ見たいですね。
いやまさか、
ピクルス外付けなの?それが袋に入ってなかったってことか、まじかーやられた、てっきり輪切りになったやつが挟んでなかったのかと思った、いやあ騙されたー。ベンジーものもっと見たい!
形成されたイケメンと元気なキノコ
2024年劇場鑑賞10本目 傑作 76点 新宿武蔵野館の公開初日舞台挨拶にて鑑賞 この作品に辿り着いている方なら、多くを語る必要は無いと思うので省略しますが、違う惑星の変な恋人の1年後の設定(雑) 結論、この2作は似たり寄ったりなのであえて比べた時にわたくしは違う惑星の変な恋人の方が全体として好みでしたが、今作にも印象深い点は多々あります まず、今作も健在の冒頭下ネタ掴みは長尺で、女性とか嫌な人はいやなんだろうなぁと思いながら、下品でジメジメと理屈っぽく詰め寄る感じは前作の綱くん同様監督の好みなんでしょう、個人的には好きでも嫌いでもないかな〜 それから店での会話でもまだ低俗会話やるんかいと思いながら、それをこんなニコニコいい反応と返しで女の子よくやってくれるなぁと思ってたら、急に告白しだして、そこからあぁ始まってきたなぁと思いましたわ 告白からの両者の口から出る言葉の切り取り方とその反応の応酬はもれなくちゃんと会場笑い起こってましたねぇ そこから、時系列やキャラクターをバラして前作の様にパートずつに流していき、それぞれでちゃんと笑いのツボを掴んで笑かせてきてるのがいやらしくなくて今作も良かったが、気になったポイントとしてドラマ制作もしているとはいえ映画監督が映画館のシーンで上映中に男女がずっと喋っていたり、前作の舞台挨拶にて上映中携帯が鳴っちゃったらそっと消してゆるーく見てね〜みたいな発言など、多分映画監督に固執してなかったり、昨今配信等で倍速や途中で鑑賞放棄等がセオリーとも聞くので、若い監督ですしそういった多様な考えに委ねているふうな気もしなくも無いけど、それでも古き良きを重んじるわけじゃないけど、やっぱり監督の立場でそういった演出や発言はよろしくないなぁと思った 最後の取ってつけた様な指輪の伏線回収は微妙だけど、中島歩の発声の起伏の無さ、セリフのやりとりは健在で、オオトリとしてこの上無かったです 是非
世界一呼び名の多いモノは
『違う惑星の変な恋人』と同じ世界線、かつ平井亜門に石川瑠華、そして中島歩とくれば新宿まで出張ります。
「マンツーマン恋愛会話劇」のコピー通り、一対一の対話のみでの構成。
この監督の作品は、やけにモノの呼称や言葉の観念についての話題が多い。
内容によっては「分かる」ともなるんだけど、大抵は「でも今じゃない」というズレが可笑しい。
平井亜門は『アルプススタンドのはしの方』で知ったが、こういう抜けたキャラが本当に上手い。
作中ほぼ不機嫌な石川瑠華は、実在感抜群ながら見た目と演技でトガり過ぎない塩梅が絶妙。
中島歩はもう言うまでもないが、終盤の消え入りそうな「えぇ〜…」は最高に情けなくて笑った。
『違う惑星〜』と違い、結果が先に示されていることが多いので展開的な興味は惹きづらいかな。
(それ故のシュールさも面白いのだけど)
先輩とベンジーの話がオチ以外絡んでおらず、一本の作品としての纏まりに欠けるのもやや残念。
ただやっぱり会話は楽しいので、満足感は十分。
集中して観るような大仰さはないが、流し見では楽しみきれないので、やはり劇場で笑いを共有したい作品です。
そういえば、劇中に出てきた映画館に見覚えあるなぁと思っていたら、まさかのジャック&ベティ!
撮影したなら上映してくださいよ。笑
ボタンを掛け違えた探り合いの会話を楽しむ映画
二人の会話は私には「面白そう」どまりで「面白い」までいかなかった。 ただ、最後のオチはグッときた。 中島歩さんの役がとても好き。 こういう映画はネット配信で良いのではないかと思う反面、集中して観るには映画館なのかなとも思う。
ラストは「お後がよろしいようで」って感じ
「違う惑星」のヒットで、昨年地上波放送された30分枠x4回のドラマを映画化したものだそうだ。ドラマ未見だが尺からするとほぼノーカットか。 長回しを多用したダラダラと続く不毛な会話の面白さ、楽しさは「違う惑星」と同様。 本作は「先輩」と彼に関わる二人の女性がメインに展開していく。ただこの二人との関係は三角関係ではなく、過去及び現在の彼女という位置付けで、その時系列をパルプフィクション的に入れ替えて見せているのがキモ。逆に語られている時制がやや判りにくいところもある。 最後のシーンには我らが中島“ダメ男”歩がメインで登場して物語を緩く閉じてくれる。一応伏線回収ではあるが、そんな大層なものではなく、落語で言えばマクラのダジャレを使ってラストを軽くサゲる感じで、作品のテイストにあっていて小気味良い。 お後がよろしいようでってとこね。
場面場面のつながりが理解できないところもあったけど、 切り分けて今...
場面場面のつながりが理解できないところもあったけど、 切り分けて今その時のシーンごとに楽しむようにした とにかく会話が楽しい くすくすと笑い声があちこちから聞こえる 先輩の純粋さが好き
日常会話の絶妙な話題と”間”の可笑しさ満載!ぜひ味わってほしい!
1対1の男女、女二人のコメディー対話劇。 会話の内容、展開が妙にリアルで笑えます。 話題と間が絶妙です。 「あるある」と「ありそうでない」の両方可笑しい。 映画館内でも、かなり受けてました。 伏線回収のオチもイイです。 深夜ドラマを編集した映画とのことで、深夜ドラマとしてテレビで観ても面白そうですが、この独特の雰囲気は、ちゃんと映画館で集中して観ないともったいないです。 先日観たばかりの、同じく木村聡志監督の「違う惑星の変な恋人」の1年後の話で、登場人物や場所がちょっと重なりますが、そっちは観てなくて全然大丈夫です。 が、「違う惑星の変な恋人」の方は最初から映画としてできてるので、完成度は高いです。 そちらも、本作同様、会話の可笑しさ満載です。
絶妙にズレたリアルさの会話劇が面白い
ドラマ時に見逃して、1週間限定上映!ってことで観てきました☆満席でした。
「違う惑星の変な恋人」と同じ世界線での物語、絶妙にリアルなズレ感の1対1の会話劇で進み、実は繋がって着地する気持ちよさ、やっぱり面白いです☆恋愛ってやっぱり人間の愚かさ面白さが出ますよね。
ただ、せっかく面白いんだけど、冒頭から「おちんちんの呼び名」の話題がけっこう長く、そのあとは下着泥棒の話がまたけっこう長い。どちらの話題も実際男性から振られたら引くし、もっと他の話題で惹きつけて欲しかったです。おちんちん〜下着泥棒の二連続はさすがに…
「違う惑星の変な恋人」でもブラジャーの話をけっこう引っ張っていて、実際部屋で二人きりの時にそんな話されたら気持ち悪いんですよね…しかもけっこうねちっこく長い。そこは監督の好みなのかな。下ネタやめて、とかではなくて、ちょっと長すぎるかなという感じ。全体的に面白いしこの空気感好きすぎるだけに、ちょっと気になったかな。
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