ビーキーパーのレビュー・感想・評価
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ステイサムの解釈一致
田舎でひとり静かに暮らす寡黙なステイサム(好き)
隣人とのささやかな交流を愛するステイサム(好き)
蜂と蜂の生き様に清い敬意を表すステイサム(尊い)
警察、軍隊、刺客にひとりで勝つステイサム(大好き)
他にも、
複雑な思いを抱きつつも任務に全力を尽くす捜査官に小さく頷くステイサム(良い)
突然ジャケットをスタイリッシュに羽織るステイサム(最高)
など、想定し得る最高のステイサムが詰まった映画でした。
えっ! 続編あるんですか!? やったー!!
お約束のアクション。物足りなさも。
配信(アマゾンプライムお試し)で視聴。
ジェイソン・ステイサムの十八番アクション。彼らしいなと感じた。
今回は養蜂家の設定はこういうアイデアもあったかと唸る。
しかし、ジェイソン・ステイサムの作品を観るとアクションばかり。
もう少し、演技の幅広さもほしい気がした。この点は物足りない。
雑すぎないかい?
面白いというか痛快ではあるんだけどね。
アクションと言う点だけで★3.5つけてるようなもの。
ビーキーパーが復讐するにあたり大家さんとの関係も一言
『唯一優しかった』と言う言葉のみで表現されてることや、
養蜂場を営んでいるシーンの書き込みなどほぼないのが話の厚みをなくしてる。
それに犯罪組織を探す行程はほぼ何もなく何だか
よくわからないスペシャリストに一度電話しただけでどんどん先に進んじゃって
統合の良さが際立ちすぎる。
何もかもが、まあストーリーとかどうでもいいでしょ?
的なのが気に入らないのよね。
ジェイソンステイサムが好きじゃない一番の理由は彼が出ている映画は
どれもタイトルの区別がつかず、安っぽいアクションを量産しているところなんだよね。
これならいっそジョン・ウィックくらいストーリーがないほうが潔い気もするよ。
正直彼は主役をやるより激ヤバな悪役をやった方が絶対似合うと思うんだよ。
そもそも悪党面なんだし。
彼を出していればそこそこ売れるっしょ、みたいなやり方してると
そのうちにチャック・ノリスみたいなB級になっちゃうよ。
2が楽しみだッ!
いまこそビーキーパーの出番だ。
舐めてた相手が殺人マシンだったムービーの最新版、舐めてた養蜂家が殺人マシンだった。
ジェイソン・ステイサム版イコライザー、あるいはジョン・ウィック。どちらかというとジョン・ウィックに近い。ただ、悪役がフィッシング詐欺集団というしょぼい連中かと舐めてたらなんとその黒幕がスケールのでかいこと。まさに舐めてた黒幕が大統領だったムービー。
こういう勧善懲悪の娯楽作品ではいかに悪役を憎々しく描けるかがポイントになる。その点では最初こそ子悪党ながらもその不愉快さでこいつらはぶっ殺すしかないと観客に思わせたらそれで勝ち。そんな悪党どもをバッタ、バッタと成敗していく主人公の姿に観客はカタルシスを得られる。イコライザーや犯罪都市シリーズ同様に本作はその点で十分成功している。
工夫を凝らした殺し方もよい、前半の子悪党を車ごと海に突っ込ませるシーンには爆笑させて貰った。端役ながら彼は最高のダイブを見せてくれた。アクションも御年57歳のステイサムの動きを上手いカット割りで工夫して彼の衰えを一切感じさせない。
悪役にジェレミー・アイアンズを起用するというキャスティングの豪華さもプラスに。これはステイサム映画の中ではかなりの上位のレベル。
ミツバチは群れを守るためなら群れにふさわしくない女王蜂を殺すという。アメリカという群れにふさわしくないのなら大統領でさえもその針の毒で殺すビーキーパー。
今のアメリカこそ、その針の毒が必要なのかもしれない。民主主義の根幹にかかわる多様性を否定し法秩序を破壊する群れの女王(王)蜂、病んだアメリカのキングに毒という強すぎる薬が今こそ必要な時なのかもしれない。あくまでもお灸をすえるという意味で。
クライマックスで大統領の邸宅を守る手練れの連中がなぜだかチャラい格好していて、いかにもトランプ支持者の極右過激集団プラウドボーイズを連想させるのは作り手が意図したものだろう。
単純明快気分爽快
お約束の美学。
いやー、面白かった!
びっくりな設定もあったしね。
なぜこんなに面白いんだろうか、よーわからん。
よくよく考えれば、
これってパターン化されたお約束のストーリーやん。
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①政府(or犯罪組織)の裏機関のレジェンドだった男が引退。
世捨て人の的な雰囲気を醸し出しながらも社会に溶け込もうとする。
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②おとなしく暮らしているのに、
偶然の出来事から男(or知人)が超巨大な犯罪組織に襲われる。
で、仕掛けた犯罪組織の本人はそんな恐ろしい奴を相手にしてしまったとは
知らず思わず。そのことで「お前、なんていうことをしたんや」と怒られる。
で、「お前、死ぬで」と言われる。
↓
③男は復讐のために単身で相手組織に乗り込んでいく。
銃で素手&脚でその辺にある日用品などを武器に、
1対多人数の戦いもほぼケガなく制し、その犯罪組織を徹底的に壊滅させる。
↓
④男は高ぶるわけでもなく、静かに去っていく。
↓
⑤続編が制作される。
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細かな部分は違うものの、
「イコライザー」「ジョン・ウィック」「Mr.ノーバディ」などはこのパターン。
「ランボー」1作目もある意味、そうかな。
しかし、ここまでパターン化されているのに面白いのは、
主人公のキャラクターや設定の面白さか、役者としてのかっこよさか。
ジェイソン・ステイサムの場合は、ハゲというハンデを乗り越えたかっこよさ。
タイトルは忘れたがウイッグをつけて出てきた映画はヘンやったしな。
ステイサムらしい勧善懲悪
新作映画がVODに登場するのが早くて良くも悪くも困っています。
①スケジュールが合わず劇場に行けなかったけど、こんなに早く自宅で観れてラッキー。
②劇場観賞できず悔やんでたら自宅でもう観れた。お金払ってまで観る内容じゃなかったからラッキー。
③もう一度観たいと思っていたらVOD情報が出て自宅観賞まで待つことにした。
この映画は①でした。
『ワイルドスピード』での彼の契約条項に「絶対に負けない」という項目があったらしいですよね。ほかの出演作でも同じかどうかはわかりませんが、大きなピンチもなくスカッと敵を倒してくれるいつものステイサム映画でした。
とにかくキレッキレのアクションが小気味よく連続して目が離せません。この際、細かいストーリーや最終標的がデカ過ぎて…という話はアッチに置いておきましょう。
元◯◯という肩書きで似た路線のリーアム・ニーソンのキレのないアクションとは比べ物になりませんね。
続編もあるようなのでさらにスケールアップしたアクションを期待しています。
正義の養蜂家
年寄りを狙ったパソコン詐欺なんて日本でも被害報道は目に余るがアメリカでも酷いようですね、養蜂家のアダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)が世話になった隣人のおばあさんが詐欺にあって自殺、アダムは単身、詐欺集団の撲滅に乗り出します。どうやら、アダムは元CIAの凄腕エージェントらしく、その強いところはジェームズ・ボンドをはるかに超えていますね。敵役も次第に明らかになるにつれ、女王バチになぞられる大統領にまでエスカレート、ここまで盛り上げるとリアリティは薄れますが、勧善懲悪のポップコーン・アクション映画としては十分楽しめました。ジェイソン・ステイサム57歳とは思えない大活躍でしたね。彼は元英国ナショナルダイビングチームのダイバーで1992年の世界選手権では12位に輝きましたから、ラストは海に潜って無事逃亡と魅せてくれました・・。
単純構図の明快アクション
主演ジェイソン・ステイサム。
監督は『トレーニング・デイ』『フューリー』のデイビッド・エアー。
【ストーリー】
養蜂家のクレイは、緑豊かな草原に住む元教師のエロワーズの厚意で納屋を借り、ミツバチを育てていた。
ある日彼女がフィッシング詐欺にだまされ、すべての財産を失う。
彼女の元をたずねたクレイは、エロワーズが自殺しているのを見つける。
動揺するクレイに拳銃を突きつけたのは、エロワーズの娘でFBI捜査官のヴェローナ。
ヴェローナはクレイを調べるが、嫌疑なしとすぐに釈放する。
クレイは以前働いていた仕事場——政府が汚れ仕事を行う部署——に連絡をとり、エロワーズを破産させた詐欺の拠点を割りだしてもらう。
そしてクレイは"ビーキーパー"とよばれる、献身的な国民を守る者として身につけた戦闘技術を、ふたたび行使することを選ぶ。
打撃の重そうなアクションさせれば当代随一! ステイサム兄貴の、一匹狼アクション映画です。
シナリオはご存じ『リベリオン』ほかのカート・ウィマー。
ステイサム演ずるクレイの手で、次々とFBIやビーキーパーの戦闘員たちが倒され、無力化されてゆく様は、まさに現代によみがえったガン=カタ師匠ジョン・プレストン。やもちろんクリスチャン・ベール生きてますけどね。
敵集団を撃破しつつ本拠地に迫ってゆくクレイは、範馬勇次郎よりも不気味な存在感。
キアヌや真田広之が、動きのキレをなくしてゆく中、まだまだがんばるステイサム兄貴。
シリーズ化してほしい、ビジランテ映画のヒーローの一人ですね。
続編の撮影が始まっていることを伝える報道が、この2月にありました。
やったぜ٩(ˊᗜˋ*)و
デビッド·エアー監督の無駄遣い
蝶のように舞い、ステイサムのように刺す
いまアメリカ人が求めているもの
アメリカンスタイルど真ん中の作品に感じてしまう。
アメリカ人は決してこの型から逃れられないと断言できるほどだ。
そして彼らが絶えず待っている「ヒーロー」
おそらくそれは形を変えた「イエスキリスト」だろう。
どうにもならないことに対する最後の解決手段は「審判の日」の前にヒーローの出現でなされるべきだと痛烈に感じているのだろう。
そして、
いくつかあるこのような型の中で今回使用されたのが「ランボー」だろうか。
この作品が今年発表された背景
それは昨年大統領選挙があったことが伺える。
カマラハリス
DSと呼ばれる連中の推した人物
これは、それを仮定した作品だったのかもしれない。
従来のヒーローが相手にしてきたのは「悪人」そのもので、例えばマフィアのボスやジョーカーのような人物… この作品にもそれが明確に描かれていた。
時にそのボスは公安の長官だったり政治家に及ぶこともあったが、今回はいきなり大統領だった。
それが意味するものを想像してしまう。
ただ、
救いとなったのは、大統領である彼女がこの件について国民に端然と発表すると息子に伝えた点だろう。
仮に彼女がハリスを想定したものであっても、最後の正義の種を描いたのは、もし彼女が真の悪人である場合、もうアメリカは救いようのない国家になってしまうからだろうか。
この点だけは国家の砦として監督が押さえておきたかった部分だろう。
さて、
アダム・クレイ
本当にあるかどうか知らないが、彼が所属していた秘密組織 工作員
辞めたメンバーが組織と連絡を取って情報を得てしまうという設定は、映画にとってはなくてはならないのだろう。
彼が対峙する悪の描き方も徹底していた。
どうしても感じるこの型の古さはアメリカでは鉄板なのだろう。
彼らに同情の念は1ミリも感じない。
このわかりやすさをアメリカ人は求めているのだろうか?
目的達成後の脱出手段も用意周到だった。
さすがは一流中の一流工作員。
誰も真似できない。
さて、、
タイトルであるビーキーパー 秘密組織名
そして本当に養蜂家として生活しているアダム・クレイ
彼にやさしくしてくれた近所のおばさんがフィッシング詐欺で自殺したことが彼が動き出す動機だったが、おばさんの娘がFBIである必要が自殺後に実家に帰ってきてアダムと対面するという設定のため。
この設定が必要だったかどうかは悩ましいところ。
そして絶えずアダムの犯行後を追うしかないというのは、如何にアダムが優れているかという演出のため。
元CIA長官が大統領の依頼でバカ息子の会社の相談役となっている現状
元長官が誰を相手にしているのかを知り嘆くという面白さはある。
彼はすでにどうなるか予想しており、あきらめてしまっている。
これは、もしかしたら新しさだったのかもしれない。
最後にアダムはFBIの彼女に言う。
「なんのために働く? 法律は正義か?」
これが監督が言いたかったことだろう?
トランプが作った法案をことごとく廃止し、新しい法案を作ったバイデン
それによって変わってしまったアメリカ社会
この言葉はバイデン政権で変化してしまった公安全般に対するアメリカ国民の代弁だろう。
このひとことのために、この映画が作られたと解釈した。
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