BanG Dream! It's MyGO!!!!! 前編 春の陽だまり、迷い猫のレビュー・感想・評価
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TVアニメとは別物
池袋のBESTIAで鑑賞。 観る前はただの総集編かなと思ってましたが、実際にはTVアニメとは別物になっていました。 新規の追加シーンが予想以上に多く、前半は楽奈の幼少期を中心に描かれていました。彼女の祖母でもあるライブハウス「SPACE」のオーナーとの関係も描写されている他、戸山香澄が主人公のTVアニメ1期とも連動していました。そのため、実質TVアニメ0期といってもいいぐらい新鮮な気持ちで観ることができました。 中盤からは、昨年放送されたMyGOのTVアニメに繋がりました。当時の内容を思い出しながら観ていましたが、MyGOのメンバーにより焦点が当てられていました。ここから、5人の心境により感情移入しやすくなっている印象を受けました。 11月の後編では久々のフィルムライブ(一部ですが)もあり、今度はどのような視点で描かれるのかますます気になってきました。
楽奈の過去編
テレビシリーズとは異なる視点で、謎が多かったギタリスト要楽奈をフィーチャーして、シリーズを見つめ直して新鮮な視点を提供した。SPACEのオーナーもがっつり登場し、そういう風にアニメ一期ともつながりがあるのね、と。 改めて見直してみて、『MyGO!!!!!』の物語は優れているな再確認。バンドの崩壊から、愛音と楽奈の2人を媒介にして、元メンバーの思惑が錯綜していき、ぎこちなく新たなバンドが結成されるが、目的意識がバラバラなまま。キャラクターたちの想いの矢印が別々の方向を向き続けていて、一度観て知っているからこそ、より高い緊張感で観ることができた。 このシリーズは映像演出的にも結構攻めたものが見られるのも楽しい。主人公の完全主観のエピソードや、ライブ前の楽屋の定点観測的に見せるあたりなど、アニメではなかなか難しい芝居作りに挑んでいる。セルルックCGの表現の進化もはっきりと見て取れる。クローズアップの時はCGの上から作画しているのだが、そのチョイスは正解だと思う。より繊細なドラマ展開が求められるので表情芝居の進化は、物語の要請でもあるだろう。後編はがっつりライブシーンがあるだろうから楽しみ。
これって総集編ですか!?
TV版ではシナリオの緻密さに唸らされたので、総集編でそのあたりが伝わるかと思っていましたが、劇場版では総集編の概念を覆す構成に驚かされました。
自分はTV版視聴済みですが、TV版を見た人とそうでない人では、まるで違った印象を抱く作品です。
楽奈の過去エピソード(新規カットでアニメ1話分程度)の後、愛音の過去エピソードから本編に入っていく流れになっているうえ、CRYCHICに関わるシーンや燈の過去シーンもカット(後編にまわるようですが)されているので、楽奈か愛音が主人公であるかのように錯覚してしまいます。
祥子については、カラオケに行く燈と愛音を校舎から見ているシーンと、ライブハウスから泣いて飛び出していくシーンくらいしか出番がないので、TV版を視聴していない人にとっては「この人誰?」となります。
また、そよの意味深な言動もわけがわからないし、スルーされるかもしれません。
でも、こういったことは、楽奈や愛音の視点から見れば同じことだと思います。
楽奈が「春日影」を気に入っていたことは察することができますが、ひょっとしたら「春日影」に自分を重ねていたのかもしれません(歌詞をどの程度理解していたのかはわかりませんが)。
そう考えれば、地獄展開の入口に見えていた「春日影」の演奏シーンも違ったものに見えました。
ストーリーの根幹に関わるものを隠したまま、MyGO!!!!!にフォーカスして進行しているので、ここまでいったら総集編というより、実質的にはTV版のカットを用いた新作と言えます。
後編では、CRYCHICについて触れることになると思われますが、
後編をどうまとめるのか、まとめないのか?
このままMyGO!!!!!で締めるか、AveMujicaを登場させるのか?
FILMLIVEに加えて、燈の過去シーンも後編にまわりそうなので、尺は大丈夫か?
と考えることは色々ありますが、後編が非常に楽しみです。
ラーナの過去、初ライブまでの総集編
始まりは新作エピソードかな?
ラーナの過去がしれて良き!可愛かったけど、ちゃんとぶっ飛んでるキャラだった!!
そこから、アニメの話と混ざっていって、初ライブまで
上手くまとめている感じ。
そして新曲!相変わらずMyGO!!!!!の曲はいいね!
感想としてはこんな感じ。ラーナの所は今のラーナになるための根源?みたいなのがしれた気がして良かったし、総集編では色々思い出せてよかった!再度みんな性格すっげぇなぁって、、、。みんないいとこはあるんだけど、このメンバー集まるとまぁカオス。上手くいかなすぎて上手くいった、、、のかなぁ?
とりあえず、後編は熱いパートだと思うから楽しみ!
ライブ演奏は最後の最後だけ
せっかく映画館に来てるんだから、最良の音響で曲を聞きたいのにろくに演奏がなく、ずっと女子学生の日常風景が続いていく。
やっと、バンド結成するものの、何かギスギスしているんだよな?もっと、楽しくやれないかなぁ?
最後の最後で、ライブが始まるが初っ端からトチって中断。
よく分からないMCがあって、ようやく歌うが...、これがキラーチューンというならば、推して知るべすーたーすたろーん。
俺は、ぼっち・ざ・ろっくの方が心に響くなぁ。
EDロールが終わって、後編の予告編を見たら、初っ端から喧嘩しているし...。仲良くしよーよ?喧嘩してもいい作品はできないよ?
ぼっち・ざ・ろっくの完成度の高さを再認識した映画でした。
声優のファンじゃなかったら、見るのはお勧めできません。
6 最初の時間は
テレビシリーズがとても良く、もう一度観ようと 思い観ました。 最初の要奈の視点から、描くわりには、最初の数十分 だけ、あとは、テレビシリーズと同じ。 わかっていたけど、まあ、伏線回収だと思って 見れば楽しみるし、バンドリファンなら 良い作品なのでは! もう少し、別視点で描くなら、キッチリやった方が良いと 思います。
ほぼ外伝新作の新規シーン多め
総集編ではありません!新規の外伝新作でした、初ライブまでの過程を描きますが、ナレーションやダイジェストで飛ばす事もなく、逆に野良猫新規ストーリー前日談を入れる計らい、ボザロ!と並んで総集編映画の常識を覆す神作でした。
心を掴まされた
バンドリというものは知っていたが本作の知識はほぼ無く上映前にさらっとキャラクターの見た目と名前を確認した程度で観劇 ネタバレを避ける為詳しい事は書かずに自分の感情をメインで書きます 自分という1人間として見える世間という狭い世界の中で人との共感性であったり孤立という心の情景であったりを感じられ心が掴まれた。 これがこの前編を見た上での自分の感じたものだった 引き込まれるストーリーがあったのは勿論キャラクター達がまるで身近にいるような、そういった人間としての立体感・奥行きを感じてしまった まだ一度見た限りでしかないのだが人との関わり方人間関係にかなり重きを置いて作られているのが伝わりバンド作品なので音楽を演奏するのだがストーリーと音楽というのが強く絡み合ったものでキャラクター達の感情が歌を通してダイレクトに視聴者である自分に響き自然と目元が潤んでしまった 上手く言語化出来ていたかは分からないが今現在も余韻として何度も反芻しながらこのレビューを書いている 後編も控えているがもう少しこの気持ちを楽しみたい為また何度かこの前編を見尽くしたいと思う
なんで春日影やったのっ!?…
から始まって、なんで春日影やったのっ !?…で終わった( ºДº)/オイ そよさんのトラウマを二度掘りすなやw とりま楽奈ちゃんカッコかわ(・∀・)イイ!! バンドリがきっかけベース始めたけどやっぱギターってかっこいいわ… 楽奈主役みたいなキービジュだったからもっと出番あるんかと思いきや、前半30分前後ってとこでちょい残念、まあキャラ的にあれ以上は掘り下げにくいしね。 授業あんま出なくても成績優秀とか小学生から1人自由行動とか小さい時から天才&自由無双してたんやね、小学生から中学まで同じクラスの気弱なクラスメイトの出番もっと欲しかったわぁ、ほとんど学校の友達との絡み無かったしね 何気にグリグリの出番あってゆりお姉ちゃん出てきたから嬉しかった、後編はおばあちゃんもちょい掘り下げ欲しいとこやけどもう難しいかなぁ 残りは1時間前後はTVシリーズのほぼ焼き直しで復習になったけど、ホント迷子ってそれぞれ自分勝手な理由で結成してるよなぁ 突き詰めたら殆どの人がそうなんやけどあからさま過ぎてリアルやし、バンド名もまんまよね、先輩バンドと比べるとめっちゃ対象的で危うすぎる。でもそこが魅力とも言える、今後もケンカしまくって迷いながらすこーしずつ結束を深めるって事なんだろうなぁ 評価はファン補正ありで★4で 後編もうちょい楽奈出番増やし欲しいけど 後編のキービジュ上がってないから立希主役もありかも?
文学志向?
バンドリのアニメはずっと見てますが、過去作は正直お話はつまらなくて、ライブシーン目当てでした。 しかしこのMyGOでは、「失敗」「生き辛さ」「喪失」という人生のネガティブ場面での苦しみが鋭く濃く描写され、さながら文学のような味わいと思いました。 前編ということで前振りの内容ですが、後編で爆発する名言連発のカタルシスを体感する為に、ぜひ押さえてみてはいかがでしょうか。 全体の1/4が新規制作パートでテレビとは相互補完する関係性になりますので、どちらを先に見ても楽しめます。
過惰幻
アニメ放送当時はギスギスしまくってんなぁ…と楽曲面・映像面以外あまりノれずでしたが、その後に楽曲の素晴らしさもあって聞き込み、「ガールズバンドクライ」によって再燃したバンドアニメ見返し期で再び見て改めて良さを感じれたのでそのまま総集編も鑑賞。
特典は楽奈のポストカードでした。
アニメ本編よりもキャラクター一人一人、特に楽奈のキャラクター性がよりくっきり見えた気がしましたし、ギスギス成分を物語性でいい具合に中和しているのもあってだいぶ見やすくなっていました。
序盤から楽奈の小学生時代から描かれ、当時から相当のギター狂いで祖母の影響も受けてというのもあって中学生になってから入学式ガン無視でギター掻き鳴らしまくってたのは笑いました。凄すぎるだろ12歳。
本編では未知すぎてヤバすぎる子という印象が先行していましたが、今作でも根本的なところは変わらずですがギタージャンキーになった理由が明確になったところはかなりスッキリしました。
天才肌が努力しまくったらそりゃとんでもないモンスターが生まれるよというのを体現したキャラクターなので中毒性が増したと思います。
愛音は見栄を張りたい、燈はライブをするとバンドが無くなることを恐れ、立希はバンドの分裂と燈の心情が心配で…などなど弱みを表に出せずでぶつかり合う中で少しずつバンドとしての形が形成されていくストーリーに寄り道せずなっていたのはとても良かったです。
何度も逃げては何度も立ち上がってというのをテンポよく描いているからこそ、それぞれの決意がより鮮明になっているからこそ深みが生まれていたと思いました。
碧天伴走と春日影を映画館で聞けたのもとても良かったです。もう少しカメラワークで遊びがあればなと放送当時も思っていましたが、ここも新規カット(むずかしいとはおもうけれど)があればなお良しでしたがしゃーなし。
春日影をやり切ってそよさんブチギレで後編へ、いいバトンパスだと思いますし、ギスギス度はマシマシだと思いますがちゃんと真面目にMyGO!!!!!の物語と向き合いたいですしFILM LIVEもとても楽しみです。
いつかはライブにも参戦してみたいです。
鑑賞日 9/27
鑑賞時間 19:00〜21:10
座席 F-14
音楽好きなら是非/最初の冒頭のシーンはちょっと反則か…(本文参照)
今年348本目(合計1,440本目/今月(2024年9月度)34本目)。 ※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。 ※ 基本的にアニメ作品は憲法論が絡まない限り見てもレビュー対象外ですが、音楽ネタは好きなので(15までエレクトーンやってた)、これらは感想書き込んでいます。 原作はアニメのようですが、そちらは知らず、それから派生した映画版は何本か見に行っているので、音楽ネタだということは意識して見に行きました。 この作品はその背景に「生きづらさ」や「相手への配慮による表現のしにくさ」といった事柄があり、またそしてその事柄は「マナー」の範囲で必要なものではありますが、それも度が過ぎると自分の意志を表示できません。そういった「どこまで自分の意志を表示したらよいのだろう?」といったことがまだ発展途上にある12~15歳くらいの(最初に小学生パートがある)子であれば男の子でも女の子でもさして変わらないことであり、この映画はたまたま女の子をテーマにとったにすぎません。 その感情の出しにくさといったものを、音楽という一般的に表現しやすくまた理解もされやすいものに昇華していくことは理解できるし、また音楽という文化が身近にあるべき理由の一つでもあろうと思っています(それは書道や美術など、自身の感情を何らか表現できる手段として知られているものはすべてかかる趣旨が妥当する)。 映画は一部に茶化しシーン等はあるといえばありますが、映画のテーマの大半はこうした「感情のつたえにくさ」と「上手、下手で必ずわかる音楽での表現」という2つが対比されているところであり、もう私も当時者(中高)はもう何十年も前ですが、こういった映画も良かったなといったところです。 なお、一部において和音理論などごく初歩の音楽知識(ピアノでもエレクトーンでも)が必要なところがありますので要注意です。 採点に関しては、ちょっと「気になった」点まで書いておきます。 ---------------------------------------------------------------- (減点なし/参考/三角錐の体積は小学校で学習するか) 結論からいうと、習う課程と習わない課程が混在しているのが現状です。 「三角形の面積がいくつで、体積がいくつのとき、その三角錐の体積は?」というのは、映画内では「面積×高さ÷3」とさくっと言っていますが、この「3で割るのはなぜか」を厳密に説明しようとすると、小学生中学生ではギリギリの説明で(だから教科書では発展的な扱いで深くは扱えない)、厳密にやろうとすると高校の微積分が登場します。 ただ、厄介なのはこの手の図形問題は「補助線をうまく引けば解けるもの」と思っている方も多いのですが、この「3で割る理由」を「きちんと」説明するためには補助線を引いているだけでは厳しいです(ギリギリごまかした説明ができても、円錐で同じことを聞かれると理論が破綻する。これらまとめて「「錐の類」の体積は3で割る」ことを知るには高校の微積分の知識が必要)。 ----------------------------------------------------------------
視聴済の方だけではなく、未視聴の方にもお勧めです。
テレビ放送を視聴していたアニメの総集編という事で映画館に足を運びました。 正直なところテレビでの再放送を頻繁にやっている且つ動画配信サービスでも視聴できる為、映画館で視聴するのを迷いましたが、結果として視聴して大正解でした。 新規カットのある総集編どころの話ではなく、アニメ1本分程の新エピソードが放映されます。テレビ放送では謎の多かった「要楽奈」というキャラクターについて丁寧に描かれているので、テレビ放送視聴済みの方は勿論のこと、未視聴の方でもわかりやすい内容になっていると思います。 ライブシーンでは映画館ならではの良い音響だけではなく、カメラワークや声優さんの歌唱シーンでの発声など制作陣の拘りを感じることができました。 本作品は上映館と上映時間、回数が少ないのですが、是非一度ご覧になることをお勧めします。 長文失礼いたしました。
総集編はパス?実質新作です(追記あり)
【末尾にネタバレ追記】
(バンドリコンテンツはMyGOアニメしか知らないので、誤認があったらすいません)
TV版7話(初ライブ)までの総集編であると同時に、キービジュのとおり、本編では(11-12話の会話に若干あったぐらいで)ほとんど触れられていない楽奈の過去や人となりが、新映像たっぷりに語られる。それらのエピソードは、楽奈のことを深く知るだけでなく、最終的にMyGO!!!!!になるバンドをより明確に理解するための補助線になっている。TV版にラーナ回が追加されたかのような、ものすごい充実感である。
もちろんライブシーンも、(映像の追加はなかったと思うが)映画館の音響で迫力倍増し、本当に会場にいる臨場感がある。また、TVより暗部がよく見えて照明効果やフロア側の客の反応が際立ち、丁寧に作られていることかあらためて分かる。
TV版でハマったが総集編はパスしてもいいかなと思っている人は、絶対に劇場で観た方がいいですよ。
追記(以下ネタバレ):
追加エピでエレキギターを解禁された楽奈の喜び爆発の演奏ぶりには、ついやりきりオーナーの目線になって目頭が熱くなった。と同時に、楽奈がずっとRiNGを徘徊していたのは、単に演奏したいからだけではなく「居場所」を探していた(スタッフや常連バンドもそれを受け入れてくれていた)からと分かる。「居場所ってまた誰かが作るんだ、って」(11話)という楽奈の言葉からは、メンバー4人の初話し合いの時に燈の「一生やろう」宣言を漏れ聞いて「おもしれ―女」と評した時から、このバンドが自分の居場所になるように、新バンドを成功させようと燈たちを後押ししてきたことが伺える。
そうすると、春日影をやった意図は、もちろん自分が気に入った曲であり、自身のギタープレイがその一部になることの楽しさ・喜びもあるだろうが、それに加えて(元CRYSHICのメンバーは本番での経験があるし、できたばかりの碧天伴走よりは練習もしているので)パフォーマンスのレベルが高く、新バンドのお披露目にふさわしいと思ったからかもしれない。碧天の練習に来なかったのが気まぐれではなく、まだ合わせるレベルになってないからとの冷静な判断だったのもその証左である。
MyGO!!!!!を形作る楽奈の立ち位置、役割がよく分かる前編だったと思う。
思った通りだ😆
キービジュアル出たときからなんとなく分かってたけど、ただの総集編じゃなかった。 これはもっとみんなに広めたい😌 TV版見た人ほど見るべきです。 絶対に後悔はしません👍 「なんで近所の上映館でやってないのっ?」って思ったけど電車とバス乗り継いで2時間半かけて初日に観ることができました。 感動です。そして興奮しました😊 後編も楽しみです。絶対観に行きます。
劇場版がもたらす新たな魅力(※微バレ)
ホントはもっと時間を置いてからと考えてたが、さっさと投稿しとかないとただでさえ少ない上映館・回数が減りかねないので、観賞するかどうかの判断の足しにしていただければ。(といいつつ、ネタバレありに設定してあるけど。)
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劇場版とはいえTV版の総集編だし、パートを放送順にいくつかピックアップしてっただけかと思ってたが、大胆な追加・削除・再編成によって巧く映画のフォーマットに落とし込まれてた。
これまで他の4人と比べて背景が掘り下げられてなかった楽奈ちゃんの解像度が一気に上がり、彼女もまた「迷子」だったのだと俄然共感を覚えるキャラに。これをもってようやく5人が対等になったと感じた。
逆に、CRYCHICと後に登場するであろうあのバンドについてはバッサリとカットされており、1本の映画として主役の5人にフォーカスされてたのも話が引き締まってGood。
場面も放送順ではなく時系列順に並び替えられており、これもまた1回30分弱という尺の制約があったTV版から解き放たれ、1つの作品として洗練されたのではないかな。
もちろん、ベースはあくまで総集編なので、物語も最初から始まるし初見でも問題なく楽しめる。その後でTV版を(さらにはバンドリ無印も)観れば、バンドリ世界にハマれること間違いなし。
あと、これは観る映画館に依るところが大きいけど、ライブだけでなくところどころで挟まれるギターの調べまでもが美しい。ぜっかくなので、ぜひ良音響・高音質な劇場で聴いてみてほしい。
新規カット盛り盛り総集編
本編であまり描かれていなかった楽奈の物語をメインに据えたことで序盤がほぼ新規映像となった珍しい総集編。 本編で差し込まれた過去編をばっさりカットしていたりと、構成もかなり変えている印象だったので後編も楽しみです。
冒頭丸々TV1話分かけて(TV版ではほぼ背景が謎のギター猫だっ...
冒頭丸々TV1話分かけて(TV版ではほぼ背景が謎のギター猫だった)楽奈の過去話が描かれ、単なる劇場版総集編アニメ、という以上の満足感はある。日本邸宅の縁側でエレキギターかき鳴らすおばあちゃんカッコよすぎ。中学の入学式すっぽかして祖母のギター強奪して日暮れまで楽奈もギターモンスターぶりが素敵。過去が肉付けされても意志の不退転さだけ強調されて、孤独は抱えていても下手な内面描写を入れて弱体化しないのが大変よろしい。メンバーに湿っぽい連中過多なので、一人くらい音楽一途なトリックスターがいないとバランスが保てない。冒頭、「なんで『春日影』やったの!?」とモメてるメンバー尻目にスタスタ退場していくシーンは凄みさえ感じる。 本編の方は…描写切り詰めるとこいつら演奏してるより喧嘩(+追いかけっこ)してる時間が長いのでは?という感じのギスギスドロドロぶりで、さすがのMyGO(迷子)なのだけど、CRYCHIC絡みの回想が排され、TV版とはまた違った味に再構成されている。また今回の構成で、燈と楽奈の、音楽がないと他人とほぼ繋がれないMyGOの2大問題児たちが、ほぼ会話もないのに、互いの音楽的天才だけで通じあっているのがよく分かる。後編で描かれるであろう狂気のポエトリーリーディング&ギターのデュオライブ(会場満員)も楽しみ。 あと改めて感じたのは、このアニメ、本番前の楽屋~舞台袖の雰囲気が本当に素晴らしい。
なんで‥‥
なんであのシーン最初にやったの!?
そして、
なんであのシーンを2回もやったの!?
バンドリファンでmygoのアニメも見ておりましたが最高に面白かったです!
最初は要楽奈のオリジナルストーリーから
アニメの総集編に続き、
最後は初めてのライブシーンでしたが、
ライブの臨場感は凄かったです!
映画館だからこそ味わえるシーンでした!
アニメを見た人でも楽しめるので是非見てください、後編も楽しみに待ってます。
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