ドリーム・シナリオのレビュー・感想・評価
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良作だけど、もっと面白くできたのでは・・・
アリ・アスター制作、ニコケイ主演、A24と聞いたら映画ファンなら誰でもビットが立つ。しかもあらゆる人の夢の中にニコケイが出てくるストーリーって、アイデアが奇抜過ぎ、もう面白いに決まってる。・・・とどうしても観る前からハードルが上がっていました。
で、観た感想ですが、ニコケイの演技だけでも料金の価値あり。予想のつかない展開も悪くはない。ポールが夢の中に出てきてバズるあたりまでは十分引き込まれ、後半ポールが夢の中で悪魔チックな行動ばかり起こして、夢を見た人のトラウマを引き起こすあたりまでは前のめりに観てました。ただこのあと、人の夢に入り込んでCMまがいのことができる装置が唐突に出てきたあたりから、なんか違うなという感じ。家族が別居するけど完全に別れるわけでもないし、フランスでのエピソードも消化不良、いわばアイデアの風呂敷が大きすぎてたたみ切れなくなったような中途半端さを感じました。
もともとのアイデアが良いだけに、もう少し後半の展開がなんとかならんかったのかなと。
でもラストシーン自体は終わり方として悪くないし、トーキングヘッズの曲がエンディングなのも好みです。アリ・アスターが監督脚本なら、もっと強引で衝撃的な展開で終わってたのでは、と想像を膨らませるのもアリかと。
SNSが当たり前になっている昨今、問題定義されているようにも解釈できるし、いろんな考察もできるので、観て良かったのは間違いないです。
ただただ不憫
ある日様々な人の夢に出てきた大学教授、ある時から悪夢を見せ迫害される
なぜ突然こうなったのかは分からず悪夢をみたからと迫害していく人々の方二恐ろしさを感じ、また反撃しない人と思うからあそこまで執拗にし事故とは言え被害があればさもやらかしたと叫ぶ教職員たいった人々こそがホラーモンスターに見えました
またいきなり入った夢商売はむしろ夢の中にまで広告を打つ強欲さポールだけに負の面を押し付け自分達は白さしかないと主張する企業した学生達の傲慢さと無責任さは不快に感じてしまう
最後のスーツで妻を助ける場面がポールの少ない救い友の悲しさは心に来ました
⭐︎3.3 / 5.0
11月22日(金) @映画館
ドリーム・シナリオ
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知らない内に自分が夢に出て来て!で、もっと話を広げられるはずが、特に法則性も無くまさかのノリオwいまいちハマらず🙄
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アイデアは冴えてるが…
全体的に作りこみが甘いと思った。
主人公は一瞬人気者になるだけで後はただただ避けられて不幸になっていくが、あまりにも救いがなさすぎるように感じた。夢共有装置の実現などというぶっ飛び展開を用意するなら、そこで主人公が報われてハッピーエンドという形にしても良かったのではないか。カタルシス、来るか…!、来るか…!と思わせて結局最後まで来ないのではどうやっても消化不良になってしまう。
また、編集もやや冗長だと言わざるを得なかった。主人公の不遇さを伝えるための描写が多すぎて、「もう状況分かったからストーリー進めてよ!」となってしまった。
さらに、主人公のキャラもややぼんやりとしているように感じた。冴えない感じを醸してる割にはいい感じの奥さんがいてうまくやってるようだし、可愛い子にキスまでしてもらえるし、本を書くと口では言いながらなかなか書かない口達者なところがあるのかなと思いきや大学ではちゃんとしたポジションを得て学生ともそこそこ仲良くできているし、結局主人公をどういう人物として描きたかったのかがよく分からなかった。不器用さ加減が中途半端だからキャラクターとしてはやはり薄味になってしまう。報われないおじさんを描くならジョーカー並みに振り切らないと面白くない。
ストーリー展開もやややりっぱなし感が否めない。結局女の子とヤッた夢の再現に中途半端に付き合ってあげたのは何で?既婚だからダメと思ってるならそもそも家まで行かないでしょ?キスもしないでしょ?何の意味があったの?夢共有装置の実現に寄与したのになぜ全く評価されてないの?離婚したっぽく見えるけど最後は結局どうなったの?何でそんなことしないといけなかったの?風評被害が落ち着いたら一緒に居ても奥さんに火の粉は飛んでこないのでは?
ちゃんとそういうところに理由を用意しないから違和感が残ってしまう。
自分は海外版の予告編が出た時からこの作品をずっと楽しみにしており、海外の公開から1年経った今やっとこの作品が見れるのかと期待して観に行っただけにこの仕上がりなのは非常に残念に思った。
面白そうに見える割にロッテントマトの評価が微妙だった事にも何だか納得してしまった。
不思議な空気感を味わうためには良いが。
安心安全のA24作品といった感じ。アリ・アスターが絡んでる割にはおとなしめかな。
ある男(主人公)が不特定多数の夢に出てくるようになる。理由は全く不明。夢の中で起こっている出来事に対して、主人公は基本的に不干渉でそこに居るだけ(一部例外あり)
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世の中がざわつき始める
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主人公をビジネスに利用しようとする人間が出てくる
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きっかけは不明だが夢の中の主人公が危害を加えるようになってくる
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現実世界で主人公が迫害されるようになる
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結果的に娘や自分を守ろうとする妻と、自身がどうにか助かりたい主人公家で家庭不和が起こる。だが憎み合っているわけではない。
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理由は不明だが皆が主人公を夢に見なくなる
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事件をきっかけに主人公の教え子たち(夢の被害者でもある)が他人の夢に干渉できる機械『ノリオ(だったか?)』を作り出す(干渉するには相手の同意が必要らしい)
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理想と現実の乖離に狂いそうになる主人公はノリオを使い、夢の中で妻との時を過ごすが、最終的に空へ浮かんで消えていく。
要約して書いたところで何の意味も分かりませんでした。どうして夢に現れ、そして消えたのかという点に関しては一切の説明はなく謎のまま。まぁそこら辺の訳わからん感じはA24らしいと言えばらしい。
ついにニコラス・ケイジが出てくるようになったのかということに対しては、正直複雑な心境だった。
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