ドリーム・シナリオのレビュー・感想・評価
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ニコラス・ケイジの粗相(しかも2度)
本人の事を何も知らないのに勝手に見た夢の中の出来事のみで、その人に対し皆が嫌悪感を抱き社会から抹殺しようとする。
本人は終始何かをしたわけではないにも関わらずひたすら周囲が騒ぐ、というまさにSNSが抱えている現代の社会問題に対し一石を投じるようなお話だが、正直言って皆んなそんな反応になるのかな?って思って観てた。
ニコラス・ケイジ演じる大学教授の意固地で空気の読めなさがより事態を面倒な方へと持っていくのだが、同じおじさんとしては共感の方が多かったかも。
アイコンになってるあのカーキ色のミリタリーコート「N-3B」は自分も持ってるが、暫く着るのは控えようと思うw
話の収め方が難しそうな種類の映画だなあと思って観ていたが、まああんな感じにしかならないんでしょうね。
他の人のレビューでもあったが、ラストは何故かデヴィッド・バーンのスーツで登場。
まさに「Stop Making Sense」って言いたかったのかなあw
何演じても怪演に見える怪優
うちでは、ある種の「ヘンな映画」「妙な映画」を、「ニコラス・ケイジが出てそうな映画」と形容してます。
この映画、まさに「ニコラス・ケイジが出てそうな映画」でした。
ちょっと気弱でお人好しで(間抜け)だけど、大学の生涯教授でそこそこ優秀だし、家庭円満で良い夫で普通の父で、何も悪いことしていないのに、まったく本人には責任ないのにジェットコースターのように持ち上げられどん底に急降下。
ミーム化されたら瞬く間に自分の預かり知らない他人の印象であることないこと拡散して運命が極端に乱高下する恐ろしさをひしひしと感じる。忘れられるのも早いが、その前に職を失うとか家族や友人関係が壊れるとか金銭問題とかで修復不可能、人生激変になってしまうこともあり、これは現代の新設災害と言っていいと思う。
ポールがひたすら気の毒。不条理極まりない話だが不思議な味わいがあり面白かった。
ニコラス・ケイジは、何を演じても「怪演」に見える怪優だと思う。
捨てられても奥さんを愛していて、ポールの立場なら普通に考えたら手を出しそうもないヤバげなノリオを使ってまで、妻の望む姿(肩幅バーンのデヴィッド・バーン)となり夢でも会いたい一途な健気さが逆にうすら怖い、さすが怪優です。
A24でアリ・アスター絡み、らしい映画でした。
24-134
ホラーとして見るのはやめといた方がいい
予告ではホラー映画館満載な印象だったが、怖さを感じる演出は少ない胸糞系作品だった。
ホラー映画として見に行くのはおすすめしない作品。
原因不明の夢によって主人公が延々とひどい目に遭い続けるだけな展開のストーリーであり、盛り上がりどころが足りなく普通に飽きが来る。正直スプライトのくだりは長すぎて寝かけた。
主人公が悪党で因果応報的な要素があればまだわかるが、ただの家庭持ち一般人がこの仕打ちなもんだから不快感だけが積もっていく。
夢に出てくる謎の人物といった都市伝説のThis Manのような題材は素晴らしかったが、映画だと心情を語り切るには難しいため、キャラクターの心情を深掘りできる書籍でやるべきではないかと思える惜しい作品だと思う。
胸糞展開な映画が嫌いという訳ではないが、自分はこの映画を二度とは見ないと思うしオススメはしない。
最後がよければ、、まぁ…
都市伝説で有名な「夢に出てくるあの男」を題材にしたと思いますが、、あまり動きが少ない映画の印象でした。
ホラーにもできそうだけどそうでもなく、何か歯痒さだけが残りました笑
まぁ終わりに奥さんの希望が叶って、終わりよければ全てよしってことだ!
良作だけど、もっと面白くできたのでは・・・
アリ・アスター制作、ニコケイ主演、A24と聞いたら映画ファンなら誰でもビットが立つ。しかもあらゆる人の夢の中にニコケイが出てくるストーリーって、アイデアが奇抜過ぎ、もう面白いに決まってる。・・・とどうしても観る前からハードルが上がっていました。
で、観た感想ですが、ニコケイの演技だけでも料金の価値あり。予想のつかない展開も悪くはない。ポールが夢の中に出てきてバズるあたりまでは十分引き込まれ、後半ポールが夢の中で悪魔チックな行動ばかり起こして、夢を見た人のトラウマを引き起こすあたりまでは前のめりに観てました。ただこのあと、人の夢に入り込んでCMまがいのことができる装置が唐突に出てきたあたりから、なんか違うなという感じ。家族が別居するけど完全に別れるわけでもないし、フランスでのエピソードも消化不良、いわばアイデアの風呂敷が大きすぎてたたみ切れなくなったような中途半端さを感じました。
もともとのアイデアが良いだけに、もう少し後半の展開がなんとかならんかったのかなと。
でもラストシーン自体は終わり方として悪くないし、トーキングヘッズの曲がエンディングなのも好みです。アリ・アスターが監督脚本なら、もっと強引で衝撃的な展開で終わってたのでは、と想像を膨らませるのもアリかと。
SNSが当たり前になっている昨今、問題定義されているようにも解釈できるし、いろんな考察もできるので、観て良かったのは間違いないです。
ニコ ケイ
うわ!まんまSNSじゃ無いか。
何げ無くポストした投稿が、ふらっと拡散にバズり、やがて論争の的になり世界からの攻撃を受ける。
全く悪意も無かったのに。
ってお話しで、決して松本人志のソレとは違うヤツです。
罪も無い自分がモンスター認定され、その後周囲、世界がモンスターになる話し、ラストにバズ投稿に広告がくっつき蔓延るのもSNSへの皮肉っぽくてオモロいw
で、どっからどこまでが現実で、どこまでが夢なのか解らない絵作りに演出、見てるこっちが夢か映画か?
って感じに落ち入らされた、お前は今敏か!?
パプリカか!?パーフェクトブルーか!?w
絵作りは見事にシナリオも面白かった、ちょいSFっぽくて好き。
やっぱさすニコケイ! ここぞで良い芝居すんねー!
クソダメ地味オヤジからサイコキラーまで。
何んだカンダ好きだわニコケイ。
仏頂ヒゲヅラが世界一カメラに映えるわ。
もう一生良い役者やってくれんだろな。
ただただ不憫
ある日様々な人の夢に出てきた大学教授、ある時から悪夢を見せ迫害される
なぜ突然こうなったのかは分からず悪夢をみたからと迫害していく人々の方二恐ろしさを感じ、また反撃しない人と思うからあそこまで執拗にし事故とは言え被害があればさもやらかしたと叫ぶ教職員たいった人々こそがホラーモンスターに見えました
またいきなり入った夢商売はむしろ夢の中にまで広告を打つ強欲さポールだけに負の面を押し付け自分達は白さしかないと主張する企業した学生達の傲慢さと無責任さは不快に感じてしまう
最後のスーツで妻を助ける場面がポールの少ない救い友の悲しさは心に来ました
アリ・アスター印
A24+製作アリ・アスターだし、予告編のおかげで、観る前から「胸くそ悪くて不条理」「なぜその現象が起きるかの謎解きはないまま嫌なことだけが起きる展開」と予想と期待して行く。
うん、予想通り、ちゃんとアリ・アスター。
『ミッド・サマー』じゃなくて、『ポーはおそれている』系。
無辜の人が、なんの心あたりもない無実の罪で嫌われ、排除されるネット社会を映したような内容で。
監督は『シック・オブ・マイセルフ』で、注目を集める承認欲求のため身体を薬で醜く爛れさせる女を描いたクリストファー・ボルグリだし、まぁアリ・アスターと波長は合うよね、って感じ。
途中まで面白かったのに、中盤から主人公が「絶対にやっちゃいけない悪手」だけを選んで暴走の挙句、よけいに立場を悪くしていくのが、ダメゾンビ映画で真っ先に襲われるバカにダブって見えて、イライラ&げんなりしてしまった。
最善手を選び、家族の意見を軸に対策したのに、結局世間の人たちからは理解を得られない焦燥…みたいな展開だったらよかったのに。
しかし、そんなかっこよくないダメキャラって、ニコラス・ケイジがめちゃくちゃハマりますね。
夢で会いましょう
ニコケイがあのナリで夢に出てきたら、何もしなくても不気味。ポールは進化生物学一筋だけれどもその世界でも突出しているわけではない。そんな教授が、そこら辺の人たちの夢に出てくるというだけで、バズってしまい、本人も舞い上がってしまう。
借金返済のためにB級はおろかZ級まで出まくって変幻自在となったニコケイだからこそ成り立つ作品。普通の俳優だったら無理。
いくら落ち目になったとはいえ、あのシーンをやり切るのがニコケイ。一生に一度あるかないかの夢のようなシチュエーションで、目も当てられない大惨事。まさに、夢でありますように。
一度はバズって有名になりたい。それがどんなものかを教えてくれる貴重な寓話でございます。
夢中人
自分だったら
夢の中へ行ってみたい?
この映画を人にお勧めはしませんが私には面白かったです。A24とアリ・アスターが贈る不思議なお話
夢で見た人を明確に覚えていて現実社会でこの人だと確定出来るなんて無理だろうと思うもののストーリーに飲み込まれていきました。
それにしても「俺が悪いのか?」に尽きるよね。
そりゃあ、あんまりだ。存在を否定されるなんてとんでもない事だぞ。ただ群集心理となると理屈が通用しなくなることはあるわね。
人の眠りの中に入り込んで商品を勧めたりする装置(NORIO)の開発実験を奥さんらがポールに仕掛けていたと言う事でいいのかしら。
睡夢に人生が狂わされるなんて本当に理不尽な事だ。あれ?これってひょっとしてSNSネット社会の事?
普通に ニコラス・ケイジさんの魅力映画でした。
ニコラ・ケイジさん
🈶パンフ で知ったが波瀾万丈人生 借金完済おめでとうございます。
コッポラの甥 学者の息子【その他いろいろ載ってるで 心理学的に 🈶パンフ 是非購入して❗️】
経験してきた浮き沈み ミーム化的 と A24 製作アリ・アスター さんが融合 3者融合
監督は北欧の異才とのこと ノルウェー🇳🇴
ユング的・・・不思議作品
直近の 『マッシブ・タレント』に似てて ニコラスさんの普通さ 面白さが滲み出る作品
皆んなの夢の中😴に出てくる 悪事 この情報化社会ではたまらないよねぇ
平凡な大学教授【ただし,ちっぽけでチープな誇りアリ PhDのくだり】➕学術雑誌への掲載
最後は 克服したのか そうでないのか 映画館で確認を はちゃめちゃか❓どうなる❓
大きめすぎるスーツは某バンド映画 よりヒントとのこと
人間の心理は不可解 ニコラスさんも不可解
皆んなの既視感がイタイ イタイ ただ小作品にありがちな 小洒落た感じは良い☺️
あと 朝イチだったので 少し寝た😪 本作が悪いのではなく 俺が全て悪い
有料パンフ🈶は 文字が小さいのが玉に瑕だけども コラム充実 理解を深めたい学究肌の人はぜひ❗️
そうでない人は不要かも。でもデザインはなかなか良いよ❗️
人の承認欲求も不可思議 ストーリーも不可思議
でも お馴染みのニコラスさんが ハードル下げてくれている 不思議作品 サクッと見れます。
ただ 展開的に 眠い早朝,食後は 😪要注意。
ありがとう❗️ニコラスさん。今後もよろしく❗️
星が🌟🌟🌟平均は 俺のせい 寝てた😪から
人間のサガ 性 作品。
夢で逢えたら・・・に期待!
不条理と不快感と恐怖の詰め合わせを嫌というほど眼前に並べられるのはアリ・アスター×監督→◯関連作品においてはよくある光景です。その中で今作は恐怖度に関しては控えめだったでしょうか。映画の予告編以上に怖いシーンなかった様な・・・。
一方、人を不安にさせたり不快に思う小さな事象をひとつひとつ丁寧にほじくり返し、それらにきっちり伏線を張ってじわじわと増幅させた上で悪夢として具現化させていく手法が、本当に悪趣味(笑)でしたね。
こうなると理不尽に一方的に痛めつけられて愛するものも奪われて惨めなだけな彼に対し哀れみの念しか湧かなかったのが正直なところ。
最後の夢のシーンをきっかけに、彼の心が本当の意味で救われてほしいとまじめに願ってます。
夢ならばどれほどよかったでしょう
長い…。鑑賞直後の感想一言。ホラーだと思って観に行くと肩透かし。
平凡で面白みのない男ポールが、様々な人の夢の中に現れ現実世界で注目されるようになる。ポールも最初は注目され嬉しいが、皆の夢はだんだんとリアルな悪夢に…
アリアスターやから、かなりえげつないのかと思いきや、今回はかなりマイルド。とはいっても主人公ポールにとっては後半以降の状況は悪夢以外のなにものでもないやろうが。
どんな影響が出るのかそこが気になるのに注目されてウハウハしている主人公の様子が長すぎて。正直もう少し短縮できたんちゃうと。その後に起こる出来事も意外性はなくまあそうなるよねという感じやし、中途半端やった。
アリアスターはヘレディタリー継承からはじまりミッドサマーまではある意味王道やったけど、路線を変えたいんかな?
内容関係ないけど…上映中、スルメ食べてたん誰やねん!!スルメの匂いがするたびにしばらくはこの映画を思い出しそう🦑
⭐︎3.3 / 5.0
11月22日(金) @映画館
ドリーム・シナリオ
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知らない内に自分が夢に出て来て!で、もっと話を広げられるはずが、特に法則性も無くまさかのノリオwいまいちハマらず🙄
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