ドリーム・シナリオのレビュー・感想・評価
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トーキング・ヘッズ
「会話が噛み合っていない・・」
ニコラス・ケイジのセリフが象徴するように、
『ドリーム・シナリオ』は最後まで噛み合わない会話と突飛な展開が続く。
ワニ、カワサキ、フレディ、スプライト、
オバマ、デヴィッド・バーンなど、
一見(一見でもなく、バーンのコスプレは太すぎて肩パットが効いてない・・)無関係な要素が次々と飛び出す、、
ドリームプレイの途中で、
プーって、ロッチのコント(雰囲気)のようだった。
壮大な言いがかり、被害者が加害者のように、
キャンセルされるあるある、
現代社会におけるSNSの拡散や、
フェイクニュースといった問題を 、
ブラックに笑わせようとしてるbyA24だが、
不気味過ぎるのか、場内笑いなし。
ノリオって、、、見たことあるのかもしれない、
ほーほけきょを、
または、
オバQのバカぁを。
「シティ・オブ・ドリームス」の歌詞が、
夢のポールに当て書きしてるようだった。
【蛇足】
昨今流行りの16ミリ、
手前をボカシて、奥にフォーカス、
全体の荒らし方等、
本作は作品の狙いに合わせた焼き具合いが、
良い感じに反映されていたのだろう。
古いフィルム感を出すのに、
黒いキズは、何度も映写してるポジについたキズ→
懐かしい、オマージュ等、良い技術。
白いキズは、
技術的にネガにつくミスなので、
リテイクになるケースが多い、
そうでない場合もあるが、、、。
恐怖演出の為等ならいいのかも。
理解していて、
あえてやる型破りはおもしろい。
知らずに、やってる形無しで、
おもしろい作品は不思議と少ない。
夢でもし逢えたら~♪
ストーリー展開が…
WARNING
他人の夢の中に自分が現れ、最初はただ見ているだけだったのに、夢の中で徐々に危害を加えていく…とネットでのバズりで陥る現象を立体化させたような作品でした。
クリストファー監督の前作が整形によって有名になり、それと同時進行で自分が沼にハマっていく「シック・オブ・マイセルフ」だったのでそのテーマを扱うという点では信頼しかありませんでした。
夢に出てくる男という共通点では「THIS MAN」が真っ先に浮かびますが、あれは夢に見たら速攻で殺しにくるので即効性がありすぎます。今作は遅効性です。
いや〜生々しい生々しい。
有名税とはこういう事だというのを突きつけてくるような作品で、バズりを経験したことのない自分でもそういう物事の擬似体験をスクリーンを通して味わっているようで体が妙に重かったです。
SNSで他人の褌(既存の映像を投稿しただけとか、バズった投稿を真似たり)でいいね稼ぎしてる輩の気持ちが全く理解できないですし、簡単に素性をバラしてしまって特定されたりとかされて怖くないのかな?としょっちゅう考えてしまう中で自分は何もやっていないのに世間から注目されて日常生活が壊れてしまったポールは察するにあまりあります。
生徒が怖がるから教壇に立つなとか、保護者の意見もあって娘の発表会に来るなとか、飲食店にいるだけで他の客が怖がるから帰れとか、ぶん殴られたりだとか、とにかく不憫な目に合いまくっててそればっかりは怒っていいよと思うのと同時に変装とかはしないのかな?と思うところもありました。
ポールの人間性にもしっかり問題があり、もちろん可哀想な目に遭ってるので共感できるところはありつつも、持て囃されたらしっかり調子に乗っちゃうのはまだしも自分優先で動いているあまりに家族に迷惑をかけてしまっているのは本末顛倒だよなと思うところがありました。
プライドが高すぎるあまり、謝罪動画に見せかけて俺は悪くない!悪くないぞー!と声高らかに動画で全世界に発信してしまったもんですからそりゃ家族から顰蹙を買うわなと思いました。
不本意とはいえ娘の学校の教師に危害を加えてしまったのが吉と出たのか凶と出たのか、ポールは夢に登場しなくなり、夢に登場するというものに着想を得た頭のえらーい奴らが他人の夢に登場する事ができるアイテムを作るというなんたる発想力。
夢フルエンサーが出てきたり、脳内に直接広告を届けるといった形を生み出しており、ポールが負のイメージを背負ってるだなんだ言ってみたりとこれまた他人の褌でどすこいどすこいしてますし、絶対に悪用するやつ出てくるじゃんとは思いつつも目の前の事が成功しているから周りは別に見ないかと不思議と納得してしまうのは現代人だからでしょうか。
ポール自身もそのアイテムを使ってみては良くない夢を見てしまって散々な目に遭いつつも、家族と過ごす時間を描きながら最後はプカリプカリ…なんとも不思議な終わり方はこの映画らしくて良かったと思います。
A24にしてはまだ見やすい作りでしたし、SNSを日常的にやってる人はかなり頷きが止まらない作品なんじゃないかなって思いました。
鑑賞日 11/25
鑑賞時間 15:50〜17:45
座席 H-3
色んな顔した人がいるんですね
夢ってこんなもの
不条理ニコラス
集団ヒステリーのように右往左往する現代特有の世論を、ニコラスケイジが猫背や卵型のハゲ頭を駆使して、これでもかと演じ切ります。
カットのつなぎ目が小気味良く、台詞回しや映像も洗練されています。
軽妙なコメディのようで、恐ろしい映画でもありました。
普段、自己防衛的に自分ならどうするかということを妄想しながら映画を観ることが多いのですが、効き目なしでした。
この映画のような筋書で元カノに「夢のことを記事にしていい?」と言われたら、普通に「いいよ」と言うと思います。
私が一番怖かったのは、他人の夢に出てきたのがポールだという証明は、誰にもできないということです。客観性が全く存在せず、証明できないことがベースになって、それが現実を破壊していく。謂れのないことでどんどん責められ、最終的には「悪人」にされるまで燃やされる。この、キャンセルカルチャーをやる側の滑稽さ、やられる側の怖さと逃げ場のなさが、これでもかと表現されています。
どういうオチがつくのかと思っていたら、まさかの集合意識デバイス爆誕で、シマウマの話をしていた進化学専門のポールが、自分が群れからはぐれて食い荒らされた挙句、人間の『進歩』にいっちょかみするという急展開でしたが、そこで終わりでなくて本当に良かったと思います。
ラストを締めくくるのは、冒頭ならいつでも実現できたはずの、妻にとっての最良の思い出。気づいたら、夢の中でしか会えなくなっている。ポールが選ぶのは、自分の見たい夢ではなく、あくまで相手の好きな夢。この切なさと優しさが、それまで情けなくしか見えなかったニコケイのビジュアルにマッチしていて、泣けてきます。
結構辛口なドタバタホラーが、ニコケイのふんわりしたビジュアルで緩和される、ココナツミルクの入ったカレーみたいな映画でした。
※この後続けて、IMAXでインターステラ―を観たのですが、宇宙空間で無音になるときに、鬼肩幅スーツのニコケイが薄っすら暗闇に浮かんだ気がして涙腺が緩むという、貴重な体験をしました。
鑑賞動機:あらすじ9割、復活後ニコラス・ケイジ1割
掲載されて初めて業績ですからね。さっさと論文書けばよかったのにね。まあでもNature に掲載なら、悔しいのはわかるけど。
『マルコヴィッチの穴』をぱっと連想した。全然違う話ではあるが、突拍子もないアイデアと「何でそうなるの?」という理解不能の展開、微妙にしょぼいというか情けない登場人物とか、何となく。
ディープフェイク動画で炎上しちゃったみたいな不条理感。でも選択を必ず間違えると、どこか自業自得とも思ってしまうのは、ケイジのダメキャラ演技がすごいからなのか。
好みとしては、もう少し理に落ちてほしかったけど。
クランベリーズはどこへ?
ある意味予想通りと言うか想定内と言うか…。
それなりには面白かった。どちらかと言えば好きな世界観だったし。
ニコラスケイジは(良い意味で)素晴らしくキモかったし。
SNS時代全盛ににおけるミーム化の速さと怖さ。
それらに対するアンチテーゼとも言えるかも知れない。
とは言えだ。
この作品で一番良かったのは「予告編」だった。
そういう意味では非常に期待外れだったとも言える。
何より僕がこの作品で一番気になったのは、予告編で流れていたクランベリーズの「ドリーム」という曲が本編で使われていなかったのでは?という点だ。これは僕の勘違いかも知れない。でも劇中にあの曲が流れた気がしないのだ。ラストかなと思ったらそれも違ったし、僕が聞き逃していない限り本編で「ドリーム」は流れていない。
この問題も含めて常々強く思っているのだが、この類は「予告編詐欺」ではないのか?
時々あるのだ。本編と味の全く異なる予告編が作られる事が。今回この曲がもし予告編でしか使われていないとしたら、これはもう詐欺だ。たかが一曲ではあるが大ヒットした有名な曲だしポップさがとても印象に残る名曲だ。その上で、この作品の予告編はこの曲を中心に組み立てられており、その「イメージ」が少なくとも僕には強烈に付いていたのだ。もし本編で使ってないのに予告編で使ったのだとしたら極めて悪質だと思う。
サスペンスやスリラーなどでは予告編で大事な所を隠すのは当たり前だし、そうでなければいけないと思う。また凝った作品だと予告編から伏線を「仕込んでくる」ケースもあるし、ミスリードをさせるパターンもあるがそれらは別に構わない。ただ作品の意味合いや色合いなど作品の「味」を変えてしまうような予告編を作るのは「絶対に違う」と思うのだ。そこがどうしても腹が立ってしまう。
例えば、今年の作品だと「落下の解剖学」がそれに当たると思う。予告編では謎解きサスペンス臭を全開で匂わせておきながらいざ蓋を開けたらまるで違っており、これには大きく失望した。映画がつまらなかったとかではなく、予告編と味が違い過ぎて腹が立ったのだ。商業的な意味合いとか事情は色々あるだろう。大人だから分かるし受け入れますよ、ある程度はね。ただやり過ぎるともはや作品をリスペクトしてないよね?と思ってしまう。まあそれも含めて作品なんですよ、それも戦略なんですよと言われたら返す言葉も無いのだが。
以前からずっと思っている事なので今回書いてしまいましたが、ちょっと作品本編のレビューとは話がズレてしまってます。申し訳ありません。
※もし僕が聞き逃して劇中に曲が流れていた場合は、不適切な内容になるのでこのレビューは削除しますね。
冴えない大学教授
ニコラスが久々に日本のスクリーンに登場したので鑑賞した、冴えない大学教授が急に本人の意思と反してバズり人気者であれよあれよと言う間に意思と反して嫌われ者に…ニコラスは何もしていないのからいつものポカーン顔。結局とても可哀想なニコラスで終わるお話、好きだけど。
これあたしのことだ…
潜在意識が明晰夢を見せて、それがシェアされる世界線のお話でしたね
2024.11.25 字幕 イオンシネマ京都桂川
2023年のアメリカ映画(102分、G)
夢の中に現れる教授が不条理に晒される様子を描いたスリラー映画
監督&脚本はクリストファー・ボルグリ
物語の舞台はカナダのどこかの地方都市(ロケ地はカナダのオンタリオ州トロント)
オスラー大学にて進化生物学の教鞭を取っている教授のポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)は、妻ジャネット(ジュリアンヌ・ニコルソン)と長年連れ添い、ハンナ(ジェシカ・クレメント)とソフィ(リリー・バード)の二人の娘を授かっていた
ハンナは高校に入って彼氏ができたようで、妹のソフィは中学校で演劇部に入っていた
ある日のこと、ソフィが「自分の夢の中にパパが出てきた」と言い出す
聞けば「ソフィが宙に浮いてどこかに連れ去られようとしているのに、パパはただ突っ立っているだけだった」と言う
何もしないことに引っ掛かりを覚えるポールだったが、夢の話だと意に介さなかった
その後、観劇に出向いた夫婦は、その帰り際にポールの元カノのクレア(Marnie McPhail)と遭遇する
彼女は「あなたの夢を見る」と言い、「何もせずにただ突っ立っている」と続けた
クレアはユング心理学を題材にした記事を書こうと考えていて、ポールが夢に出てきたと言う話を書きたいと言い出す
ポールは何も考えずにOKを出すものの、それが思わぬ事態を引き起こすことになった
それは、彼女以外にも多くの人がポールが出てくる夢を見ていて、ただ突っ立っているだけだと言い、それは瞬く間にネット上で拡散されてしまうのである
映画は、何もしないはずの夢の中のポールが徐々に何かをし始める様子が描かれていく
ポールに興味を持った企業が接触し、アシスタントのモリー(ディラン・ゲルラ)は「夢の中のポールは積極的に動いて、二人はセックスした」と言い出す
その再現をするために彼女の部屋に出向いたポールは、そこで失態を演じて退散することになる
だが、その日を境に、多くの人の夢の中で「ポールが人を殺し始め、それに恐れをなした学生たちは授業をボイコットし始める」のである
物語は、自分の知らないうちに誰かの加害者になっていると言うもので、一次情報が悪用されていく現代風刺にも見えてくる
だが、それよりも「夢をコントロールすること」が主体となっていて、それぞれが見ている夢は深層心理の現れになっている
当初ポールが何もしなかったのは、ポール自身に無関心であると言う受け手の感覚があり、さらにポール自身がそれらの夢に無関心だったと言うものが共鳴していた
だが、自分が積極的にセックスをしたと聞かされ、それによって他人に影響を与えることを感じ取ってしまう
モリー自身はポールを好意的に見ていたが、それ以外の人物、特に生徒などは自分の生殺与奪を決める存在だったこともあって、恐怖が増幅されている
キノコの夢を見ていたアンディ(David Klein)は大男(Stephen R.Hart)ではなくポールに殺される夢を見るし、グレタ(Star Slade)は地震が起きる中でポールに襲われると言う夢を見る
そうした先にソフィも父から襲われる夢を見てしまうのだが、これはSNSなどで拡散された「人を殺すポール」の話を聞きすぎてイメージしてしまったのではないだろうか
ポール自身もハンターになった自分自身に襲われる夢を見ていて、これは妻の言う軽率な行動というものを理解し始めたことが原因だろう
最終的にポールは妻娘と別れることになり、そして彼の能力を解析して作られたデバイス「ノリオ」にて、妻の夢に現れようと考える
それがラストシーンへと繋がっていた
夢を覚え、それをコントロールすることを明晰夢というのだが、これは潜在意識が夢に影響を与え、自分自身の願望や恐れなどが映像化されている状態だと言える
ノリオはそれを増幅させることができ、それはより自分の夢をコントロールしやすい状況へと繋がっていく
さらに夢によって人間の世界はある程度干渉しあっていることがわかり、それが相手の夢に入り込むことができるようになっていた
夢の中にダイレクトに現れて商品のPRをするというシークエンスがその世界線であり、その延長線上にノリオが開発されている
実際に干渉し合う夢の世界において、明晰夢的な操作が可能かはわからないが、そう言った世界においてでしかポールの魂は救えないということなので、ハッピーエンドに見えるバッドエンドなのかなと思った
いずれにせよ、前半はわかりやすいスリラーなのだが、ノリオが登場する近未来的な話になると一気に意味がわからない作品になっていたように思う
映画のテーマが「意図しない改変」で、これはポールの著書のタイトルにも現れていて、フランス語訳だから意訳されていた、みたいな感じになっていた
「夢のシナリオ(Dream Scenario)」というタイトルが「Je suis ton cauchemar(私の悪夢)」になっているのもその一環であり、自分自身が発信した情報(本)ですら、人を介在すると歪曲されてしまう怖さがある
それをわかった上で情報(本)と付き合うかどうかを受け手(読み手)のリテラシーとするかは微妙なところだが、今の世の中には自分で考えないとダメな情報で溢れているとも言える
妻にだけ現れなかったのは、友人で学長のブレッド(ティム・メビウス)同様に、夢そのものに興味がないからのように思える
彼らは登場人物の中で長い付き合いがあって継続しているキャラなので、15年以上の付き合い(妹は見るけど姉は見ない)があれば、夢の中には出てこないのかな、と感じた
ニコケイ>A24
A24作品だけどニコケイなんだよなぁ……んー、やっぱり観よぉっと!
A24への警戒感よりニコケイ愛が勝ったワタシ(そりゃなんてったって「ニコラス」の冠を戴いてますからね)。
のっけから強烈な夢のシーンで幕を開け、その後の展開も現実だか夢の中だかよくわからない世界が繰り広げられます。
それでも頭の中に湧いて出る「なんじゃこりゃ?」の感覚を打ち消してくれるのがニコケイの不安げでセンシティブ、それでいて胸の奥に渦巻くダークなプライドの塊、そんな全てを理解させてくれる顔のアップ!
結局、話の筋を深く考えるでもなく最後まで薄笑いを浮かべながら鑑賞しているワタシがいました。
ワタシの中のニコケイはずぅっと低迷中だったものが「プリズナーズオブゴーストランド」で底の底に落ち、そこからはV字回復!作品の中身や規模の大小に関わらず何でもやる姿には以前から感服していましたが、最近はキャラがマッチして来て今が人生最大の充実期じゃないのかとさえ思わさせてくれます。なんか凄い。
さて、本作に戻ると現実世界で自分自身を押さえつけている黒い意識の部分の反動が夢として具現化され、それが何らかの原因で様々な人の夢の中に登場したのかな?とも思えるのですが、そもそもは全てがポール・マシューズ教授の頭の中(いや、夢の中か)で展開されてる物語なのでは?などと思った次第です。
そんな風に考え始めると人びとがそれぞれ体験していると思っている「現実世界」というもの自体が実は各人の頭の中で繰り広げられている世界だったりして、なんて終わりのないモヤモヤに引き込まれてしまいました。
ワタシにとって苦手感のあるA24、それを乗り越えさせてくれるのはニコラス・ケイジしかいない、そんな風に思わせてくれた作品でした。
I Dreamed a Dream
既視感(デジャヴ)
一度も体験した事の無いものを
体験した事のように感じること
ではどこでそれを体験したか
についてはハッキリと思い出せず
主に夢がベースになることが多い
脳内の情報処理のプロセスの
錯誤であるとされている
毎度イマイチわかりづらい
意識高い系ムービーでおなじみの
A24系プロダクションの作品
どうだったか
本人の知らず知らず有名人になり
知らず知らず嫌悪されていき
現実世界を脅かしていく
まさにこれって
ネットインフルエンサーの
暗喩ですよね
まあネットインフルエンサーの
場合は炎上した結果イメージが変わる
という自らの行いが原因であることが
殆どでしょうが
結局ポールが他人の夢に出てくる理由は
最後までハッキリしていない部分が
違いがありますが
当初の夢に出てくるポールは
何もせず立っているだけ
それで有名になるのですが
ポールが大学教授として
生物学の研究を本にする事が
夢だったのをパクられて
激高した瞬間から
夢の中のポールが凶行し始め
次第に人々は現実世界のポールを
糾弾し始めます
でもポールにはどうしようも
ありません
他人の夢の中で自分がどんな
事をしでかしているのかも
わかりゃしない
映画の終盤にポールを
利用してビジネスにしようとした
会社が夢の中で企業広告を行える
ブレスレットを発表します
ポールの体験を商品化したような
感じですがこれもネットっぽいですよね
あったこともない人と繋がってしまう
ということの恐ろしさみたいのを
とらえるとなかなか面白いんですが
ちょっとホラー表現が物足りない感じも
しました
夢の中の荒唐無稽な表現が正直弱い
決定的に現実世界と違う感じが
もう少しあってもと思いました
あの最近のAI生成動画みたいな
わけのわからなさをね
いろんな意味で不思議な感覚
夢でもし会えたら素敵なことね
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
この映画って出落ちに近いですね。テーマは夢。そうですか。寝てる時のやつね。私ね夢の話しは嫌いなんですよ。大体オチがない。意味もない。渋々ながら夢の話しをします。意味なし芳一ですが。
最近見た夢
近所のスナックに行ったんですよ。スナックの名前は「来夢来人」 何故か中で大谷翔平が居るんですね。それで何故か踊っています。夢だけど大興奮。けど周りの客は冷めています。おいおい大谷さんだぞ!
おしまい。
話は飛ぶんですが夢がテーマの映画って結構ありますよね。有名どころだと「エルム街の悪夢」本作でも擦られています。一番好きなのは4作目のドリームマスターかな。ジョニーデップがウォーターベッドに入ってるやつね。今から考えると酷い扱い。まあ駆け出しの頃だからしゃーない。
少し前にみた夢
ある日の事、ツルツルの床にシャーペンの芯をぶちまけてしまった。メッチャとるのが大変。しかし夢だと気づいた。ダブルで、めんどくせー
おしまい。
私は猫を抱っこして都内を彷徨ってる。あっ!夢だと気づいた。目覚めれば脱出できる。しかし猫はどうするんだ!夢といえども、猫ファーストだ!
おしまい。
私はなにか悪事を働いたらしい。大量の警察官が私を追いかける。なんとか逃げたが、なんと所持金が600円!しかも500円札と100円札!絶滅危惧種だ!
おしまい。
ごめんなさいね。オチなし。意味なし。中身なし。
ストーリーは簡単、不特定多数の夢に何故かおっさん、ボール マシューズ(ニコラス ケイジ)が現れる
。
元ネタは2006年に実際にあった。NYの精神科医をある女性が訪ねる。夢に知らない男がいつも出てくる。女性は似顔絵を描き医者はそれを公開するんですね。すると世界中から私も見たの報告が!その数8000人!
あの眉毛が繋がったやつね。忘れられん容貌。
しかし数年後、驚愕の事実が発覚!
全部、フェイクニュース‼️
だよなー。一瞬信じた私が馬鹿でした。イタリアの社会学者の仕業でした。
イタリア人はナポリタンでも食って寝てろ‼️
ごめんなさいね。映画の話しに戻します。マシューズは最初は他人の夢の中ではただの傍観者。しかしそこから悪党に変わっていくのでした。あくまでも夢の中でね。
ひとつ 人の世の 生き血をすすり
ふたつ 不埒な悪行三昧
みっつ 未来の大物だい!
なんで最後は大ちゃん数え歌なんだよ‼️
この映画は一応はオチはあります。安心して下さい。
言いませんけど。
まあまあ面白かったです。時間がある方は是非。
お付き合い頂きありがとうございました。とっちらかっていてごめんなさい。
いい夢みろよ!あばよ!
おしまい
社会現象映画
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