ドリーム・シナリオのレビュー・感想・評価
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ドリーム・シナリオ
夢で良かったと思うか
夢じゃなく現実が良かったと思うか
平凡な男ポール…ある日突然人々の夢の中に、現れるようにり、一躍有名人になるのであったが、ある日を境に、悪夢が現実にまで、炎上するようになり、理不尽な嫌われ者にまで、
落ちてしまうのであった。
最後まで様々な想像が浮かび、これは、ニコラスケージあっての映画だと感じさせられる作品で、非常に面白かった。
また映像と曲が凄くよく、
忘れた頃にもう一度手に取りたくなる映画。
理不尽なのに、クスッと笑っちゃう
面白かったです〜主人公ポールが可哀想なのに、ちょっと笑っちゃう。切ないおじさん役もイケるニコケイ!予告編であった、次女の夢に出てくるあの歩き方、最高😆
不運に見舞われるも、まだ救いがあって良かった😮💨
トーキングヘッズは、知らなかったけど、いい曲でした。
夢をモチーフにしたシュールなスリラーコメディ
自作の本を出版するのが夢のごく普通の大学教授ポール(ニコラス・ケイジ)がある日突然世界中の何百万人もの夢に現れ、一躍有名になるという荒唐無稽な話。
夢の中に現れるも、メインではなくそこにいるだけで何もしないというのが特徴。
ところが、事態は思わぬ展開を見せポールは何もしていないのに大きな騒動に巻き込まれていく。
ちょっと情けない普通の中年大学教授役にニコラス・ケイジがピタリとはまる。
何百万人の夢の中にポールが現れ、本人が知らぬところでやらかしている、というアイデアが面白い。
最初は有名人になることに浮かれ、自分の本の出版に繋げようとしたりする俗人的な情けなさも妙にリアル。
一方で本人が知らぬところで拡散するフェイクニュースやSNSの恐ろしさが描かれる。
スリラーなのかコメディなのか交錯する展開は観るものを選ぶかもしれない。
「ミッドサマー」のアリ・アスターがプロデュースに関わっている。
今作同様のアリ・アスタープロデュース、クリストファー・ボルグリ監督、A24製作の次回作が準備中とのことなので楽しみ。
現代社会風刺
容赦なく理不尽な状況に見舞われる哀れなポールの感情が何ともリアルに感じられニコラス・ケイジ流石です。夢の中にただ存在して関わらない、からの危害に転じて‥ラストまで観るとわかります。誰かが危機的状況でも無関心で誰かが少しでも問題を起こせば集団心理で叩く。思いを訴えれば誹謗中傷と、世の中は便利で気軽に人と関われるけど薄氷の怖さもありますよね、お互いの顔も知らないしどんな人かもわからないんだから。メッセージですね。
最初はいい感じだっただけに、 余計にどんどん残念な感じになっていく...
最初はいい感じだっただけに、
余計にどんどん残念な感じになっていく
そのうち
キャラ設定が微妙だなって感じ始めて、、、
ストーリー設定はおもしろいんだけどな〜
夢フルエンサー
突然人々の夢の中に現れるようになり人気者になった男の山あり谷ありな話。
もっと散らかった展開になるかと思いきや、わりと話のピントは合っていて面白かったです。ラストは急に小綺麗にまとまってしまった…。
困り顔のニコラス・ケイジ演じるポールのキャラはすごく良かったです。
これは、おもしろい
序盤の展開の不思議な感じもいいが、見終わってからの後味のなんとも言えない感じまでいい✨この話はどこへ向かっていくのかと思っていたら最終的には、我々が日常で感じてるネット社会での闇みたいな部分のように感じた。笑えて怖いがテーマやメッセージもちゃんとあるいい映画😱良作👀🍿*゜
夢中さ、きみに。
ひたすらにポールが可哀想だった。
影やドッペルゲンガーが悪さをする話は見たことあるが、夢だと取り押さえも出来ないからお手上げです。
確かにちょっと調子に乗ったかもしれないし、嫌がらせに反抗もした。
でも、すべて一般的な感覚の範疇だと思う。
そもそも望んで他人の夢に出てるわけでもなく、止めることも出来ない。
かといって受け手側の嫌悪感も生理的なものだから、これも防ぎようがない。
(もう少し理性的に対応しろとは思うが)
最終的には自分に襲われる悪夢まで見るなんて。
悪夢に切り替わった起点はモリーとの“再現”に思えるが、関連性は不明。
それ以前に、面識のない段階からモリーにだけ“行動”した理由もまったく分からない。
ポールはあんな美人相手にちゃんと途中で引き返すし、奥さんも嫉妬心バリバリでいい夫婦なのに…
最後は素敵なシーンなんだろうけど、肩幅が気になってずっと笑ってた。
なんだか唐突に終息したのは肩透かしだったし、個人的にはノリオの部分は丸々いらない。
勝手に夢に広告流されるとか嫌すぎる。
そこ以外はリアルではあるんだけど、リアル過ぎて映画としての面白みにはやや欠けた。
アイデアは面白かったし、自分だったらと思うと恐ろしい話ではある。
念願の出版は叶ったものの、今後もまだまだ“イメージ”には振り回されそうね。
いじめってエンターテイメント!?
This manが実在する人物なら?みたいな話。
不意にバズったおっさんを徹底的に地の底に堕としたい気持ちは分かるが、これじゃ大御所いじりを越えたいじめでしかない。屁で笑いが起きると思うなよ。
エンドロール中に何を感じる?加害者と被害者の間には大きな隔たりがある。
トーキング・ヘッズ
「会話が噛み合っていない・・」
ニコラス・ケイジのセリフが象徴するように、
『ドリーム・シナリオ』は最後まで噛み合わない会話と突飛な展開が続く。
ワニ、カワサキ、フレディ、スプライト、
オバマ、デヴィッド・バーンなど、
一見(一見でもなく、バーンのコスプレは太すぎて肩パットが効いてない・・)無関係な要素が次々と飛び出す、、
ドリームプレイの途中で、
プーって、ロッチのコント(雰囲気)のようだった。
壮大な言いがかり、被害者が加害者のように、
キャンセルされるあるある、
現代社会におけるSNSの拡散や、
フェイクニュースといった問題を 、
ブラックに笑わせようとしてるbyA24だが、
不気味過ぎるのか、場内笑いなし。
ノリオって、、、見たことあるのかもしれない、
ほーほけきょを、
または、
オバQのバカぁを。
「シティ・オブ・ドリームス」の歌詞が、
夢のポールに当て書きしてるようだった。
【蛇足】
昨今流行りの16ミリ、
手前をボカシて、奥にフォーカス、
全体の荒らし方等、
本作は作品の狙いに合わせた焼き具合いが、
良い感じに反映されていたのだろう。
古いフィルム感を出すのに、
黒いキズは、何度も映写してるポジについたキズ→
懐かしい、オマージュ等、良い技術。
白いキズは、
技術的にネガにつくミスなので、
リテイクになるケースが多い、
そうでない場合もあるが、、、。
恐怖演出の為等ならいいのかも。
理解していて、
あえてやる型破りはおもしろい。
知らずに、やってる形無しで、
おもしろい作品は不思議と少ない。
夢でもし逢えたら~♪
ニコラス・ケイジ他人の夢に勝手?に現れア~ダコ~ダの不条理劇
この映画を観ていたら、30年前のドラマで緒形拳と不倫する役を演じて大炎上し、芸能界から抹殺された裕木奈江を思い出した
裕木奈江自身には何の否もなく、ただ役を忠実に演じただけなのに、当時の世の女性からバッシングを受けた理不尽さがこの作品のニコラス・ケイジにかぶる
それだけ当時の裕木奈江には不穏なモノを感じさせるが何かがあったのだろう!? シランケド…オワリ
集団ヒステリー。
今時のSNSの集団マインドコントロール的話だなー、と思いつつ、それに影響させられる周囲の人々の勝手さが恐ろしい。自分は何もしなくても一夜にして人生が変わっていく。何が本当かわからなくなるね、世の中。
ストーリー展開が…
主演ニコラス・ケイジ。教授を務めているある一般男性が、いろんな人の、夢に現れた後の、人生の絶頂と転落を描いていく物語。
ストーリー展開がわからなさすぎて、演技や空気感。そのほかは好きでしたが、そこがとても気に入らなかったです。
ニコラス・ケイジは昔から好きで、時が経つのは早いなぁと思いました。
最後の終わり方や、機会制作に寄与したこと?など不明点が多かったです。
自分の理解不足だってらすみません。
ただ、ストーリーが好きにはなれませんでした。
WARNING
他人の夢の中に自分が現れ、最初はただ見ているだけだったのに、夢の中で徐々に危害を加えていく…とネットでのバズりで陥る現象を立体化させたような作品でした。
クリストファー監督の前作が整形によって有名になり、それと同時進行で自分が沼にハマっていく「シック・オブ・マイセルフ」だったのでそのテーマを扱うという点では信頼しかありませんでした。
夢に出てくる男という共通点では「THIS MAN」が真っ先に浮かびますが、あれは夢に見たら速攻で殺しにくるので即効性がありすぎます。今作は遅効性です。
いや〜生々しい生々しい。
有名税とはこういう事だというのを突きつけてくるような作品で、バズりを経験したことのない自分でもそういう物事の擬似体験をスクリーンを通して味わっているようで体が妙に重かったです。
SNSで他人の褌(既存の映像を投稿しただけとか、バズった投稿を真似たり)でいいね稼ぎしてる輩の気持ちが全く理解できないですし、簡単に素性をバラしてしまって特定されたりとかされて怖くないのかな?としょっちゅう考えてしまう中で自分は何もやっていないのに世間から注目されて日常生活が壊れてしまったポールは察するにあまりあります。
生徒が怖がるから教壇に立つなとか、保護者の意見もあって娘の発表会に来るなとか、飲食店にいるだけで他の客が怖がるから帰れとか、ぶん殴られたりだとか、とにかく不憫な目に合いまくっててそればっかりは怒っていいよと思うのと同時に変装とかはしないのかな?と思うところもありました。
ポールの人間性にもしっかり問題があり、もちろん可哀想な目に遭ってるので共感できるところはありつつも、持て囃されたらしっかり調子に乗っちゃうのはまだしも自分優先で動いているあまりに家族に迷惑をかけてしまっているのは本末顛倒だよなと思うところがありました。
プライドが高すぎるあまり、謝罪動画に見せかけて俺は悪くない!悪くないぞー!と声高らかに動画で全世界に発信してしまったもんですからそりゃ家族から顰蹙を買うわなと思いました。
不本意とはいえ娘の学校の教師に危害を加えてしまったのが吉と出たのか凶と出たのか、ポールは夢に登場しなくなり、夢に登場するというものに着想を得た頭のえらーい奴らが他人の夢に登場する事ができるアイテムを作るというなんたる発想力。
夢フルエンサーが出てきたり、脳内に直接広告を届けるといった形を生み出しており、ポールが負のイメージを背負ってるだなんだ言ってみたりとこれまた他人の褌でどすこいどすこいしてますし、絶対に悪用するやつ出てくるじゃんとは思いつつも目の前の事が成功しているから周りは別に見ないかと不思議と納得してしまうのは現代人だからでしょうか。
ポール自身もそのアイテムを使ってみては良くない夢を見てしまって散々な目に遭いつつも、家族と過ごす時間を描きながら最後はプカリプカリ…なんとも不思議な終わり方はこの映画らしくて良かったと思います。
A24にしてはまだ見やすい作りでしたし、SNSを日常的にやってる人はかなり頷きが止まらない作品なんじゃないかなって思いました。
鑑賞日 11/25
鑑賞時間 15:50〜17:45
座席 H-3
色んな顔した人がいるんですね
キートン先輩、コネリー先輩と並んで「三大年取って髪薄くなってよくなった俳優」の一人です。
夢をテーマに摩訶不思議な出来事が起きますが、設定が大学教授と周辺人物に限定されているので、妄想的ではあるものの何やら落ち着いた印象を感じる演出です。
主役から脇役に至るまでこれほど美男美女が一人もいない、むしろ「妙な顔の俳優」をゾロリと並べた作品は稀少です。
夢ってこんなもの
いやー、ビックリしました。SNS会社のシーンに、この作品観る前に見たワイドショーの、あのPR会社女長が曝け出した映像が、そのまま使われてましたから。我々兵庫県民の多数、ノリオに依って、夢の中に良いあの御方が現れていたんですね。
正直言って、分かりにくい映画でした。ニコラス・ケイジのあの頭、地毛ですよね。カツラ、CGじゃ無いですよね。
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