劇場公開日 2024年11月22日

ドリーム・シナリオのレビュー・感想・評価

全136件中、21~40件目を表示

3.0火のないところから立つ煙

2024年12月10日
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怖い

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セッキーかもめ

1.5無名大物YouTuber「syamuさん」のスケールダウンな映画

2024年12月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

自分のあずかり知らぬ所で、
見ず知らずの人から憎悪を向けられ、命を狙われるという設定は、
今年の映画だと、cloud(クラウド)の菅田将暉がやっていたが、

この映画の場合は、主人公が不特定多数の夢の中でミーム化され、
よくわからないまま有名になり、
そこから憎悪を向けられるという設定を、一枚嚙ませている。

一旦「持ち上げてから落とす」というのは、
インターネットが普及してから度々みられる光景であり、
素人ストリーミング配信で有名になった人が、
有名になり過ぎた為に批判され、どん底に落ちていくのと同じ構造の中に主人公はいる。

つまり、無名YouTuberの、syamu_gameさんの話だなと思った。

syamuさんを大学教授の設定にしただけなんだなと。

なるほど確かに、この教授は平凡で何も無い凡人だが、
凡人なりに、著書論文を出版したいという小さな我欲を持っている。
凡人のくせに、しょうもない自己顕示欲は隠せない。

もうそれだけで、憎悪を向けられる資質は「ある」ような気がする。
syamuさんは、雑談も面白くない、何のスキルも持ち合わせていない、
つまらないYouTuberだったからこそ、あれだけ有名になり、そして叩かれたのだ。

ミーム化された凡人の栄枯盛衰物語。時代に即したという意味では、
目の付け所の良い映画だったのだが、
これは脚本のせいなのか、テンポが悪く、鑑賞中は眠気との闘いになってしまった。

いや、すでにこの手の、ミーム化された凡人の栄枯盛衰物語は、
ネット上で散々観てきてしまったが故、それらと比すると、
そちらのほうが面白い人生だったのだろう。

ニコラス・ケイジの髪型で出オチピークであり、もっとこう、
持ち上げ<尽くして>から落としたほうが、
ダイナミックな人生となり、面白くなったのではないだろうか。

持ち上げ部分のフリが弱い。なので、オチも弱くなる。

そんなことならsyamuさん主役の設定でも良かった。

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ソビエト蓮舫

3.5不憫兎に角不憫😂

2024年12月9日
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てけと2

4.0独特の世界観

2024年12月9日
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これはまた独特の世界観が来たなあという感じ。
中年男の強さ、弱さ、プライド等がニコケイによってジュクジュクとみせられていく感じがいい。

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khapphom

3.0でぃすマン

2024年12月6日
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怖い

難しい

コレはどう捉えたらいいんだろう?

ラスト含め全体的にふわっとしていて、観念的な内容。

ニコラス・ケイジじゃなかったらもっと地味になっていたかもしれない。

子どもには難しそうなので、R15ぐらいにしてエロ全開でもよかった(笑)

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YOU

4.5◇ニコケイと共同幻想

2024年12月6日
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知的

 日本の思想家である吉本隆明が用いた『共同幻想』という言葉を思い出しました。自己幻想<個人的な幻想>---対幻想<家族・恋人などの幻想>---共同幻想<国家・企業などの社会的幻想> 幻想という無意識的領域を階層化して分類した上で、社会思想化するような論理であったと思います。

 この作品の主人公は冴えない感じの大学教授ポール(ニコケイ)。いつかは自分の論文をまとめた書籍を出版するという夢を持っています。但し、「できたらいいなぁ」という漠然とした希望。夢を実現させるような行動が伴わない個人的幻想(夢)のようなものです。自己幻想。

 そんな大学教授ポール(ニコケイ)が娘の夢に登場する場面が物語の冒頭です。夢の中で娘が「危機的状況であるにも関わらず何もしない」、ただ立ちすくんでいるだけです。家族が夢に出てくることは珍しいことでもないでしょう。対幻想。

 見所であるトリッキーな設定は、家族にとどまらず、生徒たち友人たちにとどまらず不特定多数の人々の夢の中に登場し始めることです。さらにはSNSを通じて世間一般にまで「夢に登場する人物」としてバズっていきます。共同幻想。

 嘗て個人の自由を抑圧する国家権力や社会規範などが持っていた強固な存在感は後退して、多様な価値観が乱立する中で、相対的で移り気な世間のレピュテーション(評判)のリスクばかりを気にして振り回されてばかりの世の中なのかもしれません。SNSの軽やかさがその傾向に拍車をかけている気もします。

 夢の中で浮遊する感覚は、空に浮かぶ雲のようなネット仮想空間をふわふわ漂うわれわれの日常を象徴しているようです。急速に拡散と収束を繰り返す混沌とした共同幻想に対して、改めて個として自己幻想と向かい合うことの大切さを考えてさせる作品でした。

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私の右手は左利き

4.0個人的には好き

2024年12月5日
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KKK

3.5A24らしい作品☺……かな

2024年12月5日
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映像のテクスチャーとでもいうのかな??
少しノスタルジックな感じがとても特徴的。
これがA24らしさ?それとも製作のアリ・アスターらしさ??
細かいことはあたしにはわからんけど、好きな感じ💜
音は間違いなく『ミッドサマー』っぽさ満載!これも好き💜

これまたヘンテコ世界のMOVIE来たなー。
ただ、これはオーバー過ぎるけど、自分のコントロールの範囲を超えたところで急に人から認知されちゃうこととか、身に覚えのないことで突然他人から避けられちゃうこととかって現実世界でもよくあること。

兎にも角にも日常がいつどんな風に変わるのかはわからないから、いつだって自分にとっての大切な人のことはなんだって後回しにしたりせず、後から後悔することが無いようにその都度なんだって対応するべきだゎ❤ ❤ ❤と感じた☺✨

夢の中に登場、とかの設定はあたしの頭では難しすぎてわかりません‼️

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らまんば

もう刑事(ケイジ)ものは無理かも知れないけれど

2024年12月5日
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 何故か多くの人々の夢の中に登場している事が知られてネット上で急に人気者になっていい気になっていたら、今度は「あいつのせいで夢の中で酷い目に遭った」と一転してバッシングされ始めるという理不尽な巻き込まれ型心理ホラー物語です。同じように理不尽な不幸に見舞われる男を描いた『ボーはおそれている』のアリ・アスターがプロデューサーを務め、SNSの評判に人間性が支配される『シック・オブ・マイセルフ』のクリストファー・ボルグリが監督であると聞けば、「なるほどなぁ」とこの居心地の悪いお話も腑に落ちます。

 そして、この主人公の男を演じるニコラス・ケイジのショボさがいいんです。決して無垢で善良な市民という訳でなく、ずるさやセコさもある小市民的味わいが絶妙。実生活での浪費が祟って借金を背負ったせいか、彼はこの10年近くは酷いB級映画にばかり出演しており、それはそれでファンもおられた様ですが、僕はちっとも面白くありませんでした。ところが、この2~3年、漸く骨のある映画に帰って来ました。もう刑事(ケイジ)もののアクションは無理かもしれませんが、渋さとみじめさが滲み出る男としてスクリーン上で頑張って欲しいです。

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La Strada

今夜ニコラス·ケイジが夢の中に出てきませんよーに(/--)/。 着想とキャンセルカルチャー(この言葉初めて知った)批判は良い。夢でもしぃ逢え~たら~♪ ブキミなこと~ね~~ 𝄽 by本田美奈子?

2024年12月5日
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マサヒロ

3.0人間はそこまで愚かではないと信じたい

2024年12月4日
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前半は眠気との戦いになってしまい、ドリーム・シナリオに突入するところだった。
現実では絶対に起こらないであろう出来事や葛藤が永遠と続くので、どうしても話に興味が持てず、途中までは「どうでもええわ」となってしまった。

この映画の中にはいろいろな人の夢のシーンが出てくるが、そういうシーンが出てくるたびになんか違和感を感じてしまい、何故だろうと考えた結果、そもそも夢ってそれを見ている人の主観視点で描かれるもののはずなのに、この映画に出てくる夢シーンは全て第三者視点で描かれているから違和感があるんだ、みたいなどうでもいいことを映画を観ながら考えてしまった。

途中、唐突に性的なシーンが出てくるが、女性の言っていることが意味不明すぎてついていけない。
ポールが家族を大事にする男のように描かれていたが、そもそも妻と娘が二人いて女性の家について行ってんじゃねえよと思った。

ポールが人々の夢の中で悪さをするようになってから、周囲の人間がポールに対して差別的な言動をとるようになるが、ここが個人的に受け入れがたかった。
現実のポールは何も悪いことをしていないのに、「ポールに夢の中で酷いことをされた」というポールからすれば理不尽極まりない理由で、非人道的な行動を取る人なんているのだろうか?
人間はそこまで愚かではないと信じたい。
この場面を観ていて、SNS上でデマといっても差し支えないような真偽不明な風説を流布された結果、何も悪いことをしていないのに差別的な扱いを受け続ける川口のクルド人のことを想起した。

この映画で良いと思ったのは、差別的な扱いを受けるポールが世間に屈せず、立ち向かう姿。
車椅子の人が映画館の入場を拒否され、それに文句を言ったらネット上で誹謗中傷の雨嵐、それでも映画館に要望をを伝え続けた結果、映画館側が謝罪し、車椅子の人でも鑑賞しやすいシステムを構築、そんなニュースを思い出した。
車椅子の人が他の人と同様のサービスを求めるのは当然のことだと思うし、何も悪いことをしていないポールが他の人と同じ権利を求めるのも当然のことだと思う。

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おきらく

3.0ずーっと可哀想なニコケイ!

2024年12月4日
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を拝める映画!
またまたA-24の不条理劇。

みんなの夢に自分が現れる!
序盤ちょっとバズって調子に乗ったら、あとはずーっと可哀想な目に遭うニコケイ。
調子に乗ったといっても自分の本が出版されるでも無い、スプライトの下り。研究をパクられる?し、代理店の若い女とSEX我慢したのにーー!

怒りが反映されるかのように、夢の中で人を殺し始めるニコケイ。
そこからの顛落ぶり!
が!こういう時に取り乱すニコケイの演技は至高!
クライマックスの娘の舞台のシーンは観ていられないが、観ずにはいられない!

ラストも全然救いがないが、ボーは恐れているより好きかも。

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Duchamp

4.0ニコラス・ケイジさん、ごめんなさい。

2024年12月4日
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吉住くん

1.5ニコラスケイジが…

2024年12月4日
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寝られる

中年男性の嫌な所をギュッとつめこんだような主人公を演じていて、イメージと真逆すぎてショックと言うか、見ていてずっと不快でした。

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ぶるぶる

3.0収拾がつかない旅は突然に

2024年12月4日
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自分アピールを焦るポール。
しかし彼、まだ具体的には何もしていないらしい。
そう…まずは、何もしていない彼の欲と現実の差にちょっとニヤッとし、ドキッとしてしまうのだ。

そしてその狭間にひょこっと産み出された思い入れの副作用のように奇想天外な怪奇現象が一気に増え始め、
〝何もしていない〟彼が〝何もしないうちに〟シュールな誰かの夢の世界を〝何もせず〟歩き回り、ちょっとの〝天〟にうかれ、これでもかの〝地〟に落ち踊らされ続ける。

それなりの社会的居場所も家庭もある男に起きた悲劇の設定から面白いのだが、だんだんエスカレートするみんなの頭のなかの〝自分じゃない自分〟は得体が知れずおそろしいし家族にも悪影響が出てくる。
しかし彼は思いのほか頑張り屋。
夢の話に、真面目に対処する様子が気の毒でちょっと同情してしまう。

気楽に観れるかと思っても、そうはいかないスパイシーさもある社会風刺アリ・アスターの風味をニコラス・ケイジが絶妙な表情でサーブする珍味的逸品。

映画ならではの不思議な災難の世界に浸りつつ、いつの間にか収拾なつかないし旅にでる性質のSNSの扱いにはうんと気をつけなきゃと思った。

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hum

3.5けっこうよかった

2024年12月3日
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悲しい

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吉泉知彦

4.5スリラーなのかと言われると謎

2024年12月3日
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昔流行った都市伝説のthis manのような誰の夢にもでてくるようになるという変な話スリラーとは違う気がするけど、他人の変化する状況に伴う揺れ動きや、それゆえの主人公のはがゆい感情や、平常であり続けようとする故の下り坂を転がり落ちていくような流れはおもしろい

結末として見るよりは主人公と周りの前後での温度差で風邪を引きたくなる映画

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みたむら

4.0閑話:結婚すると報告した息子に親父は説いた「

2024年12月2日
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鉄猫

3.0ニコラス映画

2024年12月2日
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睡眠中にも入り込んでくる資本主義怖い怖い映画。題材は面白い気がしたんだけど…。

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ouosou

3.5不気味さと笑い

2024年12月1日
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笑える

楽しい

SNSの功罪を、
寝ている時に見る夢に置き換えたストーリー展開。
映画のアイディアがとても面白かった!
シュールでユニークに現代社会への風刺が効いていることも好きな演出。ところどころ、劇場内で笑いが起きていたのも共通体験として楽しかった。

暴力的な表現は、予告で感じたよりは少なめで観やすかった。物足りなさを感じている方もいるようだが、個人的には、リアリティがあって良いのでと思う。

社会の身勝手さ、
主人公の大人気なさって感じの物語かな。

最後、奥さんとのシーンは切なくてウルっとしてしまった(笑)。
ニコラス・ケイジのキャラづくりも良き。

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キャプテン・ポップコーン