「韓国でも流れる音楽は「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」なのね♪」THE MOON kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国でも流れる音楽は「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」なのね♪
韓国が航空宇宙庁KASA(映画ではKASC)を設立したのが2024年。失敗に終わったナレ号打ち上げもこの年だ。もしかしたら本当に韓国が月面着陸を目指す日がやって来るのかもしれない。などと色々想像させてくれる作品でした。
映画ではそのリアルさとウソのバランスが程よく描かれていて、実際に宇宙飛行士が一人取り残されたらどうなるのか?といった設定で観る人をハラハラさせてくれる。結局、韓国独自での計画もNASAに助けを求めるところもリアルさを醸し出すためのよい材料。
ルナ・ゲートウェイなる宇宙船はちょっと現実的ではなかったかな。さすがに5時間以内に救助するには月を周回していなきゃダメだろうし、それが5年後に実現するかというと、やっぱり無理。どうせならリアルさを排除したほうが面白かったかも。月の裏側に行ったら、ハーケンクロイツの国旗が立っていたとか・・・
天文台で働くソル・ギョングの相棒みたいな存在の女性がホン・スンヒ。YouTubeを使ってソヌを助けるための世論を高めるのはリアルのほう。猟銃のシーンはなかなか良かった。今後の活躍に期待したい。
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