「直線勝負」劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
直線勝負
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初めてみた。
そして、なぜかレース毎に涙ぐむ。
戦う女性は好きだけど、まさかウマ娘にまで適用されるとは…。
なのだが、脚本は王道で野望や情熱、勝利と敗北、ライバルとか憧れとか、挫折やら諸々盛りだくさんにしっかりと詰め込まれててラストには歌まで歌ってくれる。
作画もいい感じで…特に疾走シーンなんかは素晴らしい。第4コーナーを回った直線に入ってからは、画面も実況も大盛り上がりだ。
…そして涙ぐむオッサン。
いや、おかしいだろッ!とセルフツッコミをせずにはおれない。
競馬が好きなワケでもなく…そう言えば親父が大の競馬好きで、ゲームに縁のない人だったんだけど、ウィニングポストってゲームにどハマりして、独自の攻略ノートとか作ってたなぁ…親父が生きててこの「ウマ娘」にもしもハマってたとしたら…いや、ありえんなw
身の毛もよだつ想像しか出てこん。
スポ根モノとよく似てる作りではあるが、圧倒的に違うのは彼女(?)達がプロである事。
勝ち負けにアイデンティティが直結してる事である。なのでゴール前の狂気じみた表情、勝ちに向かう貪欲さが浮き彫りになる表情なんかはグッとくる。
頑張れとか応援してるわけじゃない。ただただ、何かと被る。それが涙の理由なのだと思われる。
実際、ウマ娘の事何にも知らないし、コレを機にゲームをやる事もないと思う。
でも、最後の直線、心臓が張り裂けようが足を止めないのであろう気迫と、ゴールを見据えるガムシャラな眼差しには惹かれ、とても引きづられる。
あと、なんかエンディング曲が面白かった。
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