非常に残念なオトコのレビュー・感想・評価
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憎めないクソ野郎
いるよね!こういう差別と偏見と自己肯定感が低いあまり他者を下げ自分を上げないとプライドを保てないやつ!!
アメリカでのアジア人差別の知識がベースにあるとよりおもしろいのはもちろんなんだけど、いやいるよねこういうクソ野郎は身近にもさぁ!という気持ちで…酒のつまみにしたい映画。
本当にクソ野郎なんだけど演じているのがジャスティンH・ミンだからなんだか憎めないキャラクター性もあって、最後には自分のだめっぷりを受け入れていく姿も好印象だったな。ベンとアリスの関係はすごくすてきだった!
個人的にはステファニー・スーの無駄遣い感もすごいよかったです笑
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各種偏見てんこもり
「アンブレラアカデミー」のベンでお馴染みのジャスティン・H・ミンが、コンプレックスと前時代的な偏見をもつこじらせ日系アメリカ人をユーモラスに演じています。(同じくアンブレラアカデミーのライラも出ていたり、スパイダーマンのネッドが出てます(こっちはメタネタも有り楽しい))
日本人にはあまり馴染みのない人種や性的嗜好への穿った見方が盛りだくさんで、コメディとして笑えるのは勿論ですが、日本人女性に対する反応なども興味深く観ることができました。
変化を病的なまでに恐れるベンは、哀れにも見えるけれど、気持ちも分かるところもあり。90分のテンポ良いコメディ映画ですが、けっこう深い。
面白かったです。
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