「ライアン・ゴズリングの テンション低め表情演技は、 好感度高い顔芝居でした。」フォールガイ idwebさんの映画レビュー(感想・評価)
ライアン・ゴズリングの テンション低め表情演技は、 好感度高い顔芝居でした。
「ブレット・トレイン」が面白かった事と、
「ブレードランナー2049」のライアン・ゴズリングと
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で
押井守が筋肉美を讃えていたエミリー・ブラントが出演しているので
「フォールガイ」は少し期待して鑑賞しにでかけました。
以下ネタバレ
「ブレット・トレイン」の真田広之や
「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロンの
ような血沸き肉躍るアクションを楽しむ映画ではなく
凄いスタントシーンを距離をとって眺める作風だったので
アトラクション的な楽しさは楽しめずな映画でした。
とは言え、
押井守が筋肉美を讃えていたエミリー・ブラントの
アクションはカッコいいバトルだし、
ライアン・ゴズリングの
テンション低め表情演技は、
好感度高い顔芝居でした。
敵のトムのボディガードの銃器シーンが
大げさすぎだったのと、
コミカルな戦闘で緊張感がないため
ラストの車バトルも
予定調和な展開で、
「ブレット・トレイン」の真田広之や
「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン
のテンションの高さを期待していたので
ちょい退屈でした。
帰宅後に
「フォールガイ鑑賞中に
放送されていた
アトロク2の「フォールガイ」のトークを
YouTubuで聞いていると、
スタントマンという職業への理解があれば
もっと楽しめたかなという感想をいだきました。
押井守が筋肉美を讃えていたエミリー・ブラントが
カラオケで歌うシーンより、
監督という立場で
スタントシーンを構築する段取りシーンで
エミリー・ブラントが
アクアマンの役者が演じる最後のアクションを
実演している映像が見たかったな・・・
と思う映画でした。