チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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悪魔や魔人が実在する世界の命の価値は、
軽いのか?重いのか?
現世に住まう人々の恐怖の多寡により強さやヒエラルキーが変わる【悪魔】と云う存在。
なれば、幽霊だの、魂だの、オカルトなモノがオカルトになり得ないのだから、
カルト宗教なんてないのかな?
一度悪魔が暴れれば人死なんて当たり前だろうから、我々が生きるこの現実よりは平和ボケしてないのかな?🤔
命懸けの職業を対価にして
三食付きの布団で眠れる«ありふれた生活»を獲たデンジ…
おそよ恋だの愛だのからはかけ離れた…今日を生き抜く事だけを必死に考え続ける生活から、
明日と云う未来や、過去の昨日を振り返るだけの余裕を持てる様になったんだから、
一人や二人、好きな女性が出来ても当たり前だよね。
そんな当たり前から一番遠いとこにいた悲しみや、
そんな当たり前を獲るにも命懸けじゃなきゃこの世に居れない哀しみ…
当の本人はそんなのどこ吹く風で、あんな怖いマキマのケツを追い掛けたい!って本気で思ってんだから、
デンジは本当に根っからの善人なんだなって。
デンジの純心さやバカなりの温かい優しさに、
レゼも心を持たざるを得なかったし、惹かれざるを獲なかったんだろうなぁ。
最期は、『卒業』みたいになったらなぁって淡く儚い期待を持ちつつも、
悪魔が、人間サマみたいな«ありふれた幸せ»を思い描く猿真似なんざして…
現実はそうは問屋が卸さない。
悪魔は悪魔らしく、人間もヒトらしく、死ぬ時は不様なモノで😢
戦闘シーンで酔うかも…
都会のネズミでよかったと思えたレゼ
背景構図セリフ配色などによる伏線は、多分多くの人が書いているので触れませんが、感想や思った事をメモとして箇条書きします。
●戦闘前の車上で対面するシーンで、レぜはマキマの名を聞いてデンジと一緒に逃げるのがとても難しい事を悟っていました。
最後新幹線に乗るところ、もしかしたら一人だったら逃げられたのか、あるいはそれも無理だったのか分かりませんが、逃げられるにせよ、逃げられないにせよ、向かったのはデンジの元でした。
向かえばマキマが来ることは分かっていて、それでも向かったというのが切ないです。
そして喫茶店の中で、デンジが座っている背中を見れて、きっと内心とても嬉しかったのではないかと想像しました。
●二人の恋は、こう言う形でした成立し得なかった。
レぜに所謂ところの恋心があるかは分かりませんが、レぜが恋に似たような感情を覚え、任務以外の事を優先させようとしたは、きっとデンジだけだったのでしょう。
●都会のネズミでよかったと思えたレゼ
田舎のネズミの方がいいとレぜは言いました。これまでに殺し、殺されそうになり、様々に危険な目にあった経験からでしょう。
でも都会のネズミでなければ、きっとデンジとは会えなかった。
ずっと田舎のネズミがいいと思っていたレぜが、都会のネズミでよかったと思えたのなら、一概にバッドエンドだとは言えないと思いました。
●マキマの話になりますが、残酷なような良心とも言えるような、と思いました。
レぜに対し、デンジの姿を見せずに消すこともできたでしょうが、見える場所で消しています。決してデンジを連れて行かせないが、思わせぶりなところまでは泳がせる。
良心というとより、さすが支配的行動の現れなのかもしれません。
●レぜとマキマが言う、田舎のネズミ派というのは根本から意味が違います。
レぜは田舎のネズミになりたい、ですがマキマは田舎のネズミが好きと言っています。
観点がそもそも違いますね。
原作を見てたら不思議ではないですが、マキマがデンジとレぜの会話を知っているのもこの映画だけ見ていると恐いですね。
2025 66
チェンソーマン様最高!
作画も音楽も声優も凄かったが、軽さが気になる
グロが多め
エロとグロが強調されてます
ジャンプ読者で単行本所持、アニメも全話観ました。
皆さん大絶賛ですが、私が女性だからなのか、原作より大分レゼがエロくなっているのが興醒めでした。原作読んでる時はハニートラップだと分からなくて毎週ハラハラしたのですが、これはあからさますぎ(私が馬鹿なんでしょうか...)。第一部の原作の最後で(私から見ると)デンジが謎の行動をとるのですが、この映画の流れだと納得です。
また、後半の戦闘も力が入りすぎていてカロリーオーバーでした。
とにかく前半のレゼとの時間をもっと時間をかけて、丁寧に描いて欲しかったです。
欠点を言いましたが、これが多分世間の求めてるチェンソーマンで、エロとグロで男性受けはバッチリだと思います。個人的にも及第点だと思います。レゼの最期ももちろん泣きました。
原作の雰囲気そのまま、戦闘は大迫力に
自分の立ち位置としては、原作のファンで毎週作品を楽しみに追っています。
原作ファンも未読の方も、アマプラなどで配信されている総集編2本を見ておくのが丁度いい予習になるかなーと思います。
マキマさんとの10連続映画館デートから始まり(個人的に一番好きなシーン)、シャークネードを思わせるバトルシーンなど、奇しくも「映画」を連想させるシーンが多いのが印象的です。
レゼの小悪魔っぽい雰囲気から「ボム」の大画面映えする戦闘シーンまで、原作の雰囲気を壊すことなく、しかし大迫力に再現されていますので、原作好きな人には是非見に行って貰いたいなと思います。
特典の小冊子も、各声優さんや藤本タツキ先生へのインタビューまで色々載っており大変大満足のものでした!
平均的な面白さ、文字通りの“爆発的な破壊力”で見応えバツグン
テンポが良くて、スピード感もあるから全く飽きずに楽しめる
特に後半はレビュータイトル通り、ド迫力のバトルシーンが続く圧倒的な映像美、日本のアニメーションはやっぱり凄いなぁとあらためて思わせる素晴らしい完成度に大満足です
原作もアニメも全く観ていないけど、すごく人気があるみたいだから今回初見
初見でも全然問題ないよ・・・とは言えないかな、最低限の設定とかは知っておいた方がそれなりにノリ易いとは思います
さすがにこういうファンダムを持つ作品は丸腰で行くと大火傷するかもと思い、ネタバレ無しの予習動画とかを観てから臨みましたが、それが正解、全く置いてけぼりもくらわず、終始楽しめました
主人公のデンジがレゼにヤラれるの、解りますよ・・・あんなのいたらマジでヤバいです
夜中の学校に忍び込んでプールでパチャパチャ、嫌でも脳裏に焼き付きました(苦笑)
これは確かに人気のある理由は理解できました
ジェットコースターに乗った気分
テレビシリーズとは打って変わっての動きまくる作画の嵐を見よ!
チェンソーマンは原作未読。テレビシリーズは視聴していたが、作画の良さに反して動きが悪く、単調で、絵作りが大変に見辛い印象が強かった。なのであまり乗り気でない気持ちで映画館へ。(総集編で改善されたそうだが見ていない)
しかしいい意味での裏切りを受けました。動く!テンポが良い!作画がぶっちぎってる!
前半のロマンスから怒涛の後半戦の切り替えが絶妙なバランスで成り立ち、ラストで切なくなる構成は1本の映画として完成度が高い。
バトル作画は何やってるのか普通なら分からなくなる構図だが、不思議とそんなこともなく、割とキャラの動きが目で追える。恐らく、なるべく動くキャラを中央において全体を描くようにしてるためだと思われる。ジブリでもよく見るやり方だが、これもレベルが高い。
惜しまれるはやはりおすすめのしづらさか。鬼滅の刃ほどメジャー受けする内容ではなく、テレビシリーズが面白いと言いにくい。
とはいえ散々書いたようにアニメ映画としての出来栄えは素晴らしいので、気になる方は観てみるべき一作。
エモい+ぐっちゃぐっちゃ=最高
映画って感じでよい
全てが完璧
初日のレイトショーで鑑賞。チェーンソーマンの中でも屈指の名作と考えるレゼ編となれば、初日に行く以外の選択肢なし。
映画館でチェーンソーマンのガイドブック(小冊子)をもらえてラッキー!
MAPPAはストーリーに合わせた音楽展開が本当に上手。オープニングは米津玄師の新曲にして神曲の「IRIS OUT」でいきなり気分MAXスタート!
レゼの小悪魔的で、奔放で、爆発的で、どこか儚いキャラクター像が丁寧に描かれていた。レゼは人間デザインも悪魔デザインもどれも素晴らしい。作者の藤本タツキ、天才と確信。
レゼ編といえば、圧倒的に爆発的なアクションが見所の一つだが、まだ10代半ばの若者たちの恋愛要素もある。何気にこの少なからず描かれていた恋愛要素がレゼ編ではとにかく重要で、これが、血みどろ戦闘をカラフルに描きエンタメとして高めているストーリー展開の中で、ものすごく甘酸っぱく、切なく、儚い恋愛感情を戦闘シーン以上に叩き込んでくる。
青春を経験していない二人のやり取りは、レゼ編を最後まで見てから振り返ると、これまた感動的。ピアノの繊細な曲調と相まって美しく、儚く描かれている点もグッド。
この両極端な要素がレゼ編の魅力と考える!
とにかく最高だった。初日レイトショーだが8割は埋まってた!好スタートに期待大!
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