氷室蓮司のレビュー・感想・評価
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大人のテンテンちゃん
台湾を本拠地とする黒龍会の沖縄アジトを侠和会の氷室たちと台湾人通訳・李が襲い、激しい銃撃戦の末、黒龍会の沖縄アジトを壊滅させた。数日後、東京に戻った氷室の携帯電話に、猿ぐつわをされ椅子に縛りつけられた息子・悠太の写真と、1人で来い、というメッセージが届いた。元妻・涼子から悠太が高校の修学旅行で台湾に行っていると聞いた氷室は、ひとりで台湾に向かい・・・さてどうなる、という話。
1人で来い、と言われ言葉もわからない台湾にノコノコ行き、何言ってるのかわからん、とか、サンドウィッチマン富澤のギャグかと思わせるのはコメディだから?
具志堅用高のイモ芝居、棒読みセリフは白けたけど、あれもコメディ?
爆弾は最初持ち運び出来るのなら空き地辺りに持って行き爆破させれば良いのに、なんて思ってたが、途中から人に鎖に巻かれてたので、最初からそうすれば、なんて思ったけど、これもコメディ?
最後にどんでん返しもあり、ストーリーも悪くなかった。
台北101を含む台北の夜景も美しかった。
台湾の刑事・楊愛玲役のシャドウ・リュウのたどたどしい日本語も面白かった。鑑賞後に調べてみてわかったのだけど、キョンシーシリーズのテンテンちゃんだったんだ。30年以上前の子役の時はめちゃくちゃ可愛かったけど、大人になって、美人では無いけどなぜか魅力的だった。
コミカルさが薄めなのがマイナスポイント
約60巻の日本統一を見ていれば棒読みの台詞も納得されると思います(笑)中島イジりが無いのが残念。でも、台湾ロケを敢行していただいた本宮泰風総合プロデューサーに拍手を送りたいですね~
エンドロールだけはノワール感が漂う
こんな粗いシナリオ久々に見た。見え見えの黒幕は序の口として、どうかしてるとしか思えない台湾の警察。
台湾の俳優の日本語も笑っちゃう。カンペをたどたどしく棒読みしていて、中国語での芝居との落差がすごい。
エンドロールは、ノワール感たっぷりで、ここだけ気分に浸れる。そんな作品でございました。
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