ブルー きみは大丈夫のレビュー・感想・評価
全27件中、1~20件目を表示
大丈夫。そばにいるよ
『クワイエット・プレイス』で秀逸な緊迫感を漲らせたジョン・クラシンスキーが、同シリーズの新作(前日譚)を他人に任せてまで撮ったのは、ファンタジー。
題材は、イマジナリーフレンド。
最近、イマジナリーフレンドを題材にした映画が続いてる気が。アメリカでは本作の前に(日本ではこれから)ブラムハウス製作のホラー。日本でも昨冬、『屋根裏のラジャー』があった。
才人が想像した新たなイマジナリーフレンドは…
母親を亡くし、父親も入院中の少女ビー。祖母のアパートに預けられるが、孤独に苛まれる。
そんなある日アパートの上の部屋で、不思議な“生き物”を見掛ける。
勇気を出してその部屋を訪ね、そこにいたのは…
子供の空想上の友達で、子供にしか見えない“IF”=イマジナリーフレンド。
大人になってもIFが見える住人カルであった…。
本作のイマジナリーフレンド(Imaginary Friend)は略して頭文字を取って“IF”と呼ばれている。
“もしかしたら…の存在”の意味も持つ。
よって本作のタイトルは原題こそ正しい。本作には様々なIFが登場し、彼らが見える人間たちとの交流が描かれている。
邦題だとブルーがメインキャラのように思う。勿論ブルーもユニークなキャラしているが、ブロッサムやルイス(声担当ルイス・ゴセットJr.の遺作)ら他のIFも印象残す。
ふわふわもこもこの可愛らしいブルーを推してあざとい客寄せを狙ったのが見え見え。
作品自体は心温まるファンタジー。
子供の頃は見えていたIF。が、大人になるにつれ、見えなくなっていく。
忘れ去られたIFは消えゆく運命にある。
そんなIFの為に、ビーはIFの新たなパートナー探しに奔走。
父と同じ病院に入院している少年ベンジャミン。だが、なかなか彼にはIFが見つからず…と言うか、IFが見えず。(このベンジャミン、ステレオタイプなアジア人少年のような気が…)
IFとかつてのパートナーの再会にも尽力。
ブルーの今は大人になったかつてのパートナーを見つけ、会いに行くが…。ブロッサムのかつてのパートナーは意外な…すぐ傍にいる人物だった。
パートナー探しや再会にも成功。ビーは彼らとの交流に充実したものを見出だす。
そんな時、父親の容態が急変。
寂しそうなビーを励まそうと入院中であっても常に明るく振る舞っていた父。
2度も愛する人を失いたくない。
父の手を握り締め、声をかけ続け、祈るビー。
奇跡が起きた。父親が意識を取り戻し、目を覚ました。
だが不思議な事に、IFが見えなくなっていた…。
IFは子供のただの空想上の存在ってだけじゃない。
とっても悲しい時、とっても辛い時、励まし、支えになるパートナー。
ビーも父親を失うんじゃないかと不安でいっぱいだった。そんなビーを支える為に。
父親は助かった。もう大丈夫。
君はもう一人でやっていける。大人になっていける。
忘れないで。
IFとの別れは大人になるという事だが、ビーは完全に彼らの事を忘れてはいなかった。
心に残っている。パートナーがいた事を…。
ビーのIFって…? いなかったような…?
いた。ずっとビーを見守っていた。
それは意外なパートナーであった…。
クラシンスキーが監督と父親役を兼任。監督として子供たちに伝え、父親として包み込む。
ケイリー・フレミングのキュートさ。
絶好調男ライアン・レイノルズも相変わらずのいい仕事っぷり。
グルー…じゃなくて、ブルーの声担当のスティーヴ・カレル。他にもビッグネームがずらり。
吹替版も悪くなかった。
ビーのIFは、カルであった。
カルの本名はカルビン。ビーが幼い頃描いていたピエロ。
その絵もあるし、カルは前はピエロだったとの台詞もあるし、伏線はちらほら。
ルイスも初対面のビーの本名(エリザベス)を知っていた。
察しがいい人は感付いたかもしれないが、ずっとずっと傍に居て見守ってくれていた存在に、心がほっこり。
全体的に予定調和。ふわふわもこもこというより、ふわっとした感じ。
ちょっと物足りなさもあるかもしれないが、ファミリーで見るには充分。
決して子供向けなだけじゃない。
子供には楽しく、大切な事を。想像する事、信じる事。一人じゃない。
大人には忘れてしまった事を。仕事や人生に追われ、あの頃のような気持ちはもう…。思い出して。
大人だって悩んでいる。もっと深刻に。
そんな時こそ、思い出して。
傍にいるよ。
大丈夫。
ブルーというよりも
Imagination Friendsの話。
子供は気に入って2回観たよ。笑
ストーリーはハラハラ、ドキドキはないけれど
伏線回収はされてるし、最後まで楽しく観れた^^
ビーはなぜ必要ではなくなった
カルヴィン、その他IFたちを視ることができたのか
は最後まで謎だったけど、
よくまとまってるし、最後はほっこりなる。
個人的には病室の男の子がキャラ濃くて好き。笑
新たな一歩
イマジナリーという子供たちが自分の空想として作り出す生き物との触れ合いを描く。
不安に駆られる少女、その目を通してイマジナリーたちとの触れ合いそして彼らを助けるための行動。
伏線を張りしっかりと子供たちへ向けての希望の一歩を踏み出すための要素が十二分に含まれた作品となってて楽しめた。
愛嬌のあるキャラもいるのでもう少しキャラを前面に出して欲しかった。
タイトル、「IF-くうそうのともだち」じゃダメだった?
かつて愛されていたIF(空想上の友達)たちがわちゃわちゃ出てきて、
彼らの居場所を見つけるべく奔走する女の子がとても聡明でかわいくて、
父との親子愛も描きつつ、なんだかんだと可愛らしくしんみりホロリとさせる映画。
邦題に出てくるIFのブルーは実は主役というより
その後に判明する影の大物の前フリともいえるので
タイトル付けとしては適していたのかどうか・・・
少女ビーがIF救済を決意するまでの流れがあまり逡巡もなくちょっと急?と思いつつ
子供向けの映画なのでまあよし。
おばあちゃんがバレエを踊りだすシーンが一番印象的だった。
後半からすごいご都合主義的エンディングに走っていくのだが
わかりやすく収まるところに収まるので、
心を乱されることもなく鑑賞後はすっきりした。
傑作とは思わないが観てよかったかな。
しかしビー、ずいぶん忘れてたね!
上映中、この下手くそが、この下手くそが
心の中でずっとつぶやいていた。幼い頃に空想していた想像上の友達が突然現れてきてその怪物と旅をするのだが個々のエピソードがどれも面白くない。
終盤近くのイマジナリーフレンド達のオーディションシーンがあるのだが、彼等が話す事がことごとく退屈。
ハリウッドって一つの映画に脚本家のチームがいて徹底的に脚本を推敲する筈なのだが今回は全く機能していなかった。つまんない映画でした。
ずっと、そばにいるよ 4回目観てきました。
お館様(魔人学園外法帖)の声を聴く為に
行きました。
スクリーンが大きい内はアイドルのファンとか
いるかなと思い、スクリーンが小さい平日
アップグレード席で鑑賞しました。
観客は私ともう一人男性のみ
贅沢な時間です。
自分が幼い頃、テレビで見ていた洋画のような
感じで懐かしいような、切ないような、
良いお話でした。
タイトルで損をしている
終わり近くに、やたら「大丈夫」と言うセリフが耳についたのですが、タイトルに合わせていたのでしょうか?
エンディングで、有名な声優さんの名前が、
いっぱい出ていて、それも気にならない位に
話に惹き込まれていたのだなと思いました。
大人こそ、観て欲しい映画でした。
2回目 カルがイマジナリーフレンド前提で
観ると自分以外のIFの為に頑張るビーが
誇らしいような、悲しいような、複雑な眼差しに見えました。
最初に出てくる遊園地の家族写真にカルの風船を持った腕が映っていたり、まだ見つけられていないカルが、あるかもと思うと
もう一度と観に行きたいです。
劇中に流れる音楽も懐かしくて良いです。
ひとり脳内で会話出来る人に観に行って貰いたい作品です。
けっこうよかった
吹替え版を小1の娘と80歳の母と3人で見る。主人公が12歳の女の子で、ちょっとお姉さんだったが娘は最後までポップコーンを食べながらしっかり見ていた。見終わって車で母が「どうだった?面白かった?」と聞くと「むらさきのモフモフにさわりたかった」と答えていた。
主人公のミッションはイマジナリーフレンドと子どもとのマッチングだと思って見ていると、もうすでに大人の元々のパートナーがIFを思い出すことに変わって軸がぶれてる。とうとう、入院していたメガネの子とドラゴンしかマッチングしていない。しかし、まさかあのおじさんが主人公のイマジナリーフレンドだとは思わなかったので、思わず感涙する。おばあちゃんとバレエ昆虫みたいなIFのエピソードも感動的だ。
感動するけど疑問を凄く感じる映画。
母親が死んで心を閉ざした少女ビーが様々なIF(イマジナリーフレンド)との出会いを通じて心を取り戻すという内容。
ずっとIFが見える人間だと思ってたライアン・レイノルズ演じるカルが実はビーが想像したIFだったという展開には素直に感動できた。
その一方でビーがカルやブルーにブロッサムと会ってすぐに快活になる。
消えるのを恐れてる割に本編で消えるIFが居ないので本当に消えるのか?と疑問を感じてしまう。
ビーのIFに新しいパートナーを見つける目標が達成できていないまま元々の想像者に思い出させる行動に移行して救われる為に新しいパートナー捜しに意味が無い。
ビーの父親は心臓が少し痛いと重病そうなのに手術したわけでもなくあっさり治ったのにわざわざ死んだ振り(麻酔から覚めただけ?)する必要はあったのか?
など疑問を抱く点が目立った。
ストーリーやキャラクター設定は良かったのに話を進め安くする為か暗くしたくない為かまたは子供向けを意識し過ぎたのか踏み込みがいまいち足りなかったのが凄く残念。
大人になったら素直に嬉しくなれるか
大人になっていない女の子は主人公で、空想の友達と一緒に成長する物語のだ。
「ブルー きみは大丈夫」より「ビーの奇妙な出会い」の方が適切だと思って、ブルーのシーンが足りないから笑
大人は昔の彼たちと出会いながら昔のように純粋に笑顔を表せる。その最後主人公は大人になってしまった。彼らを探した後に人生に積極的に向いに行くのだ。
自分も大人になって子供のように純粋に楽しめないかもしれない。逆に悲しく無ちゃった。
忘れていた昔の友達
昔ともにいて気づかずに別れた空想上の友人のIFたち、そのIFの友人が背中を押す場面や再開する場面には自分の昔の友人に会えたような懐かしい気持ちに溢れました。
あの頃の自分と共にいた友人は思い出せない寂しさと会えたような懐かしさが残りました。
ツッコミどころは多々あれど、遊園地で建物内案内されて想像のままに装...
ツッコミどころは多々あれど、遊園地で建物内案内されて想像のままに装飾の変わっていくシーンや、IFたちを面接してるシーンが私の脳みそをどんどん子供の頃へと引き戻してくれ、ワクワクさせてもらいました。
私やみんなのIFはどんなだろう?と楽しい気分で映画館をあとにしました。
自分のIFを知ってたり、見えてたりする人いる?なら羨ましい限り!
心が疲れてしまった時にこの1本
デップー、クワイエット・プレイスが好きです
もうすぐそれぞれ続編が公開されますね。
とても楽しみにしています
あまり期待せずに観ました
でもしっかり感動しました
心が癒されました
とてもハートウォーミングな作品
エンディングもとてもきれいにまとめられています
ジョン・クラシンスキー監督の
クワイエット‥はサバイバルホラーですが
根底には家族の絆や問題を描いている部分がとても好きです
本作のようなファンタジー系の演出もうまいだろうと思ったけど
やっぱりいいですね。
父娘の微妙な気持ちを描いていますね
IFとの関係も併せて絆をしっかりと描いてほっこりします
前半の現実的なパートは少し退屈ですが
ファンタジーパートはとても楽しかったです
最後はとても泣きました
(クワイエット‥新作は監督さんが代わってしまいました)
でも楽しみです
温かい気持ちにはなれた、ただ謎が多い
号泣した!などのレビューが流れてきて、声優をする宮田さんに好印象だったのもあり期待値MAXでいきました!
イマジナリーフレンド達は様々で個性的でよかったし宮田さんの声優ぶりも馴染んでよかったし映像もよかった。
ただところどころの⁇が解決しなくて
号泣はなかった。ちょっと序版でホロってきた。
主人公の女の子のイマジナリーフレンドがあの人って?えっ?他の人に見えてなかった?思い切りまんま人間の姿だし、イマジナリーフレンドと再会させる手伝いをしている、と話してたが、彼はあの女の子以外からは見えてなかったの??
終わった後は温かい気持ちになれたし、役者さん声優さんがよかったから星3にしました。
思っていたよりすごく良くて泣けた!
序盤からイマジナリーフレンドたちなどの映像の凄さに圧倒され(特にダンスシーンなど)後半からは子供の頃にあった想像力などを思い出させてくれて、感動できるストーリー!
終盤はずっと泣いてた笑
最後のカルの展開も好き!
自分はこういう、話が難しすぎずに泣けたり、迫力がある映画が好き!
新しさはないが心温まる良作
主要人物のビー(ケイリー・フレミング)、カル(ライアン・レイノルズ)
ビーの父(ジョン・クラシンスキー)、ビーの祖母(フィオナ・ショウ)、
この4人の演技が秀逸すぎて、これだけでも幸せなのに
IFと呼ばれるイマジナリー・フレンドたちの声優が豪華すぎて、
これだけでも観る価値はあると思いました。
ビーの父親は、とにかくビーを明るい気持ちにさせようと
とてもウィットが効いた演出を、ビーのためだけにするんですよね。
もうこれだけでも微笑ましいのに、それが泣けてしまうくらい素晴らしいんです。
母親を亡くしたビーへの気遣いが本当に泣けます。
一方ビーも、その父親を想う気持ちを
IFたちとの関わりによって、思い出させるというか、本当は子どもなのに大人たらんとする
ビーに、さまざまな気づきをもたらしていくんですね。
IFはIFで、子どもたちから忘れ去られると、その子どもたちからは見えなくなるという設定ですが
相当せつない思いをしているわけです。
しかし、IFが友だちだった子どもが大人になっても、実は子どものころの純粋さや大事な思いは忘れておらず
その気持ちを思い出すことで、IFたちと再会するという
ベタではありますが、なんとも気持ちの良いストーリー展開に、終始クスッと笑ったり、泣いたり、
感情が忙しい映画でした。
心臓の手術をした父親に、ビーは何を話したらいいかわからないと悩むのですが、
そこでカルが「自分の物語を語ればいい」と言う。
そしてそれを語るビーに、父親が応える、もうこれだけで泣けます(笑)
しつこいですが、ベタな展開なんですよ。でも、わかっていても泣けるんですね。
私自身、このところ心が弱っていたので、刺さりました。そして余計に泣けた気がします。
最後の最後で、カルが人間っぽいIF(ピエロ)だったことがわかり、
しかも、ビーの友だちだったことがわかります。
その示唆は劇中何度も出ていた気はしますが、全然気づきませんでした。
まんまと作り手の思い通りに鑑賞しちゃいましたね。ということは、存分に楽しめたということだと思います。
レビューの評価は高くはありませんが、私は好き。
こういう作品を観て元気になれる、映画とは私にとってそういう存在です。
Cornflower
なんかでっかい紫色のイマジナリーフレンドが出てくるっていう情報と、宮田くんがその紫という名のブルーの吹き替えを演じてるという情報を頼りに鑑賞。
ジョン・クラシンスキー、あんたこんな優しい作品作れるのか…という衝撃に襲われつつも、コンパクトにまとめられたファンタジー作品で最初から最後まで見入って楽しめました。
たまたま見えてしまった不思議な生き物を追いかけていくビーがIFことイマジナリーフレンドと人間との出会いを紡ぐ物語という風に解釈しました。
父親の病気や母親の死など、ビーの抱える過去は重く、また家族を失いたくないというところから殻にこもっているビーが少しずつ心の扉を開いていく様子は好きでした。
IFの住む場所で想像が広がるシーンの映像はとてもファンタジーで、そこに巻き込まれるライアン・レイノルズの茶目っぷりを楽しむことができたのが良かったです。
IF達との面接のシーンは既視感こそあれど、ユニークな言動を繰り返すIF達が面白くて、まったりした気持ちで観れました。
IF達が子供達の成長と共に離れてしまったけど、新しい契約主のもとに行きたいと思いつつも、あの頃の子供達のそばにいてあげたいというのは分かるんですが、これまた色々曖昧かつ投げっぱなしで進んでいくのもあって、再会の場面での感動だったりがあまり感じられなかったのが残念でした。
邦題は目立つキャラを注目させておかないとという意図があったとは思うのでしょうがないとは思いましたが、本編観終わってみるとIF達の話であって、ブルーの話はエピソードの一つでしかないので、邦題が変にミスリードしてたなと思ってしまいました。
ある程度予想はついていましたが、やはりそうかという展開にはなりましたが、結構好みな終わり方だったのでベタだけどアリな着地点でした。
ラストのオチがフフッてなるやつで好きでした。これは劇場で見てみてフフッてなって欲しいやつです。
IFの吹き替えがとんでもなく豪華で、聞き覚えのある声が至る所から飛んできて情緒が大変でした。
大塚明夫さんが好きだから怪盗が飛び回ってるところはニヤニヤして観ていました。
ビーを演じたケイリー・フレミングが最高で、コロッコロ変わる表情や仕草がとても良くて、IF達と動き回ったりするところも愛くるしくて、この子はもっと大きな舞台に羽ばたいていくんだろうなーと期待が高まる出演作になったなと思いました。
ちょーっと物足りなさはありましたが、軽く楽しめるファンタジーものでした。
観終わって後にホッコリして劇場を出れたのでモーマンタイです。
鑑賞日 6/14
鑑賞時間 13:45〜15:45
座席 F-11
自分的には3.5なんですが
一緒に観に行った息子が「俺は好きだよ」「いい話だった」と言うので4.0に。
幸せな気分になれて、息子が言う通りに好感が持てるいい話なんだけど、なんというか、イマイチ盛り上がりに欠けてたなぁ、と。あと、突き抜けて魅力的なキャラクターもいなかったかなぁ、と。
チラシで「あ、アメリカ版トトロ?」、始まって「あ、屋根裏のラジャーじゃん」てなって、観終わって「あ、ほのぼのするシックスセンスかも」って思いました。
うまいことまとまっている良作でした。
素直に泣けるストレートなハートウォーミングストーリー。主演ケイリー・フレミングが魅力的。
12歳の少女と、空想の友達IF(イマジナリーフレンド)との交流を描く。
想像した本人が大人になるにつれて忘れてしまう大切な友達たち。
しかし、大人になったときこそ本当に必要なもの。
IFたちの新たな宿主探しが始まった。
ストレートなハートウォーミング・ストーリーで感動!何度か泣いた!
悪役とかひねくれた話がないので、まっすぐ迷わず温かい気持ちになれる。
予告を観て、「屋根裏のラジャー」を思い起こしましたが、良い悪いでなく、ラジャーのほうがジブリ的で”見ごたえ”がある話だった。
小さい時から、自分の物語を語らせた両親の愛情を一身に受け、とても悲しい出来事を体験して、子供でいることをやめようとする少女ビー。
主演のケイリー・フレミングが、本来の豊かな創造力を取り戻していき、思い切り踊るシーンが素晴らしい。
また、おばあちゃんが昔を思い起こして踊るバレエや、入院中の少年、
入院中に関わらず、常に過剰なユーモア、いたずらを繰り出してしまう父親も凄くいい。
シーツを結んで窓からの脱出を仕組んだシーンは爆笑。
そして、豪華な声優陣。
ハッキリ言って声だけではさすがに誰だかなんてわからない。
ブルーの声・スティーヴ・カレルをはじめ、ジョージ・クルーニー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、などなど。
作品は、今年3月に亡くなったルイス・ゴセットJrに捧げられていました。
「ブルー」という名前なのに紫色で、その理由にも物語があって凝っている。
終盤、いくつもの伏線回収があって、話も凝ってます。
タイトルはミスリード?
タイトルを見ると
ブルーが主役のように感じるが
全体的にビーとカルが中心の話
タイトルはミスリード?
イマジナリーフレンドと
親を亡くした女の子という設定で
近年観た映画「屋根裏のラジャー」を思い出したが
個人的にはこっちのほうがよかった
ブルーたちイマジナリーフレンドは
子どもが大人になると忘れ去られてしまうため
新しい子どものイマジナリーフレンドになるように紹介屋として奮闘するがうまくいかない
本作では大人になっても
子どもの思い出がきっかけでイマジナリーフレンドを思い出すと
また会えるということで締めくくっている
ラストのそれぞれの大人が
イマジナリーフレンドと出会うシーンはよかった
ただ、ビーの想像で遊園地の部屋が作り変えられているシーンは
ちょっとよくわからなかったし
あと前半は退屈に感じた
基本的に子ども向けの内容だが
大人が観ても問題ない
しかし、思ったよりもブルーはストーリーの中心ではない
全27件中、1~20件目を表示