ブルー きみは大丈夫のレビュー・感想・評価
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全般的にゆる~いつくり。ココロを休めて穏やかに観よう。
imaginary friend(以下IF)の一人、ベアーの声を担当していたルイス・ゴセット・ジュニアがこの3月に亡くなり本作が遺作になった。いい役者だった。
主役の12歳の少女ビーはすでに母親を亡くしており、今度は心臓病の父親が入院したためNYの祖母の住む古いアパートにやってくる。それまでどこで暮らしていたのか、父親の病状がどうなのかなどは詳らかにならない。まあ筋とは直接関係はないのだろうが最初の方は事情が飲み込めずなかなか映画の中に入り込みづらくて困惑した。冒頭から、彼女がどれほど両親に愛されて育ったかを説明するシーンが続くのだがこれも中途半端。ビデオカメラを見つけるところで後ろに繋がるのかと思ったが尻切れトンボに終わった。
全般にゆるいつくりなのである。伏線は色々あり最後には一応、回収されるのだが、モチーフの優先順位の付け方が甘いので盛り上がりに欠ける。
元のパートナーに忘れられたIFの引退所という設定は先般、公開された日本のアニメ映画「屋根裏のラジャー」と同じだが、あちらはルールがはっきりしていた。この映画ではIFが見えたり見えなかったりする。そもそも、IFって子供時代には寄り添ってくれるものだけど、大人になってから守護霊のように応援してくれるようなものではない。実にいい加減ではあるのだがIFたちのキャラクターがまあまあ可愛いのでそちら中心に観ていればまったりはできる。
ケイリー・フレミングが可愛かった
母親を亡くし心に傷を負った少女ビーは、大きなぬいぐるみのようなブルーに出会った。ブルーとその仲間たちは、空想の友だちなのだが、子どもが大人になるとその存在が消滅するのだった。もうすぐ消えてしまうというブルーを救うため、ブルーが見える大人と一緒にビーは・・・てな話。
圧倒的に上映回の少ない字幕版での鑑賞。
イマジナリーフレンドという存在がある前提でストーリーが進む。なぜイフの邦題がブルー? そしてそのブルーが歯並びの悪さも含め可愛くない。もう少し可愛げのあるキャラに出来なかったのかな?そこは残念。
ビー役のケイリー・フレミングが泣きの演技含め可愛かった。
日本語吹き替え版では稲垣来泉がビーの声を担当してるらしい。機会が有れば吹替見に行ってみようかな。
心あったまるホッコリ作品
ずっと優しい気持ちで観られる作品でした
ただこの作品も邦題と予告がね…でした
予告から想像したストーリーとは違ってちょっと期待はずれのようになってしまったかもしれません
でも楽しめたし、「ビー、もう大丈夫だよ」のラストにあったかい涙でした
原題は「IF」、「もし」なのか空想の友達の「イマジナリーフレンド」、そっちの方が合ってると思いました
子供の頃にいつもそばにいてくれる空想の友達って、私にはいなかったから子供の時に必要な存在なのかはよくわかりませんが、大人になってからの方が必要なのかもと思います
子供の時の悩み事やトラブルは、親とか周りの大人に相談すればその問題は自分の手から離れていくけど、大人になると解決するのは自分
相談するにも誰にも相談できない時もあるし、子供の頃より孤独を感じる時も増えてくるし
そんな時にイマジナリーフレンドが心強い存在になってくれそうです
私もほしい
このイマジナリーフレンドがトイ・ストーリーのキャラみたいにそれぞれがとっても可愛かったです
声の出演者もすごく豪華で、観る前にしっかりチェックしとけば良かったと後悔してます
予定調和で、そつなく作られた物語
なんだけど、イマジナリーフレンドという存在が、苦手な自分にとっては共感できない。
重い心臓病を患っているのに、やたら元気そうに見えるジョン・クラシンスキー。もうちょっと、役作りを考えて欲しい。
死にそうな感じで、から元気にしているパパだったら、死ぬかもって思って、感情移入ができるんだけど。
IF
85本目。
一番大きいスクリーンで10人位って、さみしいなとは思ったけど、吹替観る方が多いのかな。
いい話と思ったし、ビー役の子が芝居上手いし、涙腺崩壊も時間の問題だった訳で。
何だろう、自分にもいたんだろうなと思いながら観てるし、こんな大人になってしまってとも思い観てる。
子供に分かりやすくと日本向けのタイトルにしたとは思うけど、IFのままでもいいんじゃないかと思う。
吹替のIFは誰がやるかは知らんけど、本家本元の名前見たら、太刀打ち出来ないだろうとは思う。
IF(もしかしたら)
イマジナリーフレンドを扱った映画と言えば「屋根裏のラジャー」がありましたが今作は序盤に多少のもたつきがありますが最後は怒濤の感動が待っています。大人になってもイマジナリーフレンドを忘れているだけでいつでもそばにいるという概念が良かったです。役者、声優陣も豪華ですし主人公のビー(12歳)の年頃の子供と一緒に観ると楽しめるのではないでしょうか?
終盤は好きだった
字幕で鑑賞
家族で見れる映画です。
感想としてはいいな!と思うところと、うーんと思うところ半々でした。
女の子の演技が時々あからさますぎたのかな。
IFのクオリティは高いのでもっとIF達の活躍を見たかったです
この映画めちゃくちゃ良い!とはなりませんでした。
【”IF 君は大丈夫!”仲良しだった幼子が大人になって忘れられたイマジナリーフレンドは、それでも君を見守っている。今作は、ホンワカとした気持ちになれる素敵なファンタジー作品である。】
<字幕版で鑑賞。理由は一番下段に書く。分かる人は、分かると思う。>
■父(ジョン・クラシンスキー:今作の監督でもある。)と二人暮らしのビー(ケイリー・フレミング)は、父の心臓手術のため祖母(フィオナ・ショウ)が住むアパートメントにやって来る。
そこで、彼女は不思議な動く影を追って行くと、ある部屋にはカル(ライアン・レイノルズ)と呼ばれている男と不思議な人達?が沢山居た・・。
◆感想
・ご存じのようにイマジナリー・フレンドは、”幼い子が脳内で作り上げた創造物で、大人になると子はその存在を忘れてしまう”とされているが、今作ではイマジナリー・フレンドが、自分を想像してくれた子が大人になっても存在し、その子を大事に思って見守っているという設定が良い。
・ブルーも、自分の友達だった男が、就職試験に臨むことを知り応援する。少し失敗してしまうシーンもあるが、男はブルーの存在に気付かずとも、勇気を与えられ面接室に入って行くのである。ブルーの心が赤く灯る姿が素敵である。
・更に、祖母のイマジナリー・フレンドが、ビーが最初に出会ったブロッサムであり、ビーはお婆ちゃんにブロッサムを思い出させるために、想いでのレコードを掛けるとブロッサムの心も赤く灯り、祖母はレコードに合わせ踊るシーンも良い。
<父が無事に退院し、ビーは家財道具一式を父の車に載せる。その時に転がり落ちた幼き時の大切な品が入った箱。その箱の中には幼きビーが描いた家族の画が入っており、織り込みを開くと、そこにはビーのイマジナリーフレンドだった、ピエロの”カルヴィン”が描かれているのである。
それを見たビーは自分の前に現れたカルが何故に現れたかを悟り、”気が付かなくてごめんね。”と嬉しそうに呟くのである。
今作は、イマジナリーフレンドたちが自分を想像&創造してくれた子供達が大人になっても、見守っているという素敵な設定を、美しい色彩で描き出したファンタジー作品である。
本作を字幕で観る方は、どのイマジナリーの声をどんな俳優が声を担当したかを聞き分ける遊びも楽しいと思う。>
ラストの展開は!なるほど〜!です。
大人になると(子供の時の記憶を忘れた人?)見えなくなるIF= イマジナリーフレンド。
次々に登場してくるIFはまるでトイストーリーのメンバー?の様な感じで、キャラクター性がもの凄く強い。
主人公のビーにもIFが見えなくなる?、、、、そして、、。
IF達のキャラが秀逸
子供の頃には見えていたイマジナリーフレンドを大人になっても見えるように思い出させてあげると言うのは手放しで良い事なのかは疑問だが、IF達の個性的なキャラや豪華な俳優(声優)陣に心を奪われた。 (焼かれてるマシュマロとコップの中の氷にはひっくり返ったw)
同じく豪華な俳優陣だった日本アニメ映画「屋根裏のラジャー」でイマジナリーフレンドというものを初めて知ったが、大きなテーマとしては同じ様な気がした。
思い出さなくても全てのIFが見える主人公の女の子はなかなかの芸達者ぶりで将来性を感じた。
話の途中からきっとそうだろうなと気付いてしまったが、日本の配給会社は早めにオチがバレないようにタイトルを「ブルー」とし、チラシやポスターでもブルーを中心に置き、声優に人気?アイドルを使い番宣させるなど手の込んだミスディレクションをしたが、そもそも本国の制作側が意図していないことはできる限りやって欲しくないと思ってる。
家族3人の楽しかった時期の回想シーンは如何にも子供の個性を活かすような自由な教育で、監督のジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントの理想的な家族像なのかなと思った。
おばあちゃん役のフィオナ・ショウはハリーポッターの伯母役でも有名だが、今作では意地悪とは真逆の素敵なお祖母様でした。
老いたクマのIFの声をあてたルイス・ゴセットJr.は自分的には「愛と青春の旅立ち」の厳しい軍曹役や「第五惑星」の爬虫類系宇宙人役の印象が圧倒的に強いのだが、この3月に亡くなってしまったとのこと。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ホントは近くにいるから。
母を亡くし心に深い傷を抱える少女ビーと、子供の頃には見え大人になると薄れる「IF」イマジナリーフレンドの話。
~イマジナリーフレンド=空想の友達~
子供の時、子供がいる方なら目にした事があるのではないでしょうか?
子供の1人遊びと独り言、その見えない友達を、本作で形にし見せてくれてるって感じなのでしょうか。
正直本作はかなり子供向けなのかな、幼稚園から小学生の低学年の子が観たら無限リピの作品ですかね(笑)
とは言っても、車の荷台から落ちた「一枚の絵」で思い出し、ずっと近くで相談に乗ってくれて行動も共にしてくれた彼がビーのIFと分かった時には涙、最後にはやられました。
ビー役の子は将来有望!
※エンドロール後に『ルイス』役の役者さんの追悼文あり
全体的にどこかで見たことあるような感じで新しさは感じなかったけど何か懐かしく感じて嫌いではない
モンスターズ・インクやトイ・ストーリー、トゥモローランドとかの要素を感じました
他の方のレビューでもあるように邦題『ブルー きみは大丈夫』これは原題『IF』のままで良かった
あと予告もミスリードしちゃう
見る前の予想と違う…個人的に良くない方向だったかな
お父さんの手術後の命の危機?のところもあまり緊迫感が伝わらなかったし父と娘の関係性の深掘りも欲しかったかな
あとは亡くなった母親とのことをもっともっと描いてほしかった
でIFと母親に関係性があれば個人的には◯
カルの存在は予想通りだったけど求めてたのはコレ☝️
不満点は多々あったけど嫌いじゃなかったから余計に🙏
主役の女の子の演技はとても良かった(顔芸込みで)し綺麗だった
イマジナリーを呼び起こしたい時は、記憶に結びつく五感を刺激してみよう
2024.6.14 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年のアメリカ映画(104分、G)
他人のイマジナリーも見えてしまう少女を描いたファンタジー映画
監督&脚本はジョン・クラシンスキー
原題は『IF』で「イマジナリーフレンド」の略
物語の舞台は、アメリカのニューヨーク
母(Catharine Daddario)を早くに亡くした12歳の少女ビー(ケイリー・フレミング、幼少期:アンドレイ・ホフマン)は、父(ジョン・クラシンスキー)と一緒に暮らしてきたが、今度は父が難病に罹ってしまう
父は入院することになり、祖母・マーガレット(フィオナ・ショウ)と暮らすことになったビーは、ニューヨークにあるマンションにやってきた
時間ができては父の見舞いに訪れ、主治医のジャネット(Liza Colón-Zayas)と話したり、他の病室にいる少年ベンジャミン(アラン・キム)と関わりを持ったりしていた
ある日、街角でてんとう虫の人形を見かけたビーが彼女を追っていくと、人形はビーの住むマンションの中へと入って行った
だが、人形は最上階で姿を消し、それ以上のことはわからなかった
物語は、人形が気になるビーがその部屋の出入りを監視し、そこにカル(ライアン・レイノルズ)という男性が住んでいることがわかるところから動き出す
彼は人形と共に出かけ、ある住宅へと入っていく
そして、紫色のでっかいモフモフと共に出てきてしまう
ビーは訳がわからなかったが、人形はブロッサム(声:フィービーウォーラー=ブリッジ)といい、モフモフはブルー(スティーヴ・カレル)という名前で、彼らは子どもにだけ見えるイマジナリーだった
カルは役割の終えたイマジナリーたちの次の友だちを探そうとしていて、イマジナリーが見えるビーもそれに加わることになった
イマジナリーたちの面接を行なって、その適性を探っていくビーは、手始めにベンジャミンのイマジナリーを探そうと考える
だが、誰を連れてきても、ベンジャミンには見えず、イマジナリーにはなれないのである
物語は、マーガレットの持ち物にブロッサムが映り込んでいたことに気づいたビーが、元のところに戻すことを考える様子が描かれ、大人にもイマジナリーは必要で、彼らは生涯の友であることがわかるように作られている
レコードを聴かせて祖母の夢を思い出させたり、ブルーの友だちであるジェレミー(Bobby Moynihan、幼少期:Davis Weissmann)にはクロワッサンの匂いを嗅がせたりして、元の関係に結びつけていく
ビーは「空腹を刺激する」ことで記憶を想起させることに気づいていて、それによって、これまでできなかったことができるようになっていく
映画は、ブルーが主人公のような邦題になっているが、これは「ビーがブルーに語りかける言葉」と解釈すればOKだと思う(映画ではブルーがジェレミーに語りかける言葉になっている)
後半には、カルの正体が何か判明する流れがあるのだが、この見せ方はとてもうまいと思う
前半でそれとなく出てきたビーが書いた絵には左側があって、そこにカルヴィンと書かれているピエロがいるのだが、カルが父親似の男性であることにも意味があるように思う
彼女は自分のイマジナリー探しはしないのだが、それは彼女が欲していないということではなく、彼女こそがイマジナリーは生涯の友だちであることを体現しているからなのだと感じた
いずれにせよ、子ども向けの内容に思えるのだが、実際にはイマジナリーを忘れて苦しんでいる大人に向けての映画になっていた
子どもにはイマジナリーが見えることの意味を説き、大人には忘れかけていたものを取り戻すきっかけを与えている
大人が彼らを想起するのは空腹や匂いではないが、迷った時に立ち返る原点と、それに付随する記憶というものが必要になるのだと思う
ジェレミーはクロワッサンだったから匂い(嗅覚)だったけど、マーガレットはダンスだったから音楽(聴覚)というふうに、それぞれの思い出と密接に結びついて、五感を刺激するというのが転換点になっているのは理に適っていると感じた
大人のシングル鑑賞もおすすめ
あまりにも美しいシーンに涙が止まりませんでした。
イマジナリーフレンドの物語ですが、映像の力で観客のイマジネーションを掻き立ててくる!
映画ならではの魅力が詰まった映画でした。
『モンスターズインク』的なビジュアルから、てっきり親子で楽しむアニメーションだと思っていましたが、大人が1人で見るのも全然アリです!
いや、むしろおひとり様で観た方が、自分の内面に入り込めて沁みるかも。
かつてのイマジナリーフレンドを通して大切にしていた夢を思い出したり、イマジナリーフレンドの存在に励まされたり。
“推し”の存在で人生がきらめくように、空想の友達が今を前向きにしてくれます。
イマジナリーフレンドには裏切られることがないので、ある意味最強の親友。笑
じゃあ大人向けの映画か?というと、そうでもなくて…
子供にとっては、親や祖父母との距離を縮めてくれる映画になるんじゃないかしら?
流れる音楽も良い♪
良いな〜って思う昔の音楽って、実は親が好きで聴いてたり…やっぱり良くも悪くも家族から影響を受けて似た感性になりがち。
序盤で「なんで知ってるの?」と思うシーンがあって、後から伏線も回収されますが、だからと言っていちいち答え合わせ的な回想シーンが入らないところも好き。
妄想=現実逃避と思われがちだけど、現実を生きる為に想像力を活かすのは悪いことではない気がしました。
自分のことを見てくれていて、励ましてくれる存在がいるって最強だし、承認欲求で拗らせることもない。
そういえば…私も仕事や家事をしている時
「すごい!よく頑張った!」「さすがだね〜!完璧!」と心の中で自分を褒めてますが(誰も褒めてくれないから)
もしかして大人のイマジナリーフレンドって、こういうこと?
ん?ちょっと違うかな?
イマジネーションの世界に大人や子供の隔たりはなく、見知らぬ人とでも同じ感性で繋がることが出来ると感じさせてくれる映画でした。
プレミア舞台挨拶当選したので観てきました! 序盤ちょっと退屈だった...
プレミア舞台挨拶当選したので観てきました!
序盤ちょっと退屈だったな…ワクワク感がないピクチャー映画という感じ。
終盤やっと少し面白くなってきた感じあったけど微妙ですね。
宮田さんの声優は上手いけど板垣さんは合ってない無い。子供の声なんだけど違う。
キャラクター達はかわいいし、最後は少し涙が来たかなくらいでそこまで号泣する程の映画ではなかったです。
観なくてもいいかも…
厳しいけどあんまりでした。
かつてこどもだった全ての人に見て欲しい
こどものころにひとり遊びをするなかで想像上の友達を作り出すことはよくあるのでは?私自身も人形に名前をつけて遊んでいた。
そんなイマジナリーフレンドを具現化した映画。なんていうかな?とても優しい気持ちになれる作品だと思うので、こども向けというより大人に見て欲しいかも。
予告編で想像してたのは、メインがブルーというメインビジュアルにもなってるキャラクターで、主演のビーのイマジナリーフレンドなのかと思いきや、あれ?違ったのね。
ネタバレとなりますが、キャストのエンドロールにブラッド・ピットの名前があったのだけどそれがイマジナリーフレンドのひとつのキャラクターだったので、見たのは吹き替えだったから声なのか?どう出てたのか?気になる。
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