ブルー きみは大丈夫のレビュー・感想・評価
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汚れた大人には効かなかった…
イマジナリーフレンド、子どもの空想の友だち〈IF〉
彼らは忘れられてしまうとその存在が消えてしまう…
そのため、新しい子どものイマジナリーフレンドに転職させようと躍起になるけれど。
ほっこり系の作品なはずなのに、全体的にちょっと「?」な作品だった。
…父親が入院している前は二人はどこにいたの?
重い心臓病で手術のために入院しているのに、イタズラ三昧で元気そうな父親!?
強がっている主人公になぜ、色々な〈IF〉が見えるか?
突然のように爆発させるイマジネーションなど。
ちょっとした事にあれこれ引っ掛かってしまった。
…汚れた大人になっちゃってるのかもね。
自分的には3.5なんですが
一緒に観に行った息子が「俺は好きだよ」「いい話だった」と言うので4.0に。
幸せな気分になれて、息子が言う通りに好感が持てるいい話なんだけど、なんというか、イマイチ盛り上がりに欠けてたなぁ、と。あと、突き抜けて魅力的なキャラクターもいなかったかなぁ、と。
チラシで「あ、アメリカ版トトロ?」、始まって「あ、屋根裏のラジャーじゃん」てなって、観終わって「あ、ほのぼのするシックスセンスかも」って思いました。
うまいことまとまっている良作でした。
素直に泣けるストレートなハートウォーミングストーリー。主演ケイリー・フレミングが魅力的。
12歳の少女と、空想の友達IF(イマジナリーフレンド)との交流を描く。
想像した本人が大人になるにつれて忘れてしまう大切な友達たち。
しかし、大人になったときこそ本当に必要なもの。
IFたちの新たな宿主探しが始まった。
ストレートなハートウォーミング・ストーリーで感動!何度か泣いた!
悪役とかひねくれた話がないので、まっすぐ迷わず温かい気持ちになれる。
予告を観て、「屋根裏のラジャー」を思い起こしましたが、良い悪いでなく、ラジャーのほうがジブリ的で”見ごたえ”がある話だった。
小さい時から、自分の物語を語らせた両親の愛情を一身に受け、とても悲しい出来事を体験して、子供でいることをやめようとする少女ビー。
主演のケイリー・フレミングが、本来の豊かな創造力を取り戻していき、思い切り踊るシーンが素晴らしい。
また、おばあちゃんが昔を思い起こして踊るバレエや、入院中の少年、
入院中に関わらず、常に過剰なユーモア、いたずらを繰り出してしまう父親も凄くいい。
シーツを結んで窓からの脱出を仕組んだシーンは爆笑。
そして、豪華な声優陣。
ハッキリ言って声だけではさすがに誰だかなんてわからない。
ブルーの声・スティーヴ・カレルをはじめ、ジョージ・クルーニー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、などなど。
作品は、今年3月に亡くなったルイス・ゴセットJrに捧げられていました。
「ブルー」という名前なのに紫色で、その理由にも物語があって凝っている。
終盤、いくつもの伏線回収があって、話も凝ってます。
タイトルはミスリード?
タイトルを見ると
ブルーが主役のように感じるが
全体的にビーとカルが中心の話
タイトルはミスリード?
イマジナリーフレンドと
親を亡くした女の子という設定で
近年観た映画「屋根裏のラジャー」を思い出したが
個人的にはこっちのほうがよかった
ブルーたちイマジナリーフレンドは
子どもが大人になると忘れ去られてしまうため
新しい子どものイマジナリーフレンドになるように紹介屋として奮闘するがうまくいかない
本作では大人になっても
子どもの思い出がきっかけでイマジナリーフレンドを思い出すと
また会えるということで締めくくっている
ラストのそれぞれの大人が
イマジナリーフレンドと出会うシーンはよかった
ただ、ビーの想像で遊園地の部屋が作り変えられているシーンは
ちょっとよくわからなかったし
あと前半は退屈に感じた
基本的に子ども向けの内容だが
大人が観ても問題ない
しかし、思ったよりもブルーはストーリーの中心ではない
泣きそうになった
全般的にゆる~いつくり。ココロを休めて穏やかに観よう。
imaginary friend(以下IF)の一人、ベアーの声を担当していたルイス・ゴセット・ジュニアがこの3月に亡くなり本作が遺作になった。いい役者だった。
主役の12歳の少女ビーはすでに母親を亡くしており、今度は心臓病の父親が入院したためNYの祖母の住む古いアパートにやってくる。それまでどこで暮らしていたのか、父親の病状がどうなのかなどは詳らかにならない。まあ筋とは直接関係はないのだろうが最初の方は事情が飲み込めずなかなか映画の中に入り込みづらくて困惑した。冒頭から、彼女がどれほど両親に愛されて育ったかを説明するシーンが続くのだがこれも中途半端。ビデオカメラを見つけるところで後ろに繋がるのかと思ったが尻切れトンボに終わった。
全般にゆるいつくりなのである。伏線は色々あり最後には一応、回収されるのだが、モチーフの優先順位の付け方が甘いので盛り上がりに欠ける。
元のパートナーに忘れられたIFの引退所という設定は先般、公開された日本のアニメ映画「屋根裏のラジャー」と同じだが、あちらはルールがはっきりしていた。この映画ではIFが見えたり見えなかったりする。そもそも、IFって子供時代には寄り添ってくれるものだけど、大人になってから守護霊のように応援してくれるようなものではない。実にいい加減ではあるのだがIFたちのキャラクターがまあまあ可愛いのでそちら中心に観ていればまったりはできる。
ケイリー・フレミングが可愛かった
母親を亡くし心に傷を負った少女ビーは、大きなぬいぐるみのようなブルーに出会った。ブルーとその仲間たちは、空想の友だちなのだが、子どもが大人になるとその存在が消滅するのだった。もうすぐ消えてしまうというブルーを救うため、ブルーが見える大人と一緒にビーは・・・てな話。
圧倒的に上映回の少ない字幕版での鑑賞。
イマジナリーフレンドという存在がある前提でストーリーが進む。なぜイフの邦題がブルー? そしてそのブルーが歯並びの悪さも含め可愛くない。もう少し可愛げのあるキャラに出来なかったのかな?そこは残念。
ビー役のケイリー・フレミングが泣きの演技含め可愛かった。
日本語吹き替え版では稲垣来泉がビーの声を担当してるらしい。機会が有れば吹替見に行ってみようかな。
心あったまるホッコリ作品
ずっと優しい気持ちで観られる作品でした
ただこの作品も邦題と予告がね…でした
予告から想像したストーリーとは違ってちょっと期待はずれのようになってしまったかもしれません
でも楽しめたし、「ビー、もう大丈夫だよ」のラストにあったかい涙でした
原題は「IF」、「もし」なのか空想の友達の「イマジナリーフレンド」、そっちの方が合ってると思いました
子供の頃にいつもそばにいてくれる空想の友達って、私にはいなかったから子供の時に必要な存在なのかはよくわかりませんが、大人になってからの方が必要なのかもと思います
子供の時の悩み事やトラブルは、親とか周りの大人に相談すればその問題は自分の手から離れていくけど、大人になると解決するのは自分
相談するにも誰にも相談できない時もあるし、子供の頃より孤独を感じる時も増えてくるし
そんな時にイマジナリーフレンドが心強い存在になってくれそうです
私もほしい
このイマジナリーフレンドがトイ・ストーリーのキャラみたいにそれぞれがとっても可愛かったです
声の出演者もすごく豪華で、観る前にしっかりチェックしとけば良かったと後悔してます
予定調和で、そつなく作られた物語
IF
IF(もしかしたら)
終盤は好きだった
【”IF 君は大丈夫!”仲良しだった幼子が大人になって忘れられたイマジナリーフレンドは、それでも君を見守っている。今作は、ホンワカとした気持ちになれる素敵なファンタジー作品である。】
<字幕版で鑑賞。理由は一番下段に書く。分かる人は、分かると思う。>
■父(ジョン・クラシンスキー:今作の監督でもある。)と二人暮らしのビー(ケイリー・フレミング)は、父の心臓手術のため祖母(フィオナ・ショウ)が住むアパートメントにやって来る。
そこで、彼女は不思議な動く影を追って行くと、ある部屋にはカル(ライアン・レイノルズ)と呼ばれている男と不思議な人達?が沢山居た・・。
◆感想
・ご存じのようにイマジナリー・フレンドは、”幼い子が脳内で作り上げた創造物で、大人になると子はその存在を忘れてしまう”とされているが、今作ではイマジナリー・フレンドが、自分を想像してくれた子が大人になっても存在し、その子を大事に思って見守っているという設定が良い。
・ブルーも、自分の友達だった男が、就職試験に臨むことを知り応援する。少し失敗してしまうシーンもあるが、男はブルーの存在に気付かずとも、勇気を与えられ面接室に入って行くのである。ブルーの心が赤く灯る姿が素敵である。
・更に、祖母のイマジナリー・フレンドが、ビーが最初に出会ったブロッサムであり、ビーはお婆ちゃんにブロッサムを思い出させるために、想いでのレコードを掛けるとブロッサムの心も赤く灯り、祖母はレコードに合わせ踊るシーンも良い。
<父が無事に退院し、ビーは家財道具一式を父の車に載せる。その時に転がり落ちた幼き時の大切な品が入った箱。その箱の中には幼きビーが描いた家族の画が入っており、織り込みを開くと、そこにはビーのイマジナリーフレンドだった、ピエロの”カルヴィン”が描かれているのである。
それを見たビーは自分の前に現れたカルが何故に現れたかを悟り、”気が付かなくてごめんね。”と嬉しそうに呟くのである。
今作は、イマジナリーフレンドたちが自分を想像&創造してくれた子供達が大人になっても、見守っているという素敵な設定を、美しい色彩で描き出したファンタジー作品である。
本作を字幕で観る方は、どのイマジナリーの声をどんな俳優が声を担当したかを聞き分ける遊びも楽しいと思う。>
ラストの展開は!なるほど〜!です。
IF達のキャラが秀逸
子供の頃には見えていたイマジナリーフレンドを大人になっても見えるように思い出させてあげると言うのは手放しで良い事なのかは疑問だが、IF達の個性的なキャラや豪華な俳優(声優)陣に心を奪われた。 (焼かれてるマシュマロとコップの中の氷にはひっくり返ったw)
同じく豪華な俳優陣だった日本アニメ映画「屋根裏のラジャー」でイマジナリーフレンドというものを初めて知ったが、大きなテーマとしては同じ様な気がした。
思い出さなくても全てのIFが見える主人公の女の子はなかなかの芸達者ぶりで将来性を感じた。
話の途中からきっとそうだろうなと気付いてしまったが、日本の配給会社は早めにオチがバレないようにタイトルを「ブルー」とし、チラシやポスターでもブルーを中心に置き、声優に人気?アイドルを使い番宣させるなど手の込んだミスディレクションをしたが、そもそも本国の制作側が意図していないことはできる限りやって欲しくないと思ってる。
家族3人の楽しかった時期の回想シーンは如何にも子供の個性を活かすような自由な教育で、監督のジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントの理想的な家族像なのかなと思った。
おばあちゃん役のフィオナ・ショウはハリーポッターの伯母役でも有名だが、今作では意地悪とは真逆の素敵なお祖母様でした。
老いたクマのIFの声をあてたルイス・ゴセットJr.は自分的には「愛と青春の旅立ち」の厳しい軍曹役や「第五惑星」の爬虫類系宇宙人役の印象が圧倒的に強いのだが、この3月に亡くなってしまったとのこと。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ホントは近くにいるから。
母を亡くし心に深い傷を抱える少女ビーと、子供の頃には見え大人になると薄れる「IF」イマジナリーフレンドの話。
~イマジナリーフレンド=空想の友達~
子供の時、子供がいる方なら目にした事があるのではないでしょうか?
子供の1人遊びと独り言、その見えない友達を、本作で形にし見せてくれてるって感じなのでしょうか。
正直本作はかなり子供向けなのかな、幼稚園から小学生の低学年の子が観たら無限リピの作品ですかね(笑)
とは言っても、車の荷台から落ちた「一枚の絵」で思い出し、ずっと近くで相談に乗ってくれて行動も共にしてくれた彼がビーのIFと分かった時には涙、最後にはやられました。
ビー役の子は将来有望!
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