風の奏の君へのレビュー・感想・評価
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純粋なストーリーだけど・・・
最近には無い純粋なストーリーだと感じました。
実際にはピアニストが地方に篭りコンサートを開催する流れには無理があると思うし、学校の体育館でプロがピアノを演奏することは難しいと思います。
純愛物の映画を膨らませ過ぎた感を持ちました。
俺 松下奈緒 好みだし 緑🟢好きなので ひいき目の🌟満点 小作品叙情的
映画は娯楽
故に 俺が松下奈緒さん好み😍 ➕緑🟢が好き。 プラス 全国転勤が俺の場合北から南まで繰り返しだったから
地方の景色大好き
本作岡山の美作地方 とのこと 厳密には B'zの稲葉さんで有名な 津山市とは違う美作市の模様だけども
美作市 以外に津山市も協力の模様
ただ この監督及び 事実上の原作原案のお二人は 美作市出身で 高校も同じとのこと
ちなみに以上は ホームページ段階でわかります。親切なホームページ
🈶有料パンフは お茶の細かい知識 ロケ地 等オリジナル色あり ただ少しホームページ重複
美人薄命か❓ 風の吹く中来て 新たな風の中で若者が成長・・・
コレ一瞬 俳優シロウトの山村隆太さんが恋人長男役で大丈夫かぁ
一応実績のある 杉野遥亮【一発変換できるようにした方が良いよ事務所さん❗️】さんが まだ学生浪人
で大丈夫かぁ
逆でないかな と一瞬思ったが
実は弟の成長が 軸 みたいなので 違和感はなかった。
杉野さんは やはりプロだけある。
山村隆太さんは 今回が初挑戦らしいので 映画 杉野さんに助けられた形 いい組み合わせ
一瞬 テレビ版『砂の器・各局でたくさんある』を連想した。
小さな小さな 映画的 叙情的小作品。
俺の大好きな❤️正統派 松下奈緒さんが 得意のピアノも実演で 魅せます。甘酸っぱい感情
病気の部分は超非現実的だけど 最近んも昔もそんなのばっか だから許容範囲
一部 CGが浮き上がる仕上がり部分は 堪忍してくださいね
あっ❗️俺 松下さんには興味あるけど お茶🍵には興味なかった
まあ 胸の中の小さな小さな物語 風に吹かれて 本日時点で 上映館が少ないのは不満😑
イヤイヤ なんやら日記📓よりは 俺的には良いと思った。 変な設定カタルシス的に未知数は不安。
その点 本作は 少なくとも『変な設定』ではないので安心して見れました。松下さん マジ神がかり的な美人と俺は思う。
懐かしすぎる故郷の映画。
昨年、原作があさのあつこで、岡山県美作地区の映画が公開になると知ってビックリ!だって俺、美作市出身なんだもん。期待度マックスで着席。
松下奈緒演じるピアニストの青江里香が津山にコンサートにやってくる。そこで倒れて病院に居ると、2年前に知り合った杉野遥亮演じる真中渓哉がやってきた。里香は初めて名前を聞いて、知り合いの家族だと気付き、真中の自宅兼店舗を訪れる。えっ、そこ大原なの?そこで渓哉の兄、淳也から冷たくされる。ん?淳也の説明ではただの知り合いって言ってるけど、元カノじゃないかなとモヤモヤ。あきらかに里香の事を好きになった感じの渓哉。こりゃ、兄弟で三角関係の話かな?
ストーリー的にはちょっと緩めなんだけど、渓哉の優しさがとても良かった。
映画を観終わった後、美作茶の事を実家の母親に聞いてみたら、岡山では有名だってさ。全く知らんかった。
地元出身の自分には、いろんな事が懐かしくてかなり泣けた。1番ウルッたのは、里香が俺の母校、林野高校の体育館でライブをしたシーン。だって俺、高校生の時、ロックバンドのボーカルやってて、文化祭で体育館でライブやってたんだもん。懐かしすぎた〜!
茶畑が見たくて
予告編で田舎の茶畑のシーンがあったので、みどりの茶畑や山々が観たくてていきました
原作は見ていないので、てっきり兄は残り少ない恋人と一緒に東京に行き、弟が茶畑を継ぐと思ったのですが違いましたね
あさのあつこさん原案にひかれて
違国日記、あんのこと、かくしごと、そして本作と楽しみな女優さんの封切が並んだ6月7日で、まず本作を選びました 子どもの心や思いを描くことに定評のあるあさのあつこさんの名前が「原案」として挙がっていることにひかれました 「透き通った風が吹いて」という岡山を舞台にした部活や初恋を描いた男子高校生の話がベースにあるようですが、映画ではもう大人になって大学生時代の恋に悩む東京に住むピアニストのヒロイン松下さんと、同じ大学で恋愛関係になるも実家の茶屋を継ぐという名目で田舎の岡山・美作に帰ってきた松下さんの元恋人、その弟との三角関係の話で、ヒロインが元恋人の住む美作に尋ねてきての話です 原案とされた小説も岡山を舞台としていますが、美作の景色の美しさ、人々の素朴さと恋愛に不器用な男性という設定以外は、新たな物語といえるでしょうか
キラキラするような年代ではなく、30代の元恋人同士、そしてその弟の3人で話は進みますが、終盤になって松下さんの演奏、また演奏中のアップの表情に観ていて緊張を感じます
学生時代の過去の思いは屈折しても、どこかに忘れ得ぬ思いが、美作という人々の温かさが
満ちている背景で描かれる、というところでしょうか
本作はイオンエンターテイメントが配給となっていて、地方に強いイオンシネマを中心とした劇場公開です 一年に数作、このイオン配給の作品が全国のイオンシネマを中心に公開されていますが、興行的にはそれほど期待されなくても、心地のいい作品が結構あります
(6月7日 イオンシネマりんくう泉南 にて鑑賞)
弟に幸あれと願わずにいられないけど、年上じゃないとダメなんだろうなあと思った
2024.6.7 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(98分、G)
原案はあさのあつこの小説『透き通った風が吹いて(文春文庫)』
元恋人のもとを訪れるピアニストを描いた恋愛映画
監督&脚本は大谷健三郎
物語の舞台は、岡山県美作市
ピアニストの青江里香(松下奈緒)は、東京芸大時代の恋人・真中淳也(山村隆太)に会うために、東京からその地を訪れていた
だが、淳也は彼女を追い返してしまう
それから2年が経ち、里香はツアーの一環として、もう一度彼の元を訪れることになった
高校時代に街角で彼女を見かけた淳也の弟・渓哉(杉野遥亮)は、彼女に心を奪われるものの、兄と恋人関係だったことは知っていた
2年前に完全に切れたことも知っていて、コンサートツアーでの再会はサプライズで、気兼ねなく接することができると思っていた
だが、里香はいまだに兄のことを想っていて、それでも兄はそっけなく接するだけで、渓哉はその態度に苛立ちを見せていた
物語は、コンサート終わりに舞台で倒れた里香が病院に運ばれ、そこで淳也の友人の藤井(たける)の診察を受けるところから動き出す
過労と思われ、療養のために数日を過ごすことになったのだが、そこで渓哉は自宅の使っていない母屋を使うように進言する
淳也は疎ましく思うものの、それを拒むことはできず、里香はその部屋を借りて、新曲を作ることになった
渓哉は彼女を色んなところに案内し、彼女のインスピレーションの助けをしていくのだが、彼女が完成させた譜面は、淳也のために作ったものであることで絶望を感じてしまう
さらに、茶香服の決勝で戦うことになったのだが、里香はずっと淳也のことを気にかけていて、それも渓哉の心を傷つけていくのである
映画は、完成した楽曲をリサイタルにて演奏する様子が描かれ、そこに来るべき淳也が来ないというお約束の展開を迎えていく
痺れを切らせた渓哉が兄を強引に連れてくるのだが、そこでようやく兄の本音というものがわかる
だが、彼は「クズだ、逃げ続けている」とだけ言い、具体的なことは何も言えない
ここからは想像の世界になるが、おそらくは里香の方が先に成功し、自分自身が何も残せないことへの焦りのようなものがあったのだと思う
同じ芸術家として何も残せない淳也は、恋人の成功を羨ましく思うよりも、自分は彼女に相応しくないと考えたように思う
だが、そんな心の内を打ち明けることはできず、それゆえに「逃げる」という選択をする以外になかった
彼女が追いかけてきても受け入れることができないのだが、里香の想いの方が強すぎて、人生の覚悟ができている者は周囲を巻き込んでしまう
渓哉はその想いに感化され、彼女のためにすべてを捧げるつもりで、最期の時間を与えようとしていた
いずれにせよ、最後までクズな兄で終わるところも彼らしく、最後をどのように過ごしたのかは描かれない
おそらくはリサイタルの直後に限界が来て亡くなったと考えられるが、最後の瞬間は美作で過ごしたのだろうか
そうだとしたら、淳也は全力で彼女を支えたと思うので、それらのシーンをエンドロールで流しても良かったのかもしれない
蛇足っぽい感じはするが、最後に幸せに過ごしたことが伝われば、なお感動的に締めくくれたように思えた
映画館で観たい映画
茶畑が美しく松下奈緒さんが演じる里香と杉野遥亮さんと山村隆太さんの二人の兄弟の話でもある。松下さんが作曲した曲を演奏するシーンは見ごたえ十分。エンディング曲はFlumpool山村さんと松下さんのデュエットで締めていて音楽的にも贅沢な作品だ
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