映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂のレビュー・感想・評価
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ドラえもん?
思わず「ドラえもんやん!」って突っ込んだ人は私だけではないはず(笑)
でもね、これがなかなか面白い。確かに児童文学が原作かもしれないけれど、「ドラえもん」が大人が観ても面白いように。。。って、一緒にしちゃだめ?
銭天堂主人演じる天海祐希はどれくらいメイクに時間をかけたんだろう。顔の大きさは倍ほどあるし、身体の幅(?)は3倍くらいある。まさにドラえもん←しつこい?
たたりめ堂主人を演じた上白石萌音は本格的な悪役はおそらく初めてだろうけど、彼女もなかなか悪役を楽しんでいるのがとても良かったです。
しかし・・・白山乃愛ちゃんを脇役にするのがホントもったいない(笑)
成長にはよいお菓子(物語)
駄菓子をキッカケに努力の大切さを教えるには良い物語。
特に必ず成功するものではなく時には失敗もあり、行き過ぎると取り返しのつかない状態に陥ることが大人でも起こりえることをわかりやすく描いてる点は好感を持てた。
ただ銭天堂への道程とお店のセット感が強く、もう少し工夫をして欲しかった。
あと店主を似せるのは良いことなのだがメイクアップのためか表情が乏しかった様に思えたのが残念でした。メイクアップで表情が出せないのなら天海さんの表情で演じても良かったんじゃないかと思えた。
天海祐希!!
オリジナルキャラの描写がなぁ...
欲からいかに離脱するか
欲からいかに離脱するかという課題を描いている点では、最近観た『お坊さまと鉄砲』と共通しているが、展開からの印象では、『笑うせぇるすまん』のようでもあり、『モモ』『千と千尋の神隠し』のように、欲に呑み込まれる人々が続出する危機的情況が発生するなかで、弱者と思われた人物が、仲間と助け合って解決に辿り着く物語であった。よどみに指摘されるように、紅子の果たす役割が中途半端で、天海祐希氏の肌艶では、ヘアスタイルとそぐわない気がした。よどみはもっと頑強であってほしかったかな。
等々力先生の声がいまいち
悪意は後払いの方がたんまりもらえる
3.7くらいかな?こんな駄菓子屋あったら楽しいね
小学生の子供に引きずられての鑑賞、初見「子供だましでくだらない学芸会みたい」だと感じましたが意外とそうでも無いかんじ。
だんだんと駄菓子屋の世界に引き込まれました。期待せず楽しめる。金の招き猫達がお菓子を作る姿が可愛い!。お菓子の名前は「おしゃれサブレ」ウケるw
「ママは車の運転が下手なので(でも無事故)、運転が上手になるお菓子が欲しいな"ジョーズグミ"」(鮫のジョーズね)と言ったら子供が笑ってました。
先生役の人の演技、マルモのおきての阿部サダヲさんみたいで良かった。小学生の道徳のEテレみたくほのぼの安心して見れました。高額商品ばかり買うことがおしゃれでは無いことも子供に教えられます。
ほんわかやさしい気分になれました。
駄菓子屋ラプソディ🎵
「焦らずじっくり行こう」
願望と心の弱さは裏表
児童向けファンタジー小説の映画化だけど、意外とダーク風味なのは監督がホラー専門の中田秀夫なんで納得。願い事がかなうけどリスクもある駄菓子が買える駄菓子屋と言う設定が面白く、ズルをした子供にペナルティがあるのは、『チャーリーとチョコレート工場』風味。なんだけど、ファンの方には悪いけど、序盤から天海祐希の作り込み過ぎの演技と先生役の大橋和也の滑舌の悪いセリフ回しと下手な演技でウンザリして、映画の世界に入りづらかったです。CGもTVレベルだし子供主体のストーリーかと思ったら、急に監督好みのダークな話になってしまうのは一貫性がなく痛し痒しでした。役者では、作り込み過ぎとは言え、こう言う役柄に挑戦する天海祐希のチャレンジ精神は立派です。誰だかわからなかったのは、よどみ役の上白石萌音、天海祐希同様チャレンジ精神あっぱれです。実写で『鬼滅の刃』の鬼役ができそう。
上白石萌音の悪役
家を出るのが遅くなって上演時間的に観るつもりのなかったこちらの映画をチョイス
予想をこえない子供向けの教訓映画
もちろん大人にだって大事な教訓
欲望を叶える便利なお菓子達をどう使うのか
ドラえもんか!などとサイレントツッコミ入れながらも、まあまあ楽しく見させて頂きました
嫉妬や妬みのネガティブな感情をどす黒い映像で【悪】として観せられると、改めて自分の感情をただすきっかけになりますね
虹色水飴の下りはほろりとさせられました
そして悪役【よどみ】
上白石萌音ちゃんに似てるな
でも、違うか
この映画でこんな役やらないよね?
でも似てる!
と上演中にも関わらず、ガラガラの映画館でキャスト確認したら萌音ちゃんじゃあないですかぁ!びっくり
萌音ちゃんの子供向けの映画での妖怪的な悪役っぷりは観る価値ありです。
が、しかし全体的に漂うご都合主義と説明台詞の連発
そこまで全部台詞で言わなくても子供だってわかるとおもうんですけどね
もう少し説明感のない台詞もチョイスできたと思うですけど、なにゆえあんなに説明感満載なの台詞にしたのか?
あまりに鼻につく説明台詞連発のせいで大橋君の告白場面で申し訳ないけど笑っちゃいましたよ
もう少し演出なんとかならなかったのかな
紅子って綺麗な喪黒福造みたいな感じ
2024年映画館鑑賞121作品目
12月25日(水)イオンシネマ石巻
通常価格1800円→dポイント−400円
監督は『L change the WorLd』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『終わった人』『事故物件 恐い間取り』『“それ”がいる森』の中田秀夫
脚本は『若おかみは小学生!』『きみと、波にのれたら』『のぼる小寺さん』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章後章『ブルーピリオド』の吉田玲子
粗筋
生まれ育った地域に引っ越してきた小学校教師等々力小太郎
母と妹も一緒に
高学年の担任は初めてで緊張したがなんとか好スタート
そんな折に児童のあいだで銭天堂という駄菓子屋が噂になっていた
食べればなんでも願いを叶えてくれる駄菓子を売っているが説明書も碌に読まず調子に乗るとかえって不幸になることも
黒い猫を追いかけて路地を抜けると銭天堂に辿り着くが黒い猫無しで同じところに行けば銭天堂はなく代わりに洞窟がありその奥にはたたりめ堂という銭天堂とは正反対のどす黒く暗い感じの駄菓子屋に出くわす
銭天堂店主の紅子は無作為に新井式廻轉抽籤器を回して出てきた水晶玉の中に映った客を招き入れる経営方針のようだ
客が幸せになれば支払った硬貨は黄金の招き猫になり銭天堂駄菓子職人のメンバーに入り客が不幸になれば硬貨は不幸虫という蚊取りマットのCMに出てきたような虫になってしまう
招き猫はみんな同じに見えるが工房長こがねを筆頭に右腕のしらたま
フルーツ担当のかき
フルーツ栽培担当のくり
キャラメル担当のきゃらめる
クッキーとパン担当のこむぎ
砂糖担当のしゅがー
スパイス担当のにっき
ママレード担当のれもん
箱デザイン担当のぱこ
缶詰担当のもも
新入りのここ
紅子にとっては昭和30年代東映時代劇オールスターキャストのような面々
紅子が飼っている黒猫は墨丸
演じた?黒猫はカール
路地裏で黒猫を見かけただけでなぜみんな追いかけるのかよくわからない
よどみの方は紅子が逃した不幸虫と客から集めた悪意の玉を鍋に入れて毒々しいアンコを作りそれを原料に駄菓子を作る
そう言えば朝ドラの『カムカムエヴリバディ』で上白石萌音が演じた安子の渾名はアンコで実家はアンコが売りの和菓子屋だったが彼女の起用は偶然か
ものまねタレントになりたい小学生大野藍花を演じた白山乃愛だが物真似のクオリティーが低すぎた
「やればできる!」最初は誰の物真似かわからなかったが鑑賞後ネットで調べたらティモンディの高岸宏行だということが判明した
東宝シンデレラ歴代最年少グランプリだからといって明朗快活な美少女とはいえ正当化できるレベルではなかった
僕の子供の頃に比べたら子役のレベルは高く演技力は苦になることはなかった
学習発表会を観に行った親御さんのような視点で見てあげてほしいものだ
大人の俳優さんで目を引いたのは伊原六花と上白石萌音
伊原はバブリーダンス以来の活躍ぶり
狂気に満ちた熱演に好感が持てる
上白石萌音は上白石萌音だと教えられたから上白石萌音が演じているとわかるが実際のところちょっと目元をメイクしただけで全くの別人
予告編で彼女が上白石萌音だとわからなかった
名前は存じ上げないけど若作りしているベテランの女優さんかなと勘違いしていた
悪役もいけるぞ上白石萌音
今のところ姉のほうが断然俳優として格上
まっ妹も悪くはないけどね
そういえば楽して良い点を取りたい小学生水野裕太の部屋を覚えているだろうか
なぜか東京ヤクルトスワローズのユニフォームにつば九郎のポスター
ヤクルトファンかなと思ったがたしかにそうかもしれないが下位に低迷したかと思えば急に成績がアップして優勝するスワローズという稀有な球団を水野少年と掛け合わせたのだろうか
エンディングテーマは水曜日のカンパネラ
映画の内容にここまでドンピシャなエンディングテーマは最近なかなかない
あとなにわ男子のリーダー大橋和也は歌いすぎで喉を痛めていたのかな
生まれつきって嘘でしょ
いかりやが生前に喉の手術をして少しは良くなったらしいから大橋和也もやってみたら
配役
ふしぎな駄菓子を売る「銭天堂」の店主の紅子に天海祐希
母校に転勤した小学校教師で高学年の担任は初めてとなる等々力小太郎に大橋和也
小太郎の幼少期に黒木将盛
文芸誌編集を希望し出版社に入社したもののファッション誌「エレガンス」の編集に配属されオシャレには疎いため悩む相田陽子に伊原六花
ファッション誌「エレガンス」の編集長の浅井真美子に山本未來
ファッション誌「エレガンス」の編集部員で陽子の先輩の本郷隼人に渡邊圭祐
編集部員の吉野由美に荒井玲良
編集部員のミドリに鮎川桃果
小太郎の妹で美術館予備校生の等々力まどかに平澤宏々路
まどかの幼少期に清水悠乃
小太郎の母の等々力紀子に田中里衣
小太郎の父に竹森千人
まどかの友人で美大予備校生の如月百合子に伊礼姫奈
小太郎の生徒でものまねタレント志望の大野藍花に白山乃愛
小太郎の生徒でテストで良い点を取りたい水野雄太に番家天嵩
小太郎の生徒で同級生から告白される氷室こずえに今濱夕輝乃
小太郎の生徒で女子からモテモテになりたい尾谷龍介に菊池爽
小太郎の生徒の小柴琴音に宝辺花帆美
小太郎の生徒の柊めぐみに浅井菜望
小太郎の生徒の東雲慎吾に斉藤應之介
小太郎の同僚教師有馬みつおにじろう
たたりめ堂の店主のよどみに上白石萌音
粘着テープのCM出演者にユースケ
粘着テープのCMの出演者に津田篤宏
雄太の母に小橋めぐみ
美術予備校の先生の沢口京子に大村彩子
英会話学校の生徒の松下英子に武上陽奈
人魚姫のグミを食べて泳ぎが上手くなる篠田真由美に心暖
母親の病気が治るよう紅子に相談する模範的女子児童に宮崎莉里沙
願いはぎょうさん
原作の児童小説は触れておらず、存在だけ知ってる感じでの鑑賞。
脚本が吉田玲子さんってのも観るきっかけになりました。
んー児童小説なので仕方ないところはあれど、一つ一つのオムニバス感が否めず、映画一本にするとそこまで盛り上がらずじまいだったなという印象でした。
運が回ってきて活かすのは自分次第っていうテーマは良かったんですが、大人と子供どちらもターゲットに入っているというのが今作をややこしくしているところで、子供たちは大小あれど見やすい形になっているのに、高校生以上になると途端にヘビーな展開になるというのもややこしさに拍車をかけているようでした。
お菓子にワクワク感が無いのも致命的で、パッケージの安っぽさや、それ個包装じゃないんだとかいう細かいところが気になってしまい、こういう点では一つ一つのひみつ道具が魅力的な「ドラえもん」には敵わないなぁと思いました。
銭天堂自体どうみたって怪しいのにホイホイ釣られていきますし、不幸は逃すのが一番良いとかいって不幸になったお金から生まれた不幸虫を速攻で逃してるもんですから、今回の事の発端は紅子さんやないかいというツッコミが頭の中で響き渡りました。
あと幸せから生まれた招き猫を速攻で働かせるブラックっぷりはなんか笑ってしまいました。
たたりめ堂の描写が悍ましそうだったんで期待したんですが、中田監督のホラーみを感じるところまではいかず、ちょっとおどろおどろしいなってレベルで止まってしまいました。
口から悪意を吐き出すってのも煙みたいな感じなので、子供向けとかガン無視でゲロみたいに流してくれたらもうちょっと良かったかもです(絶対良くない)。
オチの付け方もなんだか雑で、突然お笑いをし出してしまい、その映像もなんだかB級ホラー映画っぽい形で締めくくられるもんですから「事故物件」を観た時のグチャグチャした感情がフラッシュバックしました。
ちょっと大橋くんの演技が大変なことにっており、花粉なのかどうか知りませんが鼻声すぎてどのセリフもノイズになってしまい、そもそもの滑舌も問題があるのか聞き取りづらく、なんでこれでOK出してしまったんだろうというのが不思議で仕方ないです。
反面、上白石萌音さんの悪役はめちゃくちゃ活き活きしていてハマっていました。
小悪党な感じはありつつも、やってる悪事は相当なことだったり、ガンギマってる目もめっちゃ良くて新基軸を開拓したなぁと思いました。
伊原六花さんも大変な役回りを演じきっていて脱帽です。
特別な面白みは感じられず、大人が観て楽しめるものではなかったかなと思いました。
まぁでもダイアンが観れたのでオールオッケーです。
鑑賞日 12/25
鑑賞時間 9:00〜11:00
座席 B-10
これはファミリー層にお勧めです
ポスターの天海祐希さんの作り物感がすごくて、実を言えば本作に興味を持てませんでした。「聖☆おにいさん」の方がヴィジュアルはずっと良く出来てるからそちらを観るつもりだったんですが、鑑賞前日の星を見てこちらに変更しました。それで良かったと思います。
本作はかなり子供向けですが、大人もほっとする作品です。お菓子は子供が喜びそうなアイディアが詰まっていて店の中が楽しいです。
紅子のキャラクターは案外天海さんに合っていましたが、長身でスラリとした人をふくよかにすると、すごく大きくなってしまい、余貴美子さんだったら良かったんじゃないかななんて感じました。
上白石萌音さんは誰だか分からなかった位ハマっていてとても良かったです。
大橋和也さんの先生も良かったですが、声のカサカサが酷く、聞いていてこちらが息苦しくなってしまい、トレーニングで改善できないかなと感じました。
あとは、強いてダメ出しするなら、
・駄菓子の名前の漢字が難しく、勉強できない雄太が「天晴れ」とかをよく読めたなと思いました。
・菓子職人の招き猫さんたちがミャーミャー泣くのは不気味でした。猫とは違うので、ニャハ、ニャハとかヨイセ、コラセみたいな掛け声の方が良かったかな。
・美術の講師のアドバイスがテキトー過ぎた。
・陽子のファッションセンスがあまりにひどい(笑)です。
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