映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂のレビュー・感想・評価
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欲からいかに離脱するか
欲からいかに離脱するかという課題を描いている点では、最近観た『お坊さまと鉄砲』と共通しているが、展開からの印象では、『笑うせぇるすまん』のようでもあり、『モモ』『千と千尋の神隠し』のように、欲に呑み込まれる人々が続出する危機的情況が発生するなかで、弱者と思われた人物が、仲間と助け合って解決に辿り着く物語であった。よどみに指摘されるように、紅子の果たす役割が中途半端で、天海祐希氏の肌艶では、ヘアスタイルとそぐわない気がした。よどみはもっと頑強であってほしかったかな。
等々力先生の声がいまいち
悪意は後払いの方がたんまりもらえる
3.7くらいかな?こんな駄菓子屋あったら楽しいね
小学生の子供に引きずられての鑑賞、初見「子供だましでくだらない学芸会みたい」だと感じましたが意外とそうでも無いかんじ。
だんだんと駄菓子屋の世界に引き込まれました。期待せず楽しめる。金の招き猫達がお菓子を作る姿が可愛い!。お菓子の名前は「おしゃれサブレ」ウケるw
「ママは車の運転が下手なので(でも無事故)、運転が上手になるお菓子が欲しいな"ジョーズグミ"」(鮫のジョーズね)と言ったら子供が笑ってました。
先生役の人の演技、マルモのおきての阿部サダヲさんみたいで良かった。小学生の道徳のEテレみたくほのぼの安心して見れました。高額商品ばかり買うことがおしゃれでは無いことも子供に教えられます。
ほんわかやさしい気分になれました。
駄菓子屋ラプソディ🎵
「焦らずじっくり行こう」
願望と心の弱さは裏表
児童向けファンタジー小説の映画化だけど、意外とダーク風味なのは監督がホラー専門の中田秀夫なんで納得。願い事がかなうけどリスクもある駄菓子が買える駄菓子屋と言う設定が面白く、ズルをした子供にペナルティがあるのは、『チャーリーとチョコレート工場』風味。なんだけど、ファンの方には悪いけど、序盤から天海祐希の作り込み過ぎの演技と先生役の大橋和也の滑舌の悪いセリフ回しと下手な演技でウンザリして、映画の世界に入りづらかったです。CGもTVレベルだし子供主体のストーリーかと思ったら、急に監督好みのダークな話になってしまうのは一貫性がなく痛し痒しでした。役者では、作り込み過ぎとは言え、こう言う役柄に挑戦する天海祐希のチャレンジ精神は立派です。誰だかわからなかったのは、よどみ役の上白石萌音、天海祐希同様チャレンジ精神あっぱれです。実写で『鬼滅の刃』の鬼役ができそう。
上白石萌音の悪役
家を出るのが遅くなって上演時間的に観るつもりのなかったこちらの映画をチョイス
予想をこえない子供向けの教訓映画
もちろん大人にだって大事な教訓
欲望を叶える便利なお菓子達をどう使うのか
ドラえもんか!などとサイレントツッコミ入れながらも、まあまあ楽しく見させて頂きました
嫉妬や妬みのネガティブな感情をどす黒い映像で【悪】として観せられると、改めて自分の感情をただすきっかけになりますね
虹色水飴の下りはほろりとさせられました
そして悪役【よどみ】
上白石萌音ちゃんに似てるな
でも、違うか
この映画でこんな役やらないよね?
でも似てる!
と上演中にも関わらず、ガラガラの映画館でキャスト確認したら萌音ちゃんじゃあないですかぁ!びっくり
萌音ちゃんの子供向けの映画での妖怪的な悪役っぷりは観る価値ありです。
が、しかし全体的に漂うご都合主義と説明台詞の連発
そこまで全部台詞で言わなくても子供だってわかるとおもうんですけどね
もう少し説明感のない台詞もチョイスできたと思うですけど、なにゆえあんなに説明感満載なの台詞にしたのか?
あまりに鼻につく説明台詞連発のせいで大橋君の告白場面で申し訳ないけど笑っちゃいましたよ
もう少し演出なんとかならなかったのかな
紅子って綺麗な喪黒福造みたいな感じ
2024年映画館鑑賞121作品目
12月25日(水)イオンシネマ石巻
通常価格1800円→dポイント−400円
監督は『L change the WorLd』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』『終わった人』『事故物件 恐い間取り』『“それ”がいる森』の中田秀夫
脚本は『若おかみは小学生!』『きみと、波にのれたら』『のぼる小寺さん』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章後章『ブルーピリオド』の吉田玲子
粗筋
生まれ育った地域に引っ越してきた小学校教師等々力小太郎
母と妹も一緒に
高学年の担任は初めてで緊張したがなんとか好スタート
そんな折に児童のあいだで銭天堂という駄菓子屋が噂になっていた
食べればなんでも願いを叶えてくれる駄菓子を売っているが説明書も碌に読まず調子に乗るとかえって不幸になることも
黒い猫を追いかけて路地を抜けると銭天堂に辿り着くが黒い猫無しで同じところに行けば銭天堂はなく代わりに洞窟がありその奥にはたたりめ堂という銭天堂とは正反対のどす黒く暗い感じの駄菓子屋に出くわす
銭天堂店主の紅子は無作為に新井式廻轉抽籤器を回して出てきた水晶玉の中に映った客を招き入れる経営方針のようだ
客が幸せになれば支払った硬貨は黄金の招き猫になり銭天堂駄菓子職人のメンバーに入り客が不幸になれば硬貨は不幸虫という蚊取りマットのCMに出てきたような虫になってしまう
招き猫はみんな同じに見えるが工房長こがねを筆頭に右腕のしらたま
フルーツ担当のかき
フルーツ栽培担当のくり
キャラメル担当のきゃらめる
クッキーとパン担当のこむぎ
砂糖担当のしゅがー
スパイス担当のにっき
ママレード担当のれもん
箱デザイン担当のぱこ
缶詰担当のもも
新入りのここ
紅子にとっては昭和30年代東映時代劇オールスターキャストのような面々
紅子が飼っている黒猫は墨丸
演じた?黒猫はカール
路地裏で黒猫を見かけただけでなぜみんな追いかけるのかよくわからない
よどみの方は紅子が逃した不幸虫と客から集めた悪意の玉を鍋に入れて毒々しいアンコを作りそれを原料に駄菓子を作る
そう言えば朝ドラの『カムカムエヴリバディ』で上白石萌音が演じた安子の渾名はアンコで実家はアンコが売りの和菓子屋だったが彼女の起用は偶然か
ものまねタレントになりたい小学生大野藍花を演じた白山乃愛だが物真似のクオリティーが低すぎた
「やればできる!」最初は誰の物真似かわからなかったが鑑賞後ネットで調べたらティモンディの高岸宏行だということが判明した
東宝シンデレラ歴代最年少グランプリだからといって明朗快活な美少女とはいえ正当化できるレベルではなかった
僕の子供の頃に比べたら子役のレベルは高く演技力は苦になることはなかった
学習発表会を観に行った親御さんのような視点で見てあげてほしいものだ
大人の俳優さんで目を引いたのは伊原六花と上白石萌音
伊原はバブリーダンス以来の活躍ぶり
狂気に満ちた熱演に好感が持てる
上白石萌音は上白石萌音だと教えられたから上白石萌音が演じているとわかるが実際のところちょっと目元をメイクしただけで全くの別人
予告編で彼女が上白石萌音だとわからなかった
名前は存じ上げないけど若作りしているベテランの女優さんかなと勘違いしていた
悪役もいけるぞ上白石萌音
今のところ姉のほうが断然俳優として格上
まっ妹も悪くはないけどね
そういえば楽して良い点を取りたい小学生水野裕太の部屋を覚えているだろうか
なぜか東京ヤクルトスワローズのユニフォームにつば九郎のポスター
ヤクルトファンかなと思ったがたしかにそうかもしれないが下位に低迷したかと思えば急に成績がアップして優勝するスワローズという稀有な球団を水野少年と掛け合わせたのだろうか
エンディングテーマは水曜日のカンパネラ
映画の内容にここまでドンピシャなエンディングテーマは最近なかなかない
あとなにわ男子のリーダー大橋和也は歌いすぎで喉を痛めていたのかな
生まれつきって嘘でしょ
いかりやが生前に喉の手術をして少しは良くなったらしいから大橋和也もやってみたら
配役
ふしぎな駄菓子を売る「銭天堂」の店主の紅子に天海祐希
母校に転勤した小学校教師で高学年の担任は初めてとなる等々力小太郎に大橋和也
小太郎の幼少期に黒木将盛
文芸誌編集を希望し出版社に入社したもののファッション誌「エレガンス」の編集に配属されオシャレには疎いため悩む相田陽子に伊原六花
ファッション誌「エレガンス」の編集長の浅井真美子に山本未來
ファッション誌「エレガンス」の編集部員で陽子の先輩の本郷隼人に渡邊圭祐
編集部員の吉野由美に荒井玲良
編集部員のミドリに鮎川桃果
小太郎の妹で美術館予備校生の等々力まどかに平澤宏々路
まどかの幼少期に清水悠乃
小太郎の母の等々力紀子に田中里衣
小太郎の父に竹森千人
まどかの友人で美大予備校生の如月百合子に伊礼姫奈
小太郎の生徒でものまねタレント志望の大野藍花に白山乃愛
小太郎の生徒でテストで良い点を取りたい水野雄太に番家天嵩
小太郎の生徒で同級生から告白される氷室こずえに今濱夕輝乃
小太郎の生徒で女子からモテモテになりたい尾谷龍介に菊池爽
小太郎の生徒の小柴琴音に宝辺花帆美
小太郎の生徒の柊めぐみに浅井菜望
小太郎の生徒の東雲慎吾に斉藤應之介
小太郎の同僚教師有馬みつおにじろう
たたりめ堂の店主のよどみに上白石萌音
粘着テープのCM出演者にユースケ
粘着テープのCMの出演者に津田篤宏
雄太の母に小橋めぐみ
美術予備校の先生の沢口京子に大村彩子
英会話学校の生徒の松下英子に武上陽奈
人魚姫のグミを食べて泳ぎが上手くなる篠田真由美に心暖
母親の病気が治るよう紅子に相談する模範的女子児童に宮崎莉里沙
願いはぎょうさん
原作の児童小説は触れておらず、存在だけ知ってる感じでの鑑賞。
脚本が吉田玲子さんってのも観るきっかけになりました。
んー児童小説なので仕方ないところはあれど、一つ一つのオムニバス感が否めず、映画一本にするとそこまで盛り上がらずじまいだったなという印象でした。
運が回ってきて活かすのは自分次第っていうテーマは良かったんですが、大人と子供どちらもターゲットに入っているというのが今作をややこしくしているところで、子供たちは大小あれど見やすい形になっているのに、高校生以上になると途端にヘビーな展開になるというのもややこしさに拍車をかけているようでした。
お菓子にワクワク感が無いのも致命的で、パッケージの安っぽさや、それ個包装じゃないんだとかいう細かいところが気になってしまい、こういう点では一つ一つのひみつ道具が魅力的な「ドラえもん」には敵わないなぁと思いました。
銭天堂自体どうみたって怪しいのにホイホイ釣られていきますし、不幸は逃すのが一番良いとかいって不幸になったお金から生まれた不幸虫を速攻で逃してるもんですから、今回の事の発端は紅子さんやないかいというツッコミが頭の中で響き渡りました。
あと幸せから生まれた招き猫を速攻で働かせるブラックっぷりはなんか笑ってしまいました。
たたりめ堂の描写が悍ましそうだったんで期待したんですが、中田監督のホラーみを感じるところまではいかず、ちょっとおどろおどろしいなってレベルで止まってしまいました。
口から悪意を吐き出すってのも煙みたいな感じなので、子供向けとかガン無視でゲロみたいに流してくれたらもうちょっと良かったかもです(絶対良くない)。
オチの付け方もなんだか雑で、突然お笑いをし出してしまい、その映像もなんだかB級ホラー映画っぽい形で締めくくられるもんですから「事故物件」を観た時のグチャグチャした感情がフラッシュバックしました。
ちょっと大橋くんの演技が大変なことにっており、花粉なのかどうか知りませんが鼻声すぎてどのセリフもノイズになってしまい、そもそもの滑舌も問題があるのか聞き取りづらく、なんでこれでOK出してしまったんだろうというのが不思議で仕方ないです。
反面、上白石萌音さんの悪役はめちゃくちゃ活き活きしていてハマっていました。
小悪党な感じはありつつも、やってる悪事は相当なことだったり、ガンギマってる目もめっちゃ良くて新基軸を開拓したなぁと思いました。
伊原六花さんも大変な役回りを演じきっていて脱帽です。
特別な面白みは感じられず、大人が観て楽しめるものではなかったかなと思いました。
まぁでもダイアンが観れたのでオールオッケーです。
鑑賞日 12/25
鑑賞時間 9:00〜11:00
座席 B-10
これはファミリー層にお勧めです
ポスターの天海祐希さんの作り物感がすごくて、実を言えば本作に興味を持てませんでした。「聖☆おにいさん」の方がヴィジュアルはずっと良く出来てるからそちらを観るつもりだったんですが、鑑賞前日の星を見てこちらに変更しました。それで良かったと思います。
本作はかなり子供向けですが、大人もほっとする作品です。お菓子は子供が喜びそうなアイディアが詰まっていて店の中が楽しいです。
紅子のキャラクターは案外天海さんに合っていましたが、長身でスラリとした人をふくよかにすると、すごく大きくなってしまい、余貴美子さんだったら良かったんじゃないかななんて感じました。
上白石萌音さんは誰だか分からなかった位ハマっていてとても良かったです。
大橋和也さんの先生も良かったですが、声のカサカサが酷く、聞いていてこちらが息苦しくなってしまい、トレーニングで改善できないかなと感じました。
あとは、強いてダメ出しするなら、
・駄菓子の名前の漢字が難しく、勉強できない雄太が「天晴れ」とかをよく読めたなと思いました。
・菓子職人の招き猫さんたちがミャーミャー泣くのは不気味でした。猫とは違うので、ニャハ、ニャハとかヨイセ、コラセみたいな掛け声の方が良かったかな。
・美術の講師のアドバイスがテキトー過ぎた。
・陽子のファッションセンスがあまりにひどい(笑)です。
私の悪意は、永久氷結できるか?
幸せは ひとりでは 歩かない
別の不幸せと 進んで歩いてる
だから このどん底の横には
喜びの朝だって いるのさ
SION 「マイナスを脱ぎ捨てる」
幸福には2種類あるそうです。ひとつ目は自分の喜びを極大化するもの。ふたつ目は、他者の喜びを増やすことで、自分も嬉しくなるもの。(因みに、世界のトレンドは、ひとつ目の幸福です。これを公約に立候補すると、ネットを通じて、あることないこと、ごちゃ混ぜで覇権主義国や、特定企業がサイバー介入。民意とは、ネットで操作できるものらしいことが、証明されようとしています。)
皆様なら、どちらを選択します?。どちらを選択するかで、銭天堂にも、たたりめ堂にも、たどり着けるかと、存じます。
ヒトに7つの大罪ありといいますが、私は私の罪を贖えるのかしら。
何故か、よどみちゃんに惹かれます。元気玉より悪意玉に、ワクワクすっぞ。強欲の赴くまま、奔放に振る舞う姿に、むしろ清々しさを覚えます。で、私に搭載された強欲は、赦しと救いも、欲しがっているわけです。
私が欲しいものは、私を何処に連れて行くのかしら。私が願うものを、私は使いこなすことができるのかしら。
紅子姐さんですら、読めないその結末を、私が知るわけないですね。因みに紅子姐さんこと、天海祐希ですが、できない自分を自覚しているからこそ、できる自分をいつも探しているそうです。真似できるかなぁ。
おそらく私が、紅子姐さんの虹色水飴に出会うことはないでしょう。それでも私が望むものは…。
目の前にある幸運を、生かすも殺すも、私次第ってことですかね。紅子姐さんになりたい私と、よどみちゃんになって、他者の悪意をあざけ嗤いたい私がいます。(かなり、います。)…どうしたらいい?。
先ほどの、私が敬愛するSIONの唄には、続きがあります。その続きを、締めの言葉とさせていただきます。
風に鳥に なれるわきゃあない
だから 這ってでも 行かなきゃよ
動かずに 抜け出せる
贅沢な トンネルはない
マイナスを 脱ぎ捨てる
新しい朝を つかまえる為に…
欲張りすぎるのは良くない
萌音ちゃんの悪役が観たくて観に行きました笑
新米教師の等々力小太郎は、赴任した小学校の子どもたちから不思議な駄菓子屋「銭天堂」の噂を聞く。
怪しげな店主・紅子が選んでくれる駄菓子を食べれば願いがかなうが、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるのだという。
やがて、銭天堂の駄菓子を買ったと思われる人たちの様子がおかしくなり、小太郎が密かに思いを寄せる雑誌編集者・相田陽子も暴走してしまう。
そんな中、小太郎はもう一軒の駄菓子屋「たたりめ堂」の存在に気づく。
その店では店主のよどみが人々の悪意を集めて作った駄菓子を売っていた。
小太郎は大切な人たちを守るべく、紅子とともによどみを追うが……。
というのがあらすじ!
黒猫が選ばれたお客さんを連れてくる
黒猫が可愛かったし招き猫たちも可愛かった〜
お代は小銭で小銭の製造年まで指定…
そこまで指定するんだと思って驚き!
いろいろな駄菓子があってどんな効力があるのか気になるお菓子ばかり🤔
銭天堂の駄菓子を食べて幸せになるか不幸になるのはお客次第…
人間はすぐに調子に乗るから欲がどんどん深くなる…
それでよどみのお菓子を食べたけど欲望は満たされなくなるしいろいろ失っていってましたね
編集者の相田陽子はおかしくなっていきましたし…笑
最後はファッションがおかしなことになってました😳
あまりの変わりようにちょっと笑ってしまいました笑
あとあのクッキーの間違った使い方って何だったのかな?
そのシーンあった?見逃してた?
いろんな駄菓子の説明書を見てみたくなりました!笑
等々力まどかが欲しがった駄菓子が意外でしたね
勝ちたいじゃなくて悪意をなくしたいとはすごいなと思っちゃいました
一つ気になったのがよどみがどうしてあんなに紅子をあんなに潰そうとしてたのか…
そこがかなり気になりました!
どうやって退治するのかと思ったら瞬間冷糖を食べさせて凍らせたのはびっくりした😳
壊すのを焦らすからそうなる…笑
そして観てて思ったのが駄菓子を食べれば願いが叶うけどこうやって楽して手に入れたことを活かしていかにものにするかが大事ですね
原作は知らなかったですし萌音ちゃんの悪役が気になって観ましたけど楽しめました!
この映画を観て調子に乗りすぎるのは良くないと改めて思いました
あと欲張りすぎるとろくなことがない…
気をつけようと思います…
面白い映画をありがとうございました😊
ふしぎな駄菓子は幸せの味か、それとも…?
偶然にもたどり着けた者だけが買い物できる不思議な駄菓子屋「銭天堂」。
そこに並ぶ商品は他と違い、買う者の願いをかなえる駄菓子があると子供たちの話題に。
小学校の新任教師、等々力小太郎はクラスの児童の急な変化をいぶかしみ、
銭天堂の噂を耳にして――
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は廣嶋玲子著の児童小説で、アニメも既に放送されている。
そして、今回は駄菓子店の店主紅子を天海祐希が演じ実写映画化された。
銭天堂が売る幸運の駄菓子はテストでいい点を取りたい、
クラスの人気者になりたい、
と言った子供たちの小さな願いの助けとなる物だが、
調子に乗って欲をかくと手痛いしっぺ返しを食らってしまう。
紅子の商売を邪魔しようとするたたりめ堂のよどみ(上白石萌音)も登場し、ふしぎな駄菓子屋をめぐる物語が展開されていく。
アニメ版のファンなので、感想を書く上でそちらと比べてしまうのはお許しを。
映画化にあたってオリジナルキャラクターをメインに据えたのは2時間弱の映画にメインとなるシナリオを1本通すためと理解できる。
ただ、それぞれのお客さんが駄菓子を買ってどうなるのか、という1話完結型の話の集合である原作とはやや違った印象を受ける。
また、駄菓子によってもたらされた幸運に飽き足らず、購入者がさまざまな負の感情を抱く様子が実写ドラマだと描写としてややキツく感じた。
アニメで見るともう少しマイルドなのだが。
これはアニメと実写の優劣と言うよりどちらの媒体が作品を表現するのに適しているか、の問題ではあるのだが。
銭天堂のお話のエッセンスは残しつつ、1つの映画として仕上げてあるという意味では合格点かな、と思う。
上白石萌音さんの薄ら笑い
『忍たま乱太郎』も、『推しの子』も、『PUI PUI モルカー』も観ない僕としては、久しぶりに客席に子供を多く見た作品でした。一人一人が抱く望みを叶えてくれるお菓子を売っている駄菓子屋「銭天堂」のファンタジー物語です。但し、望みが叶ったとして幸せになるか不幸になるかはその人次第と言う点が味噌。
その銭天堂の女主人・紅子(天海祐希さん)が狂言回し的役割を担っているのですが、こうしたお話では、それに相対するアンチヒーローの個性がストーリーのダイナミズムを決定付けます。そうした意味で、たたりめ堂の女主人・よどみ役の上白石萌音さんは適役でした。これまでとは正反対の悪意に満ちた薄ら笑いは、演じていても楽しかったのではないでしょうか。冬休みに家族で観るには丁度良い緩さの作品ではないかな。
ただ、これまで多くのホラー映画を手掛けて来た中田秀夫さんがこんなファンタジー作を監督したのは意外でした。
全124件中、21~40件目を表示