六人の嘘つきな大学生のレビュー・感想・評価
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人狼ゲームのような感覚で観るのが正解かな
原作未読。劇中に「月の裏側は誰も分からない」という言葉が出てきますが、言いたいことはこの言葉に集約されるのかなと思います。過去ではなく、現在どのような人物であるかが重要なのでしょうね。 物語は現実的ではないですね。そもそも、会社が最終選考で本人たちが話し合って1人選べというのは、本当に欲しい人材が選べるわけないですよね(笑)。 人狼ゲームのような感覚で観れば、犯人探しやトリックも面白いかなという感じです。
評価点は気にせず、観たいと思った映画を見ると、とても楽しめるいい例の映画です。
この映画を見るかどうかは、正直迷った。 なぜか? このサイトの評価が思ったより高くないからだ。 迷った。 迷ったが、映画館ですでに予告を見て(本当は、観る予定の映画の予告は観ないようにしているのだが)、とても興味を持ち、どうして嘘をついているのか、確かめずにはいられなかった。 そのため、意を決して観た。 感想? 面白かった。 観てよかった。 そして思った、なんでこんなに評価が低いの?? この映画は、現代版の「そして誰もいなくなった」と言える。 ※もちろん殺人事件は起こらないのだが そして、その内容だけにとどまらず、ストーリーは進んでいくのである。 この先も含めたストーリが、とても秀逸で、観ていて最後まで飽きることはなかった。 評価点は、あくまでも参考にして、観たい映画を見る。 本当に、観てよかったと思える作品でした。
中盤までは見入ってしまいましたが…
序盤からテンポも良く、伏線も張られていてグループディスカッション中は見入ってしまうくらい面白かったです。 ただ、ラスト?犯人の動機が『???』でイマイチすぎる内容…フルスウィングで打ち返せる動機内容に共感もなく、犯人の告白に終始『は?』しかない感想でした。 演技力が高めな俳優さんを使いながら本がこれだと、完全に置いてかれますね。 私が理解できなかっただけかも知れないので、評価は3です。
中盤までは想像を越えないが・・・
ヒロイン偏重主義のおれがヒロインTOP2にランクする浜辺美波主演なので、迷いなく観賞。 【物語】 ある人気エンターテインメント企業の新卒採用試験最終選考に嶌衣織(浜辺美波)、波多野祥吾(赤楚衛二)ら6人が残っていた。彼らは人事部から最終選考として1か月後に6人でグループディスカッションの審査を行い、最大6人全員を採用すると説明される。 この会社への入社を強く望んでいる6人は、グループディスカッションの事前準備を一緒に行い、団結して全員合格を目指す。ところが選考直前になって人事部から6人のうち1人しか採用できなくなったと通知される。 当日のディスカッションの課題として「6人で話し合い、一人の内定者を決める」が与えられる。 90分のディスカッション開始後、会場に置かれた謎の6枚の封筒が発見され、一枚を開くと6人のうち1人の罪を記した告発文が入っていた。残り5枚の封筒には他の5人の告発が書かれていると予測される。 誰が卑劣な封筒を準備したのか、6人は疑心暗鬼に囚われるが、運命を決する選考の制限時間は刻々と過ぎて行く。 【感想】 「まあまあ」という感じ。 予告編から想像できるのは6人の心理戦で、丁々発止やりあうのだろうと。そのとおりの展開で、何か想像の斜め上を行く展開があるかも、という期待は・・・ 少なくとも前半は想像の域を出ない。 波多野の青臭い(青春映画っぽい?)セリフにイライラしたりもする。選考の結末が出たところでストーリーはひと区切り。 選考の結末がいかにも訳ありの感じなので、終盤にどんでん返しがあることは容易に想像できるのだが、どんでん返しの仕方は俺の想像の斜め上だった。 終盤の展開は良かったかと思う。 あとは、目当ての浜辺美波は可愛いさを十分堪能できたのでその点については満足。少なくとも可愛く撮られていなかった“サイレントラブ”、存在感の薄い“もしも徳川家康が総理大臣になったら”より楽しめた。 ただ、朝ドラ出演でさらにメジャーになった浜辺美波だが、依然として出世作“君の膵臓を食べたい”を超える作品が出てこないのはファンとして甚だ残念。 早くあれを超える作品を観たい。
「西新井へ」
今年278本目。 TOHOシネマズ西新井で、バスで50分。アリオの4F、アリオの食品売り場が凄過ぎる。多くて迷います。王子の日販で20歳の時アルバイトしていたので懐かしいなあと、荒川過ぎて着くまで20分初めての道だから長く感じたと思います。 作品は予告が良くて内容も面白く、あるキーポイントの物で急展開。設定でもう勝ちかも原作がいいんでしょうね。ネタバレ出来ない数ある作品の中の一つ。
期待しないで観ると…
期待しないで観ると面白かった!(笑) 突っ込みどころはあるが、いちいち突っ込んでたら こんなストーリーにはならないだろうし 面白みが無くなる。 この映画は、単純に犯人捜しを楽しむだけの作品 評価が低めな理由として 動機がイマイチだし スッキリしたい事がスッキリしないまま終わる 想像した通りの伏線回収もう少し捻りがあれば…(笑) 原作の方が面白いらしい…映像にする難しさかな(笑)
全員嘘つき??
大企業の採用が1人?とかハプニングが起こってるのに会社側の人間が全くスルーしてたり…と少し無理のある設定 そして、こんな感情表現豊かな(大袈裟な)大学生がいるのかとか、疑問点はあるものの、全体的には楽しめました。
犯人を知ってても?たから?泣いた青春譚
2022年のラジオドラマは繰り返し聴くほど好きな作品。ヒロイン嶌(土村芳)の声が素晴らしく可憐。 実写もキャストが発表された時点で、浜辺美波と赤楚衛二はイメージにピッタリ過ぎて期待が増した。特に、種が明かされてからの波多野(赤楚衛二)の叫びは強く打った。綺麗事と嗤われそうだが、清くあとうとする青さに若さの輝きがあった。 ミステリとしては、肩透かしに感じる観客も多そう。ただ、散見される中身が薄いという批判には全く共感出来ない。渦中にいる者にとって、就活は痛い程切実で、何度も心を傷付けられる体験。犯人を知っていた為か、純粋な青春譚に感じた。波多野の苦しみと達観が、痛いほど胸に刺さった。 「六人の嘘付きな大学生」は見事にcatchyな表題だが、諸刃の剣かもしれない。表題から、6人の学生が内定を賭けて騙し合うゲームを期待しかねない。実際には、積極的に嘘を付くのは「犯人」だけで、後の5人は基本誤解を招く経歴を自ら語ろうとしないだけ。ド直球のミステリや頭脳戦を期待した観客は、低く評価してしまいそう。
わくわくさせる展開からの
自分の期待してたオチに転がらないのを不満にしたいわけじゃないけど、まるく納めたい意図を感じるいまいちな作品 集中してみれたけど、ワクワクしてた期待値があったからこそ。それを裏切られたなって気づいた瞬間興味が冷めてしまった
ミステリーを不満が残らないよう作るのは難しい
とても惜しい作品に感じた。 シチュエーションは面白い。 展開も悪くない。 しかしやはりミステリーの肝は 「いかに作品内の謎を解明するか」。 ほとんどのミステリー作品は ばらまかれた謎をいくらか残して終わる。 たまにわざと謎を残して考察させる作品もあるが 大抵は謎をただ拾えきれずに幕を降ろす。 この作品もまさにそれ。 その他の映画として気になる点を差し置いても やはり根幹の「謎」に関する部分を いくらか回収しきれていない。 正直ミステリーというジャンルにおいて キレイに風呂敷を畳めることの方が珍しい。 更に近年では伏線やどんでん返しが好まれる時代なので 根幹の謎以外にも畳まなければいけない風呂敷は多くなる。 それが更にミステリーというジャンルを小難しくし、 キレイに気持ちよく終わらせる事を許してくれない。 そして今作もご多分に漏れず、 「いかにどんでん返しをするか」に気を取られて 物語中盤までの言動や展開が矛盾してしまっている。 原作を読んでいないのでもしかしたら そちらで上手くやっているのかもしれないが、 だとすれば小説を120分の映画にするとなった際に 説明足らず・言葉足らずな部分が出てきてしまっている。 この作品というよりは 現代のミステリー作品における課題なのかもしれない。
1人の嘘つきとその他正直な大学生‼️❓
なんで一企業の面接でそこまでする、と映画を観て思うだろう。 でも、原作では、その辺が、一人一人の心の奥底まで描かれていて腑に落ちるんだが、その企業が放置する理由も明確にされるし。 もともと、そんな芸術作品にする気も無いようだから、娯楽作品として舞台劇みたいに叫びまくる、まあ、それなりにそれも見応えはあるんだけど。 原作を改変されて無いから、浜辺美波の裏、月の裏、が見れなかったのが残念です、観れたら満点💯でした、私情を挟みましたすいません。 浜辺美波の顔が大画面ではみ出すくらいなので、ファンならどうぞ。 g
平面ではなく球体
いやいや、意外と面白いじゃない! 最近の大規模公開の作品(ほぼ東宝)は批判されがちですねぇ。特に浜辺美波映画に対する当たりが強い。自分はみーちゃんの映画で面白くないと思ったことは実のところ一度たりともなくて、「約束のネバーランド」も「サイレント・ラブ」も「もしも徳川家康が〜」も世間に反して結構好き! まあ、せっかくの演技力が勿体ないという意見は仰る通りかと。別にべーやんじゃなくてもいいやん!みたいな映画ばっかりですからね。本当は「シン・仮面ライダー」とか「ゴジラ-1.0」みたいな大作映画に出て欲しいよねぇ。逆に「やがて海へと届く」みたいな単館系の映画でもいいな!...あれ、もしかしてキモイ? というもの、ココ最近でいちばん、顔立ちの美しさが際立って見えた。ヘアスタイルのおかげかな。綺麗な顔してるな...。流石東宝シンデレラでございます。そんな浜辺美波にすべてを捧げすぎたのか、「え、ホントに山下美月美月なの?」と疑ってしまうほど山下美月が山下美月に見えなかった。髪型があまりにも似合わない。可哀想なくらい似合わない。いくら面接に沿ったスタイルとは言え、これはないでしょう。男4人、特に佐野勇斗はすっごくいいのにね。なんで手を抜いてしまったのでしょうか。せっかくの起用が台無しでございます。映画見ていてあんま意識したこと無かったけど、スタイリストって結構大事なんだな。 顔面偏差値で最終選考まで残ってるだろ!というツッコミはさておき、みんな演技力に安定感があって見ていて飽きなかった。大袈裟な演技で胡散臭さを演出。作品そのものの演出はチープで目を引くものが全然無かったものの、密室ミステリーというのもあって演者自身が映画を作りあげていて、新卒採用の最終選考というテーマに相応しいものが見れてなかなかに面白かった。若干オーバー気味だけど、全然気にならない。むしろこのくらいやってくれて良かった。佐藤祐市監督はやっぱり、役者の良さを引き出すのが上手いですな。演出は安っぽいけど。 ドラマの方が良かったと言ってる人多いけど、個人的には映画の尺で良かったと思う。確かにラスト駆け足になってしまったのはかなり勿体ないし、恐らく小説で描かれてるだろう部分を思いっきりカットしちゃっているんだろうなっていうのが、原作読んで無くとも感じられたから内容的なことで言うともっと上手くできただろうなとは思う。 ただ、ご都合主義のようにも捉えられるけど、次から次へと話が展開していく様は退屈防止にはすごく良かったし、現に冒頭は乗れなかったものの、しばらくすると時間忘れるくらい没頭できたからこの尺でちょうど良かったなと。脚本はどうであれ、シンプルに物語の構成がいいからつい見入ってしまう。15分刻みに投票ってのが功を奏していた。 嘘という言葉に対して登場人物が六人なのはどういう意味?とか、そうだとしてもやっぱり知りたいよね!とか、ちゃんと描くべきところが疎かになっちゃっていたのは残念。ラストももっと面白味のあるものに出来たはず。ちょっとズルい手法を用いちゃっている。 だとしても、酷評されるにしては随分よくできていたし、学歴かつ印象で人を判断する少ないの在り方に一石を投じる物語としてすごくタイムリーで、見終わったあとも考えさせられるものがあるかなり興味深い作品だった。人間は面じゃない。一点だけ見て判断してはならない。絶対に知ることの出来ない月の裏側のように。
程よい緊張感の中淀みなく進む舞台劇
原作小説を読んでいるため、すでに一定の解像度があった状態で鑑賞している分、物語に入り込みやすかった。 とはいえ犯人は誰か? は完全に失念していたので、誰だろう? 誰だっけ? と普通に楽しむことができた。 就活の面接という舞台設定は秀逸で、この極限な環境下だと少々突飛な出来事もすんなり受け止めることができてしまうな、と。 非常にミステリーらしい、仕掛けと謎解きを楽しめる作品でした! 後味もスッキリ!
ちょっと物足りない
過程が面白いし、伏線も一応全部回収したけど、最後はもうちょっと何が欲しかったね。 ミステリー何だけど、これはヒューマンドラマ狙いの終わり方かな? あと浜辺さんも佐野さんも期待通りによかった!
本当の犯人
就職試験の最後の議題は「この6人の中から採用にふさわしい者を1人選んでください」であった。密室の会場。見つかった1通の封筒。封筒を開けるとそこには6人それぞれの告発文があり…。 この手のシチュエーション型ミステリーは、その興味をそそる設定に対して、しっかりとしたオチがつかないことがほとんどである。本作品はその中でも、鳴かず飛ばずといったところである。 ストーリーとしては、告発文が明らかになる度に、容疑者(告発文の作成者)が二転三転するもの。結末までにすべての人物に容疑がかけられるようにできている。 このような物語をつくることにおいて、私が最も重要だと思うことは、登場人物それぞれの立場において、矛盾するような内容を無くすことである。観客は、犯人が誰なのか、という好奇心のもとに画面に食い付くが、途中で感じる違和感が結末をもって消化されない場合、観客は興ざめしてしまう。その点、この映画に大きな矛盾点は存在しない。しかし、真犯人が明らかとなったところで、この結末にストーリーのすべてを納得させる説得力はない。事件に見合う犯人の動機の薄さからも見てとれる。会議室であったこういう行動はこのためだったんだよというような説明もどこか後付け感が否めない。やはりこのタイプのミステリーは、先に核となる事件の本筋をつくり、その後に枝葉となる部分を作らないとどこかで必ず破綻してしまうように感じる。 それでも、シンプルな設定、事前情報なく見れる点、容疑者が移り変わりドキドキできる点、にはとても秀でている。
浜辺美波さんが可愛かったです
題名のとおりです、終始可愛かったです。 また演技に関しても他の出演者が霞んでしまうほど見事でした。 内容に関しては時間の関係だと思いますが、原作の設定が少しずつ削られていて、説明や説得力が足りない部分が多々ありますが概ね原作通りだと思います。
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