「前提から破綻」六人の嘘つきな大学生 Syuriさんの映画レビュー(感想・評価)
前提から破綻
王様ゲームのようなことを就活の場面でやろうとして、論理が破綻している。
協調性を求めるであろう会社がデスマッチ方式で採りたい人材とは?
なぜ就活生は従順にそれに乗っかるのか。
この会社に固執する必要性が感じられないし、
複数回の投票制はディスカッションの良さを殺している。
主題が犯人探しになっており、登場人物が無理な論理で動きすぎて全く感情移入できない。
形式だけがあって、ズレた論点でずっと話してる感じ。
話の全てが犯人探しの方向に向かっているが、何に突き上げられてそんなに激昂してるのか?
証拠至上主義の雰囲気も社会性と真逆の精神で辟易する。
何か駆け引きがあるわけでもなく、コイツが悪い!コイツがもっと悪い!だけを見せられても困る。
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