「就活って大変」六人の嘘つきな大学生 イオナさんの映画レビュー(感想・評価)
就活って大変
原作は未読です。
小説はかなり面白いと評判が良かったので、楽しみにしてましたが、残念ですがちょっと期待はずれでした。
原作がどのように描かれているのかは、不明ですが、たぶん映画化になって細かい演出が変わったか、文字で読んで頭の中で組み立ていくほうが、向いていたのかもしれないですね。
とても気になったのは、自分の採用に不利な過去の情報を突きつけられたときの、怒鳴ったり、騒ぎ立てる声の大きさとか、机を叩く音とかにすごくイライラしてしまいました。
小説だと音がないので、イライラはないんだろうなと感じました。
6人とも優秀なので、「他で内定とれるでしょ」とか思ってしまって、こんなに必死になる?って感じてしまいました。
各々の過去が暴かれていくと、次から次へと怪しいと思う人が、変わっていったのは、ちょっとドキドキ感があって良かったと思います。
次の封筒の中には何か書かれてるのかと期待してる自分がいました(笑)
それに企業側もここまで喧嘩をし始めたら、普通なら止めに入りそうなものだけど、止めに入らないとなると、企業側が仕組んだのかも?と思ったり。
その辺りは面白く観られました。
ただサスペンスとしては、はらはらした感覚もなく、浅くて物足りないです。
そして犯人の動機も浅すぎて、びっくりしてしまいました。
私はこのような就活はしたことがないので、よくわかりませんが、内定をなかなか貰えないなど、就活に悩んでいる学生にとったら死に物狂いなのでしょう。
そんな学生の大変さが少しわかったような気がします。
余談だけど、赤楚くんってこんな感じの真面目で正当な事を言う優等生の役多いですね😊
返信が遅くなり申し訳ないです。
コメントありがとうございます。
原作はそうなんですね。
やはり短い時間で全てを表現する映画は難しいですね。
原作面白そうですね。
機会があれば読んでみたいです
原作は叙述トリックが秀逸だったのですが、映像化がムリだったのか尺の都合かゴッソリ無くなってました…
ちなみに、止めに入らなかった人事部長の“言い訳”も描かれています。笑