「映画での改変には良い部分もあるけれど」六人の嘘つきな大学生 僕は頑張らないさんの映画レビュー(感想・評価)
映画での改変には良い部分もあるけれど
小説は凄い面白かったが、色々変わってる事に、そこ変える必要あった?と思う。
【異様な空間】
封筒をあけて叫ぶ【隣にいる】であろう人事に【問いかける】も一向に出て来ない。
意味が、分からない。隣から観ているなら、すぐに異常事態なのだから来るものだ。どんなに取り乱しても暴力が振るわれそうでも、絶対に入って来ないのだ。
【波多野君】
小説だと、皆の月の裏側を見た印象が本当に真実なのかと真相を聞きにいって裏側もひっくり返すトリックの話だったと思うんだけど、なぜか皆を陥れてやろうとする腹黒大魔王になってる。
なお、働いてた会社も不明のまま。
【嶌衣織】
封筒の中身が気になる。
ずる賢さが、この映画の嶌衣織には感じる為、恋心を利用する辺り、本当に酷い事をしてそう。
兄がいないのか事故もなく嶌衣織の足も普通に走れる為、身体の不自由だったという真実もなくなる。
(飲み会の後に小走りで違和感があった。)
【兄の存在が消えた】
兄に大ファンの後輩、ただの後輩になる。
【飲み会の真実は久賀に伝えない】
飲み会のデキャンタの真相は語られないまま。あれは皆で森久保を庇った結果。
飲めない嶌さんは酒に見せかけた飲み物だった気がする。
【波多野妹】
あまり仲も良くなってもない、みしろ嫌われてるのに、なんで家に上げた..しかも動画も普通に見せる。社外秘だろうに。
なお、妹はパスワード入力を1度も使わなかった模様。
妹の手柄をまるで自分が解いたように説明する。『この距離、どこでもドアがなければ、まわれない。』
【推理を披露するから集められる】
探偵モノが好きなのか、社会人の人達の時間を使ってまで、たいして仲良くしてたのも数日だけの皆を集めて披露する。
よく皆、来たな〜とは思った。
嶌衣織だけは仕事中のような気がするので
給料が発生してるんかな〜って考えがよぎる。
さぞかし気持ち良いに違いない
後輩に飲み物を出させ
会社内で給料を貰って披露する推理
私物化してると言って良いかも知れない。
【誰に投票するか】
票をずっと同じ人に入れる意味。
本来は妹が指摘する。
【面接官になった嶌さん】
納得いかない、断る事で時間を映画的に伸ばしたくなかったのだろう。インタビューとかいらない。写真撮影とか、何してるんだこの人って思った。なんの成果をして成しえてのインタビューなのかも語られない。【人をみる目、洞察力】に自信がなくなった、あの日をトラウマにしての面接官なのだから自分には出来ないと言う話がない。
そして最後、面接官は嶌衣織だけ。
なんで?初めての面接なのに、何故か彼女だけで面接が始まるのだ。
【感想】
正直、やっぱり小説が1番良いと思いました。
ただ、作品を知らなければ映画として簡単にまとめる形としては良いのではないでしょうか。自分には、ちょっとって感じでした。
レビューありがとうございます。
私は小説は読んでなく映画だけの感想ですが、書かれていることが色々違和感やら伏線未回収やら、という感じでした笑
2時間でまとめた感はありますが、小説読んでるとこんなにも違うものなんですね。