侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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平日夜に映画館で映画を観る習慣を復活させよう。
日本アカデミー賞作品賞を受賞したので、早速の鑑賞。タイムスリップ物は好きではないが、致し方ない。画面が暗くもなく明るくも無く丁度良い。俳優陣は無名俳優ばかりだが(もし有名どころがいたら教えて下さい。私は大河ドラマの主役になるまで吉高由里子を知らなかった阿呆ですので😅。)皆演技は確か。安心して見られた。時代劇の日を絶やさないカツドウ屋の意気込みはかって「あづみ」を観たときにも感じたが、今回はそれ以上の物で満足した。クライマックスシーンは「蒲田行進曲」を思い出しました🤗。日本アカデミー作品賞に相応しいかは疑問が残るが、他のノミネート作品は未見なので何とも言えません。観て損は無いので皆さん映画館で鑑賞して下さい。観客は十数名程度。ガラガラの館内が映画業界の今を表していました🥲。
最高に面白い映画でした。ただ2点だけ苦言を呈しますと……
自主制作映画でこれほど面白く素晴らしく見応えのある映画を作って戴けたことに只々驚き、見せて戴いたことに感謝致します。それほど素晴らしい内容でした。ただ、2点だけ苦言を呈しますと、
1.「黒船来航」のポスターを見た高坂新左衛門が、徳川幕府が滅んだ事を知るシーン。左からの横書きになった「~黒船来航から幕府滅亡まで~」をすぐに読めたのは不自然。ここは「でま亡滅府幕らか航来船黒」とまずは読んでしまうシーンを入れ、そこで左から読むのだと気付かせないとダメ。また、「140年」を普通に読ませてはダメ。幕末の武士には算用数字は読めない筈です。
2.この手の物語ではどうしてもやむを得ないのは分かりますが、高坂新左衛門にせよ誰にせよ、戸籍も何も無い人間がいきなり職業にありつけるのはおかしい。例えこじつけになるにせよ、立ち回りの才能を見込んだ誰かそこそこ力のある人が何とか手を回して現代社会の一員としてネジ込む、と言うような設定は欲しかった。
と、この2点には不満はありましたが、それ以外は全く文句なし。最高の映画でした。特にラストシーンと最後のオチは絶品でした。
思わず布教
楽しく見れました
ベタな内容だけれど面白い
見逃さなくて良かった!
映画というものづくりへの浪漫,溢れる時代劇愛、その歴史全てへの敬意、自分が選んだ道を生きるということ、その先の人間やいのちへの感謝や慈悲や愛までも、なのかもしれない。
いつの間にか涙を溢れさすあたたかな何かがあったことについて考えている。
通路をはさんで反対側のおじさんはずっと右左右左と涙をぬぐっていた。
終わった時最前列にいた(場内でおそらく)最年配の方が大きな拍手をして立ち上がった。
それが聞こえると前席の若い2人が顔をみあわせうんうん頷いた。
感動はちゃんと余波をつくり新鮮な風を吹かせる。
そんな場面に思いがけずでくわす今日まで、タイトルのイメージだけで後回しにしていた本作。
日本アカデミー賞受賞、大納得だった。
各地での上映回数がまた増えるだろう。
それはきっとまだ知らない誰かのチャンスだ。
ぜひ劇場に足を運んでみてと言いたい自分がいる。
蝋燭が消えてしまう前に、ひときわおおきな炎をこれでもかと揺らしてみせてくれた制作陣の魂の熱さを体感できるから。
彼らも、タイムスリップして来た彼らと同様の〝真剣〟さで生きている。
なんとうらやましく素敵な人生だろう。
声出して笑い、涙した
まずサムタイふぁんさんたちが沢山いらして、空気感が出来上がっていたこともあり
すごく自由にリアクションしながら鑑賞できたのがすごく良かった。
そして殺陣の芝居、気迫、すばらしかった
あれ私時代劇好きじゃん、好きだよね!と、でも見るのに腰が重くて中々正直見てないのだが、、、、
見たら集中して最後まで見てるなって気がついた。
今後そちらの分野の映画も色々見ていきたい所存
俳優さんは知らない人ばかりだけど
それがとってもよく作用していた気がする
自主映画が広まっていくのがすごく嬉しい
無名の実力ある俳優さんたちの映画が広まることが嬉しい
といっても制作費2600万円?結構じゃないですかと思ったけれど笑
優子役のさくらさんは26歳くらいだと真剣に思ってみてました、舞台挨拶中も。会場出て調べたら倍だったのでかなりの驚きです。
人生の苦悩を味わった深い味を持つ俳優陣の空気感も好きな作品でした
珍しくまたみたいです
おめでとうございます
なんかいい話、うれしくなる、何度も見たくなるお話
ドイツへの国際線での飛行機で見た。時代劇、京都撮影所ってことで、いままさに 再放送のcomcome everybodyとも重なり、時代劇への愛が感じられます。主役の山口真木也さん演じる高坂新左衛門のまじめさ、現代に来てからの所在なさげさ、情けなさなど共感します。沙倉ゆうのさん演じる優子さんが、(国仲涼子にしか見えなかったのですが年齢は合わないから違うんだと思いました)誰にでも親切でかつ、まじめで一生懸命なところも素敵です。
アカデミー賞ノミネートされていて、でも、きっと「正体」とか、そちらの映画がとるのかなぁ。。全然ノミネートされても、取れてないなぁ。。と思っていたら、最後の最後の最優秀作品賞をとり、自宅でTVを見ながら大拍手!
ケーキのシーンで不意に涙
今こそ武士道
タイトルだけで少し敬遠していたので見るのが遅くなってしまいました
映画館で見ることが出来て本当に良かった
映画の醍醐味を味わえてとても幸せです
誰の口コミもレビューも読んでいないし星の数もまったく見てません
ただタイトルがあまりにベタすぎて内容を安易に想像してしまい最初は見る気がまったくおきなかったのです
でも次第に気になり始めたのは
長いこと映画館でやってるな〜と思ったから
頭の中に『カメラを止めるな!』が頭をかすめたらもう気になってしょうがない
気はあせるけど仕事で休みがないし空いている時間に映画館でやってない
いつ終わっちゃうのかとハラハラしていて今日やっと見ることが出来たのです
まったく何も知らないのに何故かとても楽しみでワクワクする感じ
ちょっと今までにない感覚です、やっ、待てよ
『ダイハード』を観た時と同じだ
あの時も何も知らずに映画館の看板を見て決めたんだった
『ダイハード』もそうだったけどこの作品も見始めたらあっというまに終わってた
だけど頭ん中にいろんなセリフや場面、表情が残ってる
こりゃ〜たいへんな映画を見てしまったぞ、まだまだこんな気持ちが味わえるなら他の映画を見まくるしかそれに気がつく方法はないな
ほんと、面白かったです
クライマックスは手に汗を握る展開!
ふと思ったんですが、日本はサムライの国なんでしょうか
自主映画なんですねえ
素晴らしい出来です
それは、ちゃんと役者が演技しているから
”カメラを止めるな”はワークショップの素人もたくさんいたのに比べると全然違う
お金をとれる作品です
東映太秦映画村の援助があったりしてやっと完成させたとか
いい話ですね
何度も通った映画村にサムライがタイムスリップしたシーンでは、間違って人を斬ってしまわないかヒヤヒヤしどおしだったのは、オジサンだからかなあ
もう、心臓に悪かった
殺陣の緊迫感がすごさに堪能しながら、ふと思ったんですけれど
日本ってサムライの国なのかな?って事です
映画ではサムライやニンジャは商品になるけれど、
ここまで、リアリティーのある殺陣を肌で感じると、恐ろしくなるんですよ
江戸時代、サムライは7%しかいなかった
75%は百姓だったんですよ
だから、命をかけて何かを成し遂げるとかの勇気は自分には無い
だって、ほとんどは平和で臆病な農民なんだからね
サムライは僕らとはまったく違う生物なんだ
と、考えてしまうくらいの迫力でした
侍が横文字をスラスラ読めるのに違和感があったけど、細かいところはどうでもいいかな
あと、ヒロインのビジュアルが悪いとは言えないけれど、自主映画レベルだなあと思ったけれと、調べてみたら45歳ですか
いくら童顔とはいえ、見事です
よくとおる京都弁が心地よかった
猫も杓子もタイムスリップの時代ですが、タイムスリップして、歴史を思うように変えようなんていうのは、良く考えれば、ただの傲慢です
今回のように、タイムスリップ先でなんとかやっていこうというストーリーは、既視感がありますが良いストーリーですね
ただ、最後のオチは・・・
あまりのお約束シーンに、しらけましたけど
あれで、評価がグンと下がった
息切れしたのかな
もう少し粋にやってよ
よくある、脇役のスペシャリストがインディーズで夢の主役を演じる作品なんですが、無名の役者さんだけでも、しっかり作れば、デンジャラスななかにも、笑いを盛り込んだ素晴らしい映画ができるんです
”アンダーニンジャ”みたいな人をバカにした映画を世に出すくらいなら、ちゃんとした実力のあるクリエイターを見極めることです
韓国映画に遅れをとるのは、そういう目を持った人がいないんじゃないかと疑ってしまいます
みんな良かったね
なかなかいい映画でした。さすがに殺陣シーンは丁寧な迫力ある画で、時...
映画館が昔みたいな雰囲気になってた
また高坂殿に会いに行きたくなる
老若男女100人いるうち50人を笑わせるのも泣かせるのも容易い事ではない。と思う
生きてきた環境も違えば、価値観も違う
この回で6回目
侍タイムスリッパーを映画館で観る都度、どっと笑い声があがるし鼻をすする音がする
演技も殺陣も高坂新左衛門役の山口馬木也さんが本当に上手い
高坂さんが好きになった優子ちゃんが恋愛に鈍感で、その2人を温かく見守る(ちょっかいかける?)風見さんの関係性がとても好き
あと、会津での魚獲りや剣の鍛錬、本物の桜散る中でのフラッシュバックの短いシーン
自主制作なのにここまでシッカリ撮影してるんだ‼︎と最初ビックリした
高坂さんは何事にも真面目で一生懸命。
驚いて泣いて考えて
時代劇での斬られ役を必死に覚えて生きようとする姿に観てるこっちも
一緒になって笑って泣いて考えて
スタッフロールで流れる安田監督のスタッフ兼任名前の多さは多々、言われてるけど
葛藤を抱えながらも生きる高坂さんの頑張ってる姿と重なりました
映画を一生懸命創ってる安田監督を応援したくなる
この映画の全出演者やスタッフさん皆さんを応援したくなる
今の時代
「一生懸命マジメに頑張る」事が、イモ臭いと言われそうだけど
「見てる人は見てるんだよ」と言ってくれる
色々やな事あるんだけども
明日も頑張ろうって、元気が出ます
ありがとう
「侍タイ」
追記:先日、NHK「アナザーストーリーズ運命の分岐点」で侍タイムスリッパーが取り上げられて放送されました。その感想を追記させて貰います。
侍タイムスリッパー撮影のメイキングや裏話やインタビュー等があり、とても内容の濃い45分でした。
私は元々、幕末期、特に新選組ファンなのでこの時代の映画やドラマはよく観る方です。
それ以外では必殺シリーズを観てたくらい。
なので、故福本清三さんのお名前はもちろん知っておりましたがそこまでチャンバラに詳しくありませんでした。
この番組を見終わって、安田監督を、京都撮影所を、東映剣会を、大勢の人を動かした福本清三さんへのリスペクトの大きさに頭をはたかれた気分です。殺陣師、関本の袴に刺繍された「福本清三」の文字に上映中は気がつきませんでした。それが関本役の峰蘭太郎さんご自身の申し出であったと知り、胸が熱くなりました。
高坂さんの着てた浪人役のあの着物「!」もそうだったんだー!と、まるで福本氏がカメオ出演されてるのかと思うぐらい色々な所に想いがあったんですね。
私の映画感想はどちらかというと、タイムスリップとタイトルにあるけど、なんらSF的根拠もパラドックスも示されてないので「異世界転生お仕事系」に見える幕末ヒューマンドラマと位置付けておりました。
でもこの映画は、色んな人から観たら色んな角度から刺さる脚本になっていたんですね。
私の好きな「走馬灯」の会津藩時代のフラッシュバックするシーン!!やはり追撮影だったんですかー⁉︎撮影時期が2024年4月⁉︎嘘でしょー⁉︎
本物の桜の花が満開だからまさかCGかと思いましたよ(笑)現代劇ならともかく、役者、着付け、カツラ、小道具、お団子を揃えて外ロケでの追撮⁇
やはり安田淳一監督はタダモノでない・・・
以前、別番組で内藤剛志氏が時代劇の小道具大道具のメッカ高津商会を案内する番組がありました。その時代劇の歴史と保存している数の多さ時代劇の奥深さに圧倒されたのを思い出しました。また京都行きたいわー
しっかし
山本優子役の沙倉ゆうのさんのお母さまが神出鬼没な裏方仕事をされてるらしいと噂(?)では聞いてましたが、沙倉さんと共にここまで大変な作業をされていたと映像で見る事が出来たのでDVD、BDが待ち遠しいです(笑)
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