侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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もう 絶対面白い。みんなに観て欲しい。
面白かった、観てよかったです。
自分はタイムスリップ系が大好物で、それだけで完結してしまっていたこれまでの映画の鑑賞の仕方まで揺らぐほどでした。
ほぼ冒頭から心の中で泣いてましたが、おにぎりにぽんと背中を押され、一気に決壊。
それからは何を観ても愛おしい。何をみせられてもいとおしい。感動感動の130分でした。
主人公 新左衛門の武骨さと一途さ、風見恭一郎の伸びやかさ、殺陣師 関本の人間味、劇中だろうとなんだろうと最後まで現場を廻す優子ちゃん、見栄を切る度に「イヨウッ!」と声を掛けたくなる安定の心配無用ノ介、みんな大好きです。未だ整理出来てないのに投稿してしまった。他の方々も誰ひとり忘れられません。
また皆んなに会いに行きます。家族も連れて行きます。
チャンバラ時代劇?が恋しくなった
130分という上映時間であるが、時間を感じさせないストーリーの展開。それほどメジャーでない役者さんたちが出ているが、演技も良かったし、笑いあり、涙あり、感動ありでとても満足した作品。しかも制作費が2400万程度ということなので、役者さん、監督さん、裏方さんたちが制作面においても苦労されて撮影されたと推察される。関わった人々の時代劇に対する熱き思いが、感じられた作品でもある。2024年の時代劇作品は、「身代わり忠臣蔵」「碁盤斬り」「八犬伝」「十一人の賊軍」などかあったかと思うが、私はこの作品が一番良かった。チャンバラ時代劇という表現が正しかどうかはわからないが、黒澤明監督、三船敏郎、仲代達矢が出ている「椿三十郎」「用心棒」のチャンバラシーンをまた観たくなった。
いやあビックリの連続でした。 インディーには到底見えない規模感、 ...
笑った
コメディー、だけじゃない。
ハードル上げすぎた
最後の戦うシーンが最高!!
ツッコミどころは沢山あるが…
や〜素直に面白くて笑ったし、そしてなぜか泣けた(笑)
気になる人はまずは観ればいい
ただただ素直に観ればいいのだが、最近この手の映画観てなかったせいか思わず構えて観た自分は不要な場面がちょい気になったのはマイナス
もうちょい短くできたなら5つ星かも
映画好きのための映画
①すんご~くつまらない②カネ返せ
面白いって、こういうことか!
子供の頃から日本史が好きで、大河ドラマ、水戸黄門、暴れん坊将軍、仕事人シリーズetc.といった番組を好んで見る妙な子供だったが、そういう番組を見なくなって久しい。
時代劇は金と時間がかかる。一方で古くさい勧善懲悪な人情話に現代人はあまり興味がない。もうオワコンになってしまったのだろうか・・・。
幕末の武士が現代にタイムスリップするコメディをインディーズで作ったという。これはセットも役者も予算相応のペラペラなもので、笑いもスベっているだろうというのが当初の印象。ところが、あれよあれよという間に火がつき、拡大全国上映に。我が田舎街でも上映していると耳にして大変遅ればせながら、観てきた次第。
冒頭のシーン。闇夜で待ち伏せなのに話し声が大きい。声だけ別録りで当てているのが露骨にわかる。あー、やっぱりペラペラなのかなあと思っていると、主人公の会津藩士高坂は、あっという間に現代にタイムスリップ。太秦の撮影現場に闖入し、本番中に真剣で助太刀しようとするも、監督にあっさり叩かれて追っ払われる。本身を持った現役武士が・・・なんだなんだ・・・この展開は・・・。高坂の困惑ぶり、とんちんかんぶりが面白いじゃないか!
そこからの高坂の現代生活への適応過程で見せる表情、動作がいちいちオーバーで面白い。住職夫妻ではないが、TV時代劇を見てこんなに感情を爆発させる人を初めて見た。
黒船ポスターにめざとく反応、驚愕!暴れん坊将軍と聞いて脳内暴れん坊上様(笑)。
とにかく、わかりやすい。捻りがない。しかし、山口馬木也はじめ出演者の演技が上手いので、わかりやすさに安っぽさがなく、安心感すら漂う。
なんだろう、この安心感。かつての時代劇にあった「これは作り物ですよ。お決まりの事件と殺陣、最後はビシッと決まって、人情話の後日談があって一件落着ですからね」っていうあの暗黙の了解。それがこの作品にも漂う。
高坂の仇、元長州藩士の風見(冨家ノリマサ)の登場から、コメディ要素強めだった展開に変化が・・・。
道場で稽古をするシーン、並んで座って釣りをするシーン。時代劇お決まりのシーンを随所に挟みつつ、現代に生きる2人の武士の苦悩と葛藤がにじみ出る。
圧巻だったのは、真剣での決闘シーン。お互い向き合ってからの長いにらみ合いの間。観客が固唾を飲んで見守るが、動かない二人。一体何秒間、止まっていたのだろうか?これほどまでに引きつけられ、引き込まれたのは久しぶりだった。
殺陣師がつけた殺陣とは違うアドリブ=本気の斬り合いに雪崩れ込む二人。これは映画の中の映画。劇中劇。どういう着地点に持って行くつもりなのか?どちらかが死ぬなんてことにはならない筈なのだが・・・と思いつつ、圧巻の殺陣を堪能した。
朴訥で忠義厚い生真面目な会津藩士という主人公のキャラクター、時間差で同じ場所にタイムスリップするという奇抜な設定を考えついた安田監督の才能(米農家)。
山口、冨家はじめ数々の名脇役達の教科書通り、お手本のような名演技。
劇中だけではなく、制作として本当の助監督も務めた大活躍の沙倉ゆうの。
協力した太秦撮影所のスタッフ(協力ってレベルじゃなくて本気で撮ってますよね絶対)。
そして、最後の最後に3人目のタイムスリッパーを登場させるという見事なオチ。
劇場に詰めかけた老若男女(お年寄りから子供まで)が、笑い、息をのんだ130分。
エンドロールが終わるまで席を立つ人はなく、明るくなってから「面白かった」という声が至るところから聞こえてきた。
わかりやすくて面白いのに、ジーンとくるものもある。王道のパターンなのに、深い。
スターも出ていないし、ド派手なVFXもないのに、ちゃんとドキドキする。
映画って凄い。これは本物だ!
(2024年映画館鑑賞30作目)
手に汗握るラストシーン
真の武骨者
今年の笑い涙大賞
皆さんのレビューを見て 暫く見なかった映画鑑賞となりました。見て良かったありがとう。
雷によってタイムスリップした武士が現代で生き抜いていくシビアさ満載の中、身の熟しを学び得ていく姿に感動。徳川を守る為仇討ちとなる相手が絶妙の役者仲間になったり、ここぞと何度も涙を流しては瞬時に笑いがやって来るので見終わりはスッキリとしました。日本はこんな良い国になった とショートケーキを頬張る姿に、国力の低下とか報われた感ない労働とか悲嘆しすぎだった自分を大反省させます。見て良かったほんとに楽しめました。願わくば助監督さんとの恋叶えてあげたかったかな、、、
幕末に生きた武士の思い
長編コントとみせかけて、笑いあり涙ありの傑作!
映画のレビューを見てたらラストマイルより星の点数が高くて気になっていた本作品。
どんな話なのか調べようとしたら、「カメラを止めるな系」というコメントがあったので、あまり余計な情報を入れずに見た方が良さそうだと思いタイトルと監督が農業もやってるってことだけしか知らないまま鑑賞しました。
結論:面白かった!!
カメ止め系という情報に引っ張られて余計な邪推しながら見てしまったけど、タイムスリップモノというやり尽くされた題材なのにちゃんと面白い。
そもそもタイムスリップモノに括るべきじゃないのかもしれない。時代劇をもっと見てみたいとという気持ちになるし、ドラマ作りって楽しそうと思わせてくれるし、なにより殺陣がめちゃくちゃかっこいい。
笑いあり涙ありで、ずっと画面に引き込まれてた。
編集とか流れがイマイチってコメントも見かけたりしたけど、そこをめちゃめちゃスマートに作れてしまうような手足れの製作陣じゃなくてもこんなに面白いモノ作れるんだよっていうのが逆に魅力的に思えた。
楽しかった!
ちなみに、先日新橋演舞場で見た激走江戸鴉に本作の主演の山口馬木也さんも出演されていて、舞台上のアドリブ?で他の共演者から侍タイについて言及されるシーンがあって面白かったです。舞台上の馬木也さんもめっちゃカッコよかった!
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