侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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アカデミー賞受賞おめでとうございます。
確かに上手くないところやご都合主義のところは多々あった。内容もカムカムエブリデーみたいだったし。カメラを止めるなの方がまだまとまっている。それでも、この作品はアカデミー賞受賞にふさわしいものだし、受賞すべきものだ。当たらないとされている時代劇、紅萬子さん以外知らない出演者、そして自主作品。しかし、スクリーンからは、この作品を作りたいという監督やスタッフの熱意や映画愛がひしひしと感じられる。今の儲かることしか考えていないメジャー作品にはないものが。映画人の良心と憧れが、この作品を受賞させたのだろう。しかし、この熱意や映画愛をうわまわるような内容の作品を作れないところに今の日本映画の貧困がある。
今はその時では無い
太秦撮影所や付近の住民に支えられ制作される時代劇を背景に本物の侍が参戦するのが楽しい。
過去の相手も現代にタイムスリップしていて既に大御所としての地位を築いていて映画制作で対峙するのも良いんだけど「カメラを止めるな」のような初見での驚きは無かったかな。
海外でリメイクされるなら「カウボーイ・タイムスリッパー」とかになりそう
時代劇愛が詰まってて、時代劇が見たくなる。
単館作品が全国に広がってるとか、同じような映画好きな人が面白いと言ってるから見に行ったらものすごく好きな映画だった。
場内しばしば笑いに溢れて、最後の方はぐすぐすと涙する人がチラホラ。私はハンカチ出してガッツリ泣いてたよ!
殺陣を組み立てたり、魅せる時間をたっぷりとってたり、見せたいものややりたいことがとてもハッキリ伝わってくる映画なのも良かった。
テレビの時代劇を見て育った世代だけど、確かに今は大河や映画でしか見なくなってしまって。面白い時代劇やかっこいい殺陣をテレビで毎週見られたのは贅沢だったのかな。作り手の時代劇愛が詰まってて、すごく良かった。
これ、そのうち金ローで流して欲しいなー!どうせなら映画館で見て欲しいけど、何より全国の老若男女に見て欲しい。
これ11月に見て、年明けの暴れん坊将軍見ちゃったよね。あとは、イオンシネマ大日で映画と同じカットの劇中ポスター写真撮ったりしてニヨニヨ楽しみました。
期待が高くて、残念
作品的にはよく練られていてよかったと思う。
ただ、前評判でまさかの展開と聞いて、ものすごいことを想像した。結果、これ?
となってしまった。そうなると途中が冗長だなあ、と思ってしまい、この評価です。よく比較されてる。「カメラを止めるな!」の方が面白かった。
「カメラを止めるな」ではなかった
タイムトラベル
アマプラで観ました。カメラを止めるな!のときよりスムーズに観れて、...
ダラダラと台詞で説明しすぎ。脚本がペラペラ。
どうして大絶賛コメントばかりなのか、理解に苦しむ。
・高坂が仲間である村田のことを、心配する様子がない。思い出しもしない→薄情。
・高坂が家老から直々に命じられた大役を仕損じたことを、悔やまない→責任感がない。
・元いた時代を懐かしんだり、現代とのギャップに憤ったり喜んだりが、タイムスリップものなのに極端に少ない。
・東映のバックアップを得られて気が大きくなったのか、やたらと立ち回りのシーンが多い。
ここぞというところで出すからカタルシスがあるのに、全編ずーーーっと立ち回りがある。
役者さんの殺陣は素晴らしいが、飽きる。
・20年時代劇で斬った斬られたを散々やってきた風見が、20年目にいきなり「昔殺した一人の武士の、恨めし気な顔を思い出すようになって」時代劇を捨てるのが不自然。
・会津の悲惨な末路を知って、高坂が風見に真剣勝負を挑む…え?なんで?
風見が直接会津を攻めた軍勢に加わっていたならまだしも…100歩譲って「新政府軍の中でも、最も苛烈に会津を攻めたのは長州であった」等の描写があるならまだしも。
友情を育んだ風見と今さら「殺し合い」をする根拠が弱い。
過去に映画撮影で真剣を使った役者の死亡事故が起きています。
「真剣を使いたい」と、もし役者が言い出したら、制作側は全力で止めるはず。
監督が「それ面白いね」で通る話ではない。
要するに、ラストの見せ場:真剣勝負に持ち込む納得できる理由を、監督が思いつかなかったのでしょう。
この映画を見て感じたのは「見せたい(撮りたい)画があるから映画を撮る」という監督の姿勢で、あくまで画面優先であること。
内容は後から付け足しにすぎないので、キャラクターが練られていないし、薄っぺらい。
侍から見た現代は、良いところだけでなく悪いところも沢山あるはずで「血を流して手に入れた新しい世が、こんな有様になっているとは!」と愕然とし、後悔する→武士の魂を現代に残そうとするのが「メインキャラ2人が侍である意味」だと思うのですが、そんな描写はまったくない。
その割にムダなシーンが多い。
・高坂が撮影所で幽霊の扮装の役者に驚く→心配無用ノ介の撮影現場でクレーンに頭をぶつければ良い話で、まだるっこしい。
・優子を寺の娘に設定すれば、カットできるシーンが大量にある。
実家(寺)で時代劇撮影が頻繁にある→時代劇好きになる→助監督の道への方が自然。
・高坂が不良少年に絡まれるシーンは、中打ち上げ直後の出来事にすれば良かったのに。別シーンにする意味がない。
中打ち上げといえば、あの場で追加台本を配るのはあり得ない。
アマチュア映画なら良いが、「最後の武士」はハリウッドから声がかかる有名監督が撮る大作映画。
酒の入った席で、台本を紛失して内容が流出したら一大事!
そのあたりが、アマチュア監督の「想像力のなさ」が出てしまっている。
結論:日本アカデミー賞最優秀作品賞は過大評価。
米でSHOGUNがゴールデングローブ賞を取ったので、それにあやかって日本でも時代劇ブームを盛り上げよう!ということかなと。
(東映の時代劇に携わるプロフェッショナルの皆さんは素晴らしかったです。)
目を見張る殺陣!
古人が現代にタイムスリップするという設定自体はおそらくそこまで目新しいものではないのですが、どこかのほほんとした世界観にあって、しかし殺陣の迫力は目を見張る!というバランスの時代劇はありそうでなかったアイデアだったと思います。時代考証が少しでもあやふやであったり人物描写に綻びがあったりすると途端に嘘くさくなってしまうジャンルが時代劇だと思いますが、基本的には人情喜劇が話の主体だったので、物心ついたころから「忍たま乱太郎」にふれていた世代としては、こういうゆる~い作風は個々のキャラクターに愛着をもってしまえば割りとすんなり受け入れられるものだったと思います。ただ本作の目玉は何といっても殺陣の迫力ではないでしょうか。近年の邦画の中でここまで手に汗握る本格アクションは久々だったと思います。予算がない分CGなどには頼れませんからその分役者さんの腕が試されるのですが、画面越しに見ているこちらにもヒリつくような緊迫感がビンビン伝わってきて、まさにこれこそ映画館で見る醍醐味だ…!と無性に嬉しくなってしまいました。私が観賞したのは今年に入ってからでしたが、昨年公開のアクション映画の中では本作が断トツに満足感のあった作品でした。
※ただ、これは作品そのものについての苦言ではないのですが、こういったインディーズ映画が日本アカデミー賞という大きな賞を授与されること自体はとても喜ばしいことだと思うのですが、反面日本アカデミー賞そのものが巷の盛り上がりに左右され過ぎなきらいがあるように思え、見ている側としてはその節操のなさに「なんだかなぁ…」という思いがなくはない…というのが私の正直な感想です。
もっかい観たい!
❇️『設定だけでワクワクする最高映画❗️』
侍タイムスリッパー
1867年🇯🇵京都府(幕末)
2007年🇯🇵京都府の某撮影所(現代)
❇️『設定だけでワクワクするこのストーリー❗️素晴らしくまとめ上がった最高映画。』
🔵かーるくあらすじ。
この幕末時代、に翻弄された侍達。己の定めで決闘をする事になった侍達。嵐の中雷で⚡️2007年現代の京都撮影所にタイムスリップしてしまった主人公のドタバタ成長劇。
◉93A点。
🌀本当に素晴らしい映画だった。
もしも侍が現代への生活思いや、日本人の謙虚な姿勢の原点。そしてタイムスリップを生かした笑いなど興味が湧く設定に酔いしれました。
🟢感想。
1️⃣⭕️『大袈裟な着色がなく好感が持てる』
2️⃣⭕️『過去から来た男が現代に何を思うのか?興味が湧いてくる。』
3️⃣⭕️『謙虚な志を持つ日本の良さを再確認出来る』
4️⃣⭕️『よくできた脚本とキレイなオチが最高。』
🌀越えられない続編はやらない様に願いたい。🙇🏻♂️
🤫🫣😂🥹⚡️🍚🥃🎬🎥🎞️📽️📄❣️💮💯📢
山本優子訳「沙倉ゆうの」が「45歳」にビックリ!
拙者は、この良き映画の中にスリップしました👍
PrimeVideoにアップされてから3回観賞ですが、残念ながら劇場へ出向けていません…
TV時代劇「剣客商売」で秋山大治郎を演じた山口馬木也さんの殺陣をスクリーンで見たく劇場へ行くつもりが、先にTVで見てしまいました。
レビューを拝見していると楽しめ無かった方もおられるのですが、当方はオープニングシークエンスのタイムスリップ直前の殺陣シーンで直ぐに映画の中にスリップしていました。
子供の頃、TVドラマは時代劇で平次に金さん、素浪人や紋次郎、洋画劇場ではマカロニ・ウエスタン全盛時代でした。
特に毎週の様にカッコ良い音楽にスタイリッシュなガンマンを見て映画好きになったお陰か、娯楽作品に余り細かい事は求めないタイプになった様で、今でも様々なジャンルの作品を数多く楽しめています。
(劇中の坂本龍馬の銃がS&Wで無くColt45 S.A.A.でも気にならない!)
話しが脱線しましたが、この「侍タイムスリッパー」は色んな愛に溢れた作品だと思います。
映画愛、時代劇愛、喜劇愛、実写愛、人生愛、仕事愛〜
アクションでは殺陣シーンの迫力、特にラストの勝負は劇中のセリフでは無いですが、本物の侍を見ている錯覚に陥っていました。
※これは、大きなスクリーンの劇場で見直さないと勿体ないです。
それに、エンドロール直前に丸顔の侍がやって来るところが〜
やられたーって、なりました。
本物の侍が3人も居るなら時代劇の世界も現在と違う流れになってるかも〜なんて最後の最後まで映画の中から戻れなくなって頭の中がパラレル状態になっていました。
映画って本当に楽しいですね👍
とても良い作品をありがとうございます🙇
演技も殺陣もクオリティ高い
すごい。これが映画だ!
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