侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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面白くていい作品でした!
いまだロングランですが、なぜかアマプラで観れました(レンタル料なしで)。
確かに面白くてよい作品でした!
最初は脇役の人とかくさい演技でちゃちいなという印象でしたが、
随所に笑うシーンがあり引きずり込まれていきました。
クライマックスシーンはドキドキでしたがハッピーエンドに終わって
ほっとしました。カメ止めもそうですが、低予算でもいい作品ができるものですね。
日本アカデミー作品賞納得です。
清々しい映画です
びっくりするくらい、おもしろくなかった。
侍タイムスリッパー
脚本の勝利
正直設定は、使い古されたよくあるタイムスリップもので
カルチャーギャップを笑いにするやつだろ?と、高を括ってた
序盤は思ったとおりの話だったので「やっぱりな」と思ってた
しかし徐々に「あれ?」となってきて、
後半で「そうだったのか!」と感心
ちゃんと丁寧に脚本が練られていて、
一工夫するだけで、こんなにも作品的に変わるんだ、と感心しました
元の時代に戻ろうとする物語じゃないだけでも新鮮!
とにかく観ていて「映画愛」を凄く感じた!
監督の演出力というより、
今回は脚本の力である事が大きいと思う
主演の山口馬木也がまたイイ!
ハンサムだし、これから売れっ子になると思う!
映画館で見るべし!
いわゆる、大きな劇場で公開される映画とは違う、予算も少なく、監督が米を作ってある。貯金残高が、7000円という映画とは聞いてました。
見始めて、あー。なんかそんな感じですなぁと思っていましたが、グングン引き込まれる。
切なく。温かく。でも、何だか心が引き裂かれるような気持ちにもなる。
主演の山口さん。素晴らしかったです。見てる方にストレートに伝わってくる、サムライの気持ち。
脇を固めてあった富家さん。なんで日本アカデミーの助演男優賞入ってないの??
あと、沙倉さん。ググったら45?ありえん
見て損はない!
皆さん!!映画館で見て!!
声を大にして言うでござるよ!!
タイトル通り
幕末、会津藩士高坂新左衛門と長州藩山形彦九郎が争う中、突然の落雷により高坂は現代の東映太秦映画村にタイムスリップという設定、ADの優子や寺の住職夫妻に助けられ高坂は時代劇の斬られ役として次第に活躍・・。半分を過ぎたころ、高坂を準主役として抜擢した主役の風見恭一郎が実は高坂と闘った山形で高坂より前の江戸村にタイムスリップしていたと判明、果たして二人はどう対応するのだろう、元の時代にもどるのか・・。
侍が時代劇の撮影所にタイムスリップ、突然の本物登場にしっちゃかめっちゃかの現場というところなのだが割とすぐに馴染んでしまうので物足りない。心配無用ノ介なんてTV時代劇でなく新選組が活躍する元の時代に近いチャンバラ劇で活躍だとチャンバラがもっと活きたでしょう。最後は真剣勝負、山形死んだかと思ったら撮り直しで和解シーン、丸く収めました。時代劇全盛の昭和の時代への映画関係者のノスタルジー満載、安田監督の自主製作映画にもかかわらず東映の全面支援もうなずけます、監督は先に亡くなられた5万回斬られたという名代の斬られ役福本清三さんへのオマージュから脚本を書いたらしい。劇中でも福本さんの名言とされる「一生懸命頑張っていれば誰かがどこかで見ていてくれる」がセリフで使われていました。時代劇とは言え映画愛に溢れた作品、映画関係者にしてみれば応援したくなるのは分かりますから日本アカデミー賞受賞もうなずけました。
エンタメ時代劇の素晴らしさ
タイムスリップものとして自分史上No.2
アカデミー賞受賞に釣られて鑑賞。
タイムスリップものとして私の中で『戦国自衛隊』に次ぐNo.2。
私は感情を表に出さないほうだけど、思わず声を出して笑ったりウルっときた。エンドロールの後に拍手が起こったのは『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』以来。映画館の一体感が凄かった。
正直、ストーリーはそれほどキテレツではないし、大どんでん返しもない。
関西弁のマイルドさが人々の優しさを引き立てて、感動増し増し。まんまとやられた感じ。
この作品の魂はとにかく山口馬木也の圧巻の演技と殺陣。里見浩太朗さんの付き人兼斬られ役をされてたとのことで納得。
ベテランだし、どこかで観ていたのだろうが、こんな素敵な俳優さんが居たなんて‥。
彼の横顔は完璧なEライン。素朴な東北訛りの美しい言葉遣いと相まって、主人公としての魅力を引き立てている。
欲を言えば、風見恭一郎役は若い頃の面影が無さすぎるので、同じ俳優さんで演ってほしかった。若い頃を演じた役者さんも素敵でしたが‥。
あと、ポスターを見ただけで江戸幕府が140年前に滅びたことに納得するのが早すぎる点は気になった。
それでも、この作品は笑いと涙、そしてメッセージ性がしっかりとあり、タイムスリップ映画の新たな金字塔だと納得。
予想以上に面白く、引き込まれた。 シナリオ、演出、演技が、上手く調...
♡時代劇LOVE♡
もうね、作り手のパワーが溢れている作品やね。
確かに時代劇は若い世代にはなかなか受け入れてもらえにくくあるジャンルではあるが、その時代時代で変わるのは仕方なく避けられないものではある。
だからといって諦めや嘆くのではなく受け入れて共に生きていく道を進んで行くのがとても良い。
日本人は侍からサムライそしてSAMURAIと変わってはきたけど忘れられた武士道は、も少し芽生えてほしいなぁ。
観終わった時は清々しく思える作品でした。
時代劇愛、映画愛に溢れた作品
チャンバラ時代劇+(プラス)
〝侍〟のカルト映画
「侍タイムスリッパー」を観た。
何でこれを作ったか分からない。
〝侍〟というのが何なのか定義付けられて無いから〝なんとなくそんな感じがする〟でしか観れない。
「シャドウ・オブ・ザ・ヴァンパイア」を思い出したよ。それを〝侍〟に混ぜた感じ。つまりカルト映画。
「永遠の0」感はある。
日本アカデミー賞を獲りそうな作品ではある。
〝斬られ役〟というのが〝侍精神〟に於いて成功スキルとなっているのがよくわからない。
もっと言えば、劇中で真剣で斬り合うことが侍としての何を意味するのか意味が分からない。
この作品は現代というものを「いい時代になりましたなあ」という所では一貫している。倉本聰の「歸國」のようなことにはならない。その上で〝侍〟というものが登場人物の個人的なものだけということになる。
僕個人で言えば侍というものがイコール日本だとは思っていない。自己確立の一つの定義ではあると思う。
真剣で斬り合うことが面白くて良い、なのか死にたくて良い、なのか分からない。
何で作ったのか分からないというのは飛び抜けたアイデアがある訳でもないということでも思う。
要素として、描かないものを省いた形で進めたような脚本(例えば主人公は何故精神病院へ入れられないのか等)に後半から色々入れ込んであるのが分からない。
自分としては見切り発車にも感じられた。
この作品に於ける〝侍〟というのは所謂〝怪獣〟とか〝吸血鬼〟〝怪物〟等と変わらない。
そうしたものの見せ方はテレビ時代劇的と言えばそうなのかもしれない。
そういうカルト映画として、前半は少し面白いところがあって、後半はやけに真面目になり退屈した。
キャスティングは良かった。
(追記)
そうか、〝超低予算時代劇〟を作ろうとしていたのか。そりゃ何で作ろうとしたか分からない訳だ。
_φ(・_・
こんなに惹かれた作品は、初めて
全国公開前、8月、
主演山口馬木也さんのインタビュー記事を
読んだ。
幕末の侍が、現代にタイムスリップ。
「おもしろそう」
山口馬木也さん、冨家ノリマサさんは、
若い頃から存じ上げた役者さん。
しかし、コメディ?想像がつかない。
9月、地方都市の劇場公開開始。
確かに、笑えた。
しかし、主人公の、
中盤から登場する人物の、
「心」「思い」「葛藤」深い部分に、
心揺さぶられ、何度も涙が溢れた。
登場人物、それぞれの個性が、
光っていた。
絵が綺麗だし、使われた音楽も良い。
リピートは、7回を数えた。
ファミリーのツワモノには、
到底、及ばないが。
こんなに、同じ作品を観たのは、
初めてである。
温かい気持ちになる。
元気を頂ける。
観る度に、新たな発見がある。
この作品に出会えて、
良かった。
日本アカデミー賞最優秀作品賞
おめでとうございます
まだ、ご覧になっていない方、
是非、キャラクターたちに、
会いに行ってみてください。
幕末の会津藩士は●●●●が●●た?
他の方もご指摘のように、僕も初見時に「幕末の武士がポスターの算用数字が読める訳ないし、左読みの文字をすらすら読めないでしょ!脚本が甘い!」と思いました。
作品を観続けていくうちに、抜群の面白さに引き込まれましたが、僕の映画師匠の口癖「映画で大きな嘘をつこうと思ったら、小さな嘘はなるべくつかないことが大事」を思い出し……。
んで、いろいろとこの映画の関連動画などを見たりするうちに……何度も脚本を推敲したり、かなり細部やディティールにもこだわっていることがわかってくると、そこまで作り込んでるのに、算用数字云々を作り手が気づかない訳がないよね、と思いました。
それで、諸々検索したり、いくつか大学の論文なども読んでみたのですが、 大河ドラマ「八重の桜」にも常用な役どころで登場した八重の兄、会津藩士の山本覚馬(ドラマで西島秀俊さんが演じた)は幕末、京都へ赴き、そこで明治維新の4年前の元治元年に「会津藩洋学所」を開いたそうです。
そこでは、英学(英語)や蘭学の講義が行われていて、英学については、仙台藩から講師を招き、京都にいた会津藩士を初め、他の藩の藩士たちに英学を教えていたそうです。
となると、高坂が京都の会津藩洋学所で英語に触れていたとしたら、左読みの横書きを理解し、140年を読めても、無理はない、ということになります。
もしかしたら、こうしたことも、すでにほかの方がご指摘かもですが……。
とは言え、すんなり文字読みすぎだろーー!とは思うのですが(笑)
突っ込みドコロをあげたら他にもありますが、この映画は、そんなものを吹き飛ばすパワーと映画愛にあふれた、素晴らしい作品であることに間違いはありません。
平日夜に映画館で映画を観る習慣を復活させよう。
日本アカデミー賞作品賞を受賞したので、早速の鑑賞。タイムスリップ物は好きではないが、致し方ない。画面が暗くもなく明るくも無く丁度良い。俳優陣は無名俳優ばかりだが(もし有名どころがいたら教えて下さい。私は大河ドラマの主役になるまで吉高由里子を知らなかった阿呆ですので😅。)皆演技は確か。安心して見られた。時代劇の日を絶やさないカツドウ屋の意気込みはかって「あづみ」を観たときにも感じたが、今回はそれ以上の物で満足した。クライマックスシーンは「蒲田行進曲」を思い出しました🤗。日本アカデミー作品賞に相応しいかは疑問が残るが、他のノミネート作品は未見なので何とも言えません。観て損は無いので皆さん映画館で鑑賞して下さい。観客は十数名程度。ガラガラの館内が映画業界の今を表していました🥲。
今日見てきた
まあよくできていたかな?
というか主役の侍 カッコ良すぎやないですか?
そこそこテレビに出ていたようだが私は全く知らなかった
刀をあげるところは元に戻すのかなと思ったら戻さなかった なんで?
途中でもう一人の侍出てきた時はやられたーと思った
それそうだよね ありだよね
最後に気絶した丸顔侍が出てきたのは良い終わりだったのでわ
強いて言えばもう少し削れる部分もあったし も少し混みディータッチに行けたら私好みだったかも
主役侍さんは仕事いっぱい増えてほしい
カメトメの髭おじさんみたいに 色々な作品で見たいかな
泣きそうな場面もあるし笑える場面もありとても良かったですね
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