侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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チャンバラはいいぞ
監督のメッセージが「時代劇はいいぞ」ならば、大成功です。
見終わった今、無性にチャンバラが見たい。
最後のチャンバラ(敢えてチャンバラと呼びたい)は、ほんと良かったです。
1時間くらい見てたかった(笑)
あと紅萬子の存在感。
普通のおばちゃんなのに、いてくれるだけで画面が落ち着く。
ほかのキャラクターにも共感でき、好感が持てました。
一つだけ言うとしたら、幕府を支えて命をかけようとした侍が、明治維新後を生きる葛藤を、もう少し詳しく具体的に表現してほしかった。
ラストが少々唐突に感じました。
多分、あの時代の志士たちは、本気で理想に命を投げ出したんだと思います。
学生運動に参加した学生たちも、多分、理想のために死ぬ気だったのじゃないかと思う。
それが正しいとは言わない。
でも、理想のために命を投げ出すなんて、思いつきもしない時代は、スカスカだよ。
傷つきたくない人間ばかりの今だからこそ、そういう覚悟の人間を、もう少し赤裸々に描いても良かった気がします。
戊辰戦争で敗れた会津藩の長洲藩に対する恨みはやはり深いんですね。
最初は1館上映だったけど面白いと話題になって上映館が爆増した時代劇コメディ。
会津藩士の高坂新左衛門は長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失い、現代の時代劇撮影所にタイムスリップする。
そこで江戸幕府が140年前に滅んだことを知り愕然とする。
新左衛門も一度は死を覚悟したが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻し、撮影所の斬られ役として生きていくことを決意するが、あろうことか、かつて命を狙った長洲藩士もタイムスリップしていて一緒に時代劇を撮ることになった。
ところが台本に、会津藩は戊辰戦争で長洲藩等によって酷い最期を迎えたことを知り、件の長洲藩士とのラストシーンで本身による真剣勝負を持ちかける。
この真剣勝負はとても見応えがあります。
「頑張ってたら見ていてくれる人おるんやなぁ」
分かっちゃいるけど、笑えて泣けて、手に汗握ってしまう訳です。
真田広之さんの「SHOGUN 」の話題に(とうか、真田広之さんの思いに)重ねて見られるむきもあるし、タイミング抜群。
主演の山口馬木也さんの殺陣と眼差し、からの戸惑いや照れやらがチャーミング。
彼のキャスティングあってこそだった気がします。
見終わって気持ちよくなれる、ってのも久々のよき映画体験でした!
エンドロール見てたら、監督さんが、脚本・編集はもちろん、撮影VFX・CG、おまけに車両まで(多分)!!
監督の熱意がハンパない。
ご免なさい🙏,私にはこの絶賛評価の理解には至らなかった…m(_ _)m。
雷鳴が轟く時、
バックトゥザ・・そこも含めて良く出来ていた。正体が最後迄明かされず、当事者同士にしか理解されない事、タイムスリップに時間差が有った事、ずっと会津訛りが抜けず寡黙だった事。師匠をずっと斬ってしまう事師匠の染みついたリアクション。
本身にはちょっと納得出来ない、実際、現場でも事故も起きてるし、学校の部活動でも死者が出ている。真剣勝負があんな長時間に渡るとも思えない。
あと謎の腹痛、「最後の武士」のラストにもモヤッとしました。
傑作! (主人公はもとより住職さん夫婦も好きだった)
江戸時代の人たちも、私たちと同じように悩んだり悲しんだりしたのだろうな、と感じさせられた時代劇(?)だった。(会津のその後を知ったシーン)
「己(おのれ)の信じるもののために死ぬるは武士(もののふ)の本懐なり(正確ではないが)」という言葉が気になっていたが、「もののふ」の意味を「男」の意味と間違っていたので、そのまんま「武士(ぶし)」の意味であれば、それが武士なんだから仕方ないのかなあ、と思った。
殺陣(たて)や斬られ役はもちろん、時代劇そのものにも敬意を払っていることを感じた。また、(ひょっとすると)江戸時代に生きていた人々にも敬意を払っているのかもしれないと感じさせる映画だった。
傑作!
久々に良い映画。満足。
水曜に新宿で観ましたが、8割くらいの混み具合。
見終わって、良い映画はシンプルに
売れるってのがよく分かりました。
変な宣伝やダイコン役者もいないし。
よくあるタイムスリップコメディかと思いきや、
いやはや面白かった。
変に笑わせようとしてないのもいい。
主演と相手の男優さんがいいのかな。
同じ系統で、子供向けなら
「ちょんまげプリン」がいいかもね。
低予算「カメラを止めるな」と比べる人がいますが、比較対象がおかしい。
本作は丁寧に作ってあってお勧めです。
海外展開もエンドロールに書いてあった気がしますが、売れると思います。
終わりに近づくにつれて、どうやって
終わらせるのかと思ってましたが、
綺麗なオチで良かった。
映画って終わらせ方が難しいからね。
決してケチをつけたいわけではないけど
多くの方が書かれているように全体的に見て本当に素晴らしい作品だったと思います
ただ、それだけに自分は最初に出てきた役者さんの、お世辞にも上手いといえない、「あ〜これってセリフで説明させる映画なんだ」と思わせる長台詞のせいで、しばらく作品自体の次元を一つ下げて入ってしまいました。。。あとで考えても他のセリフや役者さんは全くそんなことはなかっただけに、明らかに残念だったピースがあそこだけだった、しかも一番大事な最初だったせいで悔しすぎるのです
改めて、作品自体はとても楽しめました。
それにしても、世間的な「大作」「大物役者揃い」と呼ばれるより遥かにいい絵面の役者さんが何人も出てきて、無知な自分の恥ずかしさや、メディアへの疑問が増しました。
ベタで熱い映画でした
太秦が舞台ということでほぼ関西弁が話されますが本当に自然。
まったく違和感なし。
映画でもドラマでもどこかで歯が浮くような気持ち悪さを感じてしまう部分があるのに。
その点でも気持ちよく観ることが出来ました。
幕末からタイムスリップしてきた侍が時代劇で斬られ役になるコメディで泣いて笑って感動させられるとは。
文句を付けるとしたら劇伴かも。
とくに前半部分はノイズに感じてしまいました。
全国拡大上映おめでとう!
全国拡大上映が決定したので早速話題の映画を観てきました。
タイムスリップ物は現代人が過去に戻って無双する系が多い昨今、この映画は逆に過去の人間が現代にやってくるパターンだったので非常に新鮮で面白かったです。
幕末の歴史は細かい部分はうろ覚えだったのですが、映画の中でちゃんと説明があるので細部を思い出しながら観れたのも良かったです。
ラストの殺陣のシーンは感動でうるっときたし、最後のオチにもくすっと笑いました。
お客さんも平日にしてはめっちゃ人が多かった!
これは拡大上映決定するのも頷ける出来です!オススメ映画です!
ベタかなと思いきや
自主制作でこれだけ胸を打つなんて凄い
笑い和むシーンもありましたが幕末のことを思うと 主人公に感情移入して微妙に笑えず
おむすびやケーキを泣きながら食べるシーンも 今自分は平和な時代を生きてることに感謝しなければという思いでいっぱいになりました
踊りを少しやっていましたが人斬りや切腹の表現がどうにも嫌になっていましたがその背景にある思いを忘れず伝えていくことも もしかしたら自分にも少しは課せられているのかもと思い直しました
切られ役としての刀の扱い方 本当の戦いの時の扱い方も丁寧に描かれていて 最後の真剣勝負斬り合うまでの長いとも取れそうな息づかいがとてもリアルな感じで引き込まれました どこかで誰かがみていてくれるの福本さんリスペクトもわたしはすきです
時代劇映画への愛を、インディーズ映画とは思えないクオリティで
真田広之はこれをどう見るのか
時代劇の深みが伝わります
時代劇コメディとなってましたが、確かに面白い。ははっと笑えるところもちょこちょこあり、声出して笑ってる人もちらほら。
でもコメディってほどでは無い。というかコメディにしては深いというか。
良かったですよ。
よく出来てました。
俳優さん知らない人ばかりでしたが、終わる頃にはしっかり印象づけられました。冨家ノリマサさんはみたことありましたが、主演の山口馬木也さんもお初にお目にかかりました。
けれども存在感ありありでかっこ良く、訛りがとても良かったですね(⸝⸝⸝´ꇴ`⸝⸝⸝)
すごく実直で謙虚で愛嬌がありました。
優子殿への気持ちがダダ漏れなのも もうおかしかったです。
現代のケーキやテレビなんかの反応も期待してましたが面白かったです。なんならもっと大袈裟でも良かったかなと思います。
真剣を使って撮影するというシーンはかなりヒヤヒヤしました( ;´Д`)そのシーンの結末にびっくりしましたが、あぁ、そうだよね、あー良かったとホッとしました。
最後3人目のタイムスリッパーが現れたとこも抜かりない感じで良かったです。
期待を超えてくる〜う
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