劇場公開日 2024年8月17日

侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価

全1232件中、841~860件目を表示

4.0『命』時代遅れの人達と価値観分断と和解の物語

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

 内容・時は幕末!所は京都!長州藩士を討つ藩命を受けた侍二人の一人が主人公。
会津藩士『高坂新左衛門(山口馬木也)』は敵風間恭一郎と切り結ぶ最中、上段に構えた直後
落雷受け百四十年後の現代にタイムスリップ。 印象的な台詞は、『会津磐梯山の様な白い握り飯。食べるのは勿体無かっ!』監督・脚本・撮影も手掛ける現農家の安田淳一だからこそ出来る台詞。生きる事=『食べる』に対する思いが詰まった場面は、その他にもショートケーキや浅漬けなど食べる時に、生きる事に直結し特に泣けてきます。
 印象的な境遇は、定番でありながら忘れ去られてしまった価値観を丁寧に焦点を当てた所。人を殺めてしまった記憶の描写は生々しい。予想していても、当たり前に面と向かって斬り合う事の狂気と後悔を感じさせられました。
 印象的な場面は、現代で葛藤しながら決闘する二人の本物の侍が命のやり取りをする場面。非常に長い沈黙が、緊迫感を感じ手に汗握りました。その後の殺陣が最高で怖い!
 現代の価値観では計り知れない価値観を再現した素晴らしい作品です。主人公の高坂新左衛門の真摯な演技が本当に江戸時代からタイムスリップしたかの様に映画に引き込まれます。
 細かな事言えば、ホントに江戸時代の人が現代に来れば言葉や文字や価値観は違いすぎて異世界のはずなので想像を絶する(恐らく絵も知らぬ外国の感じかな?!)そんな細かな所に触れすぎると余りにも野暮なので内容に焦点を当て純粋に物語を楽しめた。
 価値観の違いによるお互いの壁に対する結末とどっちもどっちの客観的事実に諦めと共にそれしか方法はないよなあと感じました。
 色々な意味で深く爽やかな見応えのあるエンターテイメント性に溢れた温かな作り手の気持ちが滲んで伝わってくる様な作品です。
 いやーホントに映画って良いですね!

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コバヤシマル

3.0設定は平凡だけど

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

友人に勧められて観に行きました。
幕末の侍が現代にタイムスリップするという、ありがちな設定で、そのギャップや騒動はコメディとして普通に面白いです。
ただ、現代にタイムスリップした侍が、その矜持を忘れていなかったことに、一寸心動かされました。
そして、現代の時代劇の現状と、先日エミー賞を取った「将軍」が頭によぎりました。
たぶんこの映画のヒットは、そんなところにもあるかもしれないと感じます。

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Jo

4.0みんな映画を愛している人たち

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

いかにもインディーズらしいと言っては失礼かもですが、出ている人作っている人、すべてが映画を愛している事が伝わってくる素晴らしい作品でした

もう少し上映時間が短くテンポよく進むとよかったと思います

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naominagisa

5.0時間にして3/5は泣いてた

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

3/5は言い過ぎかな4/7くらいかな?
漢の熱いシーンは泣けちゃうんだよなぁ

ショートケーキ買って帰ろう

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みのまる

4.0胸いっぱい

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

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笑える

楽しい

新宿ピカデリーで鑑賞
平日昼会にも関わらず混んでました
年配の人多め

脚本がすごくよくできている
山口馬木也をはじめ、役者がみんないい
ラストの殺陣で目頭が熱くなってしまった
エンドロールでは胸いっぱい
上映後はみんなで拍手
いい映画を見たね、の気持ちを共有したくなる作品でした

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ぼろんてーる2

5.0唯一残念だったのは…

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

昨日、2回目を観ました。ストーリー展開がわかっている分、役者さんたちの演技の細かいところまでよくわかり、改めて役者さんたちの演技の凄さ(特に主演の山口馬木也さん!)に酔いしれました。2回目でも笑うところは笑うし、そして1回目よりいっぱい涙を流しました。本当に良い映画ですね。あと、最後のエンドロールで、安田淳一監督と沙倉ゆうのさんのお名前が繰り返し出てくるのを見て、少し笑っちゃいました。唯一残念だったのはパンフレットが売り切れだったこと。メルカリで買う気にはなれないし、また3回目、4回目と劇場に足を運んでゲットしたいと思います。次は買えるといいなあ…

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HO

4.5シンプルにおもろい

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

クチコミを観て、今日タイミングが合い観ました。
シンプルに映画愛、時代劇愛、人情、人との触れ合い、先人に思いを馳せる、礼儀、思い遣り等を感じさせてくれる実におもろいユーモアのある作品だと私は思いました。
演者さんの人間味豊かなお芝居もよかったです。
碁盤斬り以来の時代劇を久々に映画館で観て、やっぱり映画は映画館で観るのが最高やなーと思いました。
日本人の時代劇がこれからも続くことを願います。

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もっちー

5.0時代劇とは無縁ですが、面白かった!!

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

話題になってるので、早速観ました。
ストーリーも分かりやすく、俳優さんたちは全員知らない方ばかりでしたが、上手な演技にも引き込まれました!
刀の使い方、俳優さんがとても素晴らしく、めっちゃかっこよかったです!
笑えて泣けて、とても素晴らしい映画を大きなスクリーンで鑑賞出来て良かったです🎵

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noricoco

5.0製作陣の“真剣”勝負が伝わる、笑いあり涙ありのハートフルストーリー

2024年10月2日
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泣ける

楽しい

幸せ

普段邦画は観ない、おろか時代劇を観ることは無い。
そんな私が、“ただただ、楽しい映画が観たい”ということで評判の良いこちらの映画を観に行くことにした。
内容としては単純、というかスっと入ってくる王道のストーリーであるが、だからこそ直接的に熱い想いが伝わってきた。正にシンプルis theベスト。
最近は遠回しな表現や、隠し味のように秘められた主題を探るような映画、また、観客一人一人の感性や知識量に委ねられるような映画も多いように思うが、
こちらの映画は、役者の台詞を通して、その後ろにある監督を始めとした製作陣の想いがダイレクトに伝わってくる、本当にそんな気持ちになる久し振りの映画なのではないかと思う。
なにより、時代や所や姿が変わったとしても、一本芯の通ったまさに侍魂、武士道が伝わってきた。
観ている私達も、熱い気持ちになった。
“良いものとして残ったらいい”“良いと思う(思える)ものを作りたい”しばしば私たちは、物事に対してや起こりうる事象についてそのような気持ちになることがあるが、映画にまつわる沢山の裏方の方々の姿を拝して、その気持ちを持ち続けることが大切なのだと感じた。
また、挫けない、諦めないことの大切さはもちろん、一人一人の想いはささやかであっても、その想いが一丸となった時に作られる熱量も大事なのだと感じる、とても良い作品であった。
手作り感満載、笑いも涙も満載、同じスクリーンを観ていた全ての人がきっと同じ気持ちでひとつになる、そんな素晴らしい映画体験の中に、今日、私はいた。
最後に自然と拍手が沸き起こった、素敵な時間であった。
もっと観ていたいと思う程、あっという間に時間が過ぎていってしまった…!

映画や劇作を製作し、作品にまつわる全ての人々を、これからも観客のひとりとして応援しています。

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ばばちゃん

4.0我が名は高坂新左衛門、会津藩士!

2024年10月2日
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そこらてす

5.0懐かしい

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

かつて隆盛を誇った時代劇の裏側が、朝の連ドラ「オードリー」と重なるものがあって、興味深かった。

映画でこんなに何回も笑ったのは久しぶりだった。

「カメラを止めるな」に通じるものを感じた

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し

5.0最初から最後まで引き込まれました

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

わかりやすくて、面白くて、時代劇愛もあって言うことなし。
おまけに油日神社がいい味出してるなぁ。

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さばとら

4.0大スターがいなくても

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

山口馬木也さんが時代劇に沢山出演されていたのは知りませんでした。現代劇の方でも、お顔が濃いので、キリッとした役が多いように思いますが、確か発達障害のような役をやられた時には笑顔がキュートでした。阿部寛さんの「テルマエ・ロマエ」に山口さんも出ればいいのにな、と思った記憶があります。
本作を観たら、山口さんは武士の役がぴったりだと思いました。佇まいがカッコいいです。

本作はコメディですが、時代劇への熱い想いが伝わってきます。時代と共に廃れつつある時代劇。でも滅びるのは今ではない。まだ続くのだ。それを支えるのは、一人の大スターではなく、時代劇を愛するスタッフたち、多くの無名の俳優たち、時代劇ファンです。

低予算映画に注文を付けるのもなんですが、惜しいと思ったのは高坂が現代の街をさまようシーン。通行止めにして撮影するのはお金がかかるらしいので、人気(ひとけ)のない場所でのロケになるのは分かりますが、通行人が全くいないとタイムスリップのショックが表現しづらいです。病院のガラスの自動ドアに腰を抜かしたり、自転車のJKと鉢合わせして「ありやー、たまげだな!」くらいは言って欲しかったです。遮断機に驚くより、まず撮影所の自動車や電車に驚こうよ。ポスターは横書きで左から右に書いてあったのに、すんなり読めるのもおかしいです。題名が縦書きだったら良かった。
でも気になったのはそのくらい。良い映画でした。

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ゆり。

5.0映画の神さまてほんまにいてはんのやな。

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

京都でずっと時代劇を作ってきてくれた人たちがあってこそ。
そしてこの国のために自らを信じて精一杯生きてきた先人たちに感謝。

真田広之のSHOGUNに続いて今作のヒット。福本さん、天国で喜んでるでしょうね。

追記
JALの機内で再見。
ショートケーキ🍰のところでまた泣いてしまった。機内なのに、泣けて泣けて笑って笑って。
映画への思い、時代劇への思い。侍への思い。この国への思い。生命への思い。
あらためて観ると低予算を感じさせないしっかりとした作りでアカデミー作品賞も納得。

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大吉

4.0主役の俳優さんの魅力

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

幕間の時間などの予告映像をまったく見かけなかったので作品自体を認知しておらずスルーしかけました・・。知り合いにオススメされ鑑賞。

出てる俳優さん達はほぼほぼ存じ上げないのですが十分楽しめました。特に主人公役の山口馬木也さんは無骨な漢とコミカルな両面が素敵でした。殺陣のシーンもとても迫力がありカッコ良い。

タイムスリップしてる作品だけど、原因とか戻る為の試行錯誤などはなく、過去の知り合いや家族などにも未練なしのご様子で受け入れも早いw

若干コメディシーンが多い気がして、好み的にはそこまで笑えなかった・・
でも面白い。

(冒頭シーン他、なんか後撮りのような音声の感じに違和感を覚え、なにかのフリかと思ったけど、何もなかった。)

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映画感

5.0文句なしに面白い

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

山口馬木也がたっぷり見せてくれます。今年一番。

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ぴいすけ

3.0もう少し編集をスッキリした方が

2024年10月2日
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へたれ

4.0とても楽しい

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

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吉泉知彦

5.0今年上半期というかここ数年で1番

2024年10月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

気になっていたが県内に上映館がなく、諦めていた矢先にさらに拡大ということで観に行けました!
話題になり上映館拡大するのも納得の出来で、映画館の観客の一体感というか、笑いも涙も息を飲む音も聞こえて。これが映画だよー!と嬉しくなってしまいました。2回目の鑑賞も予定しています。

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りと

5.0予想以上に笑って泣いた!

2024年10月2日
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鑑賞方法:試写会、映画館

笑える

悲しい

予想以上に脚本も映像もしっかりしていて、ちょっと驚き。侍の魂と殺陣の迫力、そして時代劇、映画愛。侍が現代に来ても侍であり続ける面白さを、変にコメディにするのではなく、真剣だからこそ、周囲も心を動かされる、優しさからのユーモアに溢れている。
油断してると、ウルッとしちゃうので要注意!素晴らしい日本映画でした。

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まっちゃまる
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