侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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最高にエネルギッシュ! 時代劇愛に満ち満ちたハートウォーミングな名作!!
東京・池袋の単館上映から全国ネットにまで拡大され高評価を得ている素晴らしい作品、近くに来てくれてやっと観れました
声をあげて笑ったり、心にグッときてホロッとさせられる、観て良かったとしみじみ思うとても良い作品でした
主人公の田舎侍 高坂を真摯でピュアに演じる山口馬木也さんがメチャクチャ味があっていい
そして風見恭一郎を演じる冨家ノリマサさんのずっしりとして厚みのある演技も見応えがあります
本作はキャスティングもさることながら、大化けしただけあって話が面白い、アイデア勝負の低予算作品に脱帽です
ビッグバジェットだろうが自主制作のインディーズ作品だろうが脚本が作品の良し悪しを決定づけるというお手本的な作品だと思いました
劇中劇という入れ子構造はよくあるが、これまで観てきたのは演者を生業にする人々が舞台や映画で演じるもの、本作は武士が時空を超えて現代の時代劇に出るというもので次元が全く違う、そこが最高に面白い
泣いて笑っての名シーン数あれど、クライマックスの真剣による切り合いが圧巻で一番印象的
特に体感10秒ぐらい続く睨み合いは正に“息を呑む”緊張感、自分の中では邦画史に残る素晴らしい名シーンと記憶に刻みました
「(風見)時代劇はこのまま廃れていき、悲しいかな いずれ無くなってしまうだろう」
「(高坂)でもそれは今日じゃない」
という熱いやりとりにグッときました
マイ生涯ベストの内の1本『トップガン/マーヴェリック(2022)』でもトム・クルーズが高坂と同じ様な名セリフを放つシーンがありました、その熱量に匹敵するほどの熱く燃えたぎる深い時代劇愛に満ちあふれた素晴らしい作品、ここに来てまだこういう名作が生まれてくる映画という世界、やっぱりやめられません
侍の生き様に魂が震える
作り手の時代劇を愛する熱意を感じて目頭が熱くなる。
設定はSFなのだが、役者の鬼気迫る演技により物語の世界にグッと引き込まれていく。
主演の山口馬木也さん演じる会津訛りの真面目でお茶目な侍・高坂をいつのまにか応援し、共感して一緒に涙している。
佇まいが武士らしく、背筋の伸びた美しい所作に役作りへのこだわりを感じる。
冨家ノリマサさん演じる風見は物語の展開を加速させ、どちらに転ぶか予想できない結末に緊張感を保ちながら終盤の殺陣へと物語を盛り上げていく。
舞台挨拶のインタビューを読んだのだが、俳優陣やスタッフが忙しいスケジュールの中で合宿を組んで少しずつ撮影して完成させた作品だそうだ。
時代劇を愛する人が時代劇の良さを歴史に刻もうと挑んだ作品だからこそ観客の胸を熱くさせることができたのだと思う。
劇中で使われる「だが、今日じゃない」と言う台詞は映画「トップガンマーヴェリック」からの引用だと受け取った。
こちらの作品もトムクルーズがCGに頼らず今までの映画作りの原点に立ち返り、実際の戦闘機に乗る訓練を俳優陣が体験してリアルな表情を見事にフィルムに納めた映画史に残る作品だった。
両作品とも作り手の生き様を体感することができる。
ポリコレ配慮で時代背景にそぐわない俳優を起用し、史実をねじ曲げて映画に残すハリウッド作品に今作を見て学んでほしい。
時代を生きたキャラクターの所作や時代背景を尊重することで本当に描きたい世界を観客に伝えることができることを知ってほしい。
時代劇が地上波放送から消え、デジタルコンテンツでの映画配信に戸惑う年配の方も多いとお察しする。
劇場ではご年配の方も鑑賞されており、時代劇を映画として残したいのだと言うセリフに涙を拭っていらっしゃった。京都や松竹のスタジオで撮られた時代劇が懐かしい。
日本の時代劇=アメコミヒーロー的な立ち位置だと思う。
国民的に愛された勧善懲悪の物語はみんなが平等で悪者なんていないとする現代の価値観では描かれにくくなったが、今作では時代をタイムスリップさせることによって主人公を含めたキャラクターの心情の変化として描かれたことで物語に深みが増すと言う効果が生まれていたのは見事な脚本だった。
自分の好きな邦画第一位になった。
単館1館から全国上映にまで広がった侍の生き様をぜひスクリーンでご覧下さい。
非の打ち所がない面白さ
これまで観てきた邦画の中で一番面白かったと言っても
過言ではない。
観に行って本当に良かった。
これがインディーズとは思えない完成度で、
ストーリーが無理なく緩急もあって見ていて気持ち良いし、
面白いものがきちんと面白いと評価されて全国で拡大上映されている
この事実自体も気持ち良い。
ちょっと検索するだけでもいろんなエピソードに事欠かない異色作だが
作品には真心や情熱など色々なものがぎっしり詰まっていて
時代劇としても本当に面白いものだった。
個人的に最近、映画 邪魚隊を見て監督のコメントも聞いて
時代劇を継承していって欲しい、
本格映画や大河ドラマだけでなく、毎週お茶の間で見るような
ライトな番組を続けていって欲しいと思っていたところだったので
その気持ちともリンクする内容だった。
武士が現代へタイムスリップするというネタ自体は目新しいものではない。
その分わかりやすいのは良いことでもあって、
いつタイムスリップするのかな、雨が降ってきたからこの雷で
タイムスリップしてしまうのかなと観客に予想がつき
いざその通りになる予定調和な展開がもう時代劇の良さとニアリーイコールで良い。
開始数分で高坂さんが好きになってしまう。
個人的に会津藩士というだけでもう肩入れしたくなるのだが
所作がずっと大変美しく、実直な武士感がある。
襷掛けをし股立ちを取って凛々しく、立ち合いのシーンでははらはらし、
いざ現代に来てしまった時に一瞬ぼうとした後はっとして敵の姿を探す
人間みがあるところも良い。
どうやら敵がいないと分かると襷掛けをはずして居住まいを正し、
撮影現場がわからず混乱しつつも一度目で既に娘を助けようと
柄に手をかけている。
二度目はなんと「助太刀いたす」。
良い人過ぎて、だからこその空回りが気の毒だけれど笑いを誘う。
真剣なのではらはらしたが事件にはならなくて良かった。
撮影所にタイムスリップしてしまったことで
本来ならすぐ浮き彫りになりそうな違和感が見事に見逃され
なんとなくちょっと変程度で済んでいくのも絶妙。
先に書いた映画邪魚隊の主演俳優の方が、先輩たちが気にせず
衣装のまま近くのコンビニへ出かけていって驚いたというのを読んでいたので
余計になるほどそういうことなのか、と思った。
未来に来てしまったと察する時
活字の現代の平仮名をそんなに流暢に読めるものかと思わなくもないが
逆に言えばここまで無理があるとちょっとでも思う設定が全くなかったということだ。
撮影で江戸といいつつ実際の場所は京都という時代劇あるあるに加え
京都だからこそさっきまでいたはずの寺を見つける展開がなるほどと思わされる。
もうすっかり高坂さんが好きになっているから、切腹しようとしたり
雷が落ちて欲しいと抜刀したりする姿にはもう感情移入して泣けてしまう。
屡々誤解されがちな剣術と殺陣の違いにも言及されていて良い。
本当なら高坂さんがやっていた流派が残っていたらそこの道場の方が
腕を活かせるとは思うがそれもそれだけで食っていけるものでもなかろうし
何より優子の作ったドラマに感動したという前フリがあるから
高坂が殺陣をやりたいと言い出すところも説得力があった。
展開的にも高坂がタイムスリップしたと理解するところから
斬られ役で生きていこうと決意するまでは非常に早いのだが
小説ならいざ知らず短い映画でだらだらやる部分でもない訳で
見切りをつける監督のバランス感覚が良い。
監督が京都の方なせいか、全体的に京都人の解像度が高いところも好きだ。
関西弁がちゃんと京都弁だし、大阪とは違う絶妙なボケやツッコミが素晴らしい。
「東京に下りはった」の台詞なんて最高である。
風見の正体は実は30年先に飛ばされていた山形というのもわかりやすいし
ここまで高坂が苦労してきた姿を観客は見てきたわけだから
短い回想でも山形がここまでの役者になるのにどれだけ大変だったか
理解できて感情移入もできるし、
タイムスリップしてしまった仲間として割り切れない
高坂の会津武士の実直さと頑固さの表現も納得だった。
山形が元の時代で人を殺したことがあるからこそ
殺陣でうまく死んでいく人を見てトラウマになってしまうのも
人間だなという感じ。
台本が追加された時会津の描写に手を合わせる高坂のシーンもたまらない。
真剣を使うという案には肝が冷えたが
本物の武士で実際真剣勝負中に現代に飛ばされてきた二人、
その提案自体に無理を感じない。
日本の映画史を考えると真剣使用自体はあった訳で、
観客の脳裏にも色々なことが過ったのでは。
真剣での撮影シーンでは
長時間の無音などの間で緩急をつけて刀が重く感じ、
何度も叫びそうになった。
最後の決着まで含めて非常に良いシーンだった。
幕末の動乱期のことも、時代劇というシーンについても
いつか忘れ去られる日がくる。
でも、それは今ではない。
泣けた。
優子がビンタを食らわせてくる緩急の付け方も笑えた。
いけよ、という感じの山形に
「今ではない」という高坂の返しという脚本のセンスが良い。
全体的に完全な善人ではないが悪い人がヤンキーくらいしか出てこなくて
そこもストレスなく見られる理由のひとつ。
高坂と優子の恋愛もうっすらとした要素でしかなかったのも良かった。
あれだけ話題の映画に出て、まだ斬られ役を続けることになるのか
というのは謎ではあるが
高坂の実直さが表れていて良いし
風見も言及していた同僚までもまた撮影所に飛ばされてくるという
オチまで含めて素晴らしい終わり方だった。
曲の使い方も良かった。
この曲がかかるということは高坂の活躍が見られるか、
という感じでこれもまたわかりやすい。
公式サイトを見るだけでも
如何に脚本が面白く、それに惚れたからこそこれだけの人が集まり
協力してくれたかということがよく分かる。
時代劇の自主制作なんで本来反対するんやけど、と東映京都撮影所から
なんとかしてやりたいと声をかけてくれたのも凄すぎるし、
作品中でも描かれていた時代劇の現代日本での”コスパの悪さ”も実感する台詞だ。
助監督役の女性が実際でも助監督というところもすごい。
監督もビデオ撮影業スタートでなんでもできてしまう人な上
ご実家の農家を継いでおられるという異色な経歴。
これだけヒットしたら米作りも映画作りも続けられそうだろうか。
ロングランは勿論、次回作も期待したい。
そこで斬っちゃうんじゃないかとドキドキ
時代劇への愛が溢れています!!
古今東西、山の数ほど作られて来たタイムスリップ物の中で、侍がタイムスリップする話は新鮮味は無い。(コンプラ教育のビデオでも同じ設定があるくらい…)
しかしこの映画は緩急とテンポが良く、あっと言う間に映画の世界に連れて行かれます。 (役者も良いよね!)
今年、今まで観た映画で一番良いかも!
『カメラを止めるな』様なヒットとTVで紹介されていたけど、ワンアイディアの『カメ止め』とは違い、丁寧にきちんと作られた王道の映画です!
今、一番皆に見て欲しい映画です!
滅びゆく侍、時代劇…
But not today !!
SFコメディ?と侮るなかれ
昔はふとテレビに目を向ければ様々な時代劇を放映していた
興味のあるなしに関わらずそれだけ日本人にとって身近な存在でありひとつの文化であった
この作品はそんな時代劇というものを見つめ直しその文化が語り継ぐ核心を描こうとする作り手の心意気と熱意の詰まった映画だったと思う
ともすればコメディに振れすぎかねないテーマ性の中でも侍というものの生き様やその矜持を常に核として見失わないことで笑えるのに最後は何故かジーンと来てしまう
そんな感情に刺さるような作品となったと感じる
ラスト 真剣を用い、互いに本気の死合いを演じる場面では劇中の一部と分っていながらもその迫力と覇気が画面越しにも伝わってくるようで、製作陣や演者含め携わる皆がいかに真摯に、本気でぶつかりこの映画を作り上げたのかがヒリヒリと伝わってきた
昨今はすっかり影も薄くなってしまったように見える時代劇に置いて、そこをすくい取り別の角度からエンタメとして昇華させた侍タイムスリッパー
大資本を元手に一切の妥協なく徹底した時代観とリアリティをもって世界に通用する時代劇 を見せつけたSHOGUN
それぞれ全く異なるベクトルで全く異なるステージでありながらも其々に時代劇に対する愛やそこに息づく人々への感謝が込められており、今この時代にそういった作品が世で評価されるということに大きな意味を感じる
イッツ・ア・京都マジック
時代劇はほとんど見たことなかったのだけど、とにかく脚本が素晴らしい。
幕府は倒れたけれど、140年経って普通の人が白飯のおにぎりやショートケーキを食べられる、日本はそんな豊かな国になったと納得をする。頑張る助監督へほのかな恋心を持つ(それにしても優子どのはほんとにいい子だな)。かつての仇敵の長州藩士とも心が通じたと思いきや、会津藩の悲惨な最後を知り、自棄になって改めて敵討ちの決闘を企てる(こういう史実を絶妙に絡めながらの話運びもシビれた)。トドメを刺す寸前に思いとどまる。世は移ろい侍も時代劇もいずれ消えていくもの、でも、今はその時ではないと気づく。その時々の主人公の高坂さんの心中が痛いほど伝わってきたし、共感できた。そして、鑑賞後、爽やかな気持ちになった。
舞台が京都に設定されているのもよい。時代劇の撮影所があるだけでなく、撮影所の外でも140年以上前から同じ場所に同じ寺が変わらぬ姿であるのも当たり前。マジックリアリズムのメッカである京都なら、雷に撃たれてタイムスリップしてきた侍がそのへんを歩いてても「けったいなやっちゃな」と思われるだけで、受け入れられてしまう。たとえ狸や天狗が人間に紛れて跋扈していても、まぁよろしいがなと受け入れてしまえる森見登美彦の小説のように。
普段、時代劇を見慣れていないので、正直、殺陣が実際どの程度のレベルなのかはわからないが、わたしの目にはとても迫力があり、格好良く、引き込まれるものであった。廃れゆく時代劇にも真剣に取り組む人たちがいて、ちゃんと技術を継承している。
最後のシーンに、実は侍タイムスリッパーではなく、侍タイムスリッパーズじゃないか、と思ったのだけどそれを言うとタイトルでネタバレしてしまいますからね。
つい最近、時代劇がエミー賞を総舐めしたこともあったし、海外でもヒットしてほしい。その実力は十分にある。
すっきり快作
前々から多くの高評価レビューがついてて気になっていたのですが、上映館も1日の上映本数も少ないのでなかなかスケジュール合わなかったのですが、やっと見ることができました。
自分がこれだけスケジュール合わせ難しかったのだからまだまだ見たくても見れていない人も多いのではないか?と心配になってしまいます。
せっかくの良作なのにもったいない気がします。
現代日本を憂いてはいるけど強い説教臭はなく、爆笑シーンも感涙シーンもバランス良く盛り込まれていて、観て良かった、また観たいなって思える作品でした。
傑作とはこういう作品だよって見本みたいな作品です。
出演者はみな知らない役者さんばかりだったけど、でもみんなそれぞれの役を好演していました。
あらすじ、脚本、演出も堅すぎず、でもダラダラ感などなく全編通して見入りました。
ショートケーキのシーン、気に入っています。
師匠との殺陣練習シーンは最高でした。
そして最後の真剣の真剣勝負は激アツです。
勝負が決して血しぶきが飛んだ瞬間は残念評価にしそうだったけど、いやいや、どんでん返しでしたね、本当に満足エンドでした。
いまいち振り切れていない作品が多いなかスカーッとカッ飛んだ気分です。
山口馬木也さんが好きになる、喜怒哀楽すべてが詰まった映画です!
細かいことを言いだしたら、真剣使うなどこのご時世にツッコミどころ色々あるけれど、時代劇に対する愛情と尊敬をすごく感じました。
私も、昭和の頃、家族と、祖父母と、毎日テレビで、時代劇を観て育ちました。
特に大岡越前、遠山の金さん、銭形平次が好きで、勧善懲悪をここで学びました。
「主演 山口馬木也」が単純に嬉しい!
当て馬役をしていた昔のドラマで、色気がある役者さんだなーと名前を覚え、しばらく追いかけていました。
久々にお見掛けしたら、かわいさはそのまま、渋みマシマシ、立ち回りキレキレで、2時間眼福でした。
これから、出演する作品が増えると嬉しいです、チェックします。
画面からインデペンデント映画の雰囲気は漂いますが、主人公とストーリーにぐいぐい引き込まれて、泣いて笑って大忙しでした。
ラストもウマい!その先が知りたいと思いました。
エンドロールで、拍手が起き、私も、映画では初めて賞賛の気持ちで拍手しました♪
「カメラを止めるな!」と同じくらい、観ないと損する作品かもしれません。
私は、侍のように生きることはできないけれど、真剣勝負はしていきます(*^^*)
本物に見えた
脚本と熱演と時代劇愛と
ハードル
予告を観て、勝手にハードル上げ過ぎてしまった…かたじけない。
お侍さんが現代の、しかも撮影所にタイムスリップ!なんて想像しただけでお腹が痛くなるくらい笑えるでしょう、と。
実際にはそこまで笑ったシーンはなく、案外すんなりと現代に馴染むもんだね、とツッコミ。
お寺に居候しながら、あれやこれやあったことはすっ飛ばされているから。
そこは想像にお任せで、聞くのは野暮というものか?
ケーキで泣くシーンが一番印象的だったな。
当時甘味なんて庶民にはどのくらい手の届かないものだったの?
これから100年、200年後、この世はどうなっているんだろ。
今歩いている道も昔は馬が走っていたんだよ。
なんかの歌詞にそんなのがあった気がするが、今の生活は昔の人の苦労の上に成り立っている。
そんなことを思い出させてくれた作品。
失礼ながらどの俳優さんも知らなくて。
助監督役の子の甲高い声が気になったが、主演を目指す役者さんなのかな?
それにしても観に来ている人達の年齢層がずいぶんと高めだった。
山口馬木也さん最高ですっ!!!
友人からの熱いおススメを受けて、10年ぶりに映画館に足を運びました。
山口馬木也さんの演技、殺陣、、、すべてが素晴らしい!
食事のシーンも、最高です! 何度でも観たい映画です!
安田淳一監督、
素敵な映画を創って下さって、本当にありがとうございました!
会津の思い
"心配無用ノ介"(ネーミング凄い!)のバッチリ目張りが、「蒲田行進曲」で土方歳三演じる銀ちゃん(風間杜夫)に重なって、もうすごく笑ってしまった!銀ちゃんはカメラマンから「お前の芝居がクサくて!長いから!フィルムがもうないんだよ!」とか嫌味を言われてたけど。
スター俳優を使わず、監督脚本照明編集チラシ作成その他その他何でもやってる安田淳一監督すごいと思いました。安田監督自身が、つかこうへいであり深作欣二であり銀ちゃんでありヤスであり小夏で、安田監督以外、誰も作れない映画だったと思います。
会津の思いにじーんときた。
追記
あまりに自明で書き忘れたので書きます。高坂=山口馬木也さんの演技は殺陣含めて絶品でした!
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山口馬木也さん、「第67回(2024年度)ブルーリボン賞」主演男優賞受賞おめでとうございます!12日の授賞式でしょうか、馬木也さんが涙ぐむ写真に心うたれました。本当によかったです。これからもご活躍ください!(2025.02.20.)
あー、映画や〜!!
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