侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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これはこれはこれはぁぁあぁぁ
日本アカデミー賞取ってください【追記】
単館上映直後からレビュー等で凄く気になっていて、口コミで広まり拡大上映決まって喜んだ。無茶苦茶期待して、それを超えてくれた
タイムパラドクスものは、下手したら強引なオチで矛盾をうやむやに・・なんてこともあるがこの作品は違う。展開やオチは読めるがストーリーはもちろん演技にも引き込まれ
笑い、涙を誘い心を揺さぶられた
山口馬木也の演技、セリフが無い部分が特に。目線、間・・・
そして、なんば歩きとかね。新左衛門が現代に来てしばらくが経ち装いがジーンズにスニーカーと現代人となっていても、やはり所作は幕末の侍なところとか、細かいところも全く隙が無かった。
将軍のエミー賞受賞で真田広之がコメントしてたセリフ
先にこっちで言ってますやん!!(笑)
っと、この映画、スタッフ10人って
東映撮影所の大幅協力があったとはいえ・・・
映画というのは人数・製作費の多さではないと
撮りたいテーマ、そのテーマに対しての想いの強さ、大きさである、と
そこらへんのメジャー映画も見習ってほしいぐらい(笑)
正直、この映画こそ2024年度の日本アカデミー賞取ってほしい
いやきっと来年の3月、何かしらの賞は取るよ、うん
【追記】
作品賞受賞おめでとうございます
予想通り結果だわ😁
単館上映の希望
カメラを止めるな!?
会津藩士の行動のきっかけが薄く、
最後まで感情移入できませんでした。
本物の武士がドラマ少し見て、
感動して、屈辱的な切られ役になれるか?
真剣で撮影することにしたのも、
会津藩士たちの無念を知ったから?なぜ?
そして、安っぽいチンピラのくだり、いる?
にしても、そのチンピラに負ける、武士。
武士の何を描きたいのだろう。
低予算でもがんばったとかどうでもよく、
ただ、脚本が弱いと思いました。
芯がない。
カメ止めの再来???とんでもない。
大根な助監督女性よりも、
カメ止め監督の娘のほうが、
よっぽど熱を感じましたし、説得力がありました。
この作品の終盤、
カメラを止めるな!というセリフがありましたが、
意識しすぎでしょう。
よかったです。
巷で話題になってた作品、やっと観れましたー! 結果から言うと面白か...
笑いあり涙あり
もちろん面白くはありました
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
話題になっていた今作の映画『侍タイムスリッパー』を観て来ました。
そして個人的にも面白く観ました。
ただ面白くはあったのですが、不満がなかったわけではないなとは思われました。
その不満の理由は、幕末の会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也さん)が、自身の幕末の価値観と現在(江戸時代の終焉から140年後、監督のインタビューから設定は2007年ごろ)の価値観との違いに戸惑いそれを描くというより、時代劇の衰退がテーマになっていたところでした。
個人的には、真剣で藩のために命をも捧げていた幕末の志士が現在にタイムスリップした時に、果たして現在の殺陣師の殺陣に対して疑問に思わず、殺陣師・関本(峰蘭太郎さん)を師と仰ぐのはあり得るのだろうか、との疑問は感じられました。
幕末の武士の身分が士農工商のトップであり、その特権と儒教的な上下関係の厳しさが叩き込まれているだろう主人公・高坂新左衛門が、現在の(良くも悪くも)なあなあになっている上下の関係性に、戸惑いと怒りを余り感じていないのも多少の違和感はありました。
ただ、おそらくこの映画は、幕末と現在の価値観の違いを描きたかった訳ではなく、それを材料にして時代劇の衰退の方をテーマに描きたかったのだろうな、とは一方で思われました。
しかし映画の最終盤で、高坂新左衛門と映画冒頭で対峙して同じく落雷で幕末からタイムスリップした長州藩士であった風見恭一郎(冨家ノリマサさん)と、会津藩のその後の無念を知った主人公・高坂新左衛門とが、映画撮影の最後のシーンで真剣で戦う場面は、(時代劇の衰退ではなく)幕末の志士の(現在と対比された)場面として描かれていたと思われます。
そうであるならば、初めから(時代劇の衰退でなく)幕末と現在の価値観の違いを中心に描いていた方が、映画作品としてはもっと深みある作品になっていたように、僭越ながら思われました。
もちろん、最後のスタッフロールを見て私も驚愕したように、このスタッフ人数で、おそらく制作予算も相当厳しい中で、内輪受けにならず、浮つきもせず、地に足着いた作品内容になってる時点で称賛以外にあり得ないとは、一方で思われもしました。
今回の点数は、他作品での有名トップクラスの俳優が数多く出演し、掛っている予算も数億円単位の映画と同じ水準で、僭越ながら採点しました。
そうでなければ逆に失礼にも感じたからです。
しかしながらこの制作布陣でこの質の高さは、一方で多くの観客の絶賛を受けているのも全くその通りだと思われてもいます。
小さい場所から広がりを持つことは映画界でも大変な奇跡だと思われますが、今作の映画『侍タイムスリッパー』がそのような奇跡を獲得している事に、観客の一人として一方で素晴らしく嬉しいことだと感じました。
笑いあり・苦悩あり・殺陣ありのエンターテインメント
前半、現代にタイムスリップしたお侍さんが、とんでもない状況にも関わらず、武士の矜持から冷静に振る舞い、かみ合ってないのに話が進んでいくのが面白い。
後半は、自分だけ勤めを果たせず生きていることに苦しみ、けじめのために真剣を用いた決闘を希望。決闘シーンは迫力と緊張感が凄かった。本当に真剣で殺し合いをしているように見えた。
最後にうまいこと話しをまとめ、最後の最後にもうひと笑いを加えて、始まりから終わりまで楽しめる映画でした。
チャンバラとか言ってごめんね
今年最高の一作
最後の武士。まさしく真剣勝負。
エンタメの純度
抜群に面白い映画だった。
抜群に面白い映画だった。
出演している俳優さん、監督さんらスタッフとも知らない方ばかり。
いわゆる大手の映画でもない、インディーズ映画だ。
幕末の侍が現代にタイムスリップするというコメディだ。
ある意味、おこりそうなことがおこっていく。
すごいシナリオと誰も考えもつかなかったことを切り開いていく
そんなストーリーではなく
ある意味、「あ、そうつなげていくのね、で次は」みたいな感じで話は展開していく。
言ってしまえば「想定内」なのかもしれないが、惹きつけていくのは、その演技なのだと思う。
いい表情をする。
いい表情でいいセリフを言う。
上手にずっこける。
その演技の力が物語に力を与え、漫画のようなコメディに引き込んでいく。
圧巻はラストの本身(真剣)を使っての撮影である。
そのシーンの迫力は圧巻だった。みなぎる殺気。緊張感。命を奪う、命を落とすという紙一重の差。まさに手に汗を握るシーンだった。
しかし、この「本身を使っての決闘シーン」自体がこの映画「侍タイムスリッパー」のシーンなのである。
つまり、高坂役の山口さん、風見役の冨塚さんが本身を使って撮影したわけではない。
山口さんと冨塚さんが使っているのはいつもと変わらない「竹光」である。
にもかかわらず、いつもの殺陣とは違う、本身を使っていると思わせる殺陣を演じているのだ。
そのことを思わず忘れさせて引き込む、その凄さ、演出、カメラワークなどは、「時代劇すごいわ」と思わせるのに十分な美しさだった。
それをコメディーベースで見せてしまう。
いや〜やられました。
とても素敵な映画でした。
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