劇場公開日 2024年8月17日

侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価

全1093件中、61~80件目を表示

4.0「カメラを止めるな!」のブーム再来!?

2025年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

幕末の侍が現代にタイムスリップする。
こんな手垢がつきまくった題材を、しかもほぼ自主映画で制作。
監督の貯蓄がそこを尽きかけたんだとか。

こんな大博打にも等しい映画が、蓋を開けてみれば大ヒット。
まさにミラクルというかドリームというか。

この映画を観たら、シンプルに「時代劇」というものの見方、価値観が変わると思うんです。

この愛と敬意と、映画的面白さが、多くの人の心に届き、
結果これほどの大ヒットとなり、更には第48回日本アカデミー賞最優秀作品賞まで成し遂げたのはそこが理由なんじゃないでしょうか。

コメディ映画が受賞というのも、歴代ではかなり珍しい結果となりましたね。

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ガッキー

4.5今を生きる侍

2025年3月24日
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鑑賞方法:VOD

時代背景
作中登場するガラケー
時代背景が2007年ごろになっていることで、当時の作品かと思っていたがごく最近の作品だった。
しかしなぜ現代を2007年ごろにしたのだろう?
携帯電話がガラケーの時代
いまでこそ時代劇というものが再認識されている背景があるが、当時は廃れる一方だったのだろう。
その復活の理由としてこの物語を置いたのかもしれない。
特に「SHOUGUN」によって今世界中が時代劇を注目している。
その背景こそ、本物の侍の力によるという設定はなかなか興味深い。
そのためのSF
そこに利用したのは、2001年にティム・バートン監督によって制作された「PLANET OF THE APES/猿の惑星」の型
チンパンジーが初めて宇宙へ行く話
そして起きた時間差でのタイムスリップ
これをこの作品の設定にした効果は非常によかった。
幕末の侍が現代へやってきた場所が京都撮影所というのも素晴らしい。
主人公新右衛門は徐々に自分の現在地を理解していく。
現代人であれば必ずあるはずの狼狽
しかし侍は狼狽えながらも自分自身にできることを探し始める。
自分自身に起きたことを他人にも話さない。
そしてこれが自分自身に起きたことであることで、他人に余計な心配をさせないまま自分で身の振り方を考える。
何もかもが驚きの連続でありながらも、自分自身を見失わない。
そして見つけた仕事が斬られ役
殺陣の稽古でどうしても師匠に勝ってしまうシーンは面白かった。
やがて巡ってきたチャンス
そしてまさかまさかの時間差 30年
果たせなかった藩命と変わってしまった世の中
敵同士の静かな会話
しかしどうしても折り合いがつけられない主人公
殺陣に使用する真剣
そこにあったのは殺陣ではなく試合
試合に勝った新右衛門は、最後に自分の中の葛藤を斬ったのだろう。
この二人のことは誰も知らないという設定もまたよかった。
そしてオチには、さらに時間差でタイムスリップしてきたもう一人の侍
おそらくこの三人の侍が日本の新しい時代劇を作り上げていくのだろう。
本物故に演技にスキがない。
見るものを驚かせる。
「拙者には何も失うものなどない」
この意気込みこそ新しい道を開拓する力になる。なったのだろう。
侍とは常に「いまここ」を生きている人物
そして、
「今日がその日ではない」という葛藤と適応しようとする人間味あふれる言葉
中々素晴らしい作品だった。

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R41

5.0映画は娯楽

2025年3月23日
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この映画を知ったのは、TVでの監督インタビュー?
自費制作?もう資金が底をついたのに、映画がヒットしてお金が入ってこない。上映させているうちは入らないんだ。なんて言っていた頃。
監督の収入はどうなったのかしら。私が鑑賞できたのだから、まだ見入りは無し?
映画鑑賞中からもう拍手喝采。久しぶりにおもしろい映画を観た。純粋にまっすぐに、映画ってこれでいいじゃない。
最後の真剣で向かい合うシーン。どんなオチになるのだろうと、ドキドキよりワクワク。
想像を超えたオチでした。

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emukocyan

4.0撮影所のパワー

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

興奮

主人公(山口馬木也)は会津藩士、幕末の京都で斬り合いの途中で雷に打たれ、気がつくと現代の京都撮影所だった。
すでに幕府はなく、しかたなく撮影所の斬られ役として生きることに。
本物の侍なので存在感があり、人気の斬られ役となるが・・・。
私のような時代劇ファンにはたまらない作品で、あっという間に時が過ぎていった。

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いやよセブン

4.5久しぶりに笑って泣いた

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

日本映画はあまり興味なかったが、ネットの評判で野次馬根性で観に行った。以外にもちょっと間抜けっぽい感じで、でも何だか泣けて、何も考えず観れたところが、私の良い映画感と合ってる、エンタメとしては最高だった。
酷評も多いが、映画ってそういうものでしょ

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marumoru

3.5無理やり引き伸ばしスカスカ

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

寝られる

話題になってたので、アマプラで鑑賞、地方局制作ホームドラマ風、特に風見登場前の脚本がスカスカ、無理やり2時間以上にしなくてもいいのに、低予算だから致し方ないのだろうが、脚本に労力をかけて、欲しかった、Broken Rageも酷いけど、こちらも負けてない

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ストラテジスト

2.5期待値が高すぎたかも…

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

会津藩の最期を知った高坂のやるせなさが胸に迫りました。
助監督の優子が可愛かった。

でも…
それ以外には…
日本アカデミー賞7部門受賞と言うことで期待して観ましたが、私にはあまり響かなかったです。残念ながら。

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さとうきび

4.0懐かしきテレビ時代劇の今の立ち位置か…

2025年3月23日
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鑑賞方法:その他、VOD

映画館で鑑賞するタイミングが無く
アマゾンプライムビデオで観ました。
日本アカデミー賞最優秀作品賞
受賞おめでとうございます。

タイムスリップ前のシーンは
最初だけです。
なんと運の良い侍でしょうか?
お寺で修行?生活でき
お寺が撮影所の近くということで、
一番最初に出会った助監督の
女性と、早くに再会出来ました。
侍らしいセリフではあるものの
誰も疑問に思わない?
意外と、お侍さんも
皆さんも、環境?立場?
馴染み方が早いですね。

台本を読み、自分の生きた過去の世界
時代?のその後を認識し涙。

ショートケーキを庶民が
普通に食べられる
そんな何気ないシーンを大切に描きながら
タイムスリップする前の世界
タイムスリップしてきた、
今の世界。

暴れん坊将軍などが全盛期だった
懐かしき時代を、
今、丁寧に描いた作品でした。

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はじめちゃん

5.0この10年の邦画の中ではブッチギリ1位

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

基本的には邦画は映画館では観ない事にしている。私的にはこの10年間で何度もコケているからだ。
この40年で洋画は何千本も観てきた。しかしこの映画があまりにロングランな為に今回こそはもしかして当たり映画か?あるいはまた期待はずれだったら金ドブになるなと思いつつ鑑賞。
私的にはこの10年間の邦画ではNo.1!!!
映画館全体の客が一体となり笑い所泣き所が皆ほぼ同じだったのもすごかった。
昔むかしにスターウォーズが上映開始された瞬間に映画館全体の客が拍手し雄叫びあげた日に似ていた。
友人を誘ってすでに3回鑑賞してしまった。おそらくこんな事は今後ないだろうなと思う。いや~いい映画だった。

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いちよう

4.0時を超えて

2025年3月23日
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泣ける

楽しい

興奮

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ガブ

4.5映画バカの映画愛が凄い

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

愛に溢れた作品です。

映画への愛、制作者への愛、表現者への愛、観客への愛、隣人への愛、時代劇への愛、そして先人への愛。

人様には敬意を持ち実直に誠実に生きる喜びを再発見させてくれました。私も含めて、今の世の中それを忘れてしまってますよね。

監督が有名でなくても制作費が多くなくても、アイデア次第でこんなに面白い娯楽作品が作れるんですね。素晴らしい。こういう作品だったら劇場まで足を運びたいですし、観客で邦画を盛り上げたいですね。

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ミカ

4.0良質な時代劇

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

久しぶりに良質な時代劇に出会った感じ。
エピソードは小粒ながらまとまっていて、共感を呼ぶ描写もよかった。
作品に対する情熱が感じられた。

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suukaz

4.5時代劇愛!

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

時代劇や戦国ものの映画など、ほとんど見たことがなかったけれど、
この作品を見ていいなと思いました!
作品から時代劇への愛が伝わってくるし、過去に本当に命をかけて戦っていた人たちがいて、そういう人たちが日本を作っていったんだなって素直に感動する。

カメラワークも映画っぽくなくてちょっと昔のドラマ風で何か味があるのも良かったです。
ストーリーもコメディタッチなのに、ちょこちょこシリアスでバランスが良い!

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ぞの

4.0コメディの衣を着た本格時代劇

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

素晴らしい!こんな映画を撮りたかったと言う制作陣の思いが聞こえてくるような作品。にも関わらず、ユーモアもしっかりとまぶしており、緊張と緩和のバランスも見事である。

日本映画は間違いなく底上げされたと感じる。

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マルボロマン

5.0良い映画を観た良い時代劇を堪能したこのような満足感がしっかりと残りました

2025年3月23日
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あき240

5.0最優秀賞を知って

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

みてみました。面白かった。

時代劇を好む方はやっぱり少なくなっている現代だと思うし、私自身まずみない。

でもそこに良い時代はあったんだろうし、無責任にも無くならない世界であってほしいとも思ってる。

わがままですね。

主人公が食すモノに対して言葉にする想いがホント素敵です。

色んなモノがリバイバルするけども、時代劇ってのはどうなんでしょう。勧善懲悪シリーズじゃ難しい世の中なんだろうな。特撮モノだって、悪者退治するだけじゃ人気出ないですよね、きっと。

なんか映画の感想がどっか行きそうなのでやめときます。

主役に何か特別な賞を是非。面白かったです。

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ファジ吉

4.5最後の侍。。

2025年3月23日
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今の時期に なって 初タイムスリッパーです。観たい時期は あったのですが 見逃してしまってました。けど 「日本アカデミー賞」最優秀作品に 選ばれた事は 驚きましたね。「正体」が獲るのだろうと 思っていたので。。そんなに スゴいのか?って 観たい気持ちに なりました。その矢先に 映画館で また この映画を 再々々度 やり始めてましたので 先程 鑑賞してきました。ラストは 手に汗を 握るぐらいの 緊張感でした。感動しましたね。。周りの観客のかたは 何度も 鑑賞してるかたばかりな感じでしたけど。。笑いもあり。色々な 思いに 浸りながら鑑賞出来ました。この映画に対する監督さんの 並々ならぬ 思いも 知っているので こみ上げるものも ありました。安っぽい内容では なく 真剣そのものが よく伝わって来ましたね。胸に刺さりました。

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バロム1

4.5予告編「インディーズの限界を超えた!」、まさに文字通り!!!

2025年3月23日
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笑える

楽しい

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コータロー

3.0これに権威のある賞を与えるのは…

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

確かに面白い。笑える。ストーリーも普通に楽しい。
映画自体は低予算なりによく出来ていて、楽しめて良かった。それは間違いない。
観客賞、功労賞、小さな映画祭などでの評価も納得だ。

だが「C級〜B級のコメディ映画としては」ということわりは間違いなく入る。
素人目に見ても音も画もチープで、「え?大丈夫今の…」と思う箇所も多々。

最優秀作品賞なのか……?

音や画あまりにチープだったとしても、極めて秀でたものがあれば、審査をすべきだとは思う。完成度にフィルターをかけて、部分的に優秀な箇所を部門賞で評価できないのは誤りだからだ。
しかしどの部分を見ても今作は「もっと頑張ろう」〜「よくできた」程度の間であり、日本アカデミー賞「最優秀作品賞」など受賞したという事実はどうしても信じられない。

部門賞ならともかく、作品賞は脚本、照明、音、俳優、撮影など…それぞれに最低限の技量は必要だと思う。予算の有無に関わらず、どの部門も商業映画としての最低限のクオリティを保っている作品は多々ある。それらを全部吹っ飛ばしてこの作品を最優秀だとする根拠はどこにあるのか。
正直言って、今回の受賞は他の作品にあまりに失礼だとすら思ってしまった。

作品自体に罪はないので、あくまで賞を受賞させた人たちへのコメントだ。

作品自体の評価をするならば…
ストーリーには特にひねりも無いが普通でよくあるタイムスリップコメディ。画と音は普通以下だがコメディ要素は結構楽しめる。
照明はかなり微妙、江戸時代にあるはずの場面が近所の公園の街灯の下にあるように見える。
コメディとストーリー等のバランスはよくまとまっている。
細かいところに目を瞑りまくれば楽しめる作品。

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MT

4.0文句なく面白い

2025年3月23日
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鑑賞方法:VOD

タイムスリップものは得てして同じ内容になりがちですね。これも例外なく同じような内容です。
されど、元の時代に戻ることに固執せず、今を生きていく、その中で運命に逆らわず己の道を貫く様は圧巻!
文句なく面白い映画です。

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A1_Godzilla