侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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久々に良い映画。満足。
水曜に新宿で観ましたが、8割くらいの混み具合。
見終わって、良い映画はシンプルに
売れるってのがよく分かりました。
変な宣伝やダイコン役者もいないし。
よくあるタイムスリップコメディかと思いきや、
いやはや面白かった。
変に笑わせようとしてないのもいい。
主演と相手の男優さんがいいのかな。
同じ系統で、子供向けなら
「ちょんまげプリン」がいいかもね。
低予算「カメラを止めるな」と比べる人がいますが、比較対象がおかしい。
本作は丁寧に作ってあってお勧めです。
海外展開もエンドロールに書いてあった気がしますが、売れると思います。
終わりに近づくにつれて、どうやって
終わらせるのかと思ってましたが、
綺麗なオチで良かった。
映画って終わらせ方が難しいからね。
決してケチをつけたいわけではないけど
多くの方が書かれているように全体的に見て本当に素晴らしい作品だったと思います
ただ、それだけに自分は最初に出てきた役者さんの、お世辞にも上手いといえない、「あ〜これってセリフで説明させる映画なんだ」と思わせる長台詞のせいで、しばらく作品自体の次元を一つ下げて入ってしまいました。。。あとで考えても他のセリフや役者さんは全くそんなことはなかっただけに、明らかに残念だったピースがあそこだけだった、しかも一番大事な最初だったせいで悔しすぎるのです
改めて、作品自体はとても楽しめました。
それにしても、世間的な「大作」「大物役者揃い」と呼ばれるより遥かにいい絵面の役者さんが何人も出てきて、無知な自分の恥ずかしさや、メディアへの疑問が増しました。
ベタで熱い映画でした
太秦が舞台ということでほぼ関西弁が話されますが本当に自然。
まったく違和感なし。
映画でもドラマでもどこかで歯が浮くような気持ち悪さを感じてしまう部分があるのに。
その点でも気持ちよく観ることが出来ました。
幕末からタイムスリップしてきた侍が時代劇で斬られ役になるコメディで泣いて笑って感動させられるとは。
文句を付けるとしたら劇伴かも。
とくに前半部分はノイズに感じてしまいました。
全国拡大上映おめでとう!
全国拡大上映が決定したので早速話題の映画を観てきました。
タイムスリップ物は現代人が過去に戻って無双する系が多い昨今、この映画は逆に過去の人間が現代にやってくるパターンだったので非常に新鮮で面白かったです。
幕末の歴史は細かい部分はうろ覚えだったのですが、映画の中でちゃんと説明があるので細部を思い出しながら観れたのも良かったです。
ラストの殺陣のシーンは感動でうるっときたし、最後のオチにもくすっと笑いました。
お客さんも平日にしてはめっちゃ人が多かった!
これは拡大上映決定するのも頷ける出来です!オススメ映画です!
ベタかなと思いきや
あらすじにもある通り、ベタな時代劇のタイムスリップものかと思いきや…
ストーリーが本当に面白くて面白くて、
めちゃくちゃ笑って、
途中泣けて、
終わってからも色々と想いを馳せたりと、
また観たくなる映画でした。
大満足!
自主制作でこれだけ胸を打つなんて凄い
笑い和むシーンもありましたが幕末のことを思うと 主人公に感情移入して微妙に笑えず
おむすびやケーキを泣きながら食べるシーンも 今自分は平和な時代を生きてることに感謝しなければという思いでいっぱいになりました
踊りを少しやっていましたが人斬りや切腹の表現がどうにも嫌になっていましたがその背景にある思いを忘れず伝えていくことも もしかしたら自分にも少しは課せられているのかもと思い直しました
切られ役としての刀の扱い方 本当の戦いの時の扱い方も丁寧に描かれていて 最後の真剣勝負斬り合うまでの長いとも取れそうな息づかいがとてもリアルな感じで引き込まれました どこかで誰かがみていてくれるの福本さんリスペクトもわたしはすきです
長州の野蛮人が暴力テロを繰り返し、政権を簒奪した、日本の黒歴史 明治維新
長州の野蛮人が暴力テロを繰り返し、政権を簒奪した、日本の黒歴史 明治維新。
会津の怨念は生きている。
明治維新の流れを引き継ぐ、現政府も打倒すべきだと思った。
古典落語のような映画
こうなるんだろうなぁとある程度予想できます。でも、なんか笑っちゃうし、手に汗握っちゃうし、泣けてくるし、、、という古典落語みたいな映画でした。元気が出る映画です。
侍のお二人、かっこよかったなぁー
時代劇映画への愛を、インディーズ映画とは思えないクオリティで
インディーズ映画と聞いていたが、300席もの大スクリーンで上映し、それが不自然でないほどのクオリティに驚いた。特に殺陣(たて)の所作が素晴らしい。
時代劇映画への愛を、タイムスリップもののツボを押さえつつ、時に笑わせ、時にほろりとさせて描き、映画を見る楽しさを十分に味あわせてくれた。
クライマックスの息をのむ真剣勝負、その決着の見せ方と、エンディングのワンショット。監督のセンスの良さを感じ、拍手したくなった。
真田広之はこれをどう見るのか
エミー賞を取ったSHOGUN将軍はリアル路線
侍タイムスリッパーはコメディー路線
真田広之がエミー賞のインタビューで昔のちゃんとした時代劇が失われていて取り戻したかったってコメントしたけど侍タイムスリッパーでも今の日本の死にかけている時代劇業界~って話が出てくるのよね
本作は非常に緩急の付け方が上手くて非常に好感の持てる楽しい作品でした
主人公があまり現代の物に驚かなかったり順応が早過ぎなのは映画の尺の都合で仕方なし
ラストの切り結びは圧巻で見ていて手に汗を握りました
時代劇の深みが伝わります
時代劇コメディとなってましたが、確かに面白い。ははっと笑えるところもちょこちょこあり、声出して笑ってる人もちらほら。
でもコメディってほどでは無い。というかコメディにしては深いというか。
良かったですよ。
よく出来てました。
俳優さん知らない人ばかりでしたが、終わる頃にはしっかり印象づけられました。冨家ノリマサさんはみたことありましたが、主演の山口馬木也さんもお初にお目にかかりました。
けれども存在感ありありでかっこ良く、訛りがとても良かったですね(⸝⸝⸝´ꇴ`⸝⸝⸝)
すごく実直で謙虚で愛嬌がありました。
優子殿への気持ちがダダ漏れなのも もうおかしかったです。
現代のケーキやテレビなんかの反応も期待してましたが面白かったです。なんならもっと大袈裟でも良かったかなと思います。
真剣を使って撮影するというシーンはかなりヒヤヒヤしました( ;´Д`)そのシーンの結末にびっくりしましたが、あぁ、そうだよね、あー良かったとホッとしました。
最後3人目のタイムスリッパーが現れたとこも抜かりない感じで良かったです。
期待を超えてくる〜う
この感じの作品、好きである。
平日の午後にしてほぼ満席とは恐れ入りました。カメ止めとは一味も二味も違うが大化けの予感がする。絶賛上映館拡大中。大正解である。
まず思ったのはアクターの皆さんのひたむきな演技力です。どんどん引き込まれていきます。
ストーリー展開も見事。ちょっとダレてきそうな所で新展開が待っている。侍に特化したところが勝因かも!
是非映画館で🎦拍手喝采👏
109
🎦10/6 イオンシネマ川口にて2回目
120
順応するのが早すぎる!?
ポスター読んだだけで140年後に来たと納得してしまったり、現代にすぐ順応できてしまうあたりはやや性急ではと思ったが、この監督の仕掛けが徐々に分かりだしてきて、ははぁと納得させられた。久しぶりに日本映画を面白いと思った。タイムスリップものの主人公としては不安や暗さが無く物わかりが良い割り切ったキャラクターというのも新鮮で、不器用な侍の
淡い恋模様もなかなかいい(主役が巧すぎてヒロイン役がちょっとカワイソウ)ともあれオーラスで“三人目”がポンと出てくるシーンは抱腹もの。
うわさにたがわぬ快作!でした。
140年前、どちらも国に良かれと思って戦ってたのだなあと思った。
高坂新左衛門は、苺ショートケーキの余りの美味しさに、これは滅多に口に出来ない高価な物だと思った。だけど、誰もが普通に食べられると知って涙を流す。
命を懸けて守ろうとした幕府はなくなってしまったが、誰もがこんなものを食せる良い時代になったことに驚き感極まったからだ。
今これを書いてても もらい泣きしそうぐらい感動的だったが、やはり今を生きる身としたら、「いやいや、刀振り回して切り合う時代よりはイイかもしれないが、いろいろワルいことも有るんだぜ」などとは思った。
一方、風見恭一郎、なっかなか出てこないから、もう出ないで終わっちゃうのかな? なんて思ってたら大御所俳優として登場してきた。何と30年前に落っこちて時代劇で活躍してた設定。過去に切った敵方の武士のことがトラウマで時代劇は卒業したが、俳優として名をなしていた。
風見恭一郎は、切られ役で出ていた高坂新左衛門を見かけ、久々の時代劇での共演を持ちかける。
共演を持ちかけられた高坂新左衛門、突然降ってわいた大役に、ふつうなら「こんな大役もらってラッキー」てなもんだが、相手が風見恭一郎と知って出演を断る。当然である。
風見恭一郎は現代に来てから30年も経ってるから、幕府打倒を目指してた頃の出来事は過去の事として自分の中で決着がついている。幕府倒しちゃってるしネ。風見「イェーイ」♪ヽ(´▽`)/
ところが、こっちに来てから日が浅い高坂新左衛門はそうはいかない。タイムスリップする直前まで切り殺そうと思って刃を交えていた憎っくき倒幕長州ヤローである。
「なんなら この場であん時の決着つてやんぞコノヤロー表に出ろい」の思いで憤懣やるかたないハズだ。倒幕されちゃってるからネ、高坂「キィー、ムカつき~」 (`Д´)ノ
かつては敵と味方に分かれ争うてはいたが、この国を良くしたいという想いは同じであったというくだりは感動的だった。
まあ、何をもって良い国、良い社会と見なすかで意見が分かれるのは幕末も現代も変わりがないとは思うがの。
そういうワケで真剣による切り合いである。とにかく命を懸けて白黒決着つけなきゃ気が収まらない高坂新左衛門の意を汲んで、真剣による挑戦を受けて立つ風見恭一郎。幕末の志士であった風見恭一郎には、敵味方を超えて高坂新左衛門の気持ちが痛いほど分かるのだらふ。
ちなみに僕にはサーッパリ分からない。佐幕だの倒幕だの尊皇攘夷だの言われてもねえ。すまん (^^)
とにかくコノ真剣による殺陣が圧巻である。いま書いてて気が付いたのだが、真剣ではなく竹光である。当たり前だ。
だけど鑑賞してるときは真剣でやりあってると思い込んで見てたからハラハラしてた。も絶対どちらかが切られて死ぬと思ってた。切られたほうは再びタイムスリップして幕末のあの場所に戻って絶命するんじゃないかと予想してた。
そうか竹光だったのか。いやあ、映画史に残る1対1の真剣勝負の立ち合いであった。僕はちょっと感動するとスグに映画史に残る○○だと思ってしまうので全く参考にならない。大体そんなに時代劇見てないし (^^)
チャンバラ讃歌
後から知ったが、低予算のインディーズ系作品なんだな。そんな事を全くさとらせないクオリティの高さに脱帽。
相手の刀めがけて斬り掛かる殺陣や吉本風ギャグ(殺陣の練習)あるいは予想通りに展開するストーリーそのものを含めたベタさ自体が時代劇への郷愁やレスペクトになっているんですなぁ…
久し振りに腰の据わった殺陣を見せてもらった。ありがとう!
様々な身近な情報から現状を素早く把握する姿を通して武士が知的にもエリートだったことを示唆していたり、真剣を扱った時の独特の金属音のリアルさなど、細部や背景をきちんと表現していることで、ある社会に突然現れた異端者の右往左往を面白がるような単なるお笑い映画とは明確に一線を画していて楽しめた。
全くの蛇足だが、今時ナースキャップとスカートで仕事する看護師はいないよ。
エミー賞受賞した真田広之のスピーチが映画になった感じ。
時代劇LOVEな人達が創った、誰一人、知ってる俳優が出てないけど、違和感なく楽しめる素敵な映画。
真田広之のエミー賞受賞のスピーチが映画になった感じ。
時々笑える。
会津藩士と言うのがみそ。今でも会津の人は山口が大嫌い。
笑って、泣いて、元気になれる。
これぞまさに映画!!と快哉を上げたくなる映画でした。
たまたまインターネットの記事で見かけて、1館上映からスタートの自主制作映画が口コミで全国へ拡大、そんなの知ったら観ないわけにいかないじゃないですか。
すぐに上映館を調べましたが最寄り2館では上映がなく、過去1度しか行ったことがなかった映画館まで早朝から出かけました。
大変だったけど、行ってよかった観てよかった!
幕末の会津藩の下士の次男(って結婚すら許されないのか…)が京都太秦映画村にタイムスリップし、時代劇の斬られ役に生きる道を見出だす。いやもうこの設定だけで満点でしょう…。
そしてそんな荒唐無稽な設定をものともせず、「現代にタイムスリップして戸惑いつつも馴染んでいき、恋をしたり天職を見つけたりする侍」を、おかしみ溢れつつやっぱり格好よく演じた山口さんがすごい。謙虚で不器用でいつだって真剣。あの東北訛りがまた朴訥さを際立たせる。
初めて時代劇を見たときの夢中っぷりがとても可愛くて、もうそこで高坂さんを大好きになり、以後ずっと全力で応援しながら観ていた。久しぶりに映画館で何回も声出して笑いました。
「タイムスリップした本物の侍が時代劇の斬られ役として出世していく」というだけでも普通に面白い映画になったと思うのですが、
前半のトーンから最後まさか泣くことになるとは…
控えめで生真面目で朴訥とした田舎侍・高坂さんの胸に秘められていた熱い信念と忠義、そして時代劇を愛する風見さんの酒席での演説。彼ら劇中人物はもちろんのこと、それだけでなくこの映画の制作に関わった全ての皆様の時代劇愛までもが痛いほどに感じられて、ぽろぽろ涙がこぼれました。
正直、ところどころセット感あり映像がちょっと安っぽいかなーとか、セリフが後録り?なのかちょっと違和感あるなーとか、黒船のポスター左からの横書きだし算用数字だけど侍なぜスラスラ読めた?とか、低予算だからこそ気になるところがなかったといえば嘘になります。
でも!もうそんな細かいことなんかどうでもよくなる、些細な問題は全部吹っ飛ばすくらいのエネルギーとパッションに溢れていて、研ぎ澄まされた無駄のない脚本と役者さんの熱演に圧倒される快作でした!
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