侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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トコトン魂を込めるからこそ…
ベタなことも泥くさいことも、トコトン魂を込めて取り組むからこそ、観るものに感動を呼び起こすことが出来る。劇中の時代劇製作陣の描き方からも、本作の製作陣の地道な努力で映画賞を受賞するに至った結果からも、深く実感することができました。最後の殺陣のシーンは魂を揺さぶられました。
DNAが試されます
安田監督はインタビューで「子供の頃当たり前に観ていた松竹新喜劇をやりたい」「次回は友人と、男はつらいよみたいな映画をやりたい」的なことを仰ってましたね。
昔懐かしい松竹の世界感が、安田監督のルーツなのかも知れません。
この映画の面白さがわからないですというレビューもチラホラ拝見します。
何も悪くありません。逆に面白いと思えるひとは、とことんこの世界でこの登場人物たちと過ごしたいと、何度も劇場へ脚を運ばれていますね。
私はこの映画大好きです。
なぜって今は亡き渥美清さんの「男はつらいよ」を思い出しちゃうんです。
切られ役の試験の後に「落ちたとかスベったとかは禁句」と家族が打ち合わせてんのに全部言っちゃう笑 寅さんでお馴染みのシーンですが、私はこれが本当に嬉しかった。
なんていうか、お正月に大好きな祖母の作るお雑煮を食べるような、下町の商店街をぶらりと歩くような、なんだか日本人って良いよねってDNAが、画面から溢れてくるように思えるんです。
映画としての完成度とか、技術とか、演出力を超えて、忘れていたこんな世界を魅せてくれてありがとうという感謝が出ちゃいます。
ただ、これは観る人のライフスタイルや、笑いや感動のツボに依って評価変わって当然ですよね。
ある意味、日曜夜はサザエさん観てましたか?みたいな切り分けになっちゃうかも笑
ですが、この映画の凄まじいところは、クライマックスでいきなり東映の世界感に斬り込んでいくところ。のほほんとした世界感だけでは終わらない。
世界感ふたつをこんなに美味しく提示されると、そりゃ好きなひとの総数は増えるでしょうね。
安田監督、お見事でございます。
面白かったよ!
侍が現代にタイムスリップしてくるだけのお話。
でもでも、要所に現代人にはない日本人のあるべき姿を侍がしっかりうつしています。
和の心。侍の心。
ラストの殺陣は胸が熱くなるものがありました。
現代人には過去から来たと最後まで明かさないところがまた良き。
何の期待もせずに見たら、面白かった!
賞を取った以外に、何の情報も入れずに鑑賞した。自主制作の映画と言うのはもっと手作り感があって素人っぽいのかなと思っていたが、そんな事は微塵も感じられない、過去の大作にも引けを取らない素晴らしい映画だった。
最初に感じたのは、画面の美しさで、主人公が現代の河川敷を歩いている場面が、山田洋次のたそがれ清兵衛のオープニングにある雄大な雪の残る山々を背景にした庄内平野の場面と重なって見えた。現在の街並みと侍姿の男との引きでの対比が、彼の心細い心情を映し出しているように感じた。
後で聞けば、監督が撮影も編集もしていたとのことで、そんなことができる人間がいるのかと驚いた。撮影一つとっても奥が深いものであるのにこのレベルで全てをやってしまうなんて、ちょっと理解が追いつかない。
映画内のユーモアも素晴らしく、一方で最後の真剣のシーンは本当に真剣で斬り合っているかのように感じられた。緊張と緩和が心地よい映画だった。どの役者も演技が素晴らしかった。
しかし、自主制作でこんなレベルのものが生み出されたら、後に続く人たちのプレッシャーはすごいだろうなと思う。
こんな映画が観たかった
普段時代劇なんて見ない。いや昔は銭形平次とか水戸黄門とか暴れん坊将軍とか、勧善懲悪もののファンタジー系(とでも言うか?)ドラマは観てたし、嫌いじゃない。
それを観なくなったのは大人になって心がくもってきたからだろうか。そんなの現実にあり得ない、と史実に基づいた、シリアスなストーリーを求めるようになった。そこには夢も希望もなかった。
そんな私だったが還暦過ぎて知人の誘いで京都の撮影所を訪れる機会があった。音楽パフォーマンス集団の一員として、和装で時代劇セットのステージで歌い踊るというものだったが、連綿と受け継がれてきた時代劇の世界を改めて見直す好機となった。
本作はそういった時代劇の世界を後世に残したい、伝えたいという想いに溢れたストーリー。多少クスリと笑わせる味付けがちょうどいい!そしてベテランが魅せる殺陣の演技が素晴らしい。何よりもこれらを低予算で、監督自身が何役もこなして創り上げたということ。ヒット作にあぐらをかいて名作をクズ映画に仕立ててしまった某忍者映画は足下にも及ばない熱量がある。
今も生きている東映時代劇の魂
やっとアマプラに上がっていたので昨日見ることが出来た。娯楽時代劇としてはもう文句の付けようのない良い出来だったが、更に驚いたのは、同じ日の18:45からBS・NHKでやっていた「アナザーストーリーズ」での・・・この映画の特集である。
確かに、この映画のヒットは、インディーズで・・・、たった2,500万円の予算で・・・、それも時代劇で・・・、シネマ・ロサと云う、申し訳無いが「場末」の映画館ひとつから始まり、今では10億を超えようという興収を上げたと云う事は、安田監督が作った奇跡と言える。しかし、このドキュメタリーを見れば、それだけでは無く、太秦の東映京都撮影所の・・・例えば撮影部・衣装部・小道具・床山そして殺陣師達の魂が注入されてこその仕上がりだ!と云う事が分かった。
特に、監督の要望に合うように撮影所の財産である着物を惜しげも無く出してくる衣装部。どんどん伸びてく日程にも拘わらず何とか時間をやりくりしてくれる撮影部やプロデューサー、そして何よりもこの映画への出演を予定していた福本清三さんの意志をつぐ殺陣師集団・東映剣(つるぎ)会の心意気だ・・・。この映画を「第二のカメラを止めるな現象」と言う人もいるが、この東映時代劇に関わって来た人達の気持ちを思うと少し違った映画の制作風景が見えてくる。
ごらんになっていない方は、是非!そして、「アナザーストーリーズ」と一緒に!再放送は28日午前中にNHK・BSであります。
最後に・・・、この映画が日本アカデミー賞に相応しいか否かについて疑問を呈する発言が散見されるが、基本的に大した権威も無い日本アカデミー賞への幻想に基づく発言だと思う。元々このコンペは、世界三大映画祭にも入っていない映画関係者の人気投票でしかない米国アカデミー賞を、この小さな島国に移入したものに過ぎず、およそ権威などとは無縁のもので、映画に対する絶対的な評価だと思わない方が良いと思う。まあ、昨年は大手制作会社(と言っても日本に大手と呼べる製作会社が有るのかも疑問だが)にこれだ・・・、といった作品が無かったから票が集まったと言うことであろう。
今日がその日ではない
もっとコミカルで軽いノリの作品かと思っていたが、イイ意味で裏切られた。
こんな作品だったなら、劇場で体感するべきだった、と少し後悔…。
若干長過ぎというか、省いて良くないか?と感じられたシーンもあったが、良い映画と云える作品。
会津藩と壬生浪の関係性から対立する薩長の流れを頭の隅に置いておけば、かなり複雑な内容が背景に視え隠れする。
侍の信念を軽んじるつもりは無いが、時代の大局を観た時、大事にするべきはなんなのか?囚われないで考える柔軟さが必要だ。
今の時代だから踏み込める思考かも知れない…。
タイトルでしか出て来ないくらいの言葉だが、タイムスリップという事象がこの話の根源で有るのに、些末な事になっている程、詰まった内容だった。
泣いて笑って
やっと観られました!
徐々に人気が出てきたころ、遠方の映画館で公開されていて、行きたかったのですが
結局観られずにいました。
でも、日本アカデミー賞を受賞したおかげで(?)アマプラで観ることが出来ました!
結論、とっても面白かったです!
笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキもあり、
本当に良かったです。
最後のクレジットで安田淳一監督の名前が、いたるところで出てくるのを見て、
監督の大変さが少しわかったような気がしました。
私は映画界のことは詳しくありませんが、
この映画はインディーズ映画としては「カメ止め」以来の大ヒットと言われているとのこと…では逆に、埋もれていく作品はいくつあるのだろうかと、思いました。
映画の中でも、優子ちゃんが忙しい中、シナリオを書いて監督を目指していました。
若き(若くなくても)才能が、開花し夢が叶うってことは本当に素晴しいことですよね。
作品そのもが面白いはもちろんですが、
このような映画がヒットし、日本アカデミー賞を受賞することは、
夢は叶うんだって、証明になります。
映画界の発展を心から祈ります。
著名俳優がいなくても、人物描写抜群の面白作品は作れる見本!
いや~評判通りの面白さ♪ 楽しさ♪
顔が歪むぐらい笑ったシーンも、もちろん目が潤むシーンも♪
現在170館で上映中作品がまさかのアマプラ無料配信にビックリだが、自主制作作品と知り、尚驚く!
レビュー前に是非この↓動画をyoutubeで検索して見て下さい
(動画 6:00 位~)
「侍タイムスリッパーを語ります^o^ ゲストは山口馬木也さん」
カナダファンタジア国際映画祭での上映シーン
(作品内容は分からない様になってます)
海外の観客が、日本語上映(英字幕)作品でこれほど笑って、拍手(上映中も)する事は奇跡!
160作近くのエントリーがある中で★観客賞金賞を受賞している。
出演者=冨家さん自身のyoutubeチャンネルで、山口馬木也らと公式インタビュー等では見せないフランクな姿勢でのトークが見れる。
冨家さんは、変な賞よりこの賞(観客に一番ウケた証)が一番嬉しいとのコメントも♪
物語は是非ご覧を。
私が特筆したいのは、出演している全ての役者が個性派揃いで、影の薄い方は「0」。 しかも私が普段一番厳しく見ている人物描写も抜群。
俳優ありきのキャスティングではなく、役柄優先主義でのキャスティングという事。
例えば、住職の妻役= 紅萬子さんは何役でも出来る万能タイプではないが、"大阪のおばちゃん"をやらせたらピカイチで、日本の映画界で五指に入るのではと感じる位巧! この人のシーンで3~4回は笑わせて頂いた♪
(舞台挨拶などのトークもあのまんまの人だった♪)
女助監督役= 沙倉ゆうの 優しさ溢れる癒やし系だが、素の時(ツベ動画等)もあのまんまなしゃべり方で一緒の演者も本当に癒やされてる。 要するにドンズバキャスティング。
殺陣師範役=峰蘭太郎さんは現在76歳の現役殺陣師で、
高橋英樹さんから指名が入る位の腕前。 今作一番のいぶし銀的存在だが、ユーモアを醸す演技も巧く、主人公との練習シーンでは、笑い涙が出る位ここ数年で一番笑った♪
主演=山口馬木也は名前も初めて知ったが、腰が低く何にでも懇切丁寧な今役にピッタリ(普段トークを見る限り本人の人柄に近そう)
が、私には演技的にまだ一流ではないなと感じる点が。
冒頭の待ち伏せシーンでは途中から視点が動き過ぎ、現在へのワープ後街を歩く時の困惑表情もややぎこちない。
ブルーリボンでは主演男優を獲れたが、日本アカデミーでは最優秀男優を逃したのはこの辺りの演技が見抜かれてるのかも・・。
今作で一番!と来たのが、最優秀助演男優を獲った
仇敵 風見恭一郎 役= 冨家(フケ)ノリマサさん。 会話シーンでは相手を包み込む様な寛大さも有し、殺陣時に頬を膨らませフーと息を吐くシーンには心身共に途轍もない気迫を感じた。 こんなに "侍役" が巧い人がいたとは♪
(出演中3度も目を充血させ潤ませている。 これは本当にその役柄の心境を念じないと出来ない)
だが、彼の経歴を見て驚く。 大河ドラマ等の時代劇には多数出演しているが、「劇場公開映画」では今作が初めての "侍役" のようなのだ。
日本の映画界はアホか!
人気だけで実力が伴わない役者を使うより熟年映画ファンが唸るような、こういう人をなぜ使わない!
客寄せ的に人気者を使うより、無名とまでは言わないが本当に巧い人を適材適所で使って、イイ作品を作ればその何十倍もお客を呼べる事を今作が証明している!
さらには大通りのエキストラさんでさえ、東映撮影所が全面協力した為、台詞のない方まで存在感がある♪
東映の重役さんが本作の脚本に惚れ込み、撮影所の使用はもちろん、技術スタッフ派遣・小道具使用料まで通常の半値以下のギャラで協力したらしい。
そして協力するなら「東映」の名に恥じぬよう匠仕事を皆こなしたそうだ。
主人公のチョンマゲも、本当に剃っているかの如く見事な床山さんの仕事ぶり!
作品の本編以外でも浪花節的物語が♪
米アカデミー賞が評価真っ二つの様な作品にここ数年「作品賞」を授与しているのに対し、日本アカデミーは多くの点で本当に面白い今作に最優秀を授与したのは英断に感じる。
制作中に資金が底付き、監督はなんと自分の車を売ってまで工面したらしい。 なのに演者には気分良く仕事をしてほしいとグリーン車を手配する事も・・
く~~泣けるね♪
3000万未満の制作費で、もう10億近い興行収益を上げているそうなので、一人12役ぐらいの働きをした安田監督も次作では資金に余裕が出来るだろう♪
(超のつく低制作費を考慮して★はオマケ気味に♪)
将来、嫌な事を忘れたい時に見返すのもいいかと。
オススメ♪
かなりつまらない
こういう俳優さんにもっとフォーカス当てて〜
喜怒哀楽(訛り付き)+殺陣、アツイ!!
時代劇の魅力はこういう所!と押し出してくる。
作品作りの情熱や現実にも触れ、しんみりとしました。
劇場内では笑いが起こる頻度が高い気がします。家族がテレビ見ながら笑う雰囲気。他作品には無い空間でした。
新喜劇の見せ方に感じられる画角もあり、なんか楽しい。
観ようかなどうしようかなでもレビュー高いし観ようかな…観て良かったです。
主人公と助監督の関係性が可愛い。いつくっつくのか…今日じゃない。もどかしい可愛い。
だんだんと主人公の顔面偏差値高ぇな?と思えてきます。
これぞ本物の"映画"。
素晴らしすぎた。
完璧な映画でした。
見たら最後、愛さずにはいられない。
そんな万人向けの作品でした。
笑ってる途中で泣かされ。
泣いてる笑わされ。
こんなに無我夢中で楽しめる作品、年に1本あるかないかだと思います
ジャンルは「時代劇コメディ」との事ですが
いやいやいやいや、そんな枠に収まりきらないくらい、多層的な作品でした。
日本の歴史、侍の栄枯盛衰、時代劇ブームの終焉と復権。
射程が長く、それでいて深い。
人が人を斬っていた時代。
そんな時代が終わりを告げ、大衆娯楽として時代劇が生まれ。
その時代劇すら、もはや忘れ去られそうな現代。
だからこそ、本作のような映画が人々の心に刺さったのだと思います。
過去の人々の営み
悲しみ
苦しみ
喜び
憎しみ
そんな悲喜交々を後世に伝えるメディアとしての映画。
そしてその映画という仕事に携わる人間ひとりひとりへのリスペクト。
それらが頂点に達してのラスト。
涙なくして見ることはできませんでした。
この作品に生きる人々のその後を想像させる幕引きも素晴らしかった。
尽力したスタッフ陣に感謝。
主人公が泣きながらケーキをおほばるシーンには泣きました。
社会の闇
ほっこりとした"真剣"
存在は知っていたがなんだかアンテナに引っかかってこず、
アカデミー受賞→配信解禁後の鑑賞という後乗りっぷりですみません。
悪く言ってしまうと、目の粗い異世界転生ものの様な話。
ギャグも古いし前半の展開もベタだし。指摘されているように、高坂が現代社会に溶け込むまでの色んなことを端折っていてご都合主義的にも見えるし…後半は少し意外性があったけど、不自然なシーンもたくさんあるし…
いや、でもしかし。
良かったんですよね。
コメディシーンは見ていて和んだし、後半の展開にはちゃんとドキッとしたし、ラストはしっかり白熱した。各論で挙げるとそんなにいい映画に見えないんだけど、少なくとも見終わった後、いい気分になれた映画だったんです。
一つは、やっぱり高坂の人柄でしょうか。幕末からタイムスリップしてきたわけですから、当然今の世の中とは適応しない。
ショートケーキひとつに感動して、世の中に争いごとがなくなり豊かになったことを喜ぶ(後から加筆ですが、これがただ「ケーキうまいっすね」という感想だけで争いごと云々のセリフがなかったら印象変わってたかも。こういう「ジャブ」みたいなセリフの積み重ねもまた、この映画の魅力を作っていると思いました)。
もう誰も好き好んでやる役ではない「斬られ役」に対する真摯な姿勢。高坂のやる事はすべて真剣。こういう人って往々にして、周囲からはしんどがられ、まさしく「あいつ武士だもん、息苦しいよ」(スラム⚪︎ンク)と言われる。
でも、高坂の所作や受け答えからは、他者を尊重する姿勢や物事の正しい捉え方みたいなのが漏れ伝わってきて、重さやいやらしさがない。だからこの人がどんな感情であっても、周りはなんだか「ほっこり」している。
そして、そんな高坂の周りにある人もまた優しく、人柄のいい人ばかりで、悪人が登場しない。「ちょうどよさ」を描くことに対する丁寧さ、が自分がこの映画に感じた気持ちよさなのかも知れません。
ホントにちょっとしたシーンで印象に残った(ちょっとしたシーンすぎて何回か巻き戻してしまった笑)んですが、監督に「お前の殺陣、なんか違うな」と問われ「自分は本身を持つことが多いので、竹光でどうやって重さを出そうか考えていた」と答えるシーン。この辺りの繊細さは、なんだか刺さりました。時代劇なんて全く知りませんが、ほえ〜そういうもんなんだ、とやけに納得感を持てるシーン。この映画のこだわりはこういう所に使われているんだろうなと推察します。
特に変わった話じゃないし、背景知識なんか全然知らないのに、なぜか見終わった後に気分が良くなっている。もしかすると、この話のこうした構造そのものが「時代劇」なのかも知れない。そんな感覚で作り手の方はこの映画を作ったのかなぁ。
時代劇に対する愛情みたいなのは、正直自分が疎すぎて全く判別つかなかったのですが笑、素朴な感覚としてはそんな感じ方をしました。
色んな背景があるようなので、他の方のレビューを読むのもとても楽しみ。純粋にとても楽しめる映画で、老若男女におすすめではないでしょうか。
From Kyoto with love
監督、スタッフ、役者の時代劇への愛がこれでもか、というくらいに詰め込まれた宝箱みたいな映画でした。
山田洋次作品へのオマージュも所々に感じられ、正直そのやりとりいる?と思ったシーンもあったけど、星は5しかつけられないです。
ヒロインの沙倉さんが本当に魅力的だったし、剣客商売の大治郎が本当に頑張っていて、楽しすぎる映画でした。
全1093件中、41~60件目を表示