侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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世間の口コミって凄いのね
タイムスリップ物は、どうしてもいろいろな矛盾が正直でてはしまうものの面白いことには間違いないですよね。
さて、やたら評判の良い本作ですが、ほぼ無名の役者さん達の出演の中で、主役の人は主演男優賞取るんじゃないか?と思われるほどの好演だったんではないか? そしてヒロインのおねーさんも注目されそうですわな。
しかし、偉そうに言うわけではないが、やはりどうしても光や音の使い方が、微妙でB級感は否めない。目が肥えてしまったオイラには少々きつかったかな。
でもここまで、拡大公開されるのは、少し不思議ではあるが、まあ凄くて驚くことですわな。
山口馬木也さん。良かったです
評判が良かったので、見ました。
自主制作の映画だったんですね。評判が評判を呼んで拡大上映ってすごい。このまま行って欲しい映画です。監督さんの熱意届きました。
でも主演の山口馬木也さんにコメントします。
山口馬木也さん。ほんと良かった。剣客商売では渡部篤郎の後釜で秋山大治郎役をやってました。剣技はいい。かっこよかった。演技も悪くは無い。でも渡部篤郎の存在感と較べちゃうから残念というかかわいそうだった。
あれから二十数年。
山口馬木也さんならではの作品に出会えたようで本当に良かった。
ラストの立ち合いのシーン。凄い。ほんとかっこよかった。あれ?勝手に涙が溢れてきた。
どうもこの映画を見ながら山口馬木也さんのの生き様を勝手に想像しながら見てしまったようです。苦労したんだろうなとかね。
また彼の出る時代劇映画が見たいです。
この映画を機会に増えるといいなとおもいます。
時代劇への愛に満ちる作品
カメ止めの再来と評され単館から全国拡大公開へ。確かに低予算で有名俳優やスタッフを起用しているわけではなくインディーズの香り漂うこの作品。カメ止めの文言だけで変にバイアスがかかってしまうところだが、そこは一旦頭から抜き去りましょう。
時代劇&タイムスリップものとして普通に見れば、この作品案外面白いとなる。タイムスリップのお決まりである時代の違いにワタワタする所に大笑い。あとはどんな展開に?とリラックスして見ていたら思わぬ展開が待っていた。おっ!と身を乗り出すワタシ。俄然盛り上がってきます。笑いから感動への流れが見事。
人間ドラマとしても良質だが、時代劇への愛に満ち溢れ映画の作り手から伝わる映画愛がガツンときた。そうだ、これはカメ止めに通じるところがある。最後にウルッと嬉し涙を流してしまったところも一緒だ。なるほど再来とはこのことか。
なんか夢がないというか、細かいこと言ってすみません🙏
助監督の女子と発展的な未来が開けるといいなぁ。
と本気で応援したくなる素敵な真剣勝負(文字通りの真剣!)なのに、というより、だからこそ最低限のリアリティはキープして描いて欲しかった。
元よりあり得ない前提(タイムスリップ)ではあるけれど、それ以外は本当にそういうことがあるといいな、と思わせてくれるから心から楽しめる映画になる(バック・トウ・ザ・フューチャーみたいに)。
ひとり目が〝記憶喪失〟という暗黙の了解のまま一年くらい、現代社会に馴染んでいくのは「まあ娯楽映画なのだからいいか(それはそれで本人確認が必要な給与受取口座の開設ができないとは思うが)」と納得もいくのだが、ふたり目の人物(あれほど大物としての社会的地位がある)については普通に現代社会に溶け込んでいる状況は無理過ぎる。
たとえば、あのお寺の住職が、実はお寺の過去帳などから引っ張ってきた実在の天涯孤独の(今は行方不明の)人物に成りすまさせた、とかのエピソードを挟むとかしてくれるとよかったのだけれど。
ラストになって住職が「侍のあやつもついに恋に落ちたか、仕方ない。またアレをやるか、30年ぶりだがのぅ」なんて言ってニヤッとする、みたいに。
あとですね、黒船襲来のポスターの140年はたぶん算用数字(アラビア数字)なのに、一目で百四十年と呟いていたのもちょいと無理が…
オレって、小さい?
※あ、黒船は襲来ではなく、来航でしたっけ?
襲来だと元寇になってしまうな😂
今年必見の一作
めちゃくちゃ面白かった!
現代にタイムスリップした幕末の武士が斬られ役として活躍する。既視感あるタイムスリップものかと思いきや、時代劇の面白さや武士の熱い志し、人の繋がりや優しさなど、たくさんの想いが詰まっている。笑って泣けて、本作に関わった人たちみんなを好きになってしまう、素敵な作品でした。
劇中で高坂さんの台詞に「優子さんの作る時代劇には、人の可笑しみや哀しみ、楽しさや悔しさ、喜びが全部詰まっている」というようなものがありましたが、本作にも同じことが言えると思います。高坂さんが美味しいご飯やケーキに感動したり、優しさや思いやりに感謝したり、自分にできることを探して努力したり、歴史を知って憤ったり、そんな姿に感情移入し応援したくなる。ラストの斬り合いはどうゆう結末を迎えるのかハラハラしながら固唾を飲んで見入ってしまいました。
登場人物全員愛嬌があってハマり役で、嫌な奴が出てこない(クソガキ達は除く)のも良かった。殺陣の師匠・関本さんを演じた峰さんが、逝去した福本さんの墓前で代役を務めることを報告したというエピソードにも胸が熱くなります。いぶし銀で素敵でした!
いや〜ほんと、楽しかったです!
殺陣と死合
ストーリーは王道のタイムスリップを題材とした作品。
前半は現代に戸惑う侍、周囲の人との交流を軸に展開。
後半、宿敵の登場により、武士の悔恨、葛藤が描かれていく。
みんな時代劇が好きだ、というのがシンプルに突き刺さる。
斬られ役の美学、時代劇という娯楽作品の魅力を余す所なく伝えてくれる。
王道のストーリーにコメディ要素を絡めてすすむが、一番好きなシーンはやはり最後の死合。
両者の長い睨み合いから、勝負が決まるまで息もつかせぬ死闘。
殺陣は美しい、武士が魂をかけた死合もまた観る者を魅力する美しさがある。
両者ともそれぞれ武士としての本懐を全うしたのではないか。
タイムスリッパーがまた現れるオチは秀逸 笑
単純なストーリーにして奥深いテーマ
主人公が歴史の敗者・会津藩士であることが刺さった。しかしそのような歴史を知らない人でも楽しめる・感動する物語だ。
タイムリープというSF的設定と並行して「創作者の情熱・厳しい現実」も描かれ、物語は単なる空想的物語に留まらない展開を見せてくれる。
この映画が「SHOGUN 将軍」ニュースと同時期に登場したのは誠に感慨深い。
「心配無用の助」のような古き良き時代劇は無くなるかもしれないが、日本の時代劇コンテンツは決して廃れることなく新しい物語として継承されていくと確信した。
傑作❗️
これが映画だ‼️ 最高に面白かったです。
ニュースでやってましたが、ネタはあるあるで
1️⃣カナダで観客賞金賞🏆受賞。今や世界的に凄い👏
2️⃣一館でスタートし、クチコミがあまりに良いので今や全国120館
3️⃣スタッフは全部で10人しかいない自主制作作品
4️⃣人手不足のため、準主役級の女優(沙倉ゆうの
さん)が助監督を兼務
5️⃣製作費は監督が貯金をはたいて工面
時代劇的ヌーヴェルバーグです。ご立派👏
元気玉のような映画
カメ止めみたいなのかなと思っていたら、王道エンタメで笑ったり泣いたり大変でした。
制作の苦労や、協力してくれた人々の想いが画面から伝わってきて、まるで元気玉のような映画でした。
もっとみんなの元気が集まると良いな。
エンタメ邦画のお手本
スター俳優出てないしテレビ局主導でもないし宣伝もたいしてしてないし金もそんなにかかってない。
けど、老若男女誰が観ても面白い。これが映画でしょ。
多分、設定を時代劇から西部劇に変えてハリウッドリメイクするよね。
心配無用ノ介!
良いですねー。ベタベタですがじっくりと話を進めた感じが好感もてます。
全員誰やねん的な役者ですが(紅萬子は解った)演技も上々。むだにキャストフューチャーが無いので見やすかったです。
心配無用ノ介の刀を鞘に納める感じが最高で、やっぱ痛快時代劇は現在でも通用すると思うんやけど、、、新作でやってほしいな心配無用ノ介。
ラストの本身殺陣に全ての緊張を上手く運んで行きましたね。緊張感マックスで素晴らしかったです。ラストもバッチリOKですね。あの八兵衛風の人のストーリーも気になりますが笑
動画配信サービスで更に利益上げれそうで製作側としては大成功の作品ではないでしょうか。
『世直し侍、心配無用ノ介とは俺のことよ!』
控えめに言って最高でした!
レビューに違わず
レビューの⭐️が高かったので
観に行きました。
現代にタイムスリップした
文明に染まらない武士の話
館内で周りのお姉様お兄様が
クスクスと笑っている声が聞こえてました。
冷や飯食い←跡取りで無い次男以降の男子
の事を昔言っていた様な?
差別に聞こえたらすいません。
そんな武士が、上司(城主?)からの
暗殺の使命をありがたいと…
お役に立てると喜んでいました。
役をいただきシナリオの話で
明治維新の犠牲者に涙するお侍さん
自分が安全な場所にいて
明日の不安のない生活に
罪悪感がある様子
真面目に自分の出来ることを
脇目も振らず積み重ねる侍
不器用な様が素敵でした。
またレビューを参考にして
映画を見に行きたいと思います。
ありがとうございました😊
「今日がその日ではない」😭
無名の役者たちに、無名の監督とスタッフで低予算での製作
正直、あまり期待せず観たこの映画
まさかの日本映画に金字塔を打ち立てる傑作だったとはね😳
主人公の顔の演技でゲラゲラと笑える楽しいコメディなんだけど、とても日本人の佳い部分が押し付けがましくなく描かれていて、気づけばちょっと誇らしくもある
落語の人情噺に登場しそうな市井の人々の営みもさりげなく描かれていて、ローアングルなど小津安二郎を彷彿とさせられる場面に映画好きの心がジワる〜
主人公たちの真剣勝負の魂のぶつかり合い
ここに侍の精神の真髄を見てとれ、現代を生きる我々も失ってはならないものが何かと深く考えさせられました
エミー賞総なめの真田広之さんたちの「SHOGUN」もイイけど、私はこの素敵な映画を海外の映画ファンにも1人でも多く観てもらいたいと思いました😽🫶
日本映画史に刻まれるべき愛しい佳き映画誕生の瞬間👏
好感の持てる1本
同じようにローバージェットの
映画を作ってきたひとりとしては、
作品の良さが口コミで広がり
100館ほどの全国上映になった
というのは、拍手喝采だ!
僕の勉強不足で出演していた俳優さんたちは、
ほとんど知らなかったが、演技も素晴らしく
何の違和感もなく物語に引きこまれた。
「笑いが止まらなかった」という評も多く
みたが、さすがにそれは?
維新前の江戸から京都の太秦撮影所に
タイムスリップする侍というキャラも
アリがちだけど、殺陣も見事だし、
何より一丸となってこの映画を作ろうとする
スタッフ、キャストの思いが、スクリーンにも
現れているのが、いい。
個人的には、あと2、3倍ぐらい笑いのシーンを
入れてくれれば、名作だったんだけどなぁ。
安田監督、次回作、さらに期待してます。
あの殺陣の緊迫感とスピード感にやられた
タイムリープ、タイムスリップ、タイムリープ、タイムループ、その方法や現象で呼び方は様々だが、時間を行き来する物語はたくさんある。そしてそんなジャンルが好きな人たちもたくさんいる。私もその一人。
本作は決闘の最中に落雷にあった武士が現代にタイムスリップするというもの。現代社会とのギャップに戸惑う姿は面白いし、京都撮影所で時代劇の斬られ役になっていく展開もいい。武士ならではの感覚で自分なりの演技を模索するとか、お仕事映画としても楽しめた。
武士としての矜持と現代で安寧に生きる自分のギャップに悩むあたりは、コメディ色が少し強めだったから少し驚いた。お上に仕えて命を投げ出す覚悟を持っていた人間なんだからそんな悩みを抱くのも当然だ。だからこそ最後の殺陣の迫力に繋がっていたのだろう。彼らの抱えるものをぶつけ合うような決闘。あれは時代劇のどんな大作よりも緊迫感とスピード感がある殺陣だった。タイムスリップものなのに、あんな殺陣を観られるとは思わなかった。
有名な俳優は出ていないし、当初は単館上映だけだった本作。それが全国で上映されていく流れは、「カメラを止めるな!」を彷彿とさせる。日本でたまにこんな動きをする映画が現れる。今後も広がってほしい。
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