侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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エンタメ時代劇の素晴らしさ
固唾を呑む終盤
武士も映画人も同じ
時代は変われど魂は普遍
情熱も同じ
だから伝わる
映画って素晴らしい
時代劇好きだから◎
※
【追記】
前半からカメラを止め…と同じ匂いがした。
気になるところも多々あったが、情熱が優った。
.
タイムスリップものとして自分史上No.2
アカデミー賞受賞に釣られて鑑賞。
タイムスリップものとして私の中で『戦国自衛隊』に次ぐNo.2。
私は感情を表に出さないほうだけど、思わず声を出して笑ったりウルっときた。エンドロールの後に拍手が起こったのは『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』以来。映画館の一体感が凄かった。
正直、ストーリーはそれほどキテレツではないし、大どんでん返しもない。
関西弁のマイルドさが人々の優しさを引き立てて、感動増し増し。まんまとやられた感じ。
この作品の魂はとにかく山口馬木也の圧巻の演技と殺陣。里見浩太朗さんの付き人兼斬られ役をされてたとのことで納得。
ベテランだし、どこかで観ていたのだろうが、こんな素敵な俳優さんが居たなんて‥。
彼の横顔は完璧なEライン。素朴な東北訛りの美しい言葉遣いと相まって、主人公としての魅力を引き立てている。
欲を言えば、風見恭一郎役は若い頃の面影が無さすぎるので、同じ俳優さんで演ってほしかった。若い頃を演じた役者さんも素敵でしたが‥。
あと、ポスターを見ただけで江戸幕府が140年前に滅びたことに納得するのが早すぎる点は気になった。
それでも、この作品は笑いと涙、そしてメッセージ性がしっかりとあり、タイムスリップ映画の新たな金字塔だと納得。
予想以上に面白く、引き込まれた。 シナリオ、演出、演技が、上手く調...
♡時代劇LOVE♡
もうね、作り手のパワーが溢れている作品やね。
確かに時代劇は若い世代にはなかなか受け入れてもらえにくくあるジャンルではあるが、その時代時代で変わるのは仕方なく避けられないものではある。
だからといって諦めや嘆くのではなく受け入れて共に生きていく道を進んで行くのがとても良い。
日本人は侍からサムライそしてSAMURAIと変わってはきたけど忘れられた武士道は、も少し芽生えてほしいなぁ。
観終わった時は清々しく思える作品でした。
時代劇愛、映画愛に溢れた作品
チャンバラ時代劇+(プラス)
〝侍〟のカルト映画
「侍タイムスリッパー」を観た。
何でこれを作ったか分からない。
〝侍〟というのが何なのか定義付けられて無いから〝なんとなくそんな感じがする〟でしか観れない。
「シャドウ・オブ・ザ・ヴァンパイア」を思い出したよ。それを〝侍〟に混ぜた感じ。つまりカルト映画。
「永遠の0」感はある。
日本アカデミー賞を獲りそうな作品ではある。
〝斬られ役〟というのが〝侍精神〟に於いて成功スキルとなっているのがよくわからない。
もっと言えば、劇中で真剣で斬り合うことが侍としての何を意味するのか意味が分からない。
この作品は現代というものを「いい時代になりましたなあ」という所では一貫している。倉本聰の「歸國」のようなことにはならない。その上で〝侍〟というものが登場人物の個人的なものだけということになる。
僕個人で言えば侍というものがイコール日本だとは思っていない。自己確立の一つの定義ではあると思う。
真剣で斬り合うことが面白くて良い、なのか死にたくて良い、なのか分からない。
何で作ったのか分からないというのは飛び抜けたアイデアがある訳でもないということでも思う。
要素として、描かないものを省いた形で進めたような脚本(例えば主人公は何故精神病院へ入れられないのか等)に後半から色々入れ込んであるのが分からない。
自分としては見切り発車にも感じられた。
この作品に於ける〝侍〟というのは所謂〝怪獣〟とか〝吸血鬼〟〝怪物〟等と変わらない。
そうしたものの見せ方はテレビ時代劇的と言えばそうなのかもしれない。
そういうカルト映画として、前半は少し面白いところがあって、後半はやけに真面目になり退屈した。
キャスティングは良かった。
(追記)
そうか、〝超低予算時代劇〟を作ろうとしていたのか。そりゃ何で作ろうとしたか分からない訳だ。
_φ(・_・
こんなに惹かれた作品は、初めて
全国公開前、8月、
主演山口馬木也さんのインタビュー記事を
読んだ。
幕末の侍が、現代にタイムスリップ。
「おもしろそう」
山口馬木也さん、冨家ノリマサさんは、
若い頃から存じ上げた役者さん。
しかし、コメディ?想像がつかない。
9月、地方都市の劇場公開開始。
確かに、笑えた。
しかし、主人公の、
中盤から登場する人物の、
「心」「思い」「葛藤」深い部分に、
心揺さぶられ、何度も涙が溢れた。
登場人物、それぞれの個性が、
光っていた。
絵が綺麗だし、使われた音楽も良い。
リピートは、7回を数えた。
ファミリーのツワモノには、
到底、及ばないが。
こんなに、同じ作品を観たのは、
初めてである。
温かい気持ちになる。
元気を頂ける。
観る度に、新たな発見がある。
この作品に出会えて、
良かった。
日本アカデミー賞最優秀作品賞
おめでとうございます
まだ、ご覧になっていない方、
是非、キャラクターたちに、
会いに行ってみてください。
幕末の会津藩士は●●●●が●●た?
他の方もご指摘のように、僕も初見時に「幕末の武士がポスターの算用数字が読める訳ないし、左読みの文字をすらすら読めないでしょ!脚本が甘い!」と思いました。
作品を観続けていくうちに、抜群の面白さに引き込まれましたが、僕の映画師匠の口癖「映画で大きな嘘をつこうと思ったら、小さな嘘はなるべくつかないことが大事」を思い出し……。
んで、いろいろとこの映画の関連動画などを見たりするうちに……何度も脚本を推敲したり、かなり細部やディティールにもこだわっていることがわかってくると、そこまで作り込んでるのに、算用数字云々を作り手が気づかない訳がないよね、と思いました。
それで、諸々検索したり、いくつか大学の論文なども読んでみたのですが、 大河ドラマ「八重の桜」にも常用な役どころで登場した八重の兄、会津藩士の山本覚馬(ドラマで西島秀俊さんが演じた)は幕末、京都へ赴き、そこで明治維新の4年前の元治元年に「会津藩洋学所」を開いたそうです。
そこでは、英学(英語)や蘭学の講義が行われていて、英学については、仙台藩から講師を招き、京都にいた会津藩士を初め、他の藩の藩士たちに英学を教えていたそうです。
となると、高坂が京都の会津藩洋学所で英語に触れていたとしたら、左読みの横書きを理解し、140年を読めても、無理はない、ということになります。
もしかしたら、こうしたことも、すでにほかの方がご指摘かもですが……。
とは言え、すんなり文字読みすぎだろーー!とは思うのですが(笑)
突っ込みドコロをあげたら他にもありますが、この映画は、そんなものを吹き飛ばすパワーと映画愛にあふれた、素晴らしい作品であることに間違いはありません。
平日夜に映画館で映画を観る習慣を復活させよう。
日本アカデミー賞作品賞を受賞したので、早速の鑑賞。タイムスリップ物は好きではないが、致し方ない。画面が暗くもなく明るくも無く丁度良い。俳優陣は無名俳優ばかりだが(もし有名どころがいたら教えて下さい。私は大河ドラマの主役になるまで吉高由里子を知らなかった阿呆ですので😅。)皆演技は確か。安心して見られた。時代劇の日を絶やさないカツドウ屋の意気込みはかって「あづみ」を観たときにも感じたが、今回はそれ以上の物で満足した。クライマックスシーンは「蒲田行進曲」を思い出しました🤗。日本アカデミー作品賞に相応しいかは疑問が残るが、他のノミネート作品は未見なので何とも言えません。観て損は無いので皆さん映画館で鑑賞して下さい。観客は十数名程度。ガラガラの館内が映画業界の今を表していました🥲。
今日見てきた
まあよくできていたかな?
というか主役の侍 カッコ良すぎやないですか?
そこそこテレビに出ていたようだが私は全く知らなかった
刀をあげるところは元に戻すのかなと思ったら戻さなかった なんで?
途中でもう一人の侍出てきた時はやられたーと思った
それそうだよね ありだよね
最後に気絶した丸顔侍が出てきたのは良い終わりだったのでわ
強いて言えばもう少し削れる部分もあったし も少し混みディータッチに行けたら私好みだったかも
主役侍さんは仕事いっぱい増えてほしい
カメトメの髭おじさんみたいに 色々な作品で見たいかな
泣きそうな場面もあるし笑える場面もありとても良かったですね
最高に面白い映画でした。ただ2点だけ苦言を呈しますと……
自主制作映画でこれほど面白く素晴らしく見応えのある映画を作って戴けたことに只々驚き、見せて戴いたことに感謝致します。それほど素晴らしい内容でした。ただ、2点だけ苦言を呈しますと、
1.「黒船来航」のポスターを見た高坂新左衛門が、徳川幕府が滅んだ事を知るシーン。左からの横書きになった「~黒船来航から幕府滅亡まで~」をすぐに読めたのは不自然。ここは「でま亡滅府幕らか航来船黒」とまずは読んでしまうシーンを入れ、そこで左から読むのだと気付かせないとダメ。また、「140年」を普通に読ませてはダメ。幕末の武士には算用数字は読めない筈です。
2.この手の物語ではどうしてもやむを得ないのは分かりますが、高坂新左衛門にせよ誰にせよ、戸籍も何も無い人間がいきなり職業にありつけるのはおかしい。例えこじつけになるにせよ、立ち回りの才能を見込んだ誰かそこそこ力のある人が何とか手を回して現代社会の一員としてネジ込む、と言うような設定は欲しかった。
と、この2点には不満はありましたが、それ以外は全く文句なし。最高の映画でした。特にラストシーンと最後のオチは絶品でした。
思わず布教
楽しく見れました
ベタな内容だけれど面白い
見逃さなくて良かった!
映画というものづくりへの浪漫,溢れる時代劇愛、その歴史全てへの敬意、自分が選んだ道を生きるということ、その先の人間やいのちへの感謝や慈悲や愛までも、なのかもしれない。
いつの間にか涙を溢れさすあたたかな何かがあったことについて考えている。
通路をはさんで反対側のおじさんはずっと右左右左と涙をぬぐっていた。
終わった時最前列にいた(場内でおそらく)最年配の方が大きな拍手をして立ち上がった。
それが聞こえると前席の若い2人が顔をみあわせうんうん頷いた。
感動はちゃんと余波をつくり新鮮な風を吹かせる。
そんな場面に思いがけずでくわす今日まで、タイトルのイメージだけで後回しにしていた本作。
日本アカデミー賞受賞、大納得だった。
各地での上映回数がまた増えるだろう。
それはきっとまだ知らない誰かのチャンスだ。
ぜひ劇場に足を運んでみてと言いたい自分がいる。
蝋燭が消えてしまう前に、ひときわおおきな炎をこれでもかと揺らしてみせてくれた制作陣の魂の熱さを体感できるから。
彼らも、タイムスリップして来た彼らと同様の〝真剣〟さで生きている。
なんとうらやましく素敵な人生だろう。
声出して笑い、涙した
まずサムタイふぁんさんたちが沢山いらして、空気感が出来上がっていたこともあり
すごく自由にリアクションしながら鑑賞できたのがすごく良かった。
そして殺陣の芝居、気迫、すばらしかった
あれ私時代劇好きじゃん、好きだよね!と、でも見るのに腰が重くて中々正直見てないのだが、、、、
見たら集中して最後まで見てるなって気がついた。
今後そちらの分野の映画も色々見ていきたい所存
俳優さんは知らない人ばかりだけど
それがとってもよく作用していた気がする
自主映画が広まっていくのがすごく嬉しい
無名の実力ある俳優さんたちの映画が広まることが嬉しい
といっても制作費2600万円?結構じゃないですかと思ったけれど笑
優子役のさくらさんは26歳くらいだと真剣に思ってみてました、舞台挨拶中も。会場出て調べたら倍だったのでかなりの驚きです。
人生の苦悩を味わった深い味を持つ俳優陣の空気感も好きな作品でした
珍しくまたみたいです
おめでとうございます
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