劇場公開日 2024年8月17日

侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価

全798件中、221~240件目を表示

5.0時代劇に愛を込めて、真剣勝負は続く

2024年10月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

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近大

5.0細かいことはいいので楽しいワクワク

2024年10月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

話題の映画でみにいく。
とりあえず、なんというか楽しい、ワクワク、ドキドキ、ウルウルなので、どなた様にもおすすめしておいて問題なしな映画ではないかと。

で、これは続編ありますよね?

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kappan

5.02000万円でこれだけの作品が作れる!!

2024年10月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ホームのシネコンでポスターは目にしていた。ただ、観賞するかしないかキャスティングを一番の判断基準にしている俺にとっては、知っている役者名皆無の本作は選外だった。が、最近一館の上映から始まってどんどん上映館を増やしている(今週231館)ことを知った。製作費2000万円とも。 こういう話を聞くと、当然同様の経緯を辿った“カメラを止めるな”が思い起こされ、これも面白いに違いないという気になり、急遽観賞することにした。

予定変更は正解だった。

【物語】
幕末の京都。会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)は、ある寺の出口で長州藩士を襲撃するために潜んでいた。出て来た男といざ刃を交えた瞬間に雷に打たれて気を失う。目を覚ますと、現代の京都の時代劇撮影所にいた。

混乱して撮影所内をフラフラと彷徨っている間に撮影機材に頭を打って倒れてしまう。通りかかった撮影所で助監督として働く山本優子(沙倉ゆう)に助けられて入院する。入院中に江戸幕府が140年前に滅んだことを知って愕然とし、生きる気力を失うが、山本優子や迷い込んだ寺の住職夫妻らの善意により新左衛門はこの時代で生きる気力を取り戻すのだった。

しばらく寺の居候生活を送っていたが、切られ役という仕事を知った新左衛門は剣の腕しかない自分が役に立てるのはこれしかないと、劇撮影所殺陣師の門をたたく。

【感想】
期待どおり面白かった。
俺は高い評判を聞いてから観ても良かったと思うのだから、最初の1館で超マイナー作として期待も持たずに観賞した人はさぞや「儲けモノ!!」と思ったに違いない。
他人に熱心にクチコミしたであろうことも良く分かる。

本作の良さは、まず設定の巧みさ。
タイムスリップものは既に腐るほどあるわけだが、侍のタイムスリップ先が時代劇撮影所という発想は秀逸。 そして、最初の発想だけでなくその後の展開も含めて、脚本が素晴らしい。あえて難を言うなら、新左衛門が「現代に馴染むのが簡単過ぎ」とは思った。140年のカルチャーショックはあんなものではあるまい。でも、練り上げられた脚本全体を考えると、2時間の枠の中に収めようとしたときに、その部分は割り切ってそぎ落としたのかも知れない。

前半は「時代劇撮影所へのタイムスリップ」という設定から来る面白さをコメディータッチで楽しめる。並みの脚本ならそれで1作終わる。が、本作はそれだけで終わらず、後半は第2段の設定が待っており、終盤に掛けて迫真のヒューマンドラマ風味に変わって、さらに楽しませてくれる。
さらにもう1つ褒めたいのはラストシーン。
「え、それか!!」と思わず声に出したくなった。
最後は予想してなかったオチまでつけてまた笑わせてくれて終わるのだ。

今回もつくづく思うのは制作費2000万円でも脚本さえ良ければ製作費200億円の並みの作品より面白いものを作れるのだということ。 公式HPを覗くと、本作は未来映画社の3作目で、前作は2017年とのこと。前作から今作公開まで7年掛かったことになるが、その間、構想から始まって、脚本も第一稿が出来てから数えきれないほど版を重ねて、練りに練ったことが想像できる。

もちろん脚本が良いだけでなく、役者も良かった。いわゆる“主演級”俳優は皆無だが。
主演の山口馬木也、本作では何と言っても剣術・殺陣が上手く無ければ様にならないが、完璧だった。侍としての趣も十分。経歴を調べてみると、非常に多くの時代劇に出ているベテラン俳優らしい。残念ながら記憶には残っていないが、長年の経験・努力が遺憾なく発揮されている。

その他の俳優も主演級ではないものの、経験を十分に積んでいるベテラン俳優が充てられているため、演技において安物感は無い。唯一、助監督役沙倉ゆうは経験が多くなさそうだが、未来映画社3作では常に主要CASTを務め、本作で実際助監督を務めていたというのだから当然かも知れないが、自然だった。

本作は誰よりも、邦画制作に関わる人に観てもらいたい。
恐らく色々な人にお金度外視の協力を取り付けたであろうことも含めて、予算不足は言い訳に出来なくなると思うから。

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泣き虫オヤジ

4.5これがエンタメだ

2024年10月21日
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シュソ

4.0日ごろ溜まった心のコリを「喜・怒・哀・楽」でジワーっとほぐしてくれる映画。

2024年10月21日
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チャキオ

3.5年配にお勧め

2024年10月21日
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単純

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ケイゾク

4.5これはいい。

2024年10月21日
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call

5.0お金が無くても面白い映画は作られる。

2024年10月21日
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あっという間の2時間15分でした。
お金を掛けなくても面白い映画は作ることが出来る。
時代劇に興味が無い人にも見てほしい映画です。

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planet1

3.0期待値を上げすぎた

2024年10月20日
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話題の映画、やっと観られた。感想を正直に言えば、言うほど面白いか?だ。
まず、音が気になった。映画館のせいかもしれないが、音量がデカく、耳障り。また、耳障りな上に、ベタベタな関西コントが始まるので、私は全然笑えなかった。だが時おり、館内の端々で、クスクスと笑い声が聴こえたので、合う人には合うのだろう。
話しの展開も想像を超えるようなことが無く、カメラを止めるな!のような、大どんでん返しを期待していた私には、なんだか物足りないまま終わってしまった。

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カワハギ

5.0時代劇だけでなく時代への想いをつなぐドラマ

2024年10月20日
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なんか映画観て、久しぶりにとても気分がよかったです。映画館での観客の拍手を聞いたのも含めて。幕末の会津藩士の侍が京都の太秦撮影所にタイムスリップするお話しです。とにかく、観客が観たいと思うものをしっかりと盛り込んだ脚本が素晴らしいです。侍が現代とのギャップに戸惑いながら、周囲の協力で立派な斬られ役になるコミカルな展開は、ある程度予定調和的ながらも人情劇のツボをおさえた心地よい展開です。撮影所の事情や殺陣師など、時代劇製作の裏方を描きながら、時代劇への想いから時代への想いをつなぐ展開が非常に上手くスッと心に入ってきます。最後の真剣を使った殺陣のシーンも、普通の時代劇よりもドキドキしました。伝説の斬られ役福本清三さんを偲ぶエンドロールのメッセージも好感が持てます。これだけ観客の心をつかむ作品が自主上映だったと言うのもビックリです。監督の時代劇への熱い想いだけでなく、観客に喜んでもらいたいと言う気持ちが強く伝わってきました。役者では、TVの時代劇が多い山口馬木也は、殺陣もうまく、映画を地で行くような当たり役でした。沙倉ゆうのは、気持ちがまっすぐな助監督役を好演、とてもチャーミングな女優さんだけど、実際に本作でも助監督をされていて素晴らしい。

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シネマディクト

4.5カミナリ〜⚡️

2024年10月20日
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主役は会津藩士、佐幕派の侍。まじめな感じが適役。殺陣が見事。シナリオもいい。ふざけたな演技はなく、シチュエーションで笑わせてくれる。思わず涙する場面もあり、素晴らしい作品です。

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つもろう

3.5映画が丸ごとマジックのよう

2024年10月20日
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なるほど。なるほど、と思う。傑作ではないけれど、忘れていた何かを思い出す。そして『カメラを止めるな』を時折思い出したりして、この自主映画にあって、商業映画にないものを考える。同じ脚本で、別の監督、別の俳優でやったのではこの良さは出ない。そのくらい隙のない傑作とかではないが、その隙の部分にある思い入れと熱量に良さがある、というか、応援せざる得ない気持ちになる。

それから監督が娯楽映画好きなのだろうと思うが、『蒲田行進曲』『男はつらいよ』的なシーンがあるが、『カメラを止めるな』も同じく、なぜもこう大袈裟な、というかくどい芝居のオンパレードなのかとも思うが結構それが観客に受けているのもよくわかる。そしてそれら娯楽映画の伝統芸のようなものが商業映画になくて、自主映画の監督によって再現されているのもいろいろ考えたくなった。とにかく、映画が映画会社の企画だけでなく、作り手のアイデアのものが上映されてよかったと思う。

作品としては、タイトルそのままだけど、武士がタイムスリップして味わうギャップギャグのところはかなり粗い。ツッコミどころも多い。そして武士が撮影所敷地内にしかいないのはもったいないとも思う。ただこれのいいところは中盤からの、タイムスリップしていたもうひとりがいて、それが時代劇で有名な俳優になっていたという設定だろう。そこからもその設定には無理が、、と思うところも多々出てくるが、もうふたりの俳優が熱く、たぶん監督役なども大袈裟に熱いのであまり気にもならないというか、もう応援モードに入って特殊な満足感が襲う。そんな不思議なマジックを見ているような気になる。

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ONI

5.0気持ちのいい映画

2024年10月20日
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うどん人

4.0これを機会に「ちょんまげぷりん」も!

2024年10月20日
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orokamono

4.5ハートフル時代劇として推したい!

2024年10月20日
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おつろく

4.5日本のコメディで笑える嬉しさ

2024年10月20日
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とにかく可愛い作品。

カルチャーギャップコメディとして、ズレを笑いにする分量、バランスがすごく好感が持てる。真剣になればなるほど笑いが起きるまさに映画的な笑いの取り方。殺陣の練習シーンとか最高。1幕目キャラクターととれる笑いで観客の心をつかみきって時系列飛ばすことで、いちいちやってたらキリない文化の差に順応させる構成も上手い。
そしてなにより、主演の魅力。所作、台詞からくる彼の謙虚さに強制的に感情移入させられた。
テーマや、メッセージも、時代劇の意義、あり方から、暴力のエンタメ化の是非と思ってたより深くささった。
日常パートの新喜劇感や、効果音のダサさも普通なら減点ポイントだがなぜか憎めないのがすごい。
三谷幸喜や堤幸彦や君塚良一にぜひ観て勉強してもらいたい一作。アニメやアイドル映画で邦画のクオリティが瀕死寸前な近年だが、この映画がある限り最悪な未来がくる日は『今日ではない』

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さいてょ

4.0噂に違わぬ傑作!

2024年10月20日
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興奮

ようやく観れた。
笑い中心かと思ったが、新左衛門の会津藩士への吐露あたりからジワってきて、ラストは釘付け、引き込まれ、息を呑み、手に汗を握り、、そして涙…噂に違わぬ傑作!
話がよく出来ている…つまり脚本が素晴らしい。
そして、主演の山口馬木也氏、圧巻の演技!
ほとんど知らなかったのだが、適役、本物の侍に見えた。
140年後の日本に来た侍、生活に馴染むのが早すぎと少し思ったが、でもそんなもんかもしれない。
ただ、会津訛り侍言葉はなかなか取れない、、そんなもんさ、リアルである。
音楽も良かった、ただ少しボリュームが大きすぎたかな。
ラストのラストで笑い!これも良かった。
カナダのみならず、米国、欧州でも受けると確信。

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マヤクロ2

4.5カメ止めに続いた!!アイデア勝負のインディ作品

2024年10月20日
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映画好きの方が高評価だったので鑑賞。
本当に面白い。
間違いなく低予算だと思うが、とにかくアイデアが良く、脚本が素晴らしい。
テンポも良く時間もあっという間。
もしも侍が現代の映画村の撮影中にタイムスリップしたら?という設定だが、実際来たらこんな感じだよね?というのが見事にマッチ。
カメ止めに続くヒットも当然。
監督の次回作に期待。

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ダルメシアン07

3.5それほどでも

2024年10月20日
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評価が高いので興味が湧き観てきました
流石にハードルを上げ過ぎたのか・・
正直言って、それ程でも無かった
映画って個人の好みですよね
ただ自主制作12役は凄い
敬意を表したい

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Leojiji

5.0もう一度観たい!

2024年10月20日
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主演の山口馬木也さん、最後の殺陣の時の静寂時、頭が全くぶれておらず、日頃の鍛錬がいかに素晴らしいかを想像して感心しました。
冨家ノリマサさん、この役の最適任者だと思います。
沙倉ゆうのさん、存じ上げませんでしたが、もっと活躍されていてよい女優さんと思います。
「拳銃と目玉焼」、「ごはん」観ます!

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haitanio