「時代劇復活の機となってほしい」侍タイムスリッパー 山川夏子さんの映画レビュー(感想・評価)
時代劇復活の機となってほしい
日本映画の屋台骨だった時代劇・チャンバラ劇がめっきり減ってしまって寂しい今日この頃、大笑いしながら胸がスカッとして、時代劇っていいなあと泣ける作品。
幕末の会津藩の侍が京都太秦の時代劇に撮影現場にタイプスリップ!という設定だけで、もう絶対に面白いだろうな!と思って拝見しましたが、期待を裏切らない作品で、かつ、殺陣が秀逸。ハラハラドキドキのハイレベルな斬り合いを堪能しました。
主役の山口真木也さんの演技も光っていたし、武士の精神と時代劇に対する愛情が満ち満ちているのもよかったし、出てくる人たちが親切で、人っていいなあと思えました。
時代劇に対する愛情でいえば、勝新太郎さんの若いころにそっくりな役者さんが出てきて、「あっ!勝新がいる!」と思ったら、一緒に見ていた家族も「おお勝新じゃないか!」とびっくりして、そういう細かいこだわりも、昔の時代劇たくさん見てる人たちが作ってるんだなあと、時代劇映画ファンとしては、同志を見つけた気分で、楽しめました。
これを機会に、時代劇、チャンバラ映画も、どんどん復活してほしいです。
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みかずきさんのコメント
2025年4月5日
フォローありがとうございます
私の方からもフォローさせて頂きました
私、2015年頃から、キネマ旬報、kinenote、地元紙、Yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。宜しくお願いします。
みかずきさんのコメント
2025年4月4日
はじめまして、みかずきです
>これを機会に、時代劇、チャンバラ映画も、どんどん復活してほしいです。
同感です。
私も時代劇ファンなのでこの作品を切っ掛けに、時代劇ファンが増え、
時代劇が沢山作られることを期待しています。