「びっくりするくらい、おもしろくなかった。」侍タイムスリッパー Akiraさんの映画レビュー(感想・評価)
びっくりするくらい、おもしろくなかった。
Amazon Primeでの解禁日に初めて観ました。
評判はきいていたので期待していましたが、????? って感じ。
フィクションにリアリティを求めすぎるのもどうかと思いますが、現代にタイムスリップした幕末の侍が、あまりにも簡単に環境に適応し過ぎ。そもそも幕末の地方侍と現代人がそんなに簡単に意思疎通できるわけないでしょう。最初の30分はおもしろかったけれどだんだんホームドラマみたいになってきて、なんでこれが評価されているのかよくわかりませんでした。ただ、日本のコメディ映画が好きでない私も、最初の部分では笑える箇所はありました。それが救い。
私も似たような感想です。
最所映画館で鑑賞しそれ程、面白いとは思えませんでした。
その後、評判がうなぎ登りになってきたので、Amazon Primeで再視聴しましたが、やっぱりイマイチ。
何だろう、低予算なせいではないとは思いますが、シナリオなのか演出なのか、殺陣のシーン以外は退屈でした。
どうせならシナリオはもっと突き抜けた感じが欲しかったのかもしれません。
感想は人それぞれなのでコメ主の感想を否定する訳では決してありません。
ただ、この作品は恐らく映画館で集中して見ないと魅力が分からない気がします。私はこの作品を評価はしていますが、ストーリーが面白いとは思わなかったです。言われるように幕末の武士がすぐ現代に馴染み過ぎだしヒロイン役は演技がイマイチだし。しかし、物語が半分くらい過ぎると私個人がですがストーリー以外のところの熱量が画面に溢れているのが目に見えるくらい染みてきました。そしてクライマックスの殺陣の対決シーンでは手に汗握るほどに。これは多分例え1人で見たとしてもいろいろな物音から逃れられない自宅鑑賞からは得られない映画館での集中から来る独特の感覚のような気がします。画面の大きさから来る圧やキーンという超音波のような音が聞こえるような音響は映画館でしか味わえなかったです。
これも個人の感想ですし、映画館でも自宅鑑賞でも面白く見れなければ評価出来ないという事であれば仕方ないですが、映画はやはり映画館用に作られているので映画館で見てナンボな気もします。それが勿論絶対ではありませんが。