「役者の演技が魂掴んだ」侍タイムスリッパー しげさんさんの映画レビュー(感想・評価)
役者の演技が魂掴んだ
自主制作で、製作費2600万円。どんなものかと鑑賞。
はじまってすぐ、寺での夫婦の演技で、あ、これやばいと感じた。
絶対お寺の人じゃないのに、お寺の人に見えた。それで一気に物語の世界に入っていった。
脚本や音楽でところどころ蛇足に感じた所あったけれど、そういったものを問答無用に掴んでくる役者の演技に終始その世界に浸れた。
安田淳一監督は、脚本、撮影、照明など、11役以上兼ねていたとのこと。信じられない。脚本面白かったし、キャスティングも良かったし、殺陣の緊張感も凄かった。
この作品は、皆さん「その道の人」と感じた。尊敬します。
エンドロールは愛に溢れていました。
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