「青天の霹靂」侍タイムスリッパー berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
青天の霹靂
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侍タイムスリッパー
当時の感情と一緒に武士の生き様は忘れ去られ、昨今は時代劇も数を減らしてしまった。
当時彼らは、身命を賭して、人にコーラをかけることができる少年たちの未来を守った。
そのことさえ、知ってか知らずか、順番に消えていく今になっても尚、(その成果については)本当は分からないままなのか。
新撰組を始め、斬られ役全てに走馬灯を見る。喜劇のように見え、という表現が続く。
心的苦慮の末に、本身を用いて「撮影」をする。その選択は、時代劇と集まったスタッフ、そして同志達の記憶を最終的に守っている。
過去から立ち現れてでも、今の人に本物の力を見せてほしい。そう祈りながら映像を作る人にとって、夢のような物語ではないかと、ふと思う。
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トミーさんのコメント
2024年10月23日
共感ありがとうございます。
憂国、世の為と一所懸命に生きてきた侍なんでしょうが、死と隣り合わせだったからか決して一方的に潰す様な振る舞いはしなかったですね。現代人も彼等なりに一生懸命生きていると感じたからだと思いました。