「大スターがいなくても」侍タイムスリッパー ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
大スターがいなくても
山口馬木也さんが時代劇に沢山出演されていたのは知りませんでした。現代劇の方でも、お顔が濃いので、キリッとした役が多いように思いますが、確か発達障害のような役をやられた時には笑顔がキュートでした。阿部寛さんの「テルマエ・ロマエ」に山口さんも出ればいいのにな、と思った記憶があります。
本作を観たら、山口さんは武士の役がぴったりだと思いました。佇まいがカッコいいです。
本作はコメディですが、時代劇への熱い想いが伝わってきます。時代と共に廃れつつある時代劇。でも滅びるのは今ではない。まだ続くのだ。それを支えるのは、一人の大スターではなく、時代劇を愛するスタッフたち、多くの無名の俳優たち、時代劇ファンです。
低予算映画に注文を付けるのもなんですが、惜しいと思ったのは高坂が現代の街をさまようシーン。通行止めにして撮影するのはお金がかかるらしいので、人気(ひとけ)のない場所でのロケになるのは分かりますが、通行人が全くいないとタイムスリップのショックが表現しづらいです。病院のガラスの自動ドアに腰を抜かしたり、自転車のJKと鉢合わせして「ありやー、たまげだな!」くらいは言って欲しかったです。遮断機に驚くより、まず撮影所の自動車や電車に驚こうよ。ポスターは横書きで左から右に書いてあったのに、すんなり読めるのもおかしいです。題名が縦書きだったら良かった。
でも気になったのはそのくらい。良い映画でした。
フォローバックありがとうございます。
ゆり。さんも、ログイン出来ないことがありましたか。
海外と紛れるなんて、そんなこともあるのですね。
私は今までも何回もログイン出来ないことがあって、
アップルから入れたのですが、今回はパスワードを変更したり
色々やり過ぎたみたいです。
管理サイトに問い合わせたら、アップルで入って‼︎と
言われたのですが、アップルはパスワードの履歴がない・・・
と、なっていました。
なんか疲れたので、新規蒔き直しで、このままでも
良いかなあ、とか思っています。
心配とアドバイスありがとうございます。
コメントありがとうございます〜。
時代劇への熱き思いに満ちた良作でしたねー。
ポスターや算用数字については、江戸末期なら洋書も結構入ってきているし、家老直々に密命帯びるくらいの武士ならば算用数字を知っていてもおかしくない、と自分を納得させましたw
みかずきです
横書きポスターのシーンは私も気が付きましたが、スルーしました。
本作、インディーズ作品ですが、
メジャー作品に引けを取らない出来映えでした。
本作の脚本を読んだ大手映画会社が、格安で京都にある時代劇撮影所を貸してくれたのも納得できる作品でした。
何よりも、全編、時代劇愛に溢れていたので、時代劇ファンとしては嬉しかったです。
では、また共感作で
ー以上ー
ゆり。さん
いつもありがとうございます。
おっしゃる通り、低予算で頑張ってる方たちにあれこれ言うのはなんとなく憚られるのですが、だからこそお金のかからない部分ではもうひと工夫、もうひと手間かけて欲しかった。
〝神は細部に宿る〟って言葉は結構多くの仕事において真実で、『カメラを止めるな』との違いはそのあたりにあるのだと思います。
ゆり。さん
ひねくれてますなぁ。確かに順応性早すぎで、もうちょっといろいろ膨らませてほしい願望はよくわかります。そういうシーンのドバドバ連続攻撃でもよかったな〜と思いましたもん。